遊☆戯☆王ARC-V 異世界を引き寄せる少年 作:ボルメテウスさん
「本当にありがとう!
おかげで家の大事な生徒が傷つかなくて済んだよ!」
「いやぁ、俺もここに来る途中でまさか修造さんの所の塾の生徒だとは思わなかったので」
そう言いながら、俺は思わずこれまでの出来事を思い出す。
無事に子供を助け出す事ができた俺はそのまま二人の子供であるフトシ君とアユちゃんの二人に案内され、そのまま塾へと案内された。
「えっと、それであなたが今日からこの塾で居候する事になった」
「あぁ、切札勝遊だ!」
そのまま俺は自身の名を告げるが、周りはある意味驚いたように俺の名を聞く。
「なんか変な事した?」
「いや、そういう訳じゃなくて」
「この塾の名の元になった遊勝さんと名前が似ているという事で」
「あぁ」
それは俺も聞いた時には驚きを隠せなかった。
なんだって、俺の名前の位置が違うだけで同じ文字なのは、偶然にしてはできすぎてる。
そう思ってしまったが
「まぁ、良いや。
それよりも、ここってやっぱりあれがあるのか最新のソリットビジョンが!!」
「あっあぁ、あるけど」
俺の言葉に少し驚いたのか、この塾の生徒である遊矢は少し引き攣った笑みを浮かべる。
テンションが高すぎたか?
「そんなに珍しいのか?」
「珍しいと言うよりも、俺が住んでいた所が田舎過ぎたからな。
周りには俺以外はデュエルモンスターズをやっている人は見掛けないから、いつも一人でやっていたし」
「えぇ、嘘!!」
「それなのにシンクロを使えるなんて!!」
「えっ今なんて言った!」
二人の言葉に驚きを隠せないように、どうやら遊矢の友人である権現坂君が目を見開いていった。
「確か、英霊というモンスターでたった1ターンで勝っちゃったんだよ!」
「英霊?
聞いた事のないモンスターだね?」
「まぁ、珍しいと言ったら珍しいけどな。
なぁそれよりも、誰かデュエルしようぜ!!
俺、デュエルをしたくてしたくてうずうずしているんだよ!!」
「なんというか、勝遊は見た目と違って子供っぽいというかなんといか。
だったら、俺が相手になるぜ」
「えっ遊矢がっ」
そう名乗りを上げた事で周りは驚いてるようだけど
「あぁ、俺もペンデュラムをもっと練習したいからな。
そういう意味でも、シンクロを使う勝遊とはデュエルしてみたいと思っていた」
「ペンデュラム!
聞いた事ないけど、なんだかわくわくしてきたぜ、だったら」
俺はそう言いながら、さっそくデュエルディスクにカードを装填する。
「さっそくデュエルしようぜ!
ほら、早く早く!!」
「って、早っ!!
どんだけデュエルがしたいんだ!!」
俺の行動の速さに遊矢は驚きを隠せないのか、すぐに追いつく。
「えっと、それじゃ、始めるぞ!
フィールド魔法セット!!」
その言葉と共に、周りの景色は一瞬で変わり、巨大なビル群へと変わっていく。
「すげぇ、本当に町にいるようだぜ」
「それじゃ、始めるぞ!」
「あぁ、さっそく始めるぜ」
「「デュエル!!」」
その合図と共にデュエルディスクを確認すると、どうやら先行は遊矢のようだ。
「さっそく見せて貰うぜ、ペンデュラムを!!」
「期待には応えないとな!
俺のターン。
それじゃ、見せるぜ、俺のペンデュラム!」
その言葉と共に、俺はそのままデュエルディスクを構えながら、遊矢が言うペンデュラム召喚に構える。
「俺はスケール1の星読みの魔術師とスケール8の時読みの魔術師でペンデュラムスケールをセッティング!
これでレベル2から7までのモンスターを同時に召喚できる!」
「同時に特殊召喚する」
それはこれまでのデュエルにおいて特殊召喚を行う為に幾度も行っていたモンスター効果などを全て超えた召喚方法。
その召喚方法に俺は驚きを隠せずにいた。
「揺れろ!魂のペンデュラム!天空に描け光のアーク!ペンデュラム召喚!! 現れろ、俺のモンスター、EMハンマーマンモ!EMキングベアー!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!」
その言葉と共に現れたモンスター達はどれも高い攻撃力を誇っている。
「確かに強力なモンスターだな」
「あぁ、俺はこれでターンエンドだ」
まさに万全な構えというべきだろう。
高い攻撃力はそれだけ防御力を誇っており、しかもライフは無傷。
手札を全て使い切っているようだが、それでもあの布陣を突破するのは難しい。
それに俺はペンデュラムについてはあまり詳しくないが、何かあるようだ。
「だったら、油断なく、最初から行かせて貰う。
俺のターン、俺は魔の試着部屋を発動する。
ライフを800払い、デッキの上から4枚見めくり、その中にレベル3以下の通常モンスターを全て特殊召喚する」LP4000→3200
その言葉と共に俺はカードを引くと、どうやら思った以上に運が良かった。
「行くぜ、俺は引いたゲットマシン イーグル号 ゲットマシン ジャガー号 ゲットマシン ベアー号の3枚を特殊召喚する!!」
その言葉と共に現れたのは3つの飛行機であり、そのまま俺の宙を舞う。
「通常モンスターを3体?」
「英霊じゃない?」
ゲットマシンの事を見て、少し驚いたようにフトシが首を傾げる。
「それって、確か勝遊さんが使っていたデッキのカード?」
「うん、確か、ジャンヌ・ダルクがいるデッキだけど」
そう観客である子供達は疑問に思ったのか首を傾げる。
「いやぁ、俺、実はデッキを結構な数を持っている。
英霊は俺の持つデッキの一つだ」
「それじゃ、ゲットマシンというデッキなのか?」
カテゴリから考えて、遊矢が首を傾げるが
「いいや、違うな。
このデッキの主役はこいつだ!チェンジ!!」
その言葉と共に空を舞っていたゲットマシンの内、ジャガー号とベアー号がそのまま一つになる。
一体化したゲットマシンはそのまま稲妻を走らせながら、機械の赤い腕が現れる。
「ゲッタァーー!!」
そして、イーグル号はそのまま形を顔のように変わり、そのまま真っ直ぐと手足が生えたゲットマシンに装着する。
「ワンッ!!」
その叫び声と共に、俺は合体したロボット、ゲッター1がその姿を現す。
「えっえっ、何が起きたんだ!?」
何が起きたのか分からず、その場にいた全員が驚きを隠せないのか周りの皆は見つめていた。
「まさかっあれって、融合!?」
その事にいち早く築いたのか、一人の少年がゲッター1を見つめていた。
「融合って、シンクロだけじゃないのか」
「誰がシンクロだけしか使えないって言った?
何よりも、これぐらいしないと面白くないだろ」
俺は笑みを浮かべながら、そのままゲッター1も構える。
「さて、見せてやるぜ、ゲッターの恐ろしさをな!!
ゲッター1が特殊召喚に成功した時、相手の場のモンスターを2体破壊する!
行くぜ、トマホォークゥブゥーメラァン!!!」
その言葉と共に、ゲッター1が手に持ったトマホークでハンマーマンモとキングベアーの2体をそのまま真っ二つに切り裂く。
「一気に2体のモンスターを破壊しただと」
「まだだぜ、ゲッター1でオットアイズ・ペンデュラム・ドラゴンに攻撃!!
この時、ゲッター1の効果、このカードが「ドラゴン族」「恐竜族」「獣戦士族」「獣族」「鳥獣族」「爬虫類族」と戦闘を行う時、ダメージステップ終了時までこのカードの攻撃力を1000アップする!!」
「なっ」
それと共に、手に持ったトマホークをそのままオットアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを真っ二つに切り裂く。
「オットアイズっ!」LP4000→LP2900
その言葉と共にオットアイズはそのまま倒される。
「ペンデュラム召喚したモンスターを瞬く間に倒すなんて」
「俺はカードを2枚伏せて、ターンエンド」
俺はそのままカードを1枚伏せて、そのままターンを終える。
「これは確かに驚いた。
けど、俺のペンデュラムはこの程度では終わらない!」
「なに?」
その言葉に疑問に思っている間にも、遊矢はそのまま構える。
「まずは俺はEMソード・フィッシュを召喚する。
ソード・フィッシュの効果、このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力・守備力は600ダウンする!」
その言葉と共にゲッター1はそのままソード・フィッシュの分身によって、その身体の動きを強制的に止められてしまう。
「へぇ、だが、600下がったぐらいではゲッターは倒せないぜ」
「あぁ、だが、お楽しみはこれからだ!!
揺れろ!魂のペンデュラム!天空に描け光のアーク!ペンデュラム召喚!! 現れろ、俺のモンスター、EMハンマーマンモ!EMキングベアー!EMソード・フィッシュ!そしてオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!
その言葉と共に現れたのは、なんと先程全滅させたはずの遊矢のモンスター達だった。
「これが、ペンデュラムっ」
「そうだ。
ペンデュラムモンスターは破壊された時、エクストラデッキに戻される。
だから、破壊されても、何度も蘇る事ができる。
そして、EMソード・フィッシュのもう一つの効果。
俺のモンスターが召喚・特殊召喚に成功した時、相手モンスターの攻撃力、守備力を600下げる」
「それはつまりっ、攻撃力が1200下がる。
これじゃ、ゲッター1は」
「あぁ、行くぜ、バトル「おっと、その前に、速攻魔法!オープン・ゲットを発動する!!」速攻魔法!」
俺が宣言すると共に、拘束されていたゲッター1はそのまま分離し、元のゲットマシンへと姿を変えた。
「自分フィールドの「ゲッター」と名の付くモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターをEXデッキに戻し、ゲームから除外されているそれぞれカード名の異なる「ゲットマシン」モンスターを3体フィールドに特殊召喚する事ができる!!」
「なるほど、あのまま破壊されたら、そのまま敗北になる。
だからこそ、モンスターを3体特殊召喚し、このターンを防ぐのか」
「いいや、そんな事はしないぜ!
俺はさらに速攻魔法ゲッターチェンジ!を発動する。
自分の場に「ゲットマシン」と名のつくモンスターが3体特殊召喚された時に発動できる。
「ゲッター」と名のつく融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する!」
「それって、つまりゲッター1がもう1度出てくるのか!!」
「1度デッキに戻れば、ソード・フィッシュの効果で下がった攻撃力は元に戻る。
しかも、特殊召喚すれば、もう一度2体のモンスターを破壊する事ができるっ」
「いいや、外れだ!」
「えっ?」
俺の言葉に疑問に思った権現坂は首を傾げるが
「でも、その条件だとゲッター1じゃないの?」
「正解だけど、不正解だ。
なんだって、ゲッターの面白い所はここからなんだ。
チェンジ!ゲッター2!」
その言葉と共に今度はジャガー号が前となり、ベアー、イーグルの順番に重なると共に、先程までのゲッター1とは違うドリルを手に持ったモンスターへとその姿を変える。
「ゲッター2だとっ!!」
「そう、ゲッターとは、ゲットマシンによって3つの姿に変わる事ができるモンスターの事。
そして、ゲッター2の効果により、お前の場のEMハンマーマンモとEMキングベアーを手札に戻す。
ドリルハリケーン!!」」
その言葉と共にゲッター2はそのままドリルを回転させ、2体のモンスターを遊矢の手札に戻す。
「だけどっ、オットアイズ・ペンデュラム・ドラゴンの攻撃は残っている!
螺旋のストライク・バースト!!」
その言葉と共に放たれる一撃は真っ直ぐとゲッター2へと向かった。
だが、
「残念、それは残像だ」
「なっ」
先程までゲッター2がいた場所には既におらず、オットアイズの攻撃は外れる。
「ゲッター2は「ドラゴン族」「恐竜族」「獣戦士族」「獣族」「鳥獣族」「爬虫類族」と戦闘を行う時、ダメージステップ終了時までこのカード破壊されず、戦闘ダメージは発生しない。
だから、その分、攻撃力も守備力も他のゲッターよりも低いけどな」
「っ俺はこれでターンエンドだ」
「俺のターン。
さぁ行くぜ、ゲッター2の効果。
1ターンに1度、表側表示のこのカードをフィールドからEXデッキに戻す事で、このカードの特殊召喚に使用したモンスター一組を自分フィールドに特殊召喚できる。
そして、これが最後の締めだ!
チェンジ!ゲッター3!」
俺は最後の締めといわんばかりに、ゲッター2の融合を解除させ、そのままキャタプラが特徴的なゲッター3へと召喚する。
「ゲッター3の効果!
このモンスターが召喚に成功した時、相手モンスター2体選択し、そのモンスター2体と強制バトルさせる!」
それと共にゲッター3の両腕は真っ直ぐとオットアイズとソード・フィッシュを掴む。
「大雪山おろし!!!」
伸縮自在なゲッター3の両腕で作り出した竜巻状の空間内で掴んだ相手に高速回転を加えて投げ飛ばす。
守備表示という事で、オットアイズ達は破壊されなかったが、そのバトルダメージはそのまま遊矢のライフを0と変わる。
バトルが終わりを迎えると共に、フィールドはそのまま元に戻る。
「同じ素材モンスターを融合と解除を繰り返し行うゲッター。
僕でも知らない融合なんて」
そう紫雲院が驚きを隠せない声で呟いた。
「いや、やばかった」
そう言いながら、俺は本当に素直な感想を呟く。
「やばかったって、さっきのが」
そう遊矢は驚いた様子で見ていたが
「ゲッターは確かに特殊召喚した時の効果は強いし、相手の種族と合えば強いけど、反対に相手の種族が合わなかったら、バトルでは有利にならない」
何よりもゲッターは融合と解除を繰り返すのは強さであるのと同時に扱いとしては特殊召喚になる。
よって、それを行った直前に相手の効果でゲットマシンが一つでも破壊された時に不利になる。
だからこそ、今回は運が良かったとしか言えない。
「それにペンデュラムも結構面白いからな」
「そっそうか!!
だったら良いけど」
そうペンデュラムの事を話題にすると、すぐに照れたように笑みを浮かべる。
今回はX2愛好家さんの新カテゴリである「ゲッター」採用させて貰いました。
このカテゴリで投稿したカード以外、作者が追加したオリカードは主に後書きにて掲載させて貰います。
新カテゴリで1枚しか思いつかなかった方でも、応募、お待ちしています。
ゲッターチェンジ!
速攻魔法
⑴自分の場に「ゲットマシン」と名のつくモンスターが3体特殊召喚された時に発動できる。
「ゲッター」と名のつく融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
ゲッター2
星7/地属性/機械族/攻1000/守1000
ゲットマシン「イーグル号」+「ジャガー号」+「ベアー号」
自分フィールドの上記カードを除外した場合のみEXデッキから特殊召喚できる(融合は必要としない)。
「ゲッター2」は1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①1ターンに1度、表側表示のこのカードをフィールドからEXデッキに戻す事で、このカードの特殊召喚に使用したモンスター一組を自分フィールドに特殊召喚できる。
②このカードの特殊召喚に成功した時発動できる、相手フィールドのモンスターを2体まで選択して、手札に戻す。
③このカードが「ドラゴン族」「恐竜族」「獣戦士族」「獣族」「鳥獣族」「爬虫類族」と戦闘を行う時、ダメージステップ終了時までこのカード破壊されず、戦闘ダメージは発生しまい。。
ゲッター3
星7/水属性/機械族/攻1000/守2500
ゲットマシン「イーグル号」+「ジャガー号」+「ベアー号」
自分フィールドの上記カードを除外した場合のみEXデッキから特殊召喚できる(融合は必要としない)。
「ゲッター3」は1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①1ターンに1度、表側表示のこのカードをフィールドからEXデッキに戻す事で、このカードの特殊召喚に使用したモンスター一組を自分フィールドに特殊召喚できる。
②このカードの特殊召喚に成功した時発動できる、相手フィールドのモンスターを2体まで選択して、バトルする。
③このカードが「ドラゴン族」「恐竜族」「獣戦士族」「獣族」「鳥獣族」「爬虫類族」と戦闘を行う時、このモンスターの守備力を1000上げる。