無気力な僕がAqoursのマネージャーになってしまった件について   作:希望03

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こんにちは、希望03です!
今回は比較的、文量少なめです!ただ、展開はとてつもなく遅いかと…
そこはご了承ください!
ではどうぞ!


第36話 似合わない胸騒ぎ

 

~浦の星学院・屋上~

 

各苦手パートの練習もルビィの個別指導も、そして起こった修羅場も終わり、練習も終盤を迎えたAqoursのメンバー、今はクールダウンのストレッチをしていた。

 

曜「優、もっと押していいよ~!♡」

優馬「え、でも結構押してるんだけど…」

曜「全然大丈夫だよ!ほらほら体をもっと押し付けて~…♡」

優馬「えーっと…こんなもん?」

曜「~~~っっ!!♡♡」

 

曜(ひゃあああああ!!♡♡抱きしめられてるみたいだよぉぉぉ!!♡)

 

優馬「…曜?」

曜「へ?あ、いやこれくらいで大丈夫だよ!えへへ…♡」

 

 

梨子「…運に負けた。」

千歌「むぅぅぅぅ~~…」

 

ダイヤ・ルビィ「「はぁ…」」

 

鞠莉「…ストレッチ物足りないからやってもらおうかしら」

花丸「行かせないずら。足りないならオラがやってあげるずら。」

 

善子「私にもやって欲しかったわ…あすなろ抱き…」

果南「あれ、もはやストレッチじゃないよね。」

果南(キスしちゃったから何も言えないけど…)

 

Aqoursのメンバーでストレッチをするとなると奇数となり、どうしても数が余ってしまうため、練習終わりには優馬に隠れて実はストレッチを優馬と一緒にやるジャンケンが行われていた。

 

曜(はぁ…♡最近、勝ててなかったから今日は勝てて良かった~!)

曜「幸せ…♡」

優馬「ん?曜、何か言った?」

曜「うひゃあ!?い、いや何も!!」

優馬「そ、そう…」

 

「「「「「「「「…」」」」」」」」

 

この状況からまた修羅場が生まれてしまうその時だった。

間一髪のところで優馬が話題を切り出した。

 

優馬「そういえばさ、ラブライブを志す前にまず学校説明会があるよね?」

ダイヤ「ありますわよ?」

優馬「う~ん、どうせならさ、そこで俺たちのライブとか披露できたりしないかな?」

ダイヤ「ライブ?」

優馬「そう。そしたら学校の魅力もだし、俺たちのことも知ってもらえる。一石二鳥だと思うんだよね。」

ダイヤ「確かに…」

 

千歌「それいい!すごくいいよ!!」

優馬「良かった、リーダーからのお墨付きだ。」

優馬「そしたら、学校説明会内の時間とかって使えるかな?」

ダイヤ「ええ、こちらから進言すれば可能だと思いますわ。」

優馬「さすが、生徒会長だね…お願いしてもいい?」

ダイヤ「分かりましたわ!」

優馬「ありがとう、ダイヤ。いつもごめんね、すごく頼りになるよ。」

ダイヤ「はぅ!?///だ、大丈夫ですわ!///優の期待に応えられるのであればどんなことでも…♡ふふ…♡」

 

鞠莉「…理事長として承諾しなくていいかしら?」

果南「なんか全部ダイヤの手柄みたいになってるよね…」

 

ダイヤ「…何か言いましたか?」

鞠莉「全然!な~んにも?」

 

そうして学校説明会でのライブが決定。

ちょうどストレッチも良い具合に終わり、今日の練習は終わりを迎えた。

 

~浦の星学院・玄関~

 

練習が終わり、外は既に夕暮れ時。

辺り一面、綺麗な茜色に染まっていた。

 

優馬「…もう日が落ちるの早くなったなぁ」

 

夏から秋に、そして冬になるということは少しずつ日が落ちるのが早くなるということ。

となると、夏のようにみっちり練習となると気づいたら日も落ち欠け、場合によっては落ちて、辺り一面、闇の中…ということもあり得る話である。

まして、ここは田舎も田舎、夜ともなると少し危ないのだ。

まさか変質者…なんてことはないとは思うが、やはり女子高生だけで帰らせる、というのは不安な気持ちにもなる。

 

 

~浦の星学院前・バス停~

 

優馬「うお…少な…」

 

不安な気持ちも相まって、果たしてバスの時間はあるのだろうかと思い、確認したがバスの時間は1時間に1本のペース。

終バスの時間も18時台とかなり早くなっていた。

そうなると沼津組である曜、善子の2人にとっては死活問題となってくる。

 

善子「どうしたの…ってあら?…終バスの時間早まってるわね…」

曜「あー…そういえば忘れてたよ。秋になると終バスの時間早まるんだった…」

優馬「マジか…にしたって18時台とは…」

 

これは田舎あるあるだろうが、1時間に1本という時間配分は田舎ならではのあるあるであり、恐らく乗車人口が限りなく少なくなるから、と思われる。

 

花丸「そしたらどうするずら?」

優馬「うーん…さすがに女子高生を終バスの時間まで練習させるのはなー…暗くなって危ないだろうし」

 

曜「…私としては終バス逃したら優の家に泊めさせてもらえれば万事解決なんだけどなぁ」

優馬「え、俺の家…?いやいやいや…男の家はやめた方がいいでしょ」

曜「えー?♡私は優相手だったら信用してるし、全然OKなんだけどなぁ…♡」

優馬「いや…俺の家行く前に千歌の家行きなよ…」

曜「あ」

 

千歌「そうそう、私は全然大丈夫だから!…曜ちゃん、抜け駆けはだめだよ?」

曜「…ちっ」

 

善子「そしたら私が頼れる花丸もルビィも少し遠いからここから近い優馬の家に泊めさせてもらうわ!いいでしょ?」

 

花丸・ルビィ「「え!?」」

 

優馬「あー…まぁ確かにそれはそうだね…そうなったら全然いいけど…俺でいいの?」

善子「全然良いというか…///むしろ優馬じゃなきゃ嫌、というか…///」

 

花丸「…堕天使のくせに、なにデレデレしてるずら」

ルビィ「バスで一緒に帰るんだからそのままルビィの家に来ればいいのに…」

 

優馬「じゃあ…善子は終バス逃したら俺のとこに来るってことでいい?」

善子「っ!///うん!!///ありが「善子ちゃん、それなら私の家でいいじゃない」…リリー?」

 

梨子「私の家だったら千歌ちゃんの家の隣だし、優君のお家とそこまで距離は変わらないから全然大丈夫よ?」

優馬「あ、そうなの?…それなら女子同士の方がいいよなぁ」

善子「え!?」

善子「い、いやでもリリーのお母さんに申し訳ないし…」

梨子「それなら私から事情を話すから大丈夫よ、気にしないで♪」

善子「ぐっ…!」

優馬「そっか…じゃあごめん、お願いできる、かな?」

梨子「うん!任せて!」

優馬「…ありがとう。いつも頼りっきりで情けないな」

梨子「そんなことないよ、私たちの方がいつも優君に助けられてる…だからプライベートくらいはちゃんと確保してほしいの…だから、ね?」

優馬「梨子…」

 

綺麗事を並べて、まるで良い話かのように振舞っているが、優馬が忘れているだけで

梨子は盗聴器、GPSによる位置情報というストーカーを極めた行動を起こして、ちょっとした一悶着があったのだ。

つまり、彼女の言っていることは思いっ切りブーメランが自分に突き刺さっているようなものなのだ。

 

ダイヤ「…一番、プライベートを侵害していた人だったような気がするのは気のせいですかね?」

梨子「…ダイヤさん?何の話でしょう?」

ダイヤ「いえ…なんでも?」

 

優馬「まぁ…終バスを万が一逃した場合、そうするとして…基本的にあまり練習が遅くなるのだけは避けていく方向で考えようか?」

ダイヤ「ですが…説明会までの期間を考えるとそう日がありませんし…練習不足で出来の悪いものをお見せしてしまうのは…」

優馬「そうだよなぁ…そうするとどうするか…」

 

放課後の練習時間が取れない分の時間の確保を考えるのはそんなに簡単な事じゃない。

ただ、朝の集合を早くするなり、昼休みの時間、空いた時間を見つけて少しづつ練習するとか、自主練を主にするとか…様々な方法は考えられるわけだが、結局のところ、どんな点にもデメリットは生じてしまう。

 

梨子「…これ言うかどうか迷ってたんだけど最悪のケースは私の家に泊まるって言うのもしょうがないけれど、善子ちゃん、もう少し早く帰ってくるように言われてるんでしょ?」

善子「え、な、なんでそれを!?」

梨子「私のお母さんがね、ラブライブの時に善子ちゃんのお母さんと話してた時にそういう話題になったんだって」

善子「うぐっ!」

優馬「マジか…」

 

そこまで言われてしまうと心配はかけられない。

そうなると練習を早く切り上げるしか方法が無くなってきてしまう。

 

優馬「そうか…善子のお母さんが…」

善子「そ、そんな気にしなくていいわよ!…でもどうしようかしら」

 

放課後の練習を負担がかからない程度で時間を確保できて、かつ全員がなるべく早めに帰れるようにするにはどうするか。

難問ではあったが、考えているとある答え、ある種の最後の手段と言えるべきものに辿り着いた。

 

優馬・千歌「「あ」」

 

「「「「「「「??」」」」」」」

 

優馬「それなら」

千歌「向こうで、沼津で練習すればいいんだよ!」

優馬「そうすれば時間も確保できて、早めに帰れることも可能…ということだよ」

 

曜「おおっ確かに!」

梨子「だね…それなら時間も確保しやすいし…流石、優君!」

 

千歌「千歌も考えたんだけどなー?」

優馬「はは…千歌もありがとね、考えてくれて」

千歌「えへへぇ…♡もっと褒めて良いよ~♡」

 

曜「…なんかすごいイライラする。」

梨子「勝負に負けた気分ね…」

 

沼津での練習へ変更することにより、沼津組は夜遅くならずに帰ることが可能。

また、内浦組もバスの時間内で帰ることができ、デメリットを消化することができるのだ。

 

ダイヤ「そしたら次回からの練習は沼津で行う…ということでよろしいですわね?」

優馬「そうだね…少しバスのお金がかかるかもしれないけど、こればかりはしょうがない。割り切ろう」

花丸「沼津…み、未来ずら~…」

善子「あんた、沼津に行くたびに未来って言ってるわよね…」

ルビィ「でも沼津だったら、練習が早めに終わった日とかはお兄ちゃんをデートに誘えたりできる、ってことだよね…」

善子「ルビィ…あんた、天才ね…!」

 

一部のメンバーは練習ができるというよりも沼津に行けることが嬉しいうえ、ルビィの最後の一言により、メンバー面々の顔つきが変わった。

 

千歌(デートかぁ…でも、バスで一緒に帰れるってだけでも嬉しいけどなぁ…///)

 

曜(いっそのこと、私の家にでも誘ってみたり!?///ちょ、ちょっと友達呼ぶくらいだもんね…///そしたら今日帰ったら部屋の中、綺麗にしないと…///)

 

梨子(…どこかにデートしたとして、そこで良い雰囲気になって…気づいたらホテルで…さ、さいっこうじゃない…!!♡)

 

ダイヤ(自主練と称して、優に指導を受けてもらいながら、そのまま…♡終バスも逃して、仕方なしにホテルで…♡ふふ、ふふふふ…♡)

 

果南(つまり色々な行動の幅が広がるってことかぁ…♡あはは…♡)

 

 

優馬「不気味だなぁ…」

 

それもそうだ。

目の前で普段は可愛らしい女の子たちが不敵な笑みを浮かべてこちらを一心に見つめてくるのだ。

不気味という言葉以外で表せる言葉が見当たらない。

 

優馬「はぁ…まあいっか…」

優馬「てか、鞠莉は…どこに行ったんだ?」

 

不敵な笑みを浮かべるAqoursのメンバーたちだったが、その中にいつも特別な存在感を放っている彼女がいなかったからなのか分からない、しかしその時、優馬の中では確かな胸騒ぎを感じていた…

 

 

鞠莉「…」




いかがだったでしょうか?
鞠莉…彼女の想いを考えると少し切ないですよね…
誰をヒロインとかは決めているわけではないですが、やっぱり好きなキャラだとついつい出してしまうものなんですよね…
それは本当、申し訳ございません笑
ということで第36話、見ていただきありがとうございました!
次回もまたよろしくお願いします!

現時点で貴方が考える優馬が付き合う相手は?

  • 高海千歌
  • 桜内梨子
  • 渡辺曜
  • 松浦果南
  • 黒澤ダイヤ
  • 小原鞠莉
  • 津島善子
  • 国木田花丸
  • 黒澤ルビィ
  • 鹿角聖良
  • 鹿角理亜
  • 誰とも付き合わない
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