無気力な僕がAqoursのマネージャーになってしまった件について 作:希望03
ようやく始まります!デビューライブ!
若干、原作改変がされていますがご了承ください…
ここが最初の分岐点!
どうぞよろしくお願いします!
~ライブ当日・優馬家~
優馬「…雨」
外を見るとそれはそれはすごい大雨だった。
遠いところでは、雷の音さえも聞こえてくる。
風は強くないが、これから強くなりそうな勢いでもある。
優馬「ライブ…できるのか?」
特に連絡等もないし、おそらくやるんだろう
ただ、現時点で不安しかない。
外に出るのが億劫だからとかいつもの感じではない。
本当に不安なのだ。
優馬「時間は…もう正午回ってるのか」
優馬「準備…しなくちゃ」
確か、ライブは午後だったかな
そろそろ準備をしなくてはならない時間にもなり、僕はライブ会場である
学校の体育館に向かった。
~浦の星学院・体育館~
花丸「…あ!優馬さ~ん!!」
優馬「花丸ちゃん、こんにちは」
ルビィ「ゆ、ゆ、優馬さん!!??」
優馬「ルビィちゃんも一緒だったんだね、こんにちは」
ルビィ「こ、こ、こんにちはっ!!///」
ルビィ(優馬さんも一緒なんて聞いてないよぉぉ…///)
花丸「そうずら!元々、ルビィちゃんと一緒に観ようって話をしてて…」
優馬「なるほど、僕、邪魔じゃないかな?」
花丸・ルビィ「「邪魔じゃないですっ(ずらっ)!!///」」
優馬「そ、そっか、じゃあ今日はよろしくね?」
花丸・ルビィ「「はい♪」」
2人と話しているとライブの時間も近づいてきたので、体育館に入ることにした。
すると、そこで見た光景は、悲しい現実を突きつけられるようなものだった。
優馬「…人が少ない。ライブってこんなに少ないもんなのか?」
いや、そのはずはない。
少なくとも、スクールアイドルとはいえ、アイドルと一緒。
まして、今でこそ大人気のスクールアイドルだ。こんなに少ないはずはない。
花丸「人、全然来てないずらね…」
ルビィ「やっぱり…この雨だからかなぁ…」
優馬「…」
優馬「確か、千歌たちが言ってたスクールアイドル部発足の条件は…」
“デビューライブで体育館を満員にする”
という条件が満たされていない、つまり必然的に部は発足できない…
優馬「…」
花丸「優馬さん…」
ルビィ「うぅ…」
…なんで、こんなに哀しい気持ちになってるんだ?
だって、あんだけめんどくさがってたスクールアイドル部のマネージャーをしなくていいんだぞ?
やらないって僕は決めたじゃないか、僕も周りの人たちも傷つかないようにって
なのに、なんで…
花丸「…あ、ライブ始まるずらよ」
花丸ちゃんの声で意識を現実に取り戻した。
閉じてた幕が上がり、そこには僕の同級生で友達、スクールアイドル部の千歌たちが目の前にいた。
千歌「こんにちは、初めまして!私たちは…」
千歌・曜・梨子「「「Aqoursです!!」」」
なんで、そんなに笑顔でいられるんだ
もう部活は続けられないんだよ?
なのに、なんでそんな輝きを
千歌「聴いてください…」
千歌「ダイスキだったらダイジョウブ!」
本当だったらこの現実を突きつけられて、悔しいはずなのに
千歌たちは笑顔で、歌い始めた。
そんな姿に心奪われてしまう。
そして、僕は思わず、口に出してしまった。
優馬「…綺麗だ」
隣で見てるはずの花丸ちゃんもルビィちゃんもさっきまで不安そうな表情から
明るくなっていた。
…これが輝き、か
しかし、僕の朝感じた不安は、最悪なことに、当たってしまった。
花丸「…ずらっ!?」
ルビィ「ぴぎっ!?」
優馬「…え?てい、でん?」
まさかの停電で明かりは消え、曲も止まる。
あんなに強かった雨、そして遠くで雷も鳴っていたんだ。
こうなってもおかしくはなかった。
それでも3人は頑張ってこらえて、歌だけでも続けようとしていた。
優馬「そんな、こんなのって…」
…やっぱり、奇跡なんてない。
輝きは一瞬。気づいたときには闇に染まる。
どんなに頑張って、奇跡なんて…
そんな時だった
「バカ千歌!!」
そこにいたのは、千歌のお姉さんにあたる高海美渡さんの姿と後ろにはたくさんの人たちがそして、同時に電気が元通りに…
優馬「…電気が」
花丸「ついたずらぁ!!」
…そういえば、体育館裏にダイヤがいるのを見かけてた
もしかしたら、ダイヤが…?
どうして、そこまで…
優馬「…この人数、もしかしたら条件は」
そう思ったのも束の間、体育館はすぐに満員となっていた。
そして、最後の曲「決めたよ!Hand in Hand!」が始まった。
千歌・曜・梨子「「「はぁ…はぁ…あ、ありがとうございました!!」」」
こうして僕の不安が初めて空振り
無事にライブは成功を収めることが出来たのだった。
~体育館裏~
千歌「うぅ…良かったよぉぉ!!」
曜「…本当に良かった、あと楽しかったよね!」
梨子「うん…優馬くん、聴いてくれてたかな…」
優馬「聴いてたよ…お疲れ様」
梨子「え…」
曜「あ…ゆ「ゆ――うくーーーん!!」…」
優馬「どわぁ!!」
千歌「どうだった!?どうだった!!??」
優馬「う、うん、良かった、可愛かったよ」
千歌「か、可愛いっ!?えへへぇ…///」
そうして、いつものように頭を撫でてたら
梨子・曜「「ち~~か~~ちゃ~~ん????」」
千歌「…あ」
なんでか千歌がすごく怒られてた。
…いつも通りで良かった。
花丸「…あ、あのぉ」
ルビィ「優馬さん…?」
優馬「あ、ごめんごめん、紹介するっていっても知ってるか」
優馬「あの怒られてるのが高海千歌、グレーの髪の子が渡辺曜、ストロベリーブロンドの髪の長い子が桜内梨子だよ」
花丸「にぎやかずらね…」
千歌「…む!あーー!勧誘した子たちだーー!」
ルビィ「ピギィ!?」
優馬「千歌、うるさい」
梨子「あはは…ライブ、観てくれてたの?」
花丸「…は、はい!すごく、すごく可愛くて、その…」
優馬「入りたくて、来たんだよね?」
花丸「はいずら…お、私も先輩たちみたく輝きたくて、スクールアイドルになれば変われるのかなって…だから…」
千歌「大歓迎だよ!!!」
花丸「ずらっ!?」
千歌「ようこそ、Aqoursへ!!」
花丸「よ、よろしくお願いします!」
優馬「…ルビィちゃんは?」
ルビィ「る、ルビィは…ルビィも!か、変わりたいです!今の自分を!変えたいです!」
ルビィ「だ、だから、お願いします!」
優馬「…千歌」
千歌「もっちろんだよ!よろしくね!」
ルビィ「は、はい!よろしくお願いしますっ!」
優馬「…良かったね」
曜「…優は、どうしたいの?」
優馬「え…?僕?」
曜「マネージャーのこと、私たちも知ってるよ?なってくれないの?」
優馬「…」
千歌・曜・梨子・花丸・ルビィ「「「「「…」」」」」
優馬「はぁ…先に言わないでよ、全く」
曜「え、それって…」
優馬「…正直、なるつもりはなかったんだ。今日だってライブを観て終わるつもりだった。」
優馬「条件だって、あの時は満たされてなかったんだ。どちらにしろもうマネージャーをやらなくていいと思ってたんだ。」
優馬「でも、あんなに楽しそうに、最後にはあんな奇跡まで起こして…」
優馬「…悪くないかもなって思った。マネージャーとして皆を見届けるのも、ね」
梨子「ということは…」
優馬「うん、僕もマネージャーとしてAqoursの活動に参加させてほしい」
千歌「も…」
優馬「…も?」
千歌「もっちろんだよぉぉ!大歓迎だよぉぉ!」
優馬「ちょっと待って、突撃してこないdぐへぇっ!」
曜「梨子ちゃん…」
梨子「曜ちゃん…」
曜「良かったよぉ…」
梨子「うん…うん…!」
鞠莉「…決まった、みたいね」
ダイヤ「ええ…ほんとによかったですわ…」
鞠莉「私の見立ては本物だったようねっ!」
ダイヤ「ふふ…そうですね」
鞠莉「それで…これを見てどう思った?…果南」
果南「…やっぱり鞠莉たちだったんだね、優馬を唆したのは」
鞠莉「唆すだなんて、人聞き悪いわ?これでも嫉妬ファイヤーは抑えてるんだから!」
果南「ふーん…」
鞠莉「私たちも…変わる時だと思うの」
ダイヤ「…というと?」
鞠莉「私たちも”もう一度”、スクールアイドルになるの」
果南「…」
ダイヤ「…」
ダイヤ「私も…その意見には賛成ですわ」
ダイヤ「優馬さんがようやく前に進み始めたのですから、その隣を歩むのが”女”というものですしね?」
鞠莉「ふふ…これで、2人、ね?」
果南「私は…ごめん、もう少し考えさせて…」
鞠莉「…ほんと、頑固おやじなんだから」
~帰り道~
千歌たち5人は打ち上げ会とかなんとかでどこかに出かけたため、僕は1人で帰ることにした。
すると、目の前には見たことがある綺麗な青色の髪をした女の子が泣いていた。
優馬「…果南?」
果南「ふぇっ!?ゆ、ゆう!?///」
優馬「どうしたの?」
果南「な、なんでもないよ…」
優馬「なんでもなくない。だって泣いてたよね?」
果南「…」
優馬「やっぱり…何かあったんだよね?」
昔、今日みたいに大雨の日で雷が鳴っていた日、奏さん、鞠莉、ダイヤ、ゆうと私の5人で遊んでいたら突然の雷でびっくりしちゃって、腰を抜かした。そして泣いちゃったときがあった。あの時は怖かったのもあるけど、腰に力が入らなくなったもんだからどうしたらいいか分からなくて、泣いちゃったんだ。多分不安だったんだと思う。
そんな時、ゆうが抱きしめながら、「だいじょうぶ、ぼくがついてるよ」って
ゆうの温かさ、優しさに思わず、私は安心した。そして、それと同時に私は君に恋をした。
優馬「…果南?」
果南「優馬は、やっぱり優しいね。マネージャーになるんだって?」
優馬「あ…うん…知ってたんだね」
果南「…うん」
果南「私も誘われたの、鞠莉とダイヤにもう一度、スクールアイドルになろうって」
果南「でも、昔鞠莉たちと一緒にスクールアイドルをしてた時、私のせいで、大事なステージを無下にしたことがあった。それ以来、スクールアイドルが嫌いになったの」
果南「…でも、今日のを見て、やっぱり好きなんだなって気づいて、でも怖くて、私にもどうすればいいか分からなくなっちゃったんだ」
優馬「果南…」
果南「ごめんね、こんな話して、私はもう大丈夫だから、気にしな「果南」…っ!」
優馬「じゃあ、なんで泣いてるんだよ」
果南「これは…」
優馬「不安なんでしょ?また壊さないかって」
果南「…だって、私が入ったって、また足を引っ張るに決まってるよ」
優馬「誰が決めたの?それ」
果南「それは…」
優馬「果南…君は一人じゃないよ」
果南「ゆう…」
優馬「”だいじょうぶ、ぼくがついてるよ”」
果南「…っ!」
優馬「懐かしいね、確かあの時も今日みたいな天気だった。」
優馬「今までは僕も変わるのを拒んでいたんだ。でも、今日観て変わった。何度でも輝けるんだって」
優馬「…だから、一緒に頑張ってみない?」
果南「…ゆ、うまぁ…ゆうまぁ…」
久しぶりの温もりだった。あんなに小さかった背中もこんなに大きくなってたんだね。
果南「…///」
優馬「落ち着いた?」
果南「はい…///」
優馬「良かった。それで果南はどうしたい?」
果南「私は…私もやってみることにする!」
優馬「…うん、よかった」
優馬「じゃあ遅くなっちゃうし、また明日、だね」
果南「うん…って明日!?///」
優馬「え…だってもう入るんでしょ?そしたら明日から一緒に活動するじゃん」
果南「そ、そうだけど…///」
優馬「…とにかく帰るよ、またね」
果南「う、うん…また、ね///」
優馬の温もりがまだ残ってる。それを私は体全体で噛み締めるみたいに抱きしめる。
はぁ…結局、私もゆうに絆されちゃってるなぁ…///
でも、決めたからにはアイドルも恋もがんばらなきゃ、だね…
果南「…ゆう、ずっとずっと大好きだよ」
そう、私は鞠莉にもダイヤにも千歌たちにも誰にも渡したくないくらい、ゆうが好き
スクールアイドルを通して、輝きを見つけて…
今度こそ、絶対に振り向かせてあげるから、ね!
ついに始動!!
と思ったら、あと一人、ですね…
あの子は後日、また書きたいと思います!
とりあえず今回も最後は果南ちゃんメインで書いてしまいましたが、これで果南ちゃんの件は解決できましたね!
今後はイチャイチャ度合いを増しつつ、シリアス度も若干落としつつも入れていくスタイルでできたらなぁって思ってます!
ですので、今後もよろしくお願いします!!
現時点で貴方が考える優馬が付き合う相手は?
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高海千歌
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桜内梨子
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渡辺曜
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松浦果南
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黒澤ダイヤ
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小原鞠莉
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津島善子
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国木田花丸
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黒澤ルビィ
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鹿角聖良
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鹿角理亜
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誰とも付き合わない