もしキーストンがウマ娘に転生したら 作:H&K YAMATO
申し訳ありませんでした。
あれから1週間が経ちました。
私は普段と変わらず、トレーナーさんとトレーニングに励んでいます。
メイクデビューが終わった次の日に、トレーナーさんからトレーニング方針を伝えられました。
今後はプールでのスタミナ訓練を中心に行っていくそうです。
トレーナーさんによれば、プールで潜水訓練をすることで肺や心臓などの内臓を鍛えられるらしいです。
夏になって気温も25℃を超えるようになってきたため、他のトレーニングは最低限にするそうです。
他のトレーニングは、足の筋力が落ちないように最低限の芝コース追い切りと、腕のふりを強くするためのベンチプレス以外は全部プールにするそうですね。
トレーナーさんにはプールで水着(学校指定のもの)を見せたんですけど、反応が薄かったです。
ショックです、すごいショックです。
やっぱり身長と胸がもう少しないといけないんでしょうか。
私の現在の身長はで147cmで
B 78
W 55
H 73
となっているんですけど・・・
まあまだ中学一年生ですから!!!!!
これからですよね。
それと7月の上旬に、コダマさんと併走すると聞きました。
コダマさんは現在ドリームシリーズに所属している大先輩です。
クラシック路線で皐月賞とダービーの二冠を獲得していて、しかもダービーではレコードで勝っている超大物。
有名トレーナーに見出されて才能を見出された怪物、その足の速さは「剃刀の切れ味」の如くだとか。
前のトレーナーが引退して今は新しいトレーナーに担当してもらっているらしいですね。
ドリームシリーズはレースが少ないので空いた時間で生徒会に入って、今はこの学校の生徒会長をしているみたいです。
普通は相手にもされません。
私も直接会うのは初めてですよ。
こういうのはもう3回目なので、「ああまたですか」って思うだけになりました。
ビックネームを聞いても反応が鈍くなりましたとも!
誰かさんのせいでこんなことになりましたよ!!!!
そういう、頑張っちゃう所が好きなんですけどね!!!!
まあそれは置いておいて、ホープフルステークスはダイちゃんやシローちゃんも出てくるはずです。
油断して勝てる相手じゃないから頑張らないと。
また選抜レースの時みたいな無様、さらしたくないですから。
それで今日は、1週間に一度あるトレーニングがオフの日です。
それで私のトレーナーさんとダイちゃんシローちゃん、そしてダイちゃんトレーナーの栗田さん、シローちゃんトレーナーの久保田さんのみんなで同期会という名の近況報告です。
同期は他にもいるんですけど、私たち三人でよく併走しているので、トレーナーさんが自然に仲良くなったんですよね。
そういえばダイちゃんもシローちゃんもデビュー戦には勝ったみたいです。
みんないいトレーナーを見つけられたみたいですね。
まあ私のトレーナーさんが1番ですけど。
だから今回の集まりは祝勝会も兼ねていますね。
ダイちゃんなんかすごい高級スイーツを持ってくるらしいです。
楽しみですね。
「君、ちょっといいかな。」
鼻歌を歌いながら廊下を歩いていると、トレーナーバッジをつけて背広をきた年配の方が話しかけてきました。
「はい、なんでしょうか?」
「単刀直入にいうが、移籍する気はないかね?」
何を言っているんでしょうかこの人は。
「ありません、失礼します。」
「ちょっとま・・・」
何かまだ言っていましたが無視して、走りました。
今更そんなことを言われても困ります。
大体、最初の私には見向きもしなかったくせに。
そのまま走って食堂に向かいました。
このままパーティーで嫌な気持ちなんか忘れてしまおう。
あの人もあんな失礼な対応を取ったんだから、多分もう二度と関わってこないはず。
そう自分に言い聞かせて、私は食堂に入って行きました。
大事なことなので言っておきますが、「キーストンNTR」は絶対にありません。
筆者が嫌いなので。