遊☆戯☆王ARC-V 異世界を引き寄せる少年   作:ボルメテウスさん

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新たな力、交差英雄の誕生

「なぁ、セレナ。

一つ、聞きたい事がある」

 

「なんだ」

 

ユーリとの戦闘から数時間、俺はとある事に気づき、セレナに尋ねた。

 

「俺、アカデミアの奴らの居場所知らないけど、セレナは知っているか」

 

「私が知る訳ないだろ」

 

その一言に思わず納得し、頭を抱えた。

 

「さっきまでシリアスだったのに」

 

「とにかく、見つけるならばさっさとしろ。

貴様の身体は既に限界に近いだろ」

 

「まぁ、どうだろう。

とにかく、限界までデュエルするだけの話だ」

 

「はぁ、まったく」

 

そう言っていると、前から何が気配を感じる。

 

「誰だ?」

 

「まったく、まさかこの私までこの作戦に参加させられるとは」

 

「お前はっ」

 

その言葉と共に出てきたの金髪のおかっぱ頭に特徴的な語尾をつける外国人がいた。

 

「知り合い?」

 

「クロノス教頭。

アカデミアで教育係を務めている奴だ」

 

「ここであなたを見つけられたのは幸運ですね。

さて、そこにいるドロップアウトを倒して、すぐに帰りましょう」

 

「ドロップアウト?」

 

「落ちこぼれという意味だ」

 

「まぁ、どっちでも良い。

さっさとやろうぜ、デュエル」

 

それだけ言い、俺はデッキを手に取る。

 

だが、その中でカードが1枚落ちる。

 

「おい、落ちたぞ」

 

「あっあぁ、悪い」

 

セレナから渡されたカードを受け取り、そのままデュエルディスクにセットする。

 

「「デュエル」」

 

「私のターン。

見せてあげましょう、融合次元のエリートとスタンダートのドロップアウトとの格差を」

 

「ドロップアウトだと」

 

「まずは古代の機械要塞を発動して、カードを2枚伏せて、ターンエンド」

 

「それだけか?」

 

「急いでも結果は出ない。

まぁ、ドロップアウトには理解できないと思いますが」

 

「そうかよ。

悪いけど、こっちは遠慮なく攻めさせて貰うぜ。

俺のターン、まずは俺は手札から魔法カード、令呪を発動する。

ライフを800払い、手札から剣の英霊 沖田総司を召喚する!」4000→3200

 

『さっそく出番ですか。

それにしても、相手の場にはモンスターなし、マスター、最初から攻めすぎるのは危険です』

 

「分かっている。

とりあえず、頼むぞ。

という事で、沖田さんにダイレクトアタックだ」

 

その言葉と共に沖田さんはそのまま刀を構え、真っ直ぐとクロノスへと突撃する。

 

「くくっ、わざわざ突っ込んでくるとは馬鹿なノーネ!

私はこの時、速攻魔法、ダブルサイクロンを発動。

自分フィールドの魔法・罠カード1枚と、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。

そのカードを破壊する。

私は場にある古代の機械要塞とあなたの令呪を破壊します!」

 

『マスター!』

 

「しまったっ」

 

それと共に発動させた令呪が消えると共に沖田さんはその姿を消した。

 

それに会わせるようにクロノスの場に現れたのは身体に巨大な歯車が挟み込んだのが特徴的なモンスターだった。

 

「あれは、古代の機械巨人っ」

 

「その通り。

魔法&罠ゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。

自分の手札・墓地から「アンティーク・ギア」モンスター1体を選んで特殊召喚する事ができます。

私は本来ならば、古代の機械要塞を破壊して、召喚して、防ぐつもりでしたが、これは思った以上の出来ですね」

 

「俺は盾の英霊 マシュ・キリエライトを召喚する。

このモンスターが召喚・特殊召喚に成功した時、このモンスターを守備表示にする」

 

『マスター、これは』

 

「あぁ、思った以上に厄介だな。

俺はカードを一枚伏せて、ターンエンド」

 

「また独り言かなノーネ。

まぁ良い、私のターン、さぁここで行きますよ。

私は手札から魔法カード、古代の機械融合を発動。

自分の手札・フィールドから、「アンティーク・ギア」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

自分フィールドの、「古代の機械巨人」またはを融合素材とする場合、自分のデッキのモンスターも融合素材とする事ができるノーネ」

 

「それはつまりっ」

 

「私は場にいる古代の機械巨人とデッキの2体の古代の機械巨人で融合召喚!

レベル9、古代の機械超巨人!!」

 

「っ」

 

それと共に現れたのは先程の古代の機械巨人を中心に無数の手が合わさった巨大なもンスターだった。

 

「古代の機械超巨人はこのモンスターがの融合に使用した古代の機械巨人の数だけ攻撃ができる。

融合に使ったのは3枚、つまりは3回攻撃なノーネ!!」

 

「まずいっ、勝遊は先程の令呪で既にライフは3200になっている。

このままでは」

 

その言葉と共にマシュは、その拳を防ぐ事ができず、破壊されてしまう。

 

「ぐっ」

 

「2度目の攻撃なノーネ!!」

 

「まだだっ、俺は俺は手札から暗殺者の英霊 ジャックの効果を発動!

自分の場にモンスターがいない時、相手モンスターの直接攻撃宣言時にこのカードを手札から捨てて発動できる。

その攻撃を無効にし、その後バトルフェイズを終了する!!」

 

「ちっ、運が良かったノーネ。

これでターンエンド」

 

「この時、手札のクリボーンの効果。

自分・相手のバトルフェイズ終了時にこのカードを手札から捨て、このターンに戦闘で破壊され自分の墓地へ送られたモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

俺は墓地から盾の英霊 マシュを特殊召喚する」

 

「そんなモンスター一体で何ができるノーネ」

 

確かにこのままでは終わってしまう。

 

先程の行動で、手札は残り1枚。

 

しかも令呪・第3画だけ。

 

このままでは負けが確定だ。

 

果たして、この状況を逆転できるカードが出るのか。

 

俺はそう思い、デッキに指を置く。

 

「あなたに教えてあげましょう。

この古代の機械超巨人は破壊された時、このモンスターよりもさらに強力なモンスター、古代の機械究極巨人を特殊召喚する事ができます。

つまり、ここであなたがこのモンスターを倒す手段があったとしても、私の勝ちは確定です」

 

「確定?

そんなの、誰が決めたんだ。

ライフはまだ3200も残っている。

諦めるにはまだまだ早すぎる」

 

「ライフが3200?

そんなの、私の古代の機械超巨人の前では一欠片程度しか役に立ちません」

 

「なら命のひとかけらが残されている限りオレは戦う」

 

その言葉と共に、俺はカードをドローする。

 

そして、引いたカードを目にする。

 

「これは、なんだ」

 

それと共に目を向けたのはエン・ムーンという魔法カードだった。

 

何時手に入れたのか、まるで分からないカードに戸惑いを隠せない中、カードから凄まじい光を放つ。

 

「なっなんですかっこれはっ」

 

「カードが書き換わっていく!!」

 

それと共に映し出されたのは、先程まで、エン・ムーンだけしか表示されていないカードがエン・ムーン・フュージョンという新たなカードへと変わっていた。

 

「何がっ」

 

「このカードは自分の場に融合モンスターが存在しない場合、エクストラデッキの融合モンスター1体を相手に見せ、そのモンスターにカード名が記されている融合素材モンスター1体をこのカードと同名カードとして扱う。

そして、エクストラデッキの「交差英雄」と名の付いた融合モンスターを1体選び、発動する。

そのモンスターを融合素材としたカードを墓地へ送り、エクストラデッキから融合召喚する!」

 

それと共に手から離れたエン・ムーン・フュージョンはそのまま、そのカードの絵柄は再び変わる。

 

「俺は場にいるマシュ。

そして、エン・ムーン・フュージョンによって呼び出されたモンスター、ブラック・マジシャン!!!」

 

「ブラック・マジシャンだとっ」

 

それと共に現れたブラック・マジシャンの姿を見て、クロノスは驚きを隠せなかった。

 

「魔道の力を、その身に纏い、異次元を貫く力となれ!

融合召喚!交差英雄 ブラックバレル・マシュ!!」

 

それと共に現れたのは先程とは違い、機械の鎧を身に纏った、マシュだった。

 

「なんだっその融合はっ」

 

「俺も知らん!

けど、面白そうじゃないか!

ブラックバレル・マシュの効果、墓地にある「令呪」と名の付くカードを一枚、このカードに装備しても良い。

そうした場合、相手の場にあるモンスターを1体を破壊する」

 

「馬鹿なノーネ!

それでは古代の機械究極巨人が場に出るだけノーネ!」

 

「さぁ、それはどうかな」

 

その言葉と共にマシュはそのまま盾を構える。

 

『刻寿測定針、測定開始!

逆説構造体、形成します!生命距離弾、砲身に焼き付け!

――――接続完了。生命距離弾、逆説から真説へ。

霊子チャンバーに令呪装填!バレルレプリカ、フルトランス……!』

 

その言葉と共にマシュの盾からブラック・マジシャンの魔法文字によって、変形し、巨大な銃へと変わり、その引き金を引く。

 

それと共に古代の機械超巨人を貫く。

 

だが、その破壊方法は普通とは違い、まるで異次元に飛ばされるように、一瞬で、その存在を消した。

 

「くくっ、だが、これで、なに?」

 

そう言い、クロノスはエクストラデッキへと手を伸ばす。

 

だが、まるで反応しなかった。

 

「これは一体」

 

「マシュは、破壊したモンスターと同じ召喚方法をするモンスターを封印する効果を持つ」

 

「それはっつまりっ」

 

「融合以外にもシンクロ、エクシーズも封印する事ができるのかっ」

 

「まっマンマミーヤ!

だっだが、まだ、私のライフは削られていない!

ならば「速攻魔法、令呪・第3画。この効果で攻撃力を1500上げる」あっ」

 

「ターゲットロック!ファイヤ!!」

 

それと共に、再び引き金を引いたマシュ。

 

「ノー!!」LP4000→0

 

その一撃によって、クロノスは吹き飛ばされた。

 

「なんだ、今のは」

 

その光景を見ていたセレナは驚きを隠せない表情でいた。

 

「今は一体」

 

俺はそう言いながら、エン・ムーン・フュージョンを目にする。

 

先程、使った時、一瞬だが、ブラック・マジシャンを通して誰かを見た気がする。

 

「これは一体」

 

「おいっまたかっ」

 

そう言いながら、俺はまた目を閉ざした。

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