魔法少女リリカルなのはStrikers~風のエースストライカー~ 作:strike
ご注意ください。
第13話スタートです。
翔馬が森の中から戻るとそこでは事件の事後処理が行われていた。
「ん?…お、翔馬。大丈夫だったか?…なんか新たに敵が現れたって聞いたけど。」
「まぁな。俺の方は特に問題ない。会場の方も何とか被害を出さずに済んだが…敵を逃しちまった。」
「…そうか。こっちは取り敢えず全機撃墜完了だ。もうずぐシグナム達も戻る。」
翔馬は近くにいたヴィータから状況を聞くと辺りを見回す。すると、こちらに現れたガジェットが残骸と化していた。
「そう言えば…スバルとティアナは?」
「えっと…会場の裏手の警護に行きました。」
「…は?裏手に?」
翔馬は思わず間抜けな声を上げてしまった。しかしそれも無理はないだろう。なぜなら、今回の戦闘では襲撃が唯一無かった場所だからだ。そして裏手には警備員を多く配置しており、有事の際にはこちらに連絡が入る様に連携も取っている。そんな場所の警護に当たるなどどう考えてもおかしいと翔馬は考えた。
「……ヴィータ。何かあったのか?」
「…後でまとめて報告する。」
ヴィータは翔馬の問いに面倒臭そうな態度でそう言ったのであった。そして、暫く作業を行っているとオークションが始まったのかホテルの中からなのはとフェイトが現れ機動6課が集合した。
「報告は以上かな?それじゃ今、調査班が作業をしているからそのお手伝いをしてあげて。その後、暫く待機して何もなければ撤退だから。」
「「「はい!!」」」」
「はい。」
全体でなのはたちに報告を終えるとなのははこれからの作業をスバル達に伝え、それに対してスバル達は返事を返す。しかし、ティアナは先程の失敗が堪えたのか顔を俯かせていた。ヴィータからの報告によればスバルとのクロスシフトを失敗し味方へ誤射をしてしまうところだったらしい。その誤射というのも、ティアナはクロスファイヤーシュートを相当数操ろうとし、そのうちの一発がコントロールを失いスバルに向かって飛んでしまった。運よくそのタイミングでヴィータが現場に到着したから良かったものの、もしヴィータの到着が少しでも遅れていれば大変な事故に繋がっていただろう。そして、事情を聴いたなのはは話が終わった後にティアナに声を掛けた。
「それで…ティアナは私と少し散歩しようか?」
「…はい。」
そう言ってなのははティアナを連れてその場から離れる。全員がそれを見送っていると不意にフェイトが翔馬に近づき耳元で声を掛ける。
「…翔馬。あの件だけど。」
「……ああ、わかってる。…隊舎に戻り次第、隊長達を集めて報告する。」
「…うん。…わかった。」
翔馬はそれだけ言うと、スバル達に向かって声を掛ける。
「それじゃ、なのは隊長が言ってた通りにこれから調査班の手伝いを各自してやってくれ。」
「「「わかりました。」」」
スバル達はティアナの事を気にしながらも返事を返して現場へと向かう。翔馬はそれを見送ると自分の戦闘を行った場所を見て周った。しかし、そこには戦いの痕跡しか残っておらずシエルの手掛かりとなるものは何もなかった。
「…シエル。お前の目的は何だ?」
翔馬はそう呟くと、シエルが消えたであろう森の深みに目を向けるのであった。その時、背後で何かが動いたのを感じ咄嗟に振り向く
「誰だ!…まさか…。」
翔馬は違うとはわかっていながらもどうしてもある人物が思い浮かんでしまった。しかし、そこに現れたのは眼鏡を掛けた青年だった。
「あ、すみません!僕、ユーノスクライアって言います。…藤田翔馬一等空尉ですよね?」
「ユーノ司書長!?…失礼しました!」
翔馬はユーノを見てすぐに謝るとユーノは苦笑いを浮かべた。
「…いえ。背中が見えたからといって黙って付いてきた僕がいけなかったんです。…気にしないで下さい。」
「え?…私に付いてきた…って。」
「あ、いや。僕の護衛は藤田一等空尉がされると聞いたもので…。」
翔馬とユーノはお互いに話が噛み合っておらず、首を傾げた。そして、2人がお互いの状況を理解するのにしばらくの時間が掛かった。
「そういう事でしたか。…こっちに何の連絡も来ていなかったので、少し驚きました。…多分フェイト執務官が請け負う予定だったんじゃないでしょうか?」
「そうだったんですか…。捜査中に申し訳ないことをしてしまったな…。すみません。……あの、話は変わるんですがフェイトとなのはとは知り合いなんですよね?」
「ええ。昔一緒に仕事をする機会がありまして…その時に。…会うのは本当に久しぶりでしたけどね。」
ユーノは翔馬の事をあまり知らなかったため、翔馬の事について話を始める。
「そうですか。…もしかして、なのはの事件の事…。」
「…ええ。知っていますよ。…その時の事件に私も関わっていましたから。」
「え!?…そう、なんですか?」
ユーノは目を見開いて驚くと翔馬は少しそれが可笑しく思えて、笑ってしまう。
「…笑い事じゃないですよ……。あの事件は、確実に異常だった。…突然現れた未確認体の集団。そしてそれに伴って魔力を持った強大な現地生物の大量発生。そして、周囲は吹雪が吹き荒れて視界もろくに確保できなし、回線も魔力が安定せずに途切れ途切れで連携もうまく取れなかった。そんな状況下で戦って……。…生きて帰って来られただけでも良かったのかもしれませんね。…翔馬さんも。厳しい戦いだったんじゃ?」
「……そうですね。生きてられただけでも、良かったのかもしれません。私も幾らか傷を貰いましたから。」
2人はお互いに思うところがあるのか遠い目をした。そして、2人は黙って歩くと唐突に場違いな明るさでユーノが話しかけた。
「あの。もし良ければ敬語止めにしませんか?…あまりこういうのは慣れてなくて。友人として見てくれたら嬉しいななんて…。」
翔馬は驚くが、ユーノに合わせて辛気臭い顔を止めにする。ユーノがいきなり持ち出したのは友人にならないかという提案だった。
「いいんですか?…俺なんかが。」
「もちろんですよ。ほんの少しの間しか話してないですけど……なんとなく分かるんです。色々な過去を持った人なんだって。なんか、なのはたちに似てて、だからかな?すごく親近感が湧くっていうか…。仲良くなれそうな気がするっていうか。…だから僕が何か役に立てるなら力になりたいってそう思ったから。」
「……。さすが支所長。読むのは得意か。…そうだな。何かを手伝ってもらうってことはあまり無いだろうけど…気持ちは有難く受け取っておく。ありがとな。まぁ、俺もなんとなく仲良くなれそうな気がした。だから…改めてよろしく。ユーノ…でいいのかな?」
「うん!…よろしく、翔馬。」
2人はお互いに握手を交わすと笑みを零しフェイトの元まで戻るのであった。
「悪い。フェイト、遅くなったな。」
「ホントだよ。…それに、さっきからユーノに連絡取っても…って、ユーノ!?」
「あはは。…ゴメン。」
ユーノは慌てて端末を確認するとフェイトからの呼び出しが何件か…。それを見たユーノは素直に謝った。
「もう。2人でどこに行ってたの?…ユーノの護衛を任せるって言われたからずっと待ってたのに。」
「…悪い。ユーノは俺が護衛に着くもんだと思ってたらしいんだ。だから、一応俺がここまで連れてこようと思ったんだけど…意外と話が弾んでな。」
「ごめんねフェイト。」
「はぁ…。まぁ、いいですけど。」
フェイトは少しだけご機嫌斜めの様子で、それを見た翔馬達は苦笑いを浮かべるのであった。その時森の向こうからなのはがやってくる。
「あ、なのは。丁度いいところに。」
「ん?…フェイトちゃん。…あ、それにユーノ君。…久しぶり。」
「なのは。久しぶりだね…。」
2人は見つめ合って少し顔を赤らめていた。それを見てフェイトは2人に声を掛けた。
「それじゃ、私は現場検証に回るから。」
「…それじゃ、俺も、調査に回るかな。なのは、護衛任務引き継ぎよろしくな。…それじゃ、ユーノ。また機会があれば。」
「了解です。」
「うん。それじゃね。」
フェイトと翔馬の声に2人は返事をして、それを確認すると翔馬とフェイトはその場を離れる。そしてそれぞれに仕事を行いなっていると、シャーリーから全員に声が掛かった。
「機動6課の皆さん。撤収準備が整いましたので、集合してください。」
「「「「「「「了解。」」」」」」」
そして全員が隊舎に戻ってきたころには日は夕日へと変わっていた。
「それじゃ、皆お疲れ様。…今日の午後の訓練はお休みにするから。」
「皆、お風呂入ったり、ご飯食べたり明日に備えてゆっくり休んでね。」
「「「「はい!!」」」」
「それじゃ、解散。」
なのはとフェイト、翔馬が声を掛けるとスバル達は返事を返して寮へと戻っていく。そして、翔馬達はスバル達を見送ってから隊舎の中へと入っていく。
「あのさ、3人とも少しいいか?」
「ん?」
「うん。」
「ああ、いいけど…。…俺も全員に話しておきたいことがあるんだ。このメンツにはやて達も集めていいか?」
なのはとフェイトはヴィータの声に振り向き、翔馬も全員に伝えたいことがあったため丁度いいとばかりに全員を招集する。そして、会議の場ではないのにも拘らず隊長達が集合した。
「それじゃ、私からいいか?…なんか翔馬の方は面倒臭そうな話みたいだしな。…前々から少し気になってたんだ。ティアナの事。」
そして、ヴィータは最近のティアナの様子について話した。訓練中からティアナは少し度が過ぎるくらいに無茶が多いという事。しかし、それには訳があった。ティアナは幼いころに両親を亡くし、実の兄であるティーダ・ランスターと2人暮らしをしていた。ティーダは空戦魔導師としてとても優秀な魔導師であったが、ある時事件が起こる。任務中に事故が起こり逃走中の違法魔導師を取り押さえる事に失敗してしまったのだった。それに加えティーダは惜しくも命を落としてしまった。その時のティアナは10才。そして、直属の上司からは命を懸けて奮闘したティーダに対して酷いコメントを付けたという。ティアナはその心に傷を負ったのだった。だからこそ、ティアナは証明しようとしているのだ。兄から教わった魔法が役立たずでないということを。
「…そういう事だったのか。」
「しかし、見過ごしていい事ではないな。」
「うん…。そうやね。でもそこは私の方では見れへんから…」
「大丈夫。こっちで何とかするよ。」
「ああ。俺の方でも、少し気を配るようにするよ。」
ヴィータは納得したように頷くと、シグナムがティアナの無茶を心配する。それに対し、教導を行っているなのはをはじめとするメンバーがティアナを無茶をさせないように気を付けることにした。
「それで…翔馬君からも話があるんやな?」
はやては、こちらが本題と言わんばかりに翔馬に尋ねる。翔馬は頷くと話を始める。
「…ああ。話ってのは今日、突然現れたあの女についてだ。…ただ、それを話す前に少しだけ俺の過去について話しておく必要がある…。なのはが大怪我をしたあの日。俺が同じ任務に就いていたことは知っているよな?」
「もちろんだよ。…任務の前に挨拶もしたしね。」
「私達は、後から知る形になったけど。」
翔馬の問いに全員が頷く。それを見た翔馬は話を続ける。
「俺はその日、なのはたちとは別にツーマンセルで現地調査をしていた。その時の相方が……シエル・アウローラ。当時、管理局陸士部隊所属で階級は陸曹。」
「うん。」
「俺達が調査を終えて帰ろうとした時に事件は起こり、俺とシエルは他の魔導士と協力しながら敵と戦ったんだが、流石に量が多くて次第に手傷を負わされる魔導師が多くなった。そして俺達は撤退を余儀なくされた。でも撤退とは言っても撤退をするために必ず殿は必要だった。半数を撃破することに成功しても関係なしに襲い掛かってくるからな…。だから、その中で一番魔力が豊富で傷を負っていない魔導師…俺とシエルが殿を引き受けた。…本来なら、全員が逃げるのに合わせて俺とシエルも後退する筈だったんだが、仲間が次々に撃たれてな。…俺達はいつの間にかその場から動けなくなっていた。それを見た俺とシエルは……まぁ、あの時は馬鹿だったからな…。俺達だけで何とかしないとと思っちまって…それからが悲劇の始まりだった。…俺とシエルは2人だけで敵陣に突っ込み敵を1体ずつ確実に破壊していったんだ。」
その瞬間全員から声が漏れる。
「…嘘!?」
「そんな、アホな!?」
「…っ!!」
「まさか…!?」
「嘘だろ?おい…。」
「そんなことって…。」
翔馬は驚くのも無理ないかと思いながら、全員を見つめる。その当時の報告書には今翔馬が言った事実などかけらも存在しないのだから。この事実を知っているのはほんの極少数。その報告書を要約するとこうある。
《魔導師全員が持てる限りの力を尽くした結果、多大な被害を受けながらも未確認体の破壊に成功した。しかし、その中でも1人の魔導師が独断により敵陣に突撃したため、シエル・アウローラ陸曹はその判断ミスによって惜しくも命を落としてしまった。》
だからこそ、ここに居るメンバーが真実を知らないのも無理はないのである。
「まぁ、そんなことをしちまったからな…。只で済むはずがなかった。俺は体中を裂かれ、おまけに左腕もやられて使い物にならなくなっちまった…。……そして、シエルは…俺よりもずっと深い傷を負いながら剣を振っていた。いつ死んでもおかしくない様な血を吐きながら、ずっと。…でも、そんなことが長く続くはずもなく俺達は何とか敵陣から逃げ出して丁度あった岩陰に潜り込んだ。でも、お互いに体中から血が溢れて止まらなかったからな、…俺はもう死ぬんだろうなって、そんなことを考えながら岩に背中を預けてたんだが……あいつは、シエルは全く諦めていなかった。こんな体でもまだできることがある筈だから、私が止めて見せるって馬鹿みたいにカッコつけて……あいつは俺に言った。『多分私はもう死ぬだろうから…。最後のお願いです。私が翔馬さんの魔法をすべての敵に届けて見せます。だから私に向かって全力を放ってほしいんです。……私は皆を守りたい。私の願い…一緒に叶えてくれませんか?』ってな。……俺は全力でシエルを止めようとした。でも俺の手は…体は全く動かなかった。いつの間にかシエルのバインドに縛られててな。あいつは俺をその場に残して1人で敵陣に突撃して行った。それからは…地獄だった。あいつの叫び声が聞こえながらも俺は一歩も動くことが出来ずにただその声を聞くしかできなかったんだからな。…悔しかった。何もできない自分が…情けなくて。もっと俺に力があれば。大切な人を守れるだけの力があればって何度も繰り返して…そして長かった時間が終わった。シエルの声が聞こえなくなった途端、俺を縛っていたバインドが解けたんだ。…直ぐには動けなかったがシエルの望み。そして想いを無駄にする訳にはいかなかった。ボロボロになりながらも俺は敵陣の真正面に立って、そこにいる筈のシエルに向かってブレイカー級の一発を叩き込んだ。…そっからは俺も覚えてなんだけどな。その後は全員が知ってる通りだ。全機撃墜を成功させた代わりにシエルは死んで俺は全治4か月の重傷。…なのはは俺よりも酷い全治6か月。そんな結果であの事件が終わった。」
翔馬は少し語りすぎたなと苦笑いを浮かべたが、翔馬以外はとても複雑な表情を浮かべていた。
「…そこから、私達と出会うんだよね?」
「そうやな。…あの時の翔馬君はとても…酷かった。」
「そうだな。暫くは生きてる心地がしなかったからな。…皆にはずいぶん迷惑をかけた。」
フェイトとはやては乾いた笑みを浮かべて翔馬と出会ったときの事を思い出す。そんな中肩を震わせている人物がいた。
「翔馬君…。……どうして私には教えてくれなかったの?…皆は話の大体は知ってるみたいだった。翔馬君…任務の結果を私に説明してくれた時、内容…全く違かったよね?……どうしてそんなこと今まで黙ってたの!?」
「…なのは。」
なのはは、目に涙を浮かべた。その理由は様々にあるのだろう。なのはがリハビリに挫けそうになったときフェイトやはやてと一緒に自分が辛い思いをしながらも励ましてくれたこと。なのはが空を飛んだとき一緒に喜ぶ相手がいないのは寂しいことだと言って一緒になって笑い合ったこと。そして久しぶりの再会。翔馬は事ある毎に不思議な表情を浮かべていた。なのはが感じ取った不思議な感情。翔馬の事を知りたいと思った結果がこれだった。
「…どうして?……わからないよ。翔馬君の事が。……私は…!!」
「…なのはちゃん。翔馬君はな、」
「はやて。……。」
なのはは自分の胸に両手をあてると潤んだ瞳で翔馬を睨む。それに対してはやてが何かを言いかけるが翔馬はそれを止めて首を横に振る。すると、なのはは顔を俯かせてその席を立つ。
「……。ゴメンなさい。私…先に部屋に戻るね。…悪いんだけど議事録作ってくれるかな。この後の分だけでいいから…。」
「…分かった。データベースの方に保存しておくから見ておいてくれ。と、言ってもこっから先はなのはも見たことだから作る必要なないと思うけどな。一応おいておく。」
「…うん。ありがと。」
なのはは翔馬と軽く話すとそのまま会議室を出て行った。ななはが会議室から出て行くのを見送ると翔馬は呟く。
「…。失敗だったか。」
「仕方ないよ…。きっとなのはもわかってくれてると思うよ。」
「そうやな。少し整理する時間を上げたほうがいいと思う。」
「ああ。……。」
翔馬は少し後悔したような表情を浮かべるが、フェイトとはやてに励まされ少し笑みを浮かべる。
「んで?…その過去の話と今がどう繋がるんだ?」
ヴィータはその雰囲気を嫌ったのか、話を変えて先を促す。翔馬は慌てて表情を切り替えると話を続ける。
「悪い。…俺が今日戦ったのが…シエル・アウローラだったんだ。」
「さっきはあの事件で死んだって…」
「ああ、そう言ったな?」
翔馬の言葉にシャマルとシグナムが首を傾げる。
「俺も詳しいところはわからないが…あいつは本物だった。動き、声、全てがシエルのものだった。」
「なんか心当たりは?」
「…ジェイル・スカリエッティが関係しているかもしれない。」
その言葉に再度全員が驚く。
「ここに来てもスカリエッティか…。」
「でも詳しい状況がわからないとこっちも迂闊に動けないよ。」
「ああ。だからこれはここだけの話で留めておいてくれ。…何か情報が入ればまた報告する。」
翔馬の言葉に全員が頷くとそれで今日の会議(?)はお開きとなり各自部屋に戻るのであった。