黒き神滅具   作:海鳴り

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今回超短いです。すいません。


決着

「俺最強!!」

 

 そう言ってテンションを上げている男、朧。

 

「このっ!」

「ん?あれれ?避けられちゃった?」

 

 それに向かっていくカトレア・リヴァイアサン

 

「遅いよ」

「え?」

 

 向かってくる旧悪魔のカトレアの隣に一瞬で移動し、蹴り飛ばす朧。

 

「がっ、その足は、何よおおおおお!!」

 

 カトレアの言うとおり、朧の足は変な形に変わっていた。

 

「ん?『飛蝗』だが?」

「は!?バッタ程度の力で私をこんなにできるわけがない!!」

「ラノベの題名かよ。これは俺が昨日神器の整理をしているときに奇跡的にできた5個目の神滅具。『生物合体(テラフォーマー)』だ!!」

「五つ目?」

 

 茫然とその事実を理解しようとするカトレア。

 

「その中でこれは足の力に特化している」

 

 

 

『砂漠飛蝗(サバクトビバッタ)』

 

この虫はトノサマバッタ同様、異様に発達した後ろ足で飛び跳ねることで知られる。

 

この虫がもし…もし人間大のスケールであれば…

 

一回のジャンプで九階建てのビルを優に飛び越すと言われており

 

これは昆虫の中でもトップクラスの――――

 

 

「シッ!!」

 

ズパン!!

 

「え?」

 

 

『脚力である』

 

 

 蹴りで自分の足が粉砕されたのではなく、『切断された』そのあまりにもめちゃくちゃな威力にさすがのカトレアも言葉を失う。

 

「どうだ?結構すごいだろ。この神滅具の使いやすさは四番目ってとこだな」

「ふざけるなっ!!このようなむちゃくちゃな物が四位だとっ!?」

「ん?そうだよ?だってこの程度じゃあねえ?」

 

 当たり前のように四位と言い切る朧。

 

「この化け物がああああああ」

「さーせんってね。両頬を殴られたら鳩尾を捧げなさい『絶対急所』」

 

 「猿の惑星」に続いて出された神器。その点からは光が出て、それがカトレアの鳩尾にあたる。

 

「らあっ!」

「がはっ、なんで……」

 

 朧の拳を彼女は防げなかった。当たり前だ。そういう神器なのだから。

 

「永遠にさようなら。首よねじり飛べ『黒髭危機一発』」

「ぎゅむ」

 

 最後に繰り出された神器で彼女の首はギャグ漫画のように「ぽーん」と飛んで行った。

 

「俺の勝ち」

 

 

~今日の神器~

『猿の惑星』

概要

自分から見える範囲の敵の頭の後ろに、かなりの力を持つ猿を召喚する。

制限

彼らの力では砕けないと最初から分かっている場合は現れない。

一度現れたところに固定されるので、避ければ助かる。

 

『絶対急所』

概要 

相手の急所に黒いレーザーポインタがあたる。相手はなぜか鳩尾を守ることができない。

制限

鳩尾を守れないだけなので、攻撃で相手の攻撃を叩き落としたり相殺すればいい。

 

『黒髭危機一発』

概要

相手の首がねじ切れて飛んでいく。

制限

この神器を発動されてから、体の向きを変えれば何も起きない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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