遊☆戯☆王ARC-V 異世界を引き寄せる少年 作:ボルメテウスさん
あそこまで興奮した映画は多分これまでなかったぐらいに面白かったので。
これからもよろしくお願いします。
「ここが次の対戦相手がいる場所、ていうか、でかい」
俺はそう言いながら、目の前にある城のような塾に思わず本音を呟いてしまう。
赤馬から聞いた次の体制相手がいる場所だと聞いて、やってきたが、戸惑いを隠せない。
「とりあえず、頼もう!!」
俺はそう言いながら、塾の扉を開いた。
そこにいたのは、まるで中世の騎士を思わせる鎧を身に纏ったデュエリストが多くいた。
「貴様、ここがナイト・オブ・デュエルズだと分かっての訪問か」
そう、俺が入ってきた事に何か気に入らないのか、鎧の奴の一人がこちらに詰め寄ってきた。
「えっと、はい。
今日、一応デュエルの約束をした、切札勝遊という者ですが」
「誰だ、そんな約束は「止めたまえ」っ失礼っ」
俺がそう言っていると、どう答えれば良いのか困っていると、突然聞こえた声。
それと共に俺の前に来たのは金色の鎧を身に纏った男だった。
「あなたが今回のデュエルの対戦相手である切札勝遊さんですね」
「あぁ、そうだ」
「彼らが失礼しました。
私はシャルル、今回のデュエルの対戦相手です。
では、こちらに」
「あっあぁ」
何やら紳士的な態度で俺は思わず動揺するが、そのまま案内されるようにそのまま歩き出す。
「実は私個人としても、あなたとの対戦を楽しみにしていました」
「俺との?」
正直に言うとシャルルという人物をまるで知らない俺は疑問しかなかったが
「偶然ですが、あなたのデュエルを見させて貰いました。
その中で出たジャンヌ・ダルク、あの美しい彼女をもう一度見たく、申し込みました」
「ジャンヌ、という事はこの町に来たばかりの時の」
「はい」
それを言われると、俺も実際に照れるな。
ジャンヌが褒められた事が自分のように嬉しく思う。
「そして、噂で聞いたあなたの英霊デッキ。
そのデッキと私は戦ってみたい。
このデュエルがあなたの命運を賭けた戦いだと分かっていますがどうか「良いぜ」えっ?」
「何を驚いているんだ?
別にデッキの指定ぐらい文句は言わないよ。
何よりも」
そう言い俺はそのままシャルルを見つめる。
「あんたとだったら、面白いデュエルができそうだからな」
「ふっ、ありがとうございます。
では」
その言葉と共に、俺はデュエル場に出ると、そのままゆっくりと互いに向き合い、デュエルディスクを構える。
「「デュエル」」
「私のターン、まずは聖騎士アルトリウスを召喚する。
そして手札の聖騎士ガウェインの効果、自分フィールド上に光属性の通常モンスターが存在する場合、このカードは手札から表側守備表示で特殊召喚する。
そして、レベル4のモンスター2体でオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!現れろ、ランク4神聖騎士王コルネウス!」
「ガウェインにアルトリウス」
その名を聞いて、俺は思わず笑みを浮かべる。
「どうした?」
「別に、ただ、面白くなりそうだと思っただけだ」
あそこまで俺とのデュエルに拘る理由もようやく分かる。
ならば、ここはより劇的に面白くやるしかない。
「まぁ良いでしょう。
私はカードを2枚伏せて、ターンエンド」
「俺のターン、ドロー!
俺は魔法カード、令呪を発動する。
その効果で俺はライフを800払い、デッキから英霊モンスターを特殊召喚する。
俺はデッキから剣の英霊 沖田総司を召喚する」
その言葉と共に俺の場に現れたのは新撰組の羽織を身に纏った少女であり、その手には刀を手に持ち、構える。
『久し振りの出番ですね、張り切りますよ』
「あぁ、頼むぜ。
俺は沖田総司でコルネウスに攻撃!」
「この時、速攻魔法栄光の聖騎士団を発動する。
自分フィールドの「聖騎士」モンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターが装備可能な装備魔法カード1枚をデッキから選び、そのモンスターに装備する。
私はデッキから天命の聖剣をコルネウスに装備する。
このカードは装備したモンスターを1ターンに1度、戦闘・効果の破壊を無効にする!」LP4000→3000
沖田が一気にコルネウスへと接近すると共に、その手に持った刀で攻撃を仕掛ける。
だが、それに対して、背中に突然現れた天命の聖剣によって、完全に倒す事はできなかった。
「戦闘での破壊は防がれたが、けどまだまだ!
沖田総司の効果、このモンスターが攻撃終了時、自分の手札を3枚まで捨てても良い。
その後、捨てたカードの枚数分、攻撃する事ができる。
俺は手札のカードを2枚捨て、追加攻撃を行う」
その言葉と共に宙へと舞っていた沖田はそのまま空中で体制を整え、再びコルネウスへと攻撃を仕掛ける。
「罠カード、聖剣の導く未来。
自分フィールドの「聖剣」装備魔法カードの数だけ自分のデッキの上からカードをめくる。
その中から1枚を選んで手札に加え、残りのカードは好きな順番でデッキの上に戻す。
場にある天命の聖剣は1枚のみ、よってデッキをめくれて現れた栄光の聖騎士団を手札に加える」LP3000→2000
その言葉と共に手札に加えたカードを見て、笑みを浮かべる。
「けど、これでお前を守るモンスターはいないぜ」
「それはどうでしょう。
このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
「神聖騎士王コルネウス」以外の「聖騎士」エクシーズモンスターをエクシーズ召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚し、墓地のこのカードを下に重ねてエクシーズ素材とする。
私はエクストラデッキから神聖騎士王アルトリウスをエクシーズ召喚!」
その言葉と共に倒したはずのコルネウスの代わりにアルトリウスがその姿を現す。
「アルトリウスの効果により墓地にある天命の聖剣を装備する」
「これは、少しやばいな」
アルトリウスというモンスターの名を聞いて、俺は少し焦るが、同時に笑みを浮かべる。
「けど、そうこなくちゃな。
俺はこれでターンエンド」
「なるほど、未だに余裕を見せるか。
良いだろ、私のターン、私はアルトリウスのエクシーズ素材を取り除き、効果を発動。
このカード以外のフィールドのモンスター1体を破壊する。
消えろ、沖田総司」
「っ」
その一言と共にアルトリウスは手に持った剣を地面に突き刺し、沖田を破壊する。
『ぐっすいませんっ』
「さらに私は栄光の聖騎士団を発動し、デッキから聖剣カリバーンを手札に加え、手札の聖剣ガラディーンと聖剣カリバーンの2枚を装備する」
その言葉と共にアルトリウスの攻撃力は1500上がり、容易に俺のライフを削る事ができる攻撃力へと変わった。
「バトル、アルトリウスでプレイヤーに直接攻撃!!」
「まだだ、俺は手札のアンクリボーを捨て、効果。
墓地にあるモンスターを特殊召喚する」
「また沖田総司か」
「いいや、正直に言うと、そのモンスターを見た時から、戦って欲しかった相手なんだよ」
「何?」
その言葉に疑問に思っている間にも、俺の目の前に現れた一人の少女がそのままアルトリウスの攻撃を受け止める。
「召喚、剣の英霊 アルトリア・ペンドラゴン!」
「っ」
その言葉と共にアルトリアがその場に現れ、空気によって隠れている剣でその攻撃を受け止める。
「アルトリアだと」
「まさか、それが君のデッキのアーサー王」
「まぁそういう事。
そしてアルトリアが召喚された時、デッキから聖剣エクスカリバーを手札に加える」
「っなるほど、確かにそれは面白い!!
だが、攻撃力は既にこちらの方が上!!」
そう言い、アルトリウスはそのまま攻め込むように攻撃を仕掛ける。
その攻撃に耐えきれず、アルトリアはそのまま吹き飛ばされる。
「ぐっだが、これでバトルフェイズは終了した。
よって、手札からクリボーンの効果。
このターン、戦闘によって破壊されたモンスターを墓地から特殊召喚する」LP3200→2500
その言葉と共に再び姿を現したアルトリアはそのまま剣を構える。
「私はこれでターンエンド。
さて、これが最後のチャンスだぞ」
「チャンスも何も問題ない!
なんだって、俺の場には既に逆転する術はあるから!
俺のターン、俺はツインツイスターを発動、手札を1枚捨て、場にある天命の聖剣とガラディーンを破壊する。
そして、聖剣エクスカリバーをアルトリア・ペンドラゴンに装備する」
その一言と共にこれまで風によって隠されていたエクスカリバーがその姿を現す。
「アルトリアでアルトリウスに攻撃!」
「「っ!」」
俺の一言を合図に、アルトリアはそのままアルトリウスに接近し、そのまま戦い始める。
互いに持つ剣は聖剣であり、同じエクスカリバーである。
そんな同じ存在同士の戦いは、やがてアルトリウスが力負けし、そのままアルトリアによって切り裂かれる。
「ぐっ」LP2000→1200
「アルトリアの効果。
このカードの攻撃だ相手モンスターを破壊したとき、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手プレイヤーに与える」
その一言と共にさらに追撃を行うようにアルトリアはそのまま剣を振り上げ、最後の一撃を与える。
「ここまでか」LP1200→0
それと共に、今度こそ決着がついた。
「ふぅ、大丈夫か」
「えぇ、いや、まったく、参りましたよ」
そう言いながら、デュエルディスクにセットされているアルトリアを見つめる。
「まさか、アーサー王までデッキに入っていたとは」
「女だったので、がっかりしたか?」
「とんでもない。
むしろ、楽しみが増えました」
そう言いシャルルもまた笑みを浮かべる。
「舞網チャンピオンシップであなたと再び戦う時がね」
「そうか、だったら、また戦おうぜ」
「えぇ」
その言葉と共に俺は再び握手をする。
「さて、それじゃ、ここにいる奴らともデュエルするか!!}
「えっ、今終わったばかりなのにですか?」
「あぁ、俺はデュエル馬鹿だからな」
「あはは、まったく、変わった人だ」