因子厳選終わってないよ。キャラも出来てないよ。時間が足りなすぎるよ。
なんでブライダルガチャにグラスがいねぇんだよ!?(サイゲの)教え(アプデ)はどうなってんだよ教え(アプデ)は!?
???「これがサイゲの本質だ……グラスファンの期待をを影で裏切っている」
コケにしやがって……くそったれ!
やっていこうぜ新章、宝塚!
本日最高潮に達したであろう日照りがトレセン学園の生徒達を照らす。
生徒達の多くが見られるのは、学園に所属する整備員の者達が生徒達が毎日使用できるように手入れをしているレース場だ。
「だあああああ!!」
「だあああああ!!」
その芝のコースを元気の良い声で駆け抜けていくのは二人のウマ娘。
葦毛と栗毛のウマ娘が互いに競り合うようにして速度を落とさず、コーナーを回り、直線へ。
身の丈は小さな少女たちであっても、ウマ娘はその脚で時速60kmのスピードで走ることが出来る。
地を蹴る音は確かに土を跳ね上げて、後ろの方へ吹っ飛ばしていく。今日も、整備員たちの仕事は大変な事だろう。
「がんばれ……がんばれ」
練習場に設置されている2000mのゴール付近で待つ少女はトレーナーではなく、青鹿毛のウマ娘だ。
背は低く、今併走しているウマ娘達よりも同じくらいの少女は二人をそう呟きながら、自身の手にあるストップウォッチをきゅっ、と握る。
「うぉあっ!」
「どぉらっ!」
併走するウマ娘二人は、もつれ込むようにゴールへ。
しかし、勝敗が決するのを青鹿毛のウマ娘は確かに見ていた。
クビ差で、栗毛のウマ娘の少女がゴール板へと入り込んでいるのを。
「ぬぁああああ!負けたぁ!!」
「ヨシッ!!15戦5勝5敗5引き分け!追いついたッ」
併走していた葦毛のウマ娘もその結果には気付いたようで、悔しさからかゴールした直後にも関わらず思わず声をあげている。
栗毛のウマ娘は久方ぶりの勝利にはにかみながら拳を握ってガッツポーズ。
それを見た青鹿毛のウマ娘、手に握ったストップウォッチを見て、彼女もまた笑みを浮かべた。
互いに意識し合える関係と言うのはここまで練習に良い効果をもたらすのだな、と再認識する。
「ら、ライスお姉さま!今のタイムどうだったかな!?」
と、勝利した栗毛のウマ娘が息を切らしながらライスと呼ばれるウマ娘の元へ。
「わ、私は!?この前と比べて、どう!?」
葦毛のウマ娘も続くように聞く。
慌てないでね、と彼女達にも、自分自身にも言い聞かせるようにゆっくりと、だがはっきりとした口調で青鹿毛のウマ娘は言う。
「うん、たーちゃんもそーちゃんも前の併走時よりもタイム伸びてきてるよ。たーちゃん、力みない走りで凄いリラックスしながら走れてた。最後の加速、とっても良かったよ」
「わーい!」
「そーちゃん、序盤から無理に行き過ぎ。多分呼吸が今も乱れてるのは、最初の1000mで力使いすぎちゃってるから。
でもね、そこから最後まで粘れるのはやっぱそーちゃんの凄い所だよ。ペース配分が分かってくれば、もっと速くなると思うんだ」
「は、はい!じゃあ、たーちゃん、もう一本やろう!今度こそ負けない!今すぐ勝負!」
「ふ、二人とも、その前にちゃんと休憩挟んで。か、身体壊しちゃうから」
まだ二人は、デビューにも選抜レースにも出すことが出来ない。
トレセン学園に入学して来た生徒であっても、身体の作りが未成熟な子によってはトゥインクルシリーズを走るのは怪我に繋がりかねないのだ。
伸びしろはある。だからこそ、怪我をしないように大切に育てていかなくてはいけないと、自身のトレーナーとはそういった練習方針を固めている。
メニューはトレーナーと一緒に考えたなるべく負荷の掛からないものを。
併走させることでタイムの伸び縮みを競わせるような負荷の掛かるメニューは本数を決めている。
練習時に二人が無理しないようにサポートするのは、自分の役目だ。
「このメニューはあと一本。次は体幹トレーニング。走る前に、二人とも水分補給して来てね」
はーい、と二人のウマ娘はベンチ付近に置かれているジュースの方へ歩いていく。
足の歩きにもふらつきは無いし、怪我を隠しているような素振りもない。
本当に異常が無いのだな、と安心した少女は小さく息を吐いて胸を撫でおろした。
二人のウマ娘の面倒を見ているウマ娘―――ライスシャワーは自ら進んでトレーナーのサポートをしている。
トゥインクルシリーズを走る事を夢見る後輩たちを支えるのが、今のライスシャワーの仕事だ。
ライスシャワーのチームはトレーナーが一人、そしてサブトレーナーが一人。
そして所属するウマ娘はライスと、先ほど走っていた栗毛と葦毛のウマ娘だが、ライスはサポートに徹する為に実質は二人だ。
「とっと、今のうちに……」
ライスシャワーはペンとバインダーを取り出すと、先ほどの二人が併走時に叩き出したタイムを記入していく。
併走時はウマ娘の競い合う本能が刺激されてタイムが伸びるというが、この二人は競い合う事で相乗効果が起きて毎日タイムを更新している。
他のチームで言うところのウォッカとダイワスカーレットのようなガチガチ感は無いが、お互いがライバルであることを認め合っている印象がある。
自分が出来る事は、彼女たちが本気で喧嘩してしまわないように、怪我に繋がるような事を行わせないように見守るだけだ。
・・・・・でも、やっぱり……こういう関係って、いいなぁ。
幼さ、と言うのか。
それとも、二人の姿を過去の自分に重ねていたか。
自然とライスシャワーが微笑みを浮かべる。
自分が多くのライバル達によって強くなれたように、彼女達にも素晴らしいライバル達と巡り合ってほしいと願わずにはいられない。
〇
その日の練習終わりの事である。
「ねぇ、たーちゃん。ライスお姉さまって、やっぱ凄いよなー」
「だよね、そーちゃん」
一通り練習メニューを終え、道具を片付けている最中、部室で洗濯籠にタオルを入れていたライスシャワーは目の前二人がそんな話をしだすのを聞いた。
「あの未来から来たスーパーサイボーグ・ミホノブルボンさんと菊花賞のレースで勝って、当時現役最強ステイヤー兼スイーツ怪人のメジロマックイーンさんの天皇賞春で勝ってるのって、凄い事だよね」
「私、トレーナーからその時のレース映像見せてもらったけど、やっぱ気迫が違ったよたーちゃん」
「うんうん、こう、なんだろう、絶対についていく、逃がさない、ついていくって鋼の意思を感じた」
「え、えーっと……なんか私の話されると恥ずかしいな……そ、それにそんな大したことじゃないし」
なんだろう、事実なんだけど、一部脚色が入りまくっている気がしたライスシャワー。
目の前で自分の事を嬉々として語っているのを見て、恥ずかしくならないわけがない。
すぐに二人の会話を切り上げようと思ったが、
「違うよお姉さま!大したことなくなんてないよ!」
「ライスお姉さま、カッコよかった!カッコよかった!なんか、こう、すごく……凄くカッコよかった!」
「そーちゃん、語彙力!!語彙力!!」
「~~~~~ぅぅ……お、お兄様とお姉様以外で褒められたことないから、慣れないよぉ。
あ、あと、前から思ってたんだけどなんでライスの事、〝お姉さま〟って呼ぶの?」
ライスシャワーが自分のトレーナー達を「お兄様」「お姉様」と呼ぶことをお願いした事はあっても、自分より下の子たちにそう呼んでほしいと頼んだことは無いのだが。
「私達にとってライスお姉さまは追いかける目標なの!」
「生まれも地方から来た私達がこの中央のトレセン学園に入ろうと思ったのは、ライスお姉さまのレースを観たから!」
「いつかたくさんのレースに出て、たくさんのG1レースで賞を取って!」
「いろんな人たちに私達のレースを観てもらって!」
栗毛と葦毛の少女は交互に言葉を紡ぎ、言う。
「いっぱいの勇気を与えられる、ヒーローになる!」
「いっぱいの勇気を与えられる、ヒーローになる!」
ほぼ同時に、示し合わせたかのようなタイミングで。
二人の少女たちの決意に満ちた顔を見て、ライスシャワーは嬉しさを隠せなかった。
嬉しくなって、溢れ出しそうな涙をぐっとこらえて、それを見られないように、ライスシャワーは二人のウマ娘を両腕で抱きしめた。
「ありがとう、ありがとね」
自然と頬が緩むのは、純粋な真心で自身の事を慕ってくれていることへのライスシャワーが抱く、心からの感謝だった。
ライスシャワーはレースを走っていた時、周りの言葉に傷つきながら、怯えていた。
何度も走りたくないと思ったし。
何度も走ること自体が嫌いにもなりかけた。
でも、やっぱり走るのはやめられなかった。
自分に走って欲しいと願う者達が居たから。
自分の気持ちにも向き合って、自分は再び走り始めたのだ。
「ライス」
「お兄様……?」
「夜遅くまで俺の手伝いをしなくてもいいんだぞ。あまりパソコン操作事態も慣れてないんだから、疲れたろ」
練習は終わり、トレーナー室の時計は既に夜の六時を回っている。
陽は既に落ち、学園の外灯が暗がりの庭を照らしていく光景がライスシャワーの目に入って来た。
トレーナーの業務の手伝いをするならば、事務系作業も積極的に行う。
チームの練習メニューの管理、ドリンクづくり、道具の手入れは今ではライスシャワーの日課となりつつある。
『2000mタイム記録表』と打ち込まれているExcel画面を開いていたライスシャワーの向かいデスクに座る男性が鷹のように鋭い視線を向ける。
ライスシャワーは自身のトレーナーからそんな視線を向けられても一向に怯むどころか、柔和な笑みを浮かべて見せた。
「大丈夫だよ、お兄様。ライスね、ライスを目指してくれるあの娘達の為に少しでも頑張りたいんだ」
「そっか……」
体躯ががっしりとしていて、眼つきも猛禽類を思わせる鋭さから他者から畏怖の対象として見られがちな自分のトレーナーだが、
このトレーナーが虫も殺せない優しい人物だという事を理解している。だからライスシャワーは柔和な笑みを浮かべて見せた。
「ライスちゃーん!」
「お姉さま!?」
快活な声とともに扉が開け放たれれば、スーツを着た金髪の女性が無数の紙袋を手に入ってくる。
口に棒つきのキャンディを咥えている女性はライスシャワーのチームのサブトレーナーで、運営しているトレーナーとは兄妹関係だ。
兄と同じく、眼つきの悪さが遺伝してはいるが彼女はライスシャワーの前では目じりが垂れるほどの豹変ぶりを見せる。
「ライスちゃん、今日もまだ時間あるよね?あるって言って!今アキバからライスちゃんに似合うロリータファッション買ってきたんだけど、これ絶対ライスちゃんに合うから来て欲しいんだぁ!!」
目の中にしいたけ……ではなく、嬉々とした様子で瞳を輝かせたサブトレーナーが紙袋から取り出した複数のロリータ系の服を取り出しては鼻息を荒くしながら見せつける。
「この前のハロウィンの勝負服もメチャクチャ可愛かったんだけど、私はもっとカワイイのもあると思うの!
地雷系の黒、情熱の赤、無垢の白、あぁ、巫女服も良いわ!ウララちゃんとお揃いで着物もいいわッ!兄貴もそう思うでしょ!?」
「ああ、ライスは何を着せても似合うよ。俺にはそれが分かる……俺はライスのお兄様だからな」
妹に同意を突如求められた兄は、パソコンの操作を一時中断して腕を組んで頷いた。
サブトレである妹も同じく腕を組んでは胸を張り、
「私だって、ライスのお姉様なんだけど?」
「だからなんだ?俺はお兄様だ」
「で?私はお姉様だけど」
「俺はお兄様だ」
無限ループが始まる瞬間をライスシャワーは目撃した。
二人は隙あらば我こそはライスシャワーの兄、姉であることを見せつけてくる。
しかも、自分だけでは飽き足らず、周囲の人間にまで。
学園には自分のトレーナーに特別な呼び名をされても相手は受け入れてスルーするくらいだが、この二人の場合は「お兄様」、「お姉様」であることに大きな使命感をその心に宿してしまったようで。
「ふ、二人とも、喧嘩しないでぇ!」
二人はライスシャワーにとって、特別な存在だ。
トゥインクルシリーズという舞台に飛び込むのを後押ししてくれたのはこの二人だし、菊花賞や天皇賞春のブーイングの時は二人が身を張って守ってくれた。
彼らはライスシャワーの夢を笑うことなく、応援し続けてくれた。
「俺がお兄様だぞッ!」
「私がお姉様だぞッ!」
血縁の関係は無くとも、まるで本当の家族のように見守ってくれて、毎日を楽しく過ごせている……ライスシャワーはそれだけでも幸せだった。
〇
とある山奥に小さな魔法使いがひっそりと暮らしていました。
その魔法使いは、心の底から人々の幸せを願い、不思議な力で人々を幸せにする行いをしていきました。
最初は町の人々から怖がられた魔法使いでしたが、その行いはやがて人々に認められていく事になります。
街を襲う大嵐を自らの魔法で掻き消した時、魔法使いは感謝され、多くの人々に愛されるようになり、幸せに暮らしていました。
だけどそんなある日、大事件が起きます。魔法使いは怪我をしてしまい、魔法が使えなくなってしまったのです。
そーちゃんのウワサ:棒倒しは初手で相手をキルできるらしい。
たーちゃんのウワサ:自作したそーちゃんのキーホルダーがあるらしい。
お兄様のウワサ:初めて理事長を涙目にしたらしい。
お姉様のウワサ:メイドの作法にやたら詳しいらしい。
この作品であなたが気になるウマ娘は?(略、今あの娘どうしてるの?
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