遊☆戯☆王ARC-V 異世界を引き寄せる少年   作:ボルメテウスさん

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フレンドカップシップの始まり

フレンドカップシップ1回戦。

 

それがいよいよ始まりそうになっていた。

 

俺達は待機室でいよいよ始まる戦いの前に、先程まで行われたエキビションマッチでの戦いを思い出す。

 

そこで行われたのは、こちらの世界に来ている遊矢とジャック・アトラスとの戦いは、ある意味、俺の中でこの世界での目的が一つ、ジャック・アトラスと戦う事だ。

 

だが、それとは別に気になる事がある。

 

「ジャック・アトラス、クロウ・ホーガン。

あの二人に何か気になる事があるのか?」

 

そう言いながら、俺はアンクリボーとクリボーンの2体が合わさったモンスター、エン・ウィンズ・シンクリボーが強い反応を示していた。

 

「やっぱり、ブラック・マジシャンと何か似ているのか?」

 

その反応が何を意味しているのか、分からない。

 

「勝遊様、試合の時間です」

 

「えっあぁ」

 

そう言われ、俺はそのまま呼び出される形で、そのままデュエル場へと向かった。

 

既にD・ホイールが準備されており、俺はそのままデッキを入れる。

 

「お前は確か、遊矢の仲間か?」

 

「という事は遊矢がここで知り合った奴か」

 

それと共に納得すると同時に、俺はそのままD・ホイールの準備にかかる。

 

「例え、遊矢の仲間だとしても、容赦するつもりはないぜ」

 

「そうか」

 

何やら、必死な様子だが、関係ない。

 

「まぁ、俺はただデュエルを楽しむだけだから」

 

「楽しむだとっ」

 

俺の言葉を聞いて、怒りを示した。

 

「俺達の事を馬鹿にしているのかっ」

 

「はぁ」

 

その言葉を聞き流しながら、俺はそのままD・ホイールを走り出す。

 

「「ライディングデュエル・アクサレーション!!」」

 

「俺のターン!

まずは魔法カード、光神化発動。

ライフを500払い、手札から創造の代行者 ヴィーナスを特殊召喚する」LP4000→3500

 

その言葉と共に現れたのは、金色の女神像を思わせるモンスターだった。

 

「ヴィーナスの効果。

ライフを500支払う事で、デッキから神聖なる球体を特殊召喚する。

その効果に1ターンの制限はなく、効果を3回使い、特殊召喚する!」LP3500→2000

 

その言葉と共にヴィーナスの手元から次々と光輝く球体が現れる。

 

その輝きは神秘的だったが、こちらが何もせずに、ライフは一気に半分まで下がった。

 

「へへっ、お前も俺の事を馬鹿だと思っているだろ!

だけどな、ここからのし上がるにはリスクを抱えないと、何もできないんだよ!

俺は手札からハネワタを通常召喚する!

そして、レベル3の創造の代行者 ヴィーナス、レベル2の神聖なる球体を3体にレベル1チューナーのハネワタでチューニング!

太陽の翼を得し、天使よ、その翼を翻し、その姿を現せ!シンクロ召喚!レベル10!マスターフレア・ヒュペリオン!」

 

その雄叫びと共に現れたモンスターは背中に炎の翼を背負った天使だった。

 

そのモンスターが現れた事によって、男の表情はさらに明るくなる。

 

「マスターフレア・ヒュペリオンの効果!

「代行者」モンスター1体または「天空の聖域」のカード名が記されたモンスター1体を手札・デッキ・EXデッキから墓地へ送って発動できる。エンドフェイズまで、このカードはそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。

俺は死の代行者 ウラヌスをデッキから捨て、その効果でデッキから奇跡の代行者 ジュピターを墓地に送り、カードを1枚伏せて、ターンエンド」

 

一瞬、マスターフレア・ヒュペリオンと一体化するように黒い天使のモンスターが現れるが、すぐにその効果を使うと共に、姿を消した。

 

墓地に天使族モンスターを送っただけで、このターンはまだ何もしていない。

 

一体何を企んでいるのか分からないが

 

「俺も行かせて貰うぜ、俺のターン、ドロー!

まずは俺はガンダムバルバトス 第四形態を召喚する。

その効果でデッキから永続魔法を1枚手札に加え、俺は鉄火団モビルワーカーを手札に加え、発動する!」

 

俺の言葉に合わせるように、白い装甲を身に纏ったガンダムがその姿を現す。

 

その手には

 

「この時、マスターフレア・ヒュペリオンの効果を発動!

こいつは1ターンに1度、墓地にある天使族モンスターを除外して、その効果を無効にして、除外する!

俺は墓地の創造の代行者ヴィーナスを除外し、鉄火団モビルワーカーの効果を無効にして、除外する」

 

「なっ」

 

俺が発動させた魔法カードである鉄火団モビルワーカーだが、マスターフレア・ヒュペリオンが起こした火球によって、吹き飛ばされた。

 

「なるほど、墓地に天使族のカードを送ったのはその為か」

 

最初のターンで行ったのも、天使族のカードを墓地肥やしにする為の行動だと分かると確かに納得だ。

 

おそらく、こちらの行動を読んで、タイミングを見計らっていたのだろう。

 

「だったら、この場合は、俺はカードを2枚伏せて、ターンエンド」

 

「俺のターン!

俺は英知の代行者 マーキュリーを召喚!

さらに英知の代行者 マーキュリーを除外して、マジェスティ・ヒュペリオンを特殊召喚する」

 

なるほど、このターンで決めるつもりか。

 

だが

 

「俺は罠カード、パルス・ボムを発動する!」

 

「無駄だ!

マスターフレア・ヒュペリオンの効果で、墓地にある死の代行者 ウラヌスを除外して、その効果を無効!

そして、マスターフレア・ヒュペリオンでガンダムバルバトス 第四形態に攻撃!」

 

そう言い、マスターフレア・ヒュペリオンはその手に巨大な炎を作り出し、ガンダムバルバトス 第四形態に向けて炎を放つ。

 

だが

 

「この時、手札のガンダム・グシオンリベイクの効果!

自分の場のガンダムが攻撃される時、手札からこのカードを特殊召喚し、攻撃対象をこちらに移す。

この効果を発動した時、ガンダム・グシオンリベイクは攻撃力・守備力は0になり、効果は無効になる」

 

「ちっ、既にマスターフレア・ヒュペリオンの効果は使えない、だが、そのモンスターを破壊した後こそ、バルバトスの番だ!」

 

「いいや、しないよ!

罠カード、緊急同調を発動!」

 

「なっ、まさか、最初からそれを狙って!!」

 

「まぁパルス・ボムが失敗した時にね。

俺はレベル4のガンダム・グシオンリベイクにレベル4チューナーガンダムバルバトス 第四形態をチューニング!

決戦の時、白い鎧をその身に纏い、その姿を現せ!

シンクロ召喚!レベル8!ガンダムバルバトス 第六形態!」

 

その言葉と共に現れたのは、白い重装甲を身に纏ったバルバトスがその手に巨大なレンチを手に持ち、現れる。

 

「まさかっ、ここで別のモンスターが現れるとはな」

 

「さぁ、どうする」

 

「俺はこれでターンエンド」

 

どうやら、俺が先程行ったガンダム・グシオンリベイクの効果のように手札に何か仕掛けてくると思ったのか、そこでターンを終わらせた。

 

俺のターンに回れば、再びマスターフレア・ヒュペリオンの効果を発動できる。

 

だが

 

「さぁ、行くぜ!

俺のターン、ドロー!

ガンダムバルバトス第六形態でマスターフレア・ヒュペリオンに攻撃!

この時、バルバトス第六形態の効果、このモンスターのライフを1000払う事で、バトルする相手モンスターを破壊する」LP4000→3000

 

その言葉と共にマスターフレア・ヒュペリオンに向かって、バルバトスがその手に持った巨大なレンチメイスを振り下ろす。

 

「だが、その効果はマスターフレア・ヒュペリオンで無効にする!」

 

だが、それに対して、マスターフレア・ヒュペリオンがその手から放たれた炎によって、ガンダムバルバトス第六形態は燃やされる。

 

だが

 

「バルバトス第六形態の効果。

シンクロ召喚で特殊召喚したこのモンスターが破壊された時、このモンスターのレベルと同じレベル・ランクのモンスターをエクストラデッキから特殊召喚する!

現れろ、ガンダムバルバトスルプス!」

 

炎によって焼かれたガンダムバルバトス。

 

だが、その装甲が吹き飛ばされ、代わりに現れたのは両肩に赤い装甲が装着したバルバトスルプスがレールに巨大な亀裂を作りながら、現す。

 

「ぐっ、だが、そのモンスターでは、マスターフレア・ヒュペリオンは倒せないぞ」

 

「倒せるよ。

機械族にはとっておきの切札があるからな。

ガンダムバルバトスルプスでバトル、この時、速攻魔法リミッター解除を発動!」

 

それと共にバルバトスルプスの目は赤い眼光と共に、その手にはバルバトスルプスと同じ大きさの剣を手に持つと共にマスターフレア・ヒュペリオンに向かって走り出す。

 

マスターフレア・ヒュペリオンは何十という炎をバルバトスルプスに向かって襲い掛かるが、その手に持つ剣で受け流しながら、進んでいく。

 

そうして進んでいく内に、その手に持った剣を投げ、そのままマスターフレア・ヒュペリオンに突き刺す。

 

一瞬、動きを止める。

 

その隙を逃さないように、バルバトスルプスはそのまま剣を握り、そのまま振り上げ、真っ二つにマスターフレア・ヒュペリオンを切り裂く。

 

「なっにっ」LP2000→0

 

そのままD・ホイールを停止させ、そのまま目を向ける。

 

「ガッチャ!

いやぁ、凄かったな」

 

そう言いながら、俺はそのまま対戦相手に向かって、歩く。

 

「巫山戯るっ!

お前はっ馬鹿にしているのか」

 

「馬鹿にしているつもりはないぞ。

何よりも」

 

俺はそのままため息を吐きながら

 

「デュエルを馬鹿にしている奴に言われたくないよ」

 

そのまま、俺は気にせず、そのまま戻っていった。

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