無気力な僕がAqoursのマネージャーになってしまった件について 作:希望03
昨日投稿しようとしたんですけれど、課題やテストの勉強等で中々、創作に手を付けることが出来なかったです…申し訳ない…
そして、善子ちゃんのソロ曲、ホコタテツバサがYouTubeで公開されましたね!
あんなに好き好き言ってる善子ちゃんに本当、惚れてしまいそうです…
そんな善子ちゃんも今回の回に登場します!
今回も楽しんでみてください!よろしくお願いします。
~スクールアイドル部部室~
優馬「…ふぅ」
ようやく自分の仕事が終えようとしていた。
練習で使用するドリンクの作成、今日の練習でのダンスをビデオカメラで撮影し、どこが悪いのか、何が良いかをリストアップ、他のスクールアイドルたちの動画を見て、研究など、
今は歌詞作りのためのテーマを決めていた。
それもちょうど、頃良いときまで終わりを迎えようとしていたのだ。
優馬「うぅ~ん…」
時間は今、ちょうど18時。
空模様もまだ若干明るいものの、暗くなるのも時間の問題というやつだった。
優馬「さてと…帰るか…」
そうして、帰ろうとした時だった。
なんだか、部室の近くから物音が聞こえてきたのだ。
不安に思いつつ、扉を開けるとそこには
善子「きゃっ…!」
優馬「…なにゆえ?」
善子「…なによ、いちゃ悪いの!?///」
なぜだか善子が目の前にいたのだ。
おかしい、帰ったと思ったのに。
もう時間も時間だったため、善子を送ることにした。
優馬「はぁ…とりあえず帰ろう?」
善子「あ…///えへへ…やった…///」
優馬「っ!?///」
え、何この可愛い天使
いや、堕天使の間違いでした。
いやこれもう堕天使じゃないでしょ、もはや天使だわ。
善子「…?何固まってるのよ?」
優馬「はっ…いや、善子が可愛くてつい、固まってた…」
善子「ふぇっ!?///」
善子「だ、だめよ…///不意打ちすぎ…///」
善子「と、とりあえず帰るんでしょ!!///ほら、早く!///」
優馬「う、うん…」
そうして僕はまさか堕天使にキュンとしてしまったことに驚きつつ、
とりあえず善子を家まで送ることにした。
優馬「そういやなんで善子はあそこにいたの?」
善子「えっ!///いや、その…///」
優馬「…?」
善子「うぅ…///」
優馬「なに?どしたの?」
善子「あ、あんたと…ゆ、うまと帰りたかったから…///」
優馬「あの、聞こえないんですけれども…」
善子「ゆ、優馬と一緒に帰りたかっただけなの!!///」
優馬「…え?///本気ですかい?///」
善子「う、うん…///ってなんか語尾おかしくなってるわよ…?」
優馬「あ、気にしないで…」
え、いやこの子どしたの?
なんでこんな素直になっちゃってるの?
いつもの堕天使キャラどうしちゃったの?
やばい、頭がおかしくなってきた
善子「…あ!ちょうどバス来たわよ!」
優馬「あ…うん」
こうしてなんだかよく分からないまま
善子とバスに乗るのであった。
~バス内~
善子「Zzz…Zzz…」
優馬「疲れてたんだな、そりゃあれだけ色々あったからそうなるよね…」
急にアイドルに誘われて、気づいたら東京に行ってて、色んな所で歌って踊って…
そりゃ、疲れるよ…でも、でもさぁ…
優馬「もたれかかるのは違うじゃんか…」
善子「Zzz…Zzz…」
善子は堕天使キャラのあれが無ければ本当に可愛いのにな…
…やっぱり顔は整ってるよね、アイドルやるだけあるわ
善子「ゆ、うま…」
優馬「…?」
善子「だい、すきよ…Zzz…」
優馬「…はぁ///」
優馬「勘弁して…///」
そんなことをしているうちに気づけば沼津に着いていた
優馬「あ、善子、着いたよ」
善子「うにゅ…?着いた…?」
善子「行かなきゃ…って、きゃっ!」
優馬「うわっ!」
寝ていたためだったかは分からないけれど、
善子の足がもつれて、転けてしまうところだったのを僕が抱きしめる形になってしまった。
優馬「…大丈夫?」
善子「う、うん…///ありがと…///」
善子「あ、え、と、あの…も、もう行くわねっ!!///ここまでで大丈夫!ありがと!///」
優馬「何だった今日はいったい…」
今日はなんだか善子にやられっぱなしだったな、なんて考えながら
僕は自分の家に戻るのだった…
~図書室~
…いまだに昨日の善子の余韻がすごかった。
ただ、あれだけやってきたのは善子のはずなのに
なぜだか善子の方が僕を避けていく…
なんで?
ただ、今日はスクールアイドル活動も休みの日のため、
こうして僕のオアシスである図書室へ赴いているのだ。
優馬「はぁ…すごく…落ち着く…」
いつも通りの場所で、いつも通り本を読みながらくつろいでいると
放課後の図書室というあまり人が来ないような時間に扉が開いた。
花丸「あ、優馬さんずらぁ~♡」
優馬「やっぱり花丸ちゃんか」
花丸「むっ!やっぱりって何ずら~??」
優馬「はは、放課後のこの時間で図書室に来るのは花丸ちゃんくらいだよ?」
花丸「ふふ…それもそうずらね!」
そうした会話を交わし、彼女はこの広い空間の中で僕の隣に座ったのだ。
しかもなんか近い。
優馬「…花丸さん?」
花丸「?どうしたずら?」
優馬「いや…なんか近くないですかね…?」
花丸「…だめ、ずらか?」
優馬「いや、全然大丈夫です」
花丸「ふふっ、優馬さん、敬語になってるずらよ?」
花丸「…それに隣が一番落ち着くずら///」
優馬「…///そっか///」
あーー、もうなんなんですかね、ここ最近の1年生たちは?
なーんでこんなに人の心を掴んでくるんですかねーーー??
とりあえず、落ち着ける存在になれてよかったです…はい…
花丸「…///」
優馬「…」
花丸「あ…その本…」
優馬「ん…?あぁ…これ?ちょっと読んでみたいなと思って…」
花丸「どこまで読んだずら??」
いや、距離感。
花丸さん、バグってます。距離感。
近いですよ?え?近いですけれども?
花丸「おー、もう結末が近いずらね…」
優馬「そ、そうだね、もう結構読んでたから」
花丸「これ、マルも読んだずらよ~、結構面白かったずら!」
優馬「そっか、ちなみにここまででのお気に入りのシーンとかある?」
花丸「マルはねぇ…」
うわ、え、めっちゃ近くなってるんですけど?
あれ、もしかしてこの子、無自覚?
それだったらすごくない?
花丸「…って、優馬さん、話聞いてた?」
優馬「あ…いや…ごめん…///」
花丸「…もしかして、距離近くて照れちゃったずら?///」
優馬「…///」
花丸「ふふっ、優馬さんも可愛いところあるずらぁ~♡」
花丸「マルだけが知ってる優馬さん、ずらねっ♡」
花丸ちゃん…
天使だと思ったけど、全然違う。
この子…小悪魔だ…///
~屋上~
今日は気持ちのいいくらいの快晴だったから屋上で練習することにした。
そして今は休憩中。皆はそれぞれドリンクを飲みつつ、さっきのダンスの振り返りをしている。
僕はビデオカメラでダンスの確認、を念入りにしていた。
するとそこに、
ルビィ「お兄ちゃん…?」
優馬「ルビィちゃん?どうしたの?」
ルビィ「あ、いや、その…お兄ちゃんがいなかったからどこにいったのかなって…」
優馬「あ…ごめん、もう練習始める?」
ルビィ「ううん…千歌ちゃんがどうせだから日向ぼっこしたいって言ってて…」
優馬「あー…相変わらずだね…」
本当に相変わらずだらしがない。
まぁそういうところも千歌らしいからいいんだけど…
でも、練習に支障が出てしまうのは良くない。
そうして、止めに行こうとしたら…
ルビィ「…///」
優馬「…どうしたの?」
ルビィ「る、ルビィは日向ぼっこしてたいな、って…」
優馬「あ、ほんとに?うーんじゃあどうしよ…練習時間は少し削ってもいいか…」
とか色々考えていると
気づいたらルビィちゃんが隣に座っていた。
ルビィ「えへへ…///」
ルビィ「お兄ちゃん?///」
優馬「ん…?」
ルビィ「ううん、呼んでみただけっ///」
ん~…なんて可愛いんだ、この天使…
いや、ルビィちゃんももしかして小悪魔なのでは…?
優馬「あー…ここじゃ、なんだし皆のところに戻ろっか?」
ルビィ「…ヤダっ!!」
優馬「えぇ…?どしたの、喧嘩した?」
ルビィ「あ、いや、違くて…」
ルビィ「今は、お兄ちゃんを独り占めできるから…///」
可愛すぎる…こんな妹が欲しかった…
ダイヤがうらやましく感じるよ…
そんなことを考えてたら
ダイヤ「ルビィ~~~どこ行きましたの~~?」
ダイヤ「もう練習始めますわよ~~!!」
ルビィ「あ…もう行かなきゃ…」
優馬「そ、そうだね…///」
ルビィ「…最後に♡」
そう言うと、彼女はその細い腕で僕の体をハグして、
ルビィ「ふふ♡お兄ちゃん成分補充完了っ!♡」
ルビィ「行ってきます!」
僕への置き土産を残して練習に向かっていったのだった。
優馬「いや…可愛すぎないか…?」
こんな風に僕は今日も1年生の意外なギャップにやられてしまう3日間を過ごしてしまっていました。
…すごい積極的だったなぁ
善子(はぁ…これで意識してくれるかしらっ!♡)
花丸(ふふ♡優馬さん可愛かったなぁ♡もう一回見たいずら~♡)
ルビィ(お兄ちゃんは誰にも渡さないからねっ!♡ふふふ…♡)
ちなみにその日の練習の1年生のキレは半端じゃなかったです。
すごかった。
今回は1年生がメインで書きました!
恐らくこの流れで行けば、次は2年生に…
とりあえず、まずはまたストーリー通りに戻して、書いていきたいかな、と思います。
なんにせよ、また楽しんでみていただけたら幸いです!
次回もよろしくお願いします!!
現時点で貴方が考える優馬が付き合う相手は?
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高海千歌
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桜内梨子
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渡辺曜
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松浦果南
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黒澤ダイヤ
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小原鞠莉
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津島善子
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国木田花丸
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黒澤ルビィ
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鹿角聖良
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鹿角理亜
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誰とも付き合わない