遊☆戯☆王ARC-V 異世界を引き寄せる少年 作:ボルメテウスさん
まだまだ対戦相手は募集しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。
「前回に引き続き、また向こうからの指名か。
それで、今回は」
「えっと、はい。
以前から気になっていたので」
そう言いながら、今回一緒に来ているのは俺と同じぐらいの時期に入ってきたタツヤ君だ。
なんでも、元々は遊勝塾ともう一つの候補として選んでいたという塾という事で気になっていたらしい。
「それにしても、ここはここで凄い所だな」
前回がアイドルのステージだとすれば、ここは図書館と言って良い場所だ。
そう見ていると
「えっと、あなたが遊勝塾の切札勝遊さんですか?」
「んっあぁ」
俺達が入り口前にいる事で気になったのか俺に話しかけた子に振り返る。
どうやら黒髪の子のようだが
「君は?」
「私は黒井友希です。
えっと、その、今回の対戦相手です」
その言葉に俺は思わず振り返る。
「えっ、マジで」
「あっごっごめんなさいっ」
「そこまで言わなくても大丈夫だけど」
なんだか、これから戦う相手なのに、ここまで言われるのは少し堪える。
「とにかく、ここがデュエルフィールドです。
それでは」
その言葉と共に黒井はそのままデュエルディスクを構えると共に
「始めましょうか」
それと共に聞こえた静かな声は先程のように怯えていた声ではなかった。
「へぇ、面白そうじゃないか」
「雰囲気が一気に」
それに戸惑うのも無理はない。
だが、同時に強敵だと思わせるには十分で、俺はそのままデッキを構える。
「こういう相手、嫌いじゃないぜ」
「そうですか。
私としてもあなたのように未知のデュエリストと戦うのは楽しみでしたので」
「そう行って貰えると光栄だぜ」
その言葉と共に俺もまたデュエルディスクを構える。
「それじゃ、始めるぜ「デュエル」」
「俺のターン。
まずは手札からシャウトモンを召喚する」
それと共に出てきたの小柄な赤い竜であり、その手には自身と同じ大きさのマイクを手に持ったドラゴン、シャウトモンが現れる。
『なんだぁ、ここは!?
本だらけじゃないかよ、俺、こういう所苦手なんだよなぁ』
シャウトモンが場に出ると共にがっくりしたようにそのまま落ち込んでいるが、まだ始まったばかりだ。
「あれ、あのモンスターの後ろにモンって付いてるけど、もしかして」
「この時、シャウトモンの効果。
このモンスターと手札のモンスターを墓地に送る事でレベル4以下のシャウトモンと名の付くモンスターを融合召喚できる!」
「えっ!」
「行くぜ、シャウトモン!バリスタモン!デジクロス!」
『『デジクロス!』』
俺の言葉に合わせるようにシャウトモン、そして手札にあるカブトムシを思わせる機械モンスター、バリスタモンがそのまま飛び出し、そのまま一つに合わさる。
「デジクロス?」
「まぁ融合みたいな感じだよ、という事で融合召喚!「『シャウトモン✕2!!』」
俺の言葉に合わせるようにバリスタモンの装甲を身に纏ったシャウトモンはそのまま肩を回しながら、構える。
「なんだか、思っていたのと違う」
「あら」
シャウトモン✕2の姿を見て、少しがっかりしているようだ。
「まぁ良いか。
シャウトモン✕2の効果。
このモンスターがシャウトモンと名の付くモンスターの効果で特殊召喚された場合、カードを1枚ドローする。
さらに、シャウトモン✕2の効果!
このカードをリリースし手札を1枚墓地に送るかフィールド上のモンスターを1体リリースする。手札からレベル6以下の「シャウトモン」と名のつく融合モンスターをエクストラデッキから1体融合召喚扱いで特殊召喚する。
俺は手札のドルルモンと共にリリースし、さらにデジクロス!『シャウトモン✕3!!』」
その言葉と共に現れたのは、身体にドリルがあるデジモンであり、そのままシャウトモン✕2と共に宙に舞い、新たな姿、シャウトモン✕3へと姿を変える。
「再びシャウトモンの効果でカードを1枚ドローし、俺はカードを2枚伏せて、ターンエンドだ」
『なんだ、まだデジクロスしないのか?』
「相手の出方が分からないのに、そんな事できるか」
シャウトモンは確かに単体で次々と融合召喚ができるモンスターだが、倒されたら、それで一気に終わってしまう。
ならば、ここは慎重になるのが一番のはず。
「慎重ですか。
けど、私のターン、まずは儀式の準備を発動します。
デッキからレベル7以下の儀式モンスター1体を手札に加える。その後、自分の墓地の儀式魔法カード1枚を選んで手札に加える事ができる。
私はクラウソラスの影霊衣と影霊衣の降魔鏡を手札に加え、そのまま影霊衣の降魔鏡を発動。
手札の影霊衣の術士 シュリットをリリースし、クラウソラスの影霊衣を儀式召喚!」
それと共に黒井の身体は緑色の鳥を思わせる鎧を身に纏った。
「あれって、勝遊さんと同じ!」
「同じ?
よく分からないですけど、最近になって追加されたシステムで特定のモンスターはこうしてデュエリストと一体化できるようになったそうよ」
「・・・あぁ、まじか」
どうやら、俺とのデュエルを見て、赤馬零児が参考にしたようだ。
まさか、ここまでとはな。
「クラウソラスの効果。
エクストラデッキから特殊召喚された、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。ターン終了時まで、そのモンスターの攻撃力は0になり、効果は無効化される。この効果は相手ターンでも発動できる」
「なっ!」
『えっうわぁっ、身体が動かねぇ!?』
その言葉と共にシャウトモン✕3の動きが鈍くなる。
「まだです。
さらに効果が無効化されているモンスターがフィールドに存在する場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
現れて、妖眼の相剣師!!」
その言葉と共に黒井の横に降り立ったのは別のモンスターだった。
「相手の攻撃力を0にしただけではなく、さらにモンスターを召喚するなんて」
確かにそこは驚く事だが、それ以上にやばいのは、黒井の手札だ。
ここまでの状況で、未だに黒井の手札は3枚も残っている。
「バトルです。
まずは私でシャウトモン✕3に攻撃します!!」
その言葉と共にシャウトモン✕3に襲い掛かる。
「だが、まだだ!
俺は速攻魔法クロスローダーを発動する。
このカードは2つの効果の内、一つを使う事ができる。
俺はその内の一つ、自分の手札及び自分フィールドのモンスターカードを装備カード扱いとして自分のモンスター1体に装備する」
「装備カード」
その言葉と共に俺は手札に来ていたカードを見る。
「俺は手札にあるウォーグレイモンをシャウトモン✕3に装備させる!!
その名も『シャウトモン✕3W!!』」
その言葉と共にシャウトモン✕3の片腕にはウォーグレイモンの特徴でもあるブレイブシールド、もう片方にはウォーグレイモンの頭部を模した剣が装備された姿。
それはまるでオメガモンがウォーグレイモンの力だけで変身したような姿へと変わっていた。
「クロスローダーの効果、装備モンスターは装備されたモンスターの元々の攻撃力の半分の攻撃力を得る!
よって、今の攻撃力は1250!!」
『よしっ少しは力が戻ったぜ!!』
その言葉と共にシャウトモンはそのまま腕を振り上げた。
それによって、こちらに迫っていた黒井は瞬く間に吹き飛ばされる。
同時に妖眼の相剣師が黒井を受け止める。
「シャウトモン✕3の効果!
のカードの攻撃で相手モンスターを破壊した時、そのモンスターの攻撃力か守備力のどちらか高い方の数値のダメージを相手プレイヤーに与える!」
「まさか、速攻魔法で、モンスターを装備するとは。
しかも、あくまでも装備扱いだから、特殊召喚扱いではない。
ライフもここまで削られるとは。
けど、関係ない。
妖眼の相剣師でシャウトモン✕3Wに攻撃」LP4000→1700
その言葉と共に妖眼の相剣師が襲い掛かる。
「だけどっ俺はこの時、もう一枚の速攻魔法、クロスオープンを発動する。
自分フィールド上の特殊召喚モンスターをリリースする
その後自分または相手の墓地からその特殊召喚モンスターの素材とされたモンスターを特殊召喚する。
俺はシャウトモン✕3Wをリリースし、墓地からシャウトモン✕2、ドルルモンを特殊召喚する!」
「今度は墓地から。
これではまた、けど倒すべきモンスターは既に分かっている!
シャウトモン✕2に攻撃」
「ぐっ」
『すまねぇ!!』
その言葉と共に妖眼の相剣師の一撃によって、シャウトモン✕2はそのまま吹き飛ばされ、フィールドに激突する事で、一冊の本が俺の元へと落ちる。
「ぐっ」
「私はカードを1枚伏せて、ターンエンド」
「俺のターン!よしっ!
俺は手札から魔法カードアイアンコールを発動する。
その効果で墓地から蘇れ、シャウトモン✕2!
そして、そのままシャウトモン✕2の効果で、再び現れろ、シャウトモン✕3!!」
「やはり、その蘇生手段を持っていたか。
だが!!」
『なっ』
シャウトモン✕3が現れると共に、その動きが止まった。
「シャウトモン✕3!」
「妖眼の相剣師は相手が特殊召喚した時、手札、デッキ、エクストラデッキのいずれかに召喚された場合に発動できる効果を持つ。
そして、エクストラデッキの場合、デッキから特殊召喚されたそのモンスター1体を選んで破壊する」
「ぐっ、俺はシャウトモンの効果でカードを1枚ドローする」
俺はそう言いながら、カードを1枚ドローする。
先程の言葉から考えても、このままシャウトモンを蘇生させても、再び妖眼の相剣師の効果で破壊されるだけ。
「俺はこれでターンエンドだ」
「何も仕掛けない。
いや、仕掛ける事ができないのが正しいか。
私のターン、私は再び影霊衣の降魔鏡を発動。
その効果で手札の影霊衣の術士 シュリットを墓地に送り、ブリューナクの影霊衣を儀式召喚」
「っ」
その言葉と共に場に揃っているモンスター2体、合計で攻撃力でライフを瞬く間に0にする事ができる。
「あなたに猶予を与えれば、それだけ不利になる。
だからこそ、ここで一気に終わらせます。
まずは私で直接攻撃」
その言葉と共に俺に向かって襲い掛かる氷の剣が俺を貫こうとする。
だが
「それはどうかなぁ!!」
「なに!!」
『うおおぉぉぉ!!!』
その雄叫びと共に地面から突然響いた声と共に黒井に向けて巨大な拳を振り上げる。
そこに現れたのはシャウトモン✕3だった。
「なぜ、シャウトモン✕3が、はっ」
「へへっ」
そう言いながら、俺は手札にあるアンクリボーを見せ、そのまま墓地に置く。
「アンクリボーの効果で俺に直接攻撃される直前にシャウトモン✕3を特殊召喚した」
「だがっ、それだけでは私は倒せない!!」
「あぁ、けどシャウトモンのおかげで、ピンチは脱したぜ」
そう言いながら、俺は落ちていた本を見せる。
「それは」
「さっきの衝撃でページが捲れて見つけたんだよ、アクションマジック」
それと共に俺は手に取っていたアクションマジックの効果が表示される。
「強化の魔導書っ、攻撃力を500上げるアクションマジック。
こんな土壇場で」
「正直言って、本当にやばかった。
けど、おかげで状況はなんとかできそうだ!!
シャウトモン✕3の効果!
このカードの攻撃で相手モンスターを破壊した時、そのモンスターの攻撃力か守備力のどちらか高い方の数値のダメージを相手プレイヤーに与える」
「ぐっ」LP1700→0
その一言と共に黒井は完全にライフが0へとなり
「あっしまっ」
それと共に黒井が落ちそうになるが
『うわぁ、危ねぇ』
それをシャウトモンがすぐに黒井を受け止め、そのまま地面にゆっくりと降ろす。
「サンキュー、シャウトモン」
『別に良いぜ。
何より、ここまで戦った相手だからな』
それと共にシャウトモンはそのまま姿を消した。
「今のは、モンスターが。
いえ、気のせいでしょう」
シャウトモンの行動に一瞬驚いたようだが、すぐに気のせいだと思って、首を横に振る。
「それよりも、まさか、ここまでやられるとは。
結局ライフを削る事もできなかったですし」
「いや、それは違うよ。
正直、あの時、アクションマジックが取れなかったら、逆転なんてできなかったよ」
アンクリボーで特殊召喚できたシャウトモン✕3でも倒せず、負けた可能性の方がずっと高い。
だから、これは本当に偶然だ。
「なるほど、でしたら、その次の戦いを楽しみにしておきます」
「こっちだって」
何よりも今回の戦いで分かった事は大きい。
エクストラデッキから召喚されるモンスターを封じられたりする事も含めて、デュエルは未だに大きな可能性がある事。
「さて、とりあえず公式戦は確か残り2回か」
赤馬から言われた公式戦6連勝まで残り2人。
戦えば、戦う程、相手が強くなっている気がするが、それもまた楽しみの一つだ。
「さて、次は一体どんな奴なのか」
アンケートの結果、シンフォギアの『シンフォギア装者』が次々回に登場予定になりました。
現在、活動報告ではシンフォギア装者のカードを募集しております。
皆様の応募、お待ちしてします。
また、これまで募集していたシンフォギア装者とはまた別の路線のカードとして、下記の例を書かせて貰いました。
興味がある方はぜひ、応募、お願いします。
シンフォギア装者 立花響
レベル4/光属性/戦士族/攻1500/守1000
効果・チューナーモンスター
⑴このモンスターが召喚・特殊召喚に成功した時、デッキから装備魔法を一枚手札に加える。
⑵このカードが『ガングニール』を装備している時、自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
自分の手札にあるモンスター一体とこのモンスターで、エクストラデッキから「立花響」と名の付くモンスター1体をシンクロ召喚する。
⑶自分の場のシンクロモンスターが場から離れた時、墓地にあるこのカードとガングニールをデッキに戻しても良い。
そうした場合、カードを1枚ドローする。
撃槍・ガングニール
装備魔法
⑴自分の場に「立花響」と名の付くモンスターが召喚・特殊召喚に成功した時発動できる。
墓地のこのカードを、そのモンスターに装備する事ができる。
⑵自分のバトルフェイズ時、このカードを装備しているモンスターのレベルを1から7に変更する事ができる。
IGシンフォギア装者 立花響
レベル8/闇属性/戦士族/攻3000/守1000
効果・シンクロモンスター
「立花響」と名の付くチューナー+闇属性モンスター1体以上
⑴このモンスターがバトルする時、モンスターの攻撃力を1000上げる。
⑵このカードがバトルに勝利した時、もう一度攻撃する事ができる。
⑶このカードの攻撃力が5000以上の時のバトル終了時、このカードをエクストラデッキに戻す。
IGはイグナイトギアの略称です。