遊☆戯☆王ARC-V 異世界を引き寄せる少年   作:ボルメテウスさん

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ファースト・ライディングデュエル

「ここが、その大会に参加できる場所か?」

 

「あぁ、そのはずだが」

 

D・ホイールを手に入り、フレンドカップシップに参加する為にとある場所へと向かっていた。

 

なんでも、トップスとコモンズの中間にあるだろう場所に辿り着いた。

 

「それで、本当にここなのか?」

 

そう言って、俺達は見てみると、そこには確かにデュエルを行われた。

 

「さぁ、このH.D.ちゃんに勝てる奴はいないのかデスデス!!」

 

「どうやら、ここでフレンドカップシップの参加者を決めているそうだ。

勝ち抜き戦らしいが、今はあのH.D.という奴らしい?」

 

「それで、勝てば良いんだな」

 

俺はそれだけ言い、そのまま勝ち抜き戦に参加する為に向かった。

 

「なあ、ここで戦えるのか?」

 

「あぁ、そうだが、お前、ここら辺では見かけない顔だな」

 

「まぁ色々訳ありだよ。

それでできるのか?」

 

「できると言ったら、できるが、お前にあいつを勝てるのか?」

 

「というと?」

 

「あそこで戦っている嬢ちゃんはトップスという事もあって、なかなか手に入らないレアカードを多く入れているからな。

おそらく実力はここで最強だからな」

 

「へぇ、最強か」

 

「あっやばい」

 

俺はその言葉を聞いて、笑みを浮かべる。

 

「なんだ、こいつは」

 

「気にするな。

こいつはデュエル馬鹿だからな。

相手が強ければ、強い程に興奮するんだ」

 

俺の様子を見て、受付の奴は少し怯えた様子だが、俺は特に気にせず、そのままデュエルディスクをセットし、そのまま指示されたデュエル場に向かった。

 

「どうやら、このH.D.ちゃんの挑戦者だな」

 

「あぁ切札勝遊だ!

さっさとデュエルをやるか!!」

 

「ふふっ、良いだろ、このクイーンが相手になるデスデス!!」

 

「クイーン?

 

その言葉に俺は首を傾げる。

 

「ふふっ、知らないのですか。

私はあのキング、ジャック・アトラスに並ぶエンターテインメントを披露する者ですの!!」

 

「ふぅん」

 

俺はその言葉を聞きながら、遊矢の事を思い出す。

 

このシンクロ次元に入ってから、まだ出会っていない事もあるが、舞網チャンピオンシップに入ってからはデュエルしていなかった。

 

今はまだアカデミアの奴らと戦っている中ではまだ無理だろうがな。

 

「まぁ良いか、とにかく始めようか」

 

「余裕ですね」

 

「まさか、今は結構わくわくしているんだぜ」

 

アクションデュエルを行っているから慣れている事もあるが、バイクに乗ったライディングデュエルにも興味を持っていた。

 

だからこそ、今はその高揚感に俺は支配している。

 

「まぁ良いでしょ、それじゃ始めますよ!

ライディングデュエル・アクサレーション!!」

 

ライディング・デュエル。

 

ルールとしてはスタンディング・デュエルとほとんど変わらないが、フィールド魔法がスピードワールドに固定されている事以外、ほとんど問題ない。

 

だが、デュエルの先攻後攻はどうやら先に一周をしたプレイヤーが先行になるらしい。

 

このコースについては向こうが知り尽くしている事もあり、向こうの方が有利だ。

 

「私が先行ですね。

H.D.ちゃんのターン、まずはミイラの呼び声を発動します!

手札のゾンビ・キャリアを特殊召喚します!

さらに牛頭鬼を召喚して、その効果でデッキから馬頭鬼を墓地に捨て、そしていよいよ発動します!!

私はレベル4の牛頭鬼にレベル2チューナーのゾンビ・キャリアにチューニング!

シンクロ召喚、蘇りし魔王 ハ・デス、デスデス!!」

 

その言葉と共に現れたのは闇のローブを身に纏った魔王を思わせるシンクロモンスターが、その姿を現した。

 

「ふふっ、私はこれで

ターンエンド!!」

 

その言葉と共に何かを企んでいるように笑みを浮かべる中で、俺はそのままD・ホイールの運転を行いながら、手札のカードを見る。

 

「さてと、俺のターン。

俺はK・HERO アマゾンオメガとK・HEROアマゾンアルファの2体をペンデュラムスケールにセッティング!」

 

その言葉と共に、俺の横に2体のK・HEROが現れる。

 

「ペンデュラムスケールって、一体っ」

 

「ペンデュラム召喚!K・HERO1号!K・HEROクウガ!K・HEROゼロワン!変身!!」

 

その言葉と共に、俺の横にはバイクに乗った1号とクウガが現れ、同時に俺の腰にはゼロワンドライバーが現れ、そのまま変身する。

 

その言葉と共に、俺はそのままゼロワンに変身する。

 

同時に乗っていたD・ホイールの形も変わり、ゼロワンの特徴とよく似たバイクに変形する。

 

「えっぺっペンデュラム召喚っ、それに姿が変わった?

えっえっ」

 

「1号の効果により、カードを1枚ドロー。

そして、アローヘッド確認!召喚条件は「K・HERO」2体以上!

リンク召喚!K・HERO ゼロワン シャイニングアサルトホッパー!!」

 

【Warning,warning. This is not a test!

ハイブリッドライズ!シャイニングアサルトホッパー!"No chance of surviving this shot."】

 

その音声と共に、1号とクウガの身体は光の門となり、俺の身体に新たな姿へと変わった。

 

「りっリンク召喚ですってっ!?

そんなっ知らない召喚方法をそんな連続でっ」

 

「ゼロワン シャイニングアサルトホッパーの効果。

この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに発動することができる

自分フィールド上にシャインクリスタトークンを可能な限り特殊召喚する

このカードの攻撃力守備力はフィールド上に存在するシャインクリスタトークンの数×500ポイントアップし戦闘・効果でフィールドを離れる代わりにシャインクリスタトークンを1体破壊する」

 

その言葉と共に、俺の周囲にはシャインクリスタトークンが4個現れる。

 

「なっなっ」

 

「行くぞ、バトル!

ゼロワンでハ・デスに攻撃!」

 

その言葉と共に、D・ホイールに一旦立ち上がると共にハ・デスに向かって、飛び蹴りを食らわす。

 

「なっなに!?」LP4000→1650

 

「俺はこれでターンエンド」

 

そう俺がターンエンドを宣言すると共に、H.D.の表情は変わっていた。

 

「私よりもっ、目立ちやがってっ!

だが良いでしょ、キングも言っていた!

1ターン目で私が目立ち、2ターン目であなたが活躍し、そして3ターン目で私が勝つ!

私のターン!!」

 

「口調変わっているな」

 

「墓地の馬頭鬼の効果!

自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、自分の墓地のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。そのアンデット族モンスターを特殊召喚する。

私は牛頭鬼を特殊召喚し、そのままリリースしてアドバンス召喚!

紅く漲る眼持つ竜よ、その鋭い眼光を燃やし、不死なる者達の世界へと静寂を破り蘇れ!

レベル7!真紅眼の不死竜!!」

 

その言葉と共に現れたのは、俺がエン・ムーン・フュージョンに繋がった時に見た真紅眼の黒竜とよく似たモンスターだった。

 

「さらに私のライフが2000以下の時、茫漠の死者は手札から特殊召喚する!

そして、墓地のゾンビ・キャリアの効果、このカードが墓地に存在する場合、

手札を1枚デッキの一番上に戻して発動でき、このカードを墓地から特殊召喚する!

そして、レベル5の茫漠の死者にレベル2チューナーのゾンビ・キャリアをチューニング!

信じる心が闇を貫く!

紅く漲る眼持つ不屍竜よ、今こそ我が目と重なり合い、魂眠る場所より不死なる者達の世界に君臨せよ!

シンクロ召喚!レベル7!真紅眼の不屍竜!!」

 

同時にH.D.の後ろに新たなモンスターが現れる。

 

容姿がよく似ている2体のモンスターはそのまま俺を真っ直ぐと睨んでいた。

 

「ふふっ、ハ・デスの効果であなたの効果は既に無効になっています

さらに、このカードの攻撃力・守備力は、お互いのフィールド・墓地のアンデット族モンスターの数×100アップし、その攻撃力は2800!

よって、その攻撃力はそちらのゼロワンを越えた!

バトル、真紅眼の不屍竜で攻撃!!」

 

「ぐっ」LP4000→3900

 

「まだ終わっていません!

真紅眼の不死竜でシャインクリスタトークンに攻撃!!」

 

それと共に衝撃が襲い掛かりながらも、そのまま俺はなんとか運転する事ができる。

 

「くっ」

 

「私はこれで、ターンエンドです」

 

「俺のターン」

 

俺の残りの手札の数は少ない。

 

何よりも、今、手札に残っている2枚。

 

今はシャインクリスタトークンのおかげでなんとかいけるかもしれないが、このままでは危険なのは変わりない。

 

「俺のターンっ、ドロー!!」

 

その言葉と共に俺はカードをドローする。

 

『くりくり!!』

 

それと共に引いたカードを見ると、そこにいたのは相棒だった。

 

「相棒っ、あぁそうだよな!!」

 

俺はそのままカーブを曲がると同時に構える。

 

「まずはペンデュラム召喚!

現れろ、K・HERO 1号!」

 

その言葉と共にカーブに合わせるように1号が現れる。

 

「なっ手札から召喚されていないですってっ」

 

「ペンデュラムモンスターは場から離れる時、墓地ではなくエクストラデッキに表側で戻される。

よって、ペンデュラム召喚をすれば、何度も蘇る事ができる。

俺は1号の効果により、カードを1枚ドロー、さらに俺は手札からエン・ウィンズ・シンクリボーを召喚する!!」

 

その言葉と共に現れたのは、クリボーンとアンクリボーの2体が合わさったように白と黒が混じり合ったモンスターだった。

 

赤いヘルメットをかけており、小さな可愛らしいバイクに乗りながら、共に走る。

 

「そして、俺はレベル4のK・HERO1号にレベル1チューナーエン・ウィンズ・シンクリボーをチューニング!」

 

その言葉と共にエン・ウィンズ・シンクリボーはそのまま1号の前に走ると共に、その身体を光に輪に変わると共に1号に重なっていく。

 

「集いし正義が巨大な悪を打ち砕く!光射す道となれ!

シンクロ召喚!吹き荒べレベル5!タイフーン・ウォリアー!」

 

その言葉と共に光の輪はそのまま1号の身体に新たな鎧となる。

 

これまでの昆虫を思わせる身体に紫色の機械の鎧が合わさり、白いマフラーが追加され、同時に1号のバイクも大型になる。

 

「なっ」

 

「そして速攻魔法!飛電ゼロワンドライバー!

EXデッキに存在する戦士族リンクモンスターを1体選択して発動する

そのモンスターのリンク素材として指定されたモンスターを手札・デッキから墓地に送ることでそのリンクモンスターをリンク召喚扱いで特殊召喚する

俺はデッキからK・HERO ゼロゼロワン ライジングホッパーを墓地に送り、K・HERO ゼロワン シャイニングホッパーをリンク召喚!!」

 

【The rider kick increases the power by adding to brightness!

シャイニングホッパー!"When I shine,darkness fades."】

 

その音声と共に、俺の身体は再びゼロワンへと代わり、そのままタイフーン・ウォリアーと共に走り抜ける。

 

「バトル!

タイフーン・ウォリアーで真紅眼の不屍竜に攻撃!!」

 

「っ自滅ですか!

こちらは攻撃力は2800!

そのモンスターの攻撃力は2600なのにっどうやって」

 

「この時、タイフーン・ウォリアーの効果!

このカードは自分の場にいるこのカード以外のレベル2以下のモンスターとK・HEROの攻撃力を加える事ができる。

今は俺自身であるシャイニングホッパーの攻撃力は2000!

よって、タイフーン・ウォリアーの攻撃力は2000アップし、攻撃力4600!」

 

「そっそれでは」

 

「行くぜ!とぉ!!」

 

俺の言葉に合わせるようにタイフーン・ウォリアーは共に飛び上がり、目標である真紅眼の不屍竜へと狙いを定める。

 

「『ダブルライダーキック!!!』」

 

その掛け声に合わせるようにタイフーン・ウォリアーの背中のジェットを噴射させ、俺の身体も一緒に光となり、そのまま真紅眼の不屍竜を貫く。

 

同時に、真紅眼の不屍竜はそのまま内側から光となって、爆散する。

 

「こっこんな、っきゃあああっぁ」

 

それと共にデュエルは終わりと共に、ゆっくりとD・ホイールを止めた。

 

「くっくそぉ!!」

 

「よしっ、次のデュエルする相手はどこにいる!!」

 

「へっ」

 

俺はそう言い、D・ホイールを立ち上がりながら、周りを見る。

 

「あの馬鹿は」

 

そう言いながら、俺の元にセレナが来ると、そのまま頭をはたく。

 

「ぐえ?」

 

「目的は達成しただろ、さっさと帰るぞ」

 

「おぉっと、そうはいかないぜ」

 

そうしていると、勝ち抜き戦に参加を促した奴が来た。

 

「この勝ち抜き戦は大会が開催されるまで勝ち続けなければならない!

その期間は来週まで!

さぁ、それまでの間にお前は「やっしゃぁ!!」反対にやる気を出しただと!?」

 

どちらにしても、目的の為にここで滞在しなければならない。

 

そういう理由もあり、俺は盛り上がるように、手を上げる。

 

「はぁ、まったく、これで大丈夫なのか」

 

 

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