提督の成り上がり奮闘記   作:わんこ神

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初投稿。稚拙な文ですがよろしくお願いします。


第零話

〜軽く人物紹介〜

 

影中 暗作

 

日本海軍所属の新人提督。二十台。士官学校では優秀な成績だったが、周りからは嫌われていた。あまり感情的に行動して問題を起こす事はないが、甘味には勝てない。

 

鈴木 慶喜

 

日本海軍所属の変人。士官学校の成績はそれなり。なぜか艦娘や妖精からは好かれている。でも変人。

 

八木 岸雄

 

日本海軍所属。階級は少佐。影中の事が嫌いで、色々と妨害してくる。

悪賢い。

 

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 私は、辺りを見て絶望した。

今日から私が配属される、鳥羽鎮守府。そこには、ただなんとか原型を留めている鎮守府と、殺風景が広がるのみだった。

 

 私は、自分で言うのもなんだが、士官学校での成績は優秀だった。しかし、何故か上官どもに嫌われている。本当に何故だ。私はただ、生意気な教官を実力で捩じ伏せていただけなのに。全く、逆恨みもいい加減にしてほしいものだな。まぁ、そこはまだ良い。別に我が人生の片隅にも入らないような奴らに嫌われるくらいの事なら、どうって事は無い。問題は、奴らが私のことを陥れようとしてくる事だ。

 ただの私欲でそんな事をするなんて、全く持って遺憾だ。本来なら、我ら軍人はこの様な国家存亡の危機に於いて、総力を挙げて対処すべきだ。なのにあのクソどもと来たら、銃後でぬくぬくとしているからか、そんなことも忘れて横暴を働いている。本当にゴミでしか無い。

特に、軍の上層部に関しては海軍と陸軍で決別している始末。お互いに協力でもしない限り倒せない相手がいるのに、何をいがみ合ってるんだ!?うちの軍は!?

全くそんな事をしているから、この戦争はまだまだ終わる気配もないのだ。

 

 そんな事を考えながら、海を眺める。本当に静かだ。ここには誰一人として人がいない。此処は、かつては観光地として栄えていた。水族館などが揃えられ、家族連れも多かった。

しかし、奴らが来て、その景色も今となっては過去の物だ。

深海棲艦。私がこんな所で過ごさなきゃ行けなくなった元凶だ。

奴らは突然現れて、私達の平穏な暮らしはぶち壊された。街は燃え、

港は壊され、物流は止まり食糧難に陥った。しかし、そんな状況でも有効打が無いため、イ級にすら足止めくらいしか出来なかった。

 そんな時に現れたのが、艦娘だ。

彼等は少女の様な見た目をしながら、化け物じみた力と速さで、深海棲艦に有効打を与えられた。そして、そんな彼等の統率をするために各鎮守府に派遣されたのが私達提督な訳だ。…まぁ、この鎮守府には1人もいないみたいだが。

 

「あー、こんにちはご主人様。」

 

 おっと、不意に後ろから声がしたから少し驚いた。こいつは…漣か。

綾波型の駆逐艦で、ピンクの髪が特徴的だ。

 

「おっと、居たのか。すまなかった。私は影中と言う。君が私の初期艦か?」

「あっはい。そんな気にしなくて良いですよご主人様。丁度今来た所ですし。私は漣って言います。初期艦…まぁ、言っちゃえばそうなりますかね〜」

 

ほう、あのクズどもでも流石に初期艦は用意してくるか。まあ、初期艦1人いたところで、この現状が厳しい事には変わらないのだがな。

 

「にしても、本当何もないところですね〜、確か、襲撃で壊滅したんでしたっけ?」

 

「ああ、そうだ。…安心しろ。私が提督になったからには、襲撃は何としても防ぐつもりだ。」

 

 襲撃か…自分で言ったが、気を付けて行かねばな。今は襲撃が来ても何も無いから良いのだが、ある程度大きくなったら要注意せねば前任の二の舞になってしまうからな。

 

「それは頼もしい限りですね、ご主人様。…ただ、まずはこの鎮守府をどうにかするところからですかね…」

 

そう言いながら、漣は鎮守府を見て苦笑した。

 その言葉を聞き、今更ながら気分が沈んできた…自分の家に帰りたい。こたつに入ってぬくぬくしながらテレビを見て、みかんを食いたい。…まぁ、弱音を言っても始まらない。私はやらなければいけない事があるのだ。その為にも、まずはこの鎮守府を立て直しからだな。

…忙しい日が続きそうだ。




いよいよ、鎮守府を立て直しします。果たして、どうやって鎮守府を建て直すのでしょうか。乞うご期待。
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