遊☆戯☆王ARC-V 異世界を引き寄せる少年 作:ボルメテウスさん
舞網チャンピオンシップが終わりを迎えた。
目を覚ますと、赤馬から行われたランサーズという説明が既に終わっていた。
その間に俺が聞いた話によると、アカデミアからの侵略が行われている事、そしてそれに対抗する為のランサーズの事を話された。
その中でユーゴと一緒に行動していた柚子が突然、別の時空へと飛ばされた。
事前にユーゴから情報を貰っていた事もあって、飛ばされたのはシンクロ時空というのは予想はできたが、今、彼らが安全なのか、まだ分からない。
「確かに今はかなりやばい状況は分かった。
けど、赤馬、シンクロ次元に行くにはまだ時間がかかるだろ」
「その通りだな。
準備が完了するまでまだ1日かかる」
「そうか、だったら十分にできるな」
その言葉と共に、俺はデュエルディスクをセットする。
「勝遊、こんな時に何を」
「こんな時だからだ。
正直言って、これからのデュエルは生死をかけたデュエルが多いだろう。
だが、その前に俺はお前ともう1度戦わないと気が済まない」
「それは私に対しての怒りか?」
「デュエルに怒りなんて、本当は必要ない。
けど、これは俺とお前が行った契約みたいなもんだろ」
「この大会の先で待つ。
確かに言った。
ならば、それを受け止め、やる責任は確かにあるな」
その言葉と共に赤馬もまたデュエルディスクを構える。
それからの言葉はただ一言、俺達は睨み合うと共に
「「デュエル」」
その一言と共に始まった。
「私のターン。
まずは手札のDDスワラル・スライムの効果。
このカードが手札に存在する場合、自分メインフェイズに発動できる。
「DDD」融合モンスターカードによって決められた、このカードを含む融合素材モンスターを手札から墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
私はDDスワラル・スライムとDDリリスで融合召喚!DDD神託王ダルク。
さらに私はDDナイト・ハウリングを召喚し、その効果で墓地からDDリリスを特殊召喚する。
さらにDDリリスの効果で墓地にあるスワラル・スライムを手札に加える」
「これは以前と同じ、シンクロ召喚か」
「いいや、デュエルは常に進化する」
その言葉と共に赤馬の雰囲気が一瞬で変わった。
「アローヘッド確認!召喚条件は「DD」モンスター2体」
「アローヘッド?
どういう意味なんだ」
「この召喚方法はまさかっ」
それが分かった黒咲は驚きで目を開く。
「私は場にいるDDリリスとDDナイト・ハイリングでリンク召喚!
生誕せよ、リンク2DDD深淵王ビルガメス!!」
その言葉と共に現れたのは青い鎧を身に纏ったDDDであり、その背中には何百という武器があった。
「リンクモンスターっ、既に手に入れたのか」
「あぁ、その通り。
ビルガメスの効果により、デッキからDDのペンデュラムモンスター2体をセッティングする事ができる。
その時、私は1000のダメージを受けるが、ダルクの効果によりダメージを受ける代わりに回復する。
そして私はDD魔導賢者コペルニクスとDD魔導賢者ニュートンの2体をセッティングし、ペンデュラム召喚!
現れろ、DDD超視王ゼロ・マクスウェル、DDD死偉王ヘル・アーマゲドン!
私はこれでターンエンド」LP4000→5000
「赤場零児は既にリンクモンスターまで使えるというのか」
「へぇ、リンク召喚もか。
だったら、面白くなってきたぜ」
「私自身、未だにこのリンク召喚には慣れていない。
だが、次のターン、私は確実に終わらせる」
「まだデュエルは始まったばかりなのにか?」
「一瞬でデュエルが終わるのもまた、魅力の一つじゃないか」
「それはそうだな。
だったら、行くぜ」
その言葉と共に俺は構える。
「まず、俺は手札から令呪を発動する。
この効果でライフを800払い、デッキから天秤の英霊 ジャンヌ・ダルクを特殊召喚し、装備させる」LP4000→3200
「ダルクに対してジャンヌで対抗する訳か」
「それでもあるけど、まだ終わっちゃいないぜ。
俺は手札からエン・ムーン・フュージョンを発動する。
エクストラデッキの「交差英雄」と名の付いた融合モンスターを1体選び、発動する。
そのモンスターを融合素材としたカードを墓地へ送り、エクストラデッキから融合召喚する」
「ほぅ」
その言葉と共に、俺を中心に嵐が巻き起こる。
「あれは融合魔法っ、だけどこれは一体っ」
「なるほど、それがバトルロイヤル中で確認された異常な融合エネルギー。
それを発したカードという訳か」
「あぁ、さらにこのカードは場に融合モンスターがいない時、このカード自身を融合素材へと変える事ができる。
俺はアルファモンを選択し、融合召喚!」
その言葉と共にジャンヌに合わせるように隣には黒く光り輝く鎧を身に纏った存在、アルファモンが姿を現す。
「全ての始まりを告げ、新たな歴史を紡ぎ出せ!融合召喚!レベル10!交差英雄 ジャンヌ・アルファ!!」
その言葉と共に現れたのはアルファモンの鎧を身に纏ったジャンヌだった。
「ジャンヌ・アルファの効果。
このカードが召喚に成功したターン相手はフィールドで発動する効果を発動できず、このカード以外のフィールドの全ての表側表示のカードの効果はターン終了時まで無効化される」
「なっ」
それと共にジャンヌが翳すと共に現れた魔方陣によって、場にある全てのカードがまるで時が止まったように動かなくなる。
「そして、 1ターンに1度、メインフェイズ時に発動できる。
場に存在する魔法・罠カードの数だけ、追加で攻撃できる。
その場合、このモンスター以外攻撃はできない。
今、場にあるのは俺の場にある残された令呪、そして赤場、お前の場にあるペンデュラスケールも勿論魔法扱いだ。
よって、このターン、ジャンヌ・アルファは4回攻撃が可能だ」
「攻撃力4000のモンスターの4回攻撃だとっ」
それと共にジャンヌはそのまま自身の手に持った旗をそのまま地面に叩く。
同時に現れるのは、不透明な騎士達だった。
「攻撃だ、デジタライズ・オブ・ソウル!!」
それに合わせるように幻影はそのまま赤馬の場にいるモンスター達に次々と切り裂いていく。
それに対して、ただ目を瞑りながら、その攻撃を受け止めていた。
「ふむ、負けか。
以外にもあっさりと終わったな」LP5000→0
「言うぜ、本気じゃなかった癖に」
俺はそう言いながら、赤馬に対して文句を言う。
「すまないね。
しかしリンクモンスターの使い方にも早く慣れたかったのもあるが、正直、君のジャンヌ・アルファの効果には驚きしかないよ」
「弱点は一応はあるけどな」
そもそも、アルファモン自体召喚するのは難しく、英霊とデジモンを合わせたデッキだと戦いにくい。
それでは意味がないが、ある意味、エン・ムーン・フュージョンはそんな悩みを解決させてくれた。
だが、結局、このカードの意味は未だに分からない。
「エン・ムーン・フュージョン。
おそらくはリンクモンスターとは違い、この場で使えるのは君だけだろ。
だからこそ、その使い方、決して間違わないで欲しい」
「あぁ、分かっているよ」