無気力な僕がAqoursのマネージャーになってしまった件について   作:希望03

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こんばんは!
今回は即投稿!!
ようやくペースが戻ってきました…!
でもスクフェスのイベントやってるとまた時間無くなるんですよね…
今回、UR善子ちゃんだし…ずるい!
ですが、一日更新間に合いました!(褒めてほしい)
ということで、どうぞ!


第25話 思考を巡らせ、輝きは近づく(前編)

~帰路・電車内~

 

優馬「…」

 

“ものなんかなくても、心は繋がっているから”

 

優馬「心の繋がり、か…」

 

心の繋がり。

それは俺にとって、元々無縁だったもので

いつも周りを無視し、極力誰ともかかわらず、孤立してきた昔の俺であれば到底辿り着けないような言葉。

でも、今だからこそ分かる。

その大切さが。

 

鞠莉「優?大丈夫?」

優馬「…鞠莉、大丈夫だけど、どうかした?」

鞠莉「特に用、というわけじゃないの。ただ、久しぶりにゆっくり話したくて…///」

優馬「そ、そっか…///」

 

確かに鞠莉とこうやってゆっくり話すのは久しぶりのような気がするけれど

いつもの鞠莉じゃないというか、なんだかより一層女の子らしいというか…///

あれ?鞠莉ってこんなに可愛かっただろうか?

 

優馬「えーっと…///それにしても近くない?///」

鞠莉「…駄目だったかしら」

優馬「い、いや駄目とかじゃなくて…俺も一応男だし、さ///」

鞠莉「私はいいのよ?///意識してくれればくれるだけ…///」

優馬「そういうことじゃなくて…///」

 

あまりの鞠莉の距離感の近さに思わずたじろいでしまう。

それもそうだ。顔だって可愛いうえ、香水の良い香りがするし///

幼馴染相手にこんなに緊張する日が来るなんて…///

 

優馬「そ、それでどんな話かな?///」

鞠莉「そ、そうね!///その、μ’sとの違い、とか色々私なりに考えているんだけど、それを聞いてほし「あら、楽しそうですわね?」…は?」

ダイヤ「私も混ぜてもらってもいいですか?」

果南「それなら私も入れてよ~、3年生で私だけ除け者ってのは酷いもんね~?」

優馬「ダイヤに、果南…」

鞠莉「…shit!」

ダイヤ「…貴方だけにその場所は譲りませんわよ?」

果南「目を離したすきにすぐそういう行動取るんだから…次はバレないようにね?あははは!」

鞠莉「…優に聞こえないのを良い事に散々言ってくれるじゃない」

優馬「?」

 

なんだか、ダイヤと果南も一緒に話しに来たと思えば急に3人で話し出すし…

やっぱりこの3人は仲良しだな~とか思いつつ、彼女たちの話が終わるのを待っていた。

 

優馬「…話、終わった?」

ダイヤ「っ!え、えぇ!終わりましたわ!」

果南「ごめんね~…待たせちゃったよね?」

鞠莉「Sorry…気を取り直して、話の続きといきましょ?」

 

どうやら彼女たちの話は終わったみたいだ。

ようやく?元の話へと移ることとなった。

 

優馬「…それでμ’sとの違い、だよね?」

鞠莉「そうね…今回、神田明神だったり音ノ木坂まで行ってみたわけじゃない?」

優馬「うん、そうだね。…何か感じるものでもあった?」

鞠莉「…私としてはまず優から聞きたいわ?」

優馬「全く…どこまでもお嬢様気質なんだから…」

鞠莉「ふふっ、良いじゃない!聞いてみたいわ?」

優馬「はぁ…分かった。」

優馬「…正直、違いなんてないんじゃないかなって」

果南「違いはない?」

優馬「そう。μ’sってさ、もっと偉大だと思ったんだ。」

優馬「学校中で今でも崇め奉られてて、スクールアイドルの頂点に君臨してて…本当に何もかもがかけ離れてる存在だと思ったんだ。」

ダイヤ「…そうですわね」

優馬「だよね、だから学校中もμ’sだらけだと思ってたんだけどまさか何にも残していかなかったとは…っていう衝撃は受けたかな」

鞠莉「そうね~…それは私も思ったわ!せっかく優勝して、学校の名誉なのだから残していけばよかったのに!って!」

優馬「うんうん。でも、それには理由があって、それが…」

ダイヤ「それが?」

優馬「…“ものなんかなくても、心は繋がっているから”なんだってさ」

果南「心…」

優馬「奏姉さんを失って、人との関わりを絶ってた頃はこんなことを言われても響かなかったと思う。でも、今こうして皆とスクールアイドルをやってて、繋がりの大切さを知って、初めて今日言われた言葉に納得したんだ。」

優馬「確かにμ’sはすごい。けれど、すごいのは実績であって、実際の中身って実は俺たちのあまり違いはないんじゃないかなって。」

鞠莉「例えば?」

優馬「うーん…μ’sも何か特別な練習をしていたりとか、講師がいたとかそういうわけじゃなくて、俺たちと同じように目標があって、そのために皆で一丸になって、努力して、それが実を結んで、結果が生まれた。」

優馬「結果はあくまでも副産物であって、大切なのは過程…それは俺たちにも言えるんじゃないかなって。」

優馬「だからμ’sとあまり違いはないと思うんだけど…どうかな?」

 

思わず喋りすぎてしまったな、そう思うくらいには話していた気がする。

彼女たちは退屈ではないだろうか、この話をしていて…

 

優馬「…あれ?」

 

反応がない。

余りに退屈すぎて寝た?

それはそれで泣くんだけど…

 

果南「あ…ごめん!すごいしっくりきすぎて、言葉が出なくて…」

ダイヤ「そうですわね…なんだか、答えが得られたかのような、そんな感覚でしたわ…」

鞠莉「なんだか、私たちが言い辛いデース…」

優馬「マジか…いや、なんかごめん?」

 

ちゃんと聞いてくれてたのは嬉しいけど…

なんだかあまりにも響きすぎ…というか、逆に困るというか…

話を逸らさなくては!

 

優馬「あーっと…まあ俺の意見はこれで終わりとして、後は鞠莉たちの思ったことを聞きたいなぁ」

鞠莉「ふふっ、そんなに“私”の話が聞きたい?♡」

果南「鞠莉…私、の部分を強調しないでくれる?あくまでも私たちの思ったことを聞いてるんだからね?」

ダイヤ「果南さんの言う通りですわ…貴方だけじゃないですから、ね?」

鞠莉「…相変わらずしつこいわね?」

ダイヤ・果南「「はぁ?」」

優馬「喧嘩はよしなって…ここ、電車なんだから。それで、教えてくれる?」

鞠莉「もちろん!♡」

鞠莉「そうね…私は正直、はっきりとこれだ!っていう答えは分からなかったの…」

鞠莉「でも、色んな想いや目標をもってラブライブに出るのは間違いじゃないってそう思ったわ」

優馬「…そっか」

鞠莉「結局何が違うのかなんて分からないわ。でも、私たちは私たちでいいんじゃないのかなって…」

 

鞠莉の想い。

恐らく鞠莉は自分たちのグループが間違いだなんて、言いたくないんだろう。

だから、誰かと比べたがらない。それがμ’sやA-RISEといったレジェンドたちですら。

 

優馬「鞠莉らしいね」

鞠莉「ふふっ、そうかしら?褒め言葉として受け取っておくわね♪」

優馬「そしたらダイヤは?」

ダイヤ「私は…」

ダイヤ「正直、浮かれていましたわ。神田明神と言えばあのμ’sのメンバーである東條希さんがバイトしていた場所でもあり、もしかしたらと思いましたが出会えず、音ノ木坂で色々な資料が見れるかと思えば、それも無く…」

ダイヤ「ショック、と言えばショックでしたわね。」

優馬「ははっ、ダイヤらしいね」

ダイヤ「も、もうっ!///からかわないでください!///」

果南「イチャイチャしてないで、早く進んでくれる?」

鞠莉「時間だって限りがあるデース。早くしないと到着しちゃうよ?」

ダイヤ「…ちっ」

ダイヤ「コホン…それで、ショックではあったんですけれど、改めてμ’sのグループとしての深み、というのでしょうか。そういった部分においては感服いたしましたわ。」

ダイヤ「…やはりその部分でしょうか。違いと言われれば。」

優馬「つまり…グループとしての絆の深さ、っていう部分?」

ダイヤ「そうですわ。」

優馬「なるほど、確かに一理あるね。さすがダイヤだよ。」

ダイヤ「ほ、褒めても何も出ませんわよ!///」

優馬「あはは、純粋にすごいな、って思っただけだよ。」

ダイヤ「むぅ…///ま、まぁ、ありがとうございます…///」

果南「あざといね…」

鞠莉「あざといわね…」

ダイヤ「そこ、何か言いましたか?」

果南・鞠莉「「べっつに~?」」

 

ダイヤはμ’sのことを崇拝してるからな…

だからこそ、違いがしっかり見つけられるし、本当に頼りになるな

あざといかどうかはまず置いて…

 

優馬「じゃあ果南は?」

果南「うーん…私も鞠莉と同じだなぁ…」

優馬「それは結局、違いは分からなかったってこと?」

果南「そうなるかなぁ…あ、でもはっきりと分かったことはあるんだ。」

優馬「その、心は…?」

果南「…Saint Snowみたいにはなりたくないなって」

優馬「それって…」

果南「あ、違う違う!別に彼女たちが嫌いだからとかじゃないから!誤解しないで~~!」

鞠莉「よく言うわ…」

ダイヤ「本当ですわ…あんなに敵意むき出してたくせに…」

果南「…そこ、何か言った?」

鞠莉・ダイヤ「「いえ、なんでも」」

果南「はぁ…ごめん、話逸れちゃったね!」

優馬「う、うん、大丈夫だよ。それで、なりたくないって?」

果南「なんだか、彼女たち…危ないな…って」

優馬「それって…」

果南「うん、多分ゆうが考えてること同じだと思うよ。」

 

そう言って果南は彼女たちがどう似てるのかを詳しく話してくれた。

Saint Snowの強気な発言。優勝に対する、そしてスクールアイドルの頂点に対する異常なまでの憧れ。

果南が言うにはここまで1年生の時の果南たちと同じらしい。

ただ一番の問題は最後、それが…

 

果南「…なんとなく感じたの。どこか狂気じみてる“愛”の眼」

優馬「…はい?」

鞠莉「…なるほどね。」

ダイヤ「それは…確かに今考えてみれば…」

優馬「え、いや。2人ともなに納得してるの?」

 

…理解できなかった。

なんだよ狂気じみてる愛の眼って、どんな眼だよ。

どこぞの廚二病みたいな自称能力者とかじゃないんだからさ。

納得してる2人も2人だけど…

 

果南「あれ?ゆうは感じなかったの?」

優馬「いや感じないよ。そもそも彼女たち、俺のこと嫌悪してるんだよ?」

鞠莉「まっさか~」

ダイヤ「何を見て言っているんです?」

優馬「えぇ…?」

 

あれれぇ…おかしいぞぉ?

…俺がおかしいのか?

 

優馬「い、いや考えてみてよ。聖良さんとはあれだけ口喧嘩するし…」

ダイヤ「聖良さん、恐らく喧嘩と思っていませんよ。むしろ話せて嬉しすぎてか空回りしてるまでありますね」

優馬「そ、それならいつもいつも電話で俺たちの活動を小馬鹿にして、煽ってくるんだぞ?」

鞠莉「うーん…多分、ただ話したいだけかもデース」

優馬「と、時々俺の方見て睨みつけるかのように…」

ダイヤ「ブッブーー!!ですわ。睨みつけてるというか…顔を素直に見れないんでしょう」

優馬「じゃ、じゃあ妹の理亜ちゃんは…」

果南・鞠莉・ダイヤ「「「典型的なツンデレだね((デース・ですわね))」」」

優馬「なん、だと…」

 

もうだめだ、何言ってもおかしな方向に行きそう…

そうして俺は、諦めた。

 

優馬「…それで果南はなりたくないって」

果南「あー、優勝への執着心は確かにすごいなって思うけど…狂気的な愛って…要は私の恋路の邪魔してくるってことでしょ?なりたくないっていうよりは…絶対に負けたくないな、の方が強いかもね?」

優馬「あ、あぁ…」

 

それを聞いて、俺は諦めたはずだったのに…

膝から崩れ落ちた…(気持ちだけ)

 

優馬「頼むから、誰か違うって言ってくれ…」

 

長く話していた気がするけど、どうやら駅はまだまだ先らしい…




いかがだったでしょうか?
アンケートも引き続き行っているので、それも是非やっていただけたらと思います!
そして思っていた以上に長引いてしまうので、前編と後編で分けることにしました笑
次回はこの話の後編!
また見ていただけると嬉しいです!
それでは次回、そしてアンケートもよろしくお願いします!
※ちなみにアンケートの期限はこの話が終わったらなので、そろそろです…投票したいならお早めに…

現時点で貴方が考える優馬が付き合う相手は?

  • 高海千歌
  • 桜内梨子
  • 渡辺曜
  • 松浦果南
  • 黒澤ダイヤ
  • 小原鞠莉
  • 津島善子
  • 国木田花丸
  • 黒澤ルビィ
  • 鹿角聖良
  • 鹿角理亜
  • 誰とも付き合わない
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