無気力な僕がAqoursのマネージャーになってしまった件について 作:希望03
書き上げましたが…これはどうなんでしょう…
ということで…どうぞ…
~帰路・電車内~
あれから俺はSaint Snowがどれだけやばいか、という話を永遠と果南たちから聞かされ…
今は電車の中でありながらヘトヘトとなっていた。
優馬「…なんかさらに疲れたんだけど」
果南「ご、ごめんね~…疲れさせるつもりはなかったんだけど…」
鞠莉「つい話しすぎたわ~…」
ダイヤ「思わず、出てしまうのですよね…」
優馬「いや、大丈夫…気にしないで…」
そう言って俺は彼女たちをなだめていた。
ふと携帯を見てみると千歌からメッセージが届いていた。
時間帯は数分前だから恐らくSaint Snow談義をしていた時間帯の時だろう。
…気づいてよかった。
さて、内容は…
千歌『沼津に帰る前に海を見に行こうよ!』
優馬「…は?」
いやいやいや…海って…
どこで見るんだよ。唐突過ぎてついていけない。
果南「…どうしたの?」
優馬「いや…千歌がちょっと…」
鞠莉「なんて来てたデース?」
優馬「海を見たいって…」
ダイヤ「それなら次の駅で降りないと、駄目ですわね…」
優馬「マジか…準備しなきゃ…」
そうして俺たちは千歌のお願いを叶えるべく、次の駅で降りることとなった。
~?・海岸~
千歌「海だーー!」
優馬「全く…俺としては一刻も早く家でゆっくりしていたいところだったんだけど…」
果南「まぁまぁ、良いじゃん!私も久しぶりに海見たかったし!」
優馬「果南…久しぶりって、ものの数時間だよね?」
ダイヤ「いいじゃありませんの。」
鞠莉「そうデース!…見て、優」
優馬「うわ…すごい綺麗だ…」
千歌に(半ば強制的に)連れてこられた海だった。
内心、めんどくさいと思ってた。
だけど…
千歌「来て、良かったでしょ?」
優馬「…千歌」
千歌「…分かってたよ。優くん、絶対めんどくさがってるだろうな~って!」
優馬「うっ…気づいてたのね…」
千歌「そりゃあこういう仲だもん…それでも、この景色を見てほしかったの。皆に、そして優くんに」
優馬「…」
俺が見ている目の前の光景。
大きく、水平線の先まで続いている広い広い海、そして
その海を照らし、美しい炎のような光を見せてくれる夕日。
その光景全てが輝いて見えていた。
優馬「そうか…μ’sは…」
千歌「優くん?」
優馬「分かったよ…μ’sはどうしてあそこまですごかったのか…成長ができたのかを」
千歌「うん…」
優馬「きっとμ’sも最初からスクールアイドルとしてすごかったわけじゃなかったと思う。きっかけはどうであれ、最初は道なんて何もなかった。並大抵の人なら絶対に通らないって思うくらいには険しい道で、それでも彼女たちは自分たちのやってること、そしてそこで培った絆、それらを信じてきたんだ。」
千歌「…」
優馬「そうやって信じれたから仲間たちと一緒にまっすぐ諦めずにそんな何もない道を思い切り走ってこれた…」
千歌「じゃあ、私たちもμ’sと同じように…」
優馬「千歌」
千歌「え、あっ…///」
優馬「それは違うんだ。」
千歌「え…?」
優馬「μ’sみたいに輝きたい、それってつまり端的に言えばμ’sにならないといけない、そういうことでしょ?」
優馬「でも、彼女たちは目印になる目標が最初無かった。そこからスタートしてたんだ。ただただ自由にまっすぐに走ってた、だからあれ程の輝きを放ってたんだ。」
千歌「あ…」
優馬「…気づいた?」
千歌「つまり、背中を追うんじゃなくて…私たちを信じて私たちの足で走りぬく、ってこと?」
優馬「…正解。でも本当に自由に皆が走って行っちゃったらどうなる?」
千歌「そ、れは」
梨子「バラバラに、なっちゃうわ」
優馬「梨子、正解。」
優馬「だから、リーダーの意思が必要なんだ。千歌、お前は…どうしたい?」
偉そうなことを言ってしまったと思う。
μ’sが実際にそうだったかも正直、分からない、憶測だ。
でも、きっとここがこれからに向けた分岐点。
…俺が言うのは簡単だ。でも、あくまでもこの部活は彼女たちが主軸なのだ。
マネージャーの俺が言うべきじゃない。
だから…頼んだぞ、千歌。
千歌「わ、たしは…私は!」
千歌「あの時のままで終わりたくない!!“0”のままなんかで終わりたくなんかない!」
千歌「私は、“0”から“1”にしたい!」
優馬「…そっか、俺はそれに従うよ。まあ皆が納得するかどうかは分からないけれどね?」
曜「もー、そういう言い方やめてくれる?」
優馬「はは、悪い悪い。…それで?」
曜「千歌ちゃんと想いは一緒だよ!」
梨子「うん、ついてくよ!」
善子「元より、ヨハネはこの使命を全うするつもりだったわ…」
花丸「善子ちゃん…素直に言えばいいのに…」
ルビィ「あはは…ルビィもついていきます!がんばルビィ!」
果南「私も乗り掛かった舟だからね~」
ダイヤ「ここまで来たからには…ついていきますわ!」
鞠莉「マリーもよ~♪…優と一緒に何かを成し遂げたいしね♪」
千歌「皆…」
今まで、流れの中で、そして成り行きで形成したグループが始まり、
それぞれの想いを持った彼女たちが集合して、色々なことがあった。
時には喧嘩みたいなこともして、それでも前を向いてここまでやってきた。
だけど、明確な目標はそれぞれ持っていなかった。
ただただ輝きが欲しいってだけで…
でも、これでようやく皆が一つになったと思う。
現にこうして、皆が円陣を組んで…
千歌「優くん!何してるの!」
優馬「…うん?」
千歌「優くんが入らなきゃ意味ないでしょ?」
優馬「…はぁ、しょうがないな。」
そうして円陣に参加し、さあやろうとしたその時
曜「あ、円陣の手なんだけど…」
すると、曜が人差し指と親指で0を作り…
曜「掛け声は、“0から1へ!”ってどう?」
千歌「それいい!」
千歌は大賛成だったようで…
これに決まった。
千歌「じゃあ皆、“0から1へ!”」
…きっとこれからも困難があって、何か迷って悩んで
そんな日々が続くんだろう。
それでも、俺たちはただひたすらにまっすぐに自由に走る。
全力で輝くために。
円陣も組み終わり、皆が海ではしゃいでる時、俺は疲れて浜辺で座ってた時だった。
優馬「…」
善子「…どうかしたの?」
優馬「善子…」
善子「ヨハネ、よ。それで何神妙な顔してるのよ?」
優馬「いや…青春だな、って」
善子「何よ、それ。」
優馬「今までの俺だったら多分、こういう経験はしなかっただろうし、したいとも思わなかった。」
優馬「そんな世界に千歌たちが連れてきてくれて、本当にありがたいな、って」
善子「…そっか」
優馬「…The sunset is life’s way of saying, “good job you survive today. Here’s something pretty”」
善子「あー…ごめん、なんて?」
優馬「夕日とは人生が、“今日も一日頑張ったね。ご褒美に、美しいものを見せてあげる”と私たちに言ってるんだよ。」
優馬「とある英語の名言なんだ。」
善子「ふ~ん…あんたやっぱり博識ね。」
優馬「たまたま覚えてただけだよ。…ふと、感じたんだ。」
優馬「…きっと、今を含めて美しいものなんだろうなって」
優馬「良かったよ、ここに来れて」
善子「…私もここに来れて良かったわ」
善子「あの時、ゲーセンで優馬に会ってなかったらここに来れてないもの。」
優馬「…そんな大げさな」
善子「大げさじゃないわよ。…あの時、独りだった私を貴方は見つけてくれた。」
善子「それだけで嬉しかったの。貴方のそばに居たくなった。だから、ここに入ろうって思った。」
優馬「…そっか。」
善子「それくらい、優馬の存在は私に希望を与えてくれたの。」
優馬「そんなこと言われると…自惚れるよ。」
善子「…もっと自惚れさせましょうか?」
優馬「え?…んむっ!?///」
善子「んむっ!…んっ…ぷはっ…///」
善子「…私、ずっと優馬のことが好きよ。誰にも負けられないくらいに。」
優馬「え、え!?///」
善子「…返事はまだいらないわ。これはあくまでもあの時のお礼だもの。」
善子「だから、これからもよろしくね?リトルデーモン!」
そう言い残して、彼女は、ヨハネは海へと向かってしまった。
まだ唇の感触は抜けてない。彼女も女の子だったんだな、と再認識させられてしまった…
優馬「…はぁ///めんどくさいな…///」
その時の俺の顔はきっと空に浮かぶ夕日の明かりに負けないくらいには赤かったと
そう感じていた。
善子(あーーー///やってしまったわ、ついに堕天使ヨハネ、やってやったわ!///)
善子「ふふ…///ふふふふ…///」
花丸「よ~~し~~こ~~ちゃん?」
善子「ぬわぁぁ!!??」
花丸「ねぇ?今、何してたの?」
善子「べ、別に何もしてないわよ!」
花丸「うそ、だよね?…優さんに何したの?」
善子「あ、あんたには関係ないでしょ…」
花丸「関係あるよ!!」
善子「…はぁ?」
花丸「…オラの優さんを盗らないでほしいずら」
善子「優馬は…あんたの物じゃないでしょ?何言ってるのよ…」
花丸「…優さんはオラを受け入れてくれた。ずっと支えてくれて、こんなオラの想いを受け止めてくれた。もう優さんとオラは相思相愛ずらよ?それなのに…」
花丸「善子ちゃんも、他の皆も…優さんとオラの邪魔をして…」
善子「…ほんとあんた、めんどくさい女ね。」
花丸「は?」
善子「いつまでそんな妄想抱いているのかしら、そんな妄想抱いている暇があったらもう少し行動にしてみれば?」
花丸「…」
ルビィ「2人とも落ち着いて?」
花丸・善子「「ルビィ(ちゃん)…」」
ルビィ「今、ここで言い争ったところで皆に迷惑かけちゃうだけだよ?」
ルビィ「それに…お兄ちゃんから嫌われちゃうかもよ?まあ、ルビィとしてはその未来でも十分嬉しいけれど♪」
花丸「…それも、そうずらね」
善子「…」
花丸「いずれ、皆に思い知らせるずら…優さんとオラの想いの強さを…」
善子「はぁ…参ったわ…」
ルビィ「…」
優馬が気付いてない間、人知れず1年生間で争いが生まれていた…
いつその綻びが生まれてしまうのか、それは神のみぞ知る…
いかがだったでしょうか?
アンケートもこの話までにしたいと思います!
今現時点で、鞠莉かヨハネか…となっていますが、同点になった場合はもう2人出しちゃおうかな、なんて…
まあ小ネタにもそろそろ移ろうかな、と思ってるので投票の方、よろしくお願いします。
それでは次回もよろしくお願いします。
現時点で貴方が考える優馬が付き合う相手は?
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高海千歌
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桜内梨子
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渡辺曜
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松浦果南
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黒澤ダイヤ
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小原鞠莉
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津島善子
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国木田花丸
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黒澤ルビィ
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鹿角聖良
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鹿角理亜
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誰とも付き合わない