無気力な僕がAqoursのマネージャーになってしまった件について 作:希望03
希望03です。
最新話投稿できました!!
今回こそ皆、出てきます!
お待たせして申し訳ありません!ぜひどうぞ!
~浦の星学院・屋上~
あれから俺たちは練習のために屋上に向かったのだが…
やはり、というかこうなることは予想できていた分、非常にだるい。
梨子「えへへ…♡」
ダイヤ「ふふ…♡」
優馬「…」
花丸「これはどういうことずら?」
鞠莉「…ダイヤ、ついに化けの皮が剝がれたわね」
果南「本性を見せてきた、っていうわけだね」
ルビィ「…お姉ちゃん」
千歌「やられた…まさか梨子ちゃんまで…」
曜「はぁ…」
善子「いつの間に…なんで…」
梨子とダイヤの2人は幸せムード全開の訳なのだが、他のメンバーが阿鼻叫喚というか
絶望しきっている者もいれば、イライラをむき出しにしてるやつもいるし…
どう説明したらいいのか分からないが、1つ言えることがあるとすれば、この状況は
正しく修羅場、カオスと言えるだろう。
花丸「それで、優さんは何か弁明はあるずらか?」
優馬「あー…それはですね」
梨子「花丸ちゃん、落ち着いて♪」
ダイヤ「そうですわ、私たちは条件を飲んだうえでこのようなことをしているのですから♪」
花丸「…ずら?」
果南「…条件?」
鞠莉「どういうことよ、それ…」
優馬「条件というか、なんというか…」
善子「煮え切らないわね!何かあったなら言いなさいよ!仲間でしょ!?」
優馬「いや、まあそんな重要なことでもなかったというか…ほんと、うん…違うんだよ…」
千歌「何が違うのー!?ゆ~うく~ん!!」
優馬「あぁぁ~~揺らさないでぇぇ…」
曜「優?話して?早く」
優馬「曜、怖いよ…話すから…」
そうして、俺はあの時の経緯を話した。
若干、危険性のあることは省いて…
それでいて彼女たちが納得しているかどうかは分からないが、少なくともこの場を収めることはできたんじゃないか、とは思う。
梨子「私としては一部始終話しても良かったんだけどなぁ…」
ダイヤ「そうですわね…周りへの牽制になりましたのに…」
どうやら2人は納得していないらしい…
あれを一部始終話すのはもはや牽制どころか通報されるのではないか…?
まだ彼女たちも周りが見えていないような気もするが、まあいいだろう。
曜「…でも、それで条件からして2人が腕組む必要性はなくない?」
梨子「あら、曜ちゃんったら嫉妬かしら?浅ましいわね?」
曜「は?私たちの優に手を出してきたから怒ってるんでしょ?」
梨子「“私たち”だなんて…助言したのは私なのに、ね。それも知らないんだぁ…」
曜「…どういうこと?」
優馬「あー…2人とも落ち着いて…」
なぜ喧嘩を始めてしまうのだろうか、だから嫌なのだ。
落ち着かせようにも2人してヒートアップしてこちらが抑えきれない。
それでいてもう片方のダイヤは、というと
鞠莉「…な~んか、臭いのよねぇ?」
果南「隠してることありそうだよね、ダイヤ」
ダイヤ「あら、話の内容は優の言ったとおりですわ、それとも優のことが信じられないのですか?」
鞠莉「信じられないとかじゃないわ、何か知られてはいけない何かがあるんじゃないかな、って」
ダイヤ「そんなものあるわけないじゃないですか」
果南「ふ~ん…まぁいいや、でも腕組むのはいただけないよね、しかも梨子と一緒に」
ダイヤ「腕組むくらい、なんてことないですわ。条件はききましたのよね?」
果南「条件はきいたけど、腕組むのは違くない?しかもあんな堅いダイヤが腕組むなんて…」
ルビィ「何かあったんだよね?お姉ちゃん。」
ダイヤ「…ルビィまで」
ルビィ「ねぇ~、おねぇちゃん♪お兄ちゃんをどうたぶらかしたの…?」
ダイヤ「誑かすだなんて、そんなことはしてませんよ、ルビィ。」
ルビィ「ふ~ん…」
こっちはこっちで3人にダイヤが責め立てられてて、なんだか見ていて可哀そうになる…
ルビィちゃんとかそんなに強気だったっけ?
変わりようがすごすぎて正直ついていけない。ただ、かなり3人とも怒っているみたいだった。
優馬「はぁ…もう疲れた…」
千歌「ゆ~うくんっ!」
優馬「おわっ!…千歌」
千歌「えっへへ~…♡丁度、梨子ちゃんたち離れたからぁ…ね?♡」
優馬「…暑苦しいんだけど?」
千歌「だからなに?さっきまで他の女の子侍らせてたのに」
優馬「分かったよ…それで、なんで君たちまで?」
善子「リトルデーモンの呼び声が私のもとに聞こえた、からかしらね?」
花丸「ずら。」
優馬「うん。よく分からないな。」
2人が離れたと思えば、今度は3人
彼女たちもたまに強引なところがあるから大変なんだ。
でもなあ…
千歌「えへへ…優くん…ゆうくん…♡」
善子「リトルデーモン…♡…優♡」
花丸「優さん…優さん…♡」
優馬「…」
まあ楽しそうだし、何も言わなくいいや…
あれ、だけど何か忘れてないか?
今日って何日だ?
確かラブライブの予備予選の結果発表って、1週間後…
今日はラブライブ予選から約1週間…
優馬「あ…」
千歌「?どうしたの、優くん?」
優馬「いや…今日、ラブライブ予備予選の結果発表じゃね?」
千歌「…あ」
「「「「「「「「「あーーーーーーーー!!!!!」」」」」」」」」
完全に忘れてた。
あんな出来事があったからか、ラブライブのことをすっかり忘れてた。
てか、俺らスクールアイドル部だよね、なんで忘れてんの?
いや、悪いのマネージャーの俺だけどさ。
優馬「…どうする、見る?」
「「「「「「「「「見ますっ!!!」」」」」」」」」
優馬「はいはい…」
~浦の星学院・スクールアイドル部部室~
そうして俺はパソコンを開いて、ラブライブのサイトを開いた。
まだ予備予選の結果発表の時間は来ておらず、表示はされていなかった。
どうやら間に合ったらしい。
優馬「…ドキドキするな」
千歌「そうだね…でも、あれだけのパフォーマンスができたもん。きっと大丈夫だよ。」
相変わらず千歌には元気をもらえるな
いつもいつも励まされて…本当助かる。
優馬「…あ、来た。」
すると、皆がパソコンに寄ってきた。
…パーソナルスペース近いんだよなぁ
でも、皆気になるもんな、仕方ないか…
優馬「…お、あ「あったぁぁぁぁ!!!」…耳元でやめてくれよ」
助かる、は訂正しよう。
この馬鹿千歌、何にも考えてない!少しは俺のことも考えろ!
千歌「あった!あったよ!優くん!」
優馬「うん、そうだなー」
千歌「…なんかそうでもない?」
と言われると、確かに不思議だ。
馬鹿千歌に耳元で叫ばれるのはイラっとしたが、それではない。
なんだか合格したけど、どこか当たり前だ、と思ってた。
恐らく、それくらいAqoursが魅力的で、絶対通ると思っていたからだろう。
優馬「…そりゃあ、ね」
千歌「嬉しく、ないの?」
優馬「嬉しいよ。嬉しいけど…」
優馬「俺は千歌たちが合格するのは当たり前だ、と思ってたんだ。それも無意識のうちに」
千歌「え?」
梨子「それは…」
ダイヤ「慢心、ですか?」
優馬「慢心じゃないよ。でも、自信、なのかな」
優馬「これだけ魅力的で可愛い子たちが集まって、あれだけの感動するパフォーマンスを見せてくれて…」
優馬「正直、通らないわけないなって、そう感じてたんだと思う。」
「「「「「「「「「っ!!///」」」」」」」」」
優馬「だから、冷静でいられたのかなーって…千歌?」
千歌「ふぇっ!?///い、いやうん!そうなんだねっ!///」
優馬「…なんでそんな挙動不審なの?」
千歌「い、いや、うん!なんでもないから!///」
優馬「曜…なんでこのミカン娘はこうなっちゃってんの?」
曜「…可愛い///魅力的///えへ、えへへへ…///」
優馬「…どっかいってんな」
2人して様子がおかしい。なんでこうなったのかは分からないが。
それにこの2人だけではない。周りを見渡してみると
花丸「優さんに可愛いって…///えへへ…///」
善子「…///」
ルビィ「お兄ちゃんったら…えへ…///」
まず1年生だが放心状態が3名。
これは曜と同じ感じになってる。おそらくここから立ち直るのに数分はまだかかるだろう。
次。
鞠莉「魅力的、だなんて…///もうっ、ダーリンったら!///いくら私のことが大好きだからと言って、こんな公の場で…///」
果南「鞠莉ってば…可愛くて魅力的って言ったのは私に対してだよ?あとゆうは私のことが大好きなんだから、ね?あー…でもあとで2人きりになった時に言ってくれればよかったのになぁ…///照れ隠しのつもりなのかなぁ…可愛いなぁ///」
ダイヤ「鞠莉さんもダイヤさんも全く分かっておりませんわね?可愛くて、魅力的というのは紛れもなく私に対してですわよ?…やっぱり優は私のことが///さすがにあれはやりすぎにしても想いは一緒、ということですわね…///」
鞠莉・果南・ダイヤ「「「…は?」」」
鞠莉「果南もダイヤも2人して何を彼女面してるの?現実をちゃんと受け入れられていないのかしら?まあそれはAqoursの皆にも言えるけど」
果南「それは鞠莉もでしょ?そもそもゆうは誰も彼女にしてないし、そういうの痛いよ?それにあれだけゆうを突き放して、散々困らせたのに、あの日のことを覚えてて…私を受け入れてくれて…ふふっ、鞠莉とダイヤには無い絆が私とゆうの間にあるんだよ?」
ダイヤ「言わせてもらいますが、貴方たちは結局のところ救われた身でしかないのですよ?…それに比べて、私は優にとって互いが互いを認め合って、助け合い、かけがえのない関係、存在になっているのですから、果南さんや鞠莉さんでは到底及びません。」
鞠莉・果南・ダイヤ「「「…」」」
なぜ一言二言でここまで修羅場になることができるのだろうか
まあ喧嘩するほど仲がいいっていうし…
これはこれでいいのか?…いいとしよう。
しかし、三者三葉ではあるものの皆同じような反応しているのだが
あまり納得?していないのが1名いた。
梨子「…」
優馬「えーっと…梨子さん?」
梨子「…なに?」
優馬「怒ってらっしゃいます?」
梨子「べっつに!」
優馬「…教えてくれない?」
梨子「いや。」
優馬「梨子、お願いだよ」
梨子「うっ…い、いや!」
優馬「梨子…」
梨子「うぅ…だって、あの時のライブは私、東京でいなかったから」
そう梨子はつぶやいた。
きっと寂しかったのだろう。そして俺はそんな彼女の気持ちをなんでわかってあげられなかったのだろう。
優馬「ごめん、梨子」
梨子「…ううん、私が勝手に拗ねただけだから」
優馬「いや、梨子のこと分かってあげられてなかった。」
優馬「…あの時、梨子のこと、近くで見てあげられなかったけれどやっぱりあの舞台で自分のトラウマを克服できて、本当に良かったと思うし、帰ってきたときの梨子の笑顔を見て、綺麗だと思ったんだ。」
優馬「…今回はライブに参加できなかったかもしれないけれど、あの時同じように輝いて、同じように最高の笑顔で帰ってきてくれた梨子はやっぱり綺麗で魅力的で可愛い女の子だってそう思ったよ。だから…って梨子?」
梨子「あう…///ゆ、優君…///て、照れちゃうからぁ!///」
優馬「え、あ、ごめん」
心外だ。なぜ俺は怒られなくてはならないんだ。
俺は梨子のことを想って気持ちを伝えたのに。
なぜ顔を真っ赤にしてまで怒られなくてはならないんだ。
梨子「で、でも優君から綺麗で魅力的で可愛い女の子だなんて…♡」
優馬「え、いやそりゃそうでしょ。梨子は可愛いんだから。」
梨子「も、もうっ!///恥ずかしくなるからやめてよ~…///」
まあ色んな学年で修羅場とか放心状態になってる状況があったけども
結果は良かったし、次の地区予選に向けて良いスタートきれたのかな。
そう思いながら、皆を眺めていた。
優馬「そういえば、学校説明会の参加者は…」
そうしてサイトを見てみると、その参加者の文字には『0』の字。
PVの反響、そして予備予選の結果からの影響をもってしても未だ入学希望者にはつながっていないのだ。
千歌「0…」
優馬「…」
あれだけのパフォーマンス、そのおかげで勝ち取った地区予選への権利
その裏にはとてつもない練習量。そんな練習をこなしきれたのも学校を救って、輝きを見つけるために必死にやってきたため。
それなのに未だに増えてない、というのはきっと千歌たちにとって辛い現実だっただろう。
千歌「優くん」
優馬「どうした?」
千歌「私たちとμ’s、何が違うんだろうね…」
優馬「…」
そうだ、μ’sとの違い。
μ’sの人数は9人、彼女たちも同じように9人で同じような状況下
つまり、廃校の危機から救う、その名目から始めたスクールアイドル。
そこまでは同じだった。
だが、何が違うのだろうか…
優馬「…」
千歌「優くん…」
だめだ。男の俺がここで落ち込んだままでどうする
そう思っていた矢先、鞠莉に声をかけられた。
鞠莉「優」
優馬「鞠莉?」
鞠莉「東京、行きましょう」
優馬「え…?」
鞠莉「μ’sとの違いが分からないのなら見てみるべきだわ、いわゆる聖地巡礼ってやつね♪」
まるで楽しそうに鞠莉はつぶやいた。
優馬「聖地、巡礼…それ、いいかもしれない」
優馬「千歌、皆」
優馬「東京に、行ってみよう!」
千歌「…うん!」
果南「それじゃ、準備しなきゃね!」
ダイヤ「東京行のチケットも買わないとですわね」
花丸「また未来都市ずらぁ…」
善子「ずら丸…遊びに行くんじゃないのよ?」
ルビィ「あはは…」
曜「梨子ちゃんはこの前行ったばっかりだけど大丈夫?」
梨子「うん、大丈夫よ。それに優君の考えたことだもの、行かないなんて選択肢はないわ」
曜「ふふ、だよね!」
Aqoursとμ’sの違い。
それを見つけるために、そして自らの糧にするために
もう一度、東京へと俺たちは乗り出したのだった。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
次回、また東京編!
彼女たちは違いを、そして新たに輝きを見つけられるのか
そして優馬は皆をどう導くのか
次もまた更新が遅くなってしまうと思いますが、何とか書き上げたいと思います!
次回もよろしくお願いします!
現時点で貴方が考える優馬が付き合う相手は?
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高海千歌
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桜内梨子
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渡辺曜
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松浦果南
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黒澤ダイヤ
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小原鞠莉
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津島善子
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国木田花丸
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黒澤ルビィ
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鹿角聖良
-
鹿角理亜
-
誰とも付き合わない