もしキーストンがウマ娘に転生したら   作:H&K YAMATO

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大変期間が延びてしまって申し訳ありません。

この4月に新社会人になった関係で、かなり忙しかったです。

あとメイクラ育成にハマってたなんていえない・・・

ぼちぼち再開していきます。またよろしくお願いいたします。


第18話 卑怯者(トレーナー視点)

あれから俺はキースに問い詰められて、親父との関係を全て吐かされた。

 

親父との関係が良好でないこと。有名な親父の息子としてみられたくなかったこと・親父とお袋のなれそめ・親父と親父の担当の話・いままで親父のコネを使ってトレーニングを取り付けたこともすべて。

 

彼女にバカにされると心配していたがそんなことはなかった。

むしろトレーニングの件を隠していた理由を話すと、怒られた。

 

「トレーナーさん、私がそんなにひどい女に見えますか?」

 

あやばい、また怒ってる?

 

「あなたがただ親の七光りだけのトレーナーだって思っているようにみえますか?あなたをそんなに信頼していないように見えますか?」

 

「違う信頼してくれているとは思っている。ただそれを壊したくないから言わなかっただけで。」

 

「いいですかトレーナーさん!あなたがただ親を誇っているだけなら、私はあなたを三冠トレーナーにしてあげたいだなんておもわなかったんですよ!」

 

「キースなんで怒ってるんだ?ただ俺は、ただ情けないところを隠していただけだぞ。」

 

「あなたが情けないのなら、他の男はどうなるんですか!?だめだこの人、自覚がなさすぎます。」

 

なんで罵倒されてるんだ俺は。

 

「そういえばトレーナーさんは親を超えたいとかの目標はないんですか?以前私の目標は話しましたが、トレーナーさんのは聞いていませんでしたよね?」

 

露骨に話題を逸らされた。

まあ確かに親父を超えたいという思いはあるが、並大抵のことじゃこえられないしな。

キースにはまだ決まっていないと伝えた。

 

「じゃあ初担当で3冠とかどうですか?それなら文吾トレーナーも達成したことないですよね?」

 

「確かにそうだけど。」

 

まあそれができる人がいたら、もはや人ならざる何かだと思うが。

 

「とにかく、私頑張りますから!!あなたと一緒に3冠とりますからね!私のために頑張ってくれるあなたと!一緒に!3冠取りたいんですからね。」

 

「お、おう」

 

その日はそれで解散した。

それから彼女のトレーニングへの打ち込み具合が目に見えて変わった。

以前のように無茶はしていないが、トレーニング中の集中力が上がった気がする。

それに比例するかのようにご褒美の要求頻度も上がっていったのはなぜだかわからないが。

そして12月になりホープフルステークスにも出場した。

緊張で惨敗するかと思っていたが呆気なく勝った。

 

「まさかいきなり優勝するとは思わなかった。」

「3冠をめざすのならこんなところで躓いていられません。」

 

そうして年明けとなったのだが、とんでもないニュースが耳に入った。

 

なんとダイコーターがトレーナーを変更し、上田トレーナーに変えるらしいのだ。

ダイコーターはホープフルでも2着、キーストンのライバルとしてクラシック戦線でも同じように戦っていくと思っていただけにこれは衝撃だった。

 

いったいどうしたのだろうか・・・




先に言っておきます。

この作品に出てくるキャラクターは史実を元に脚色したもので、実際の人物やウマの性格を保証するものではありません。

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