無気力な僕がAqoursのマネージャーになってしまった件について 作:希望03
短めで物足りなさあっても文句だけはやめてください。
それではどうぞ。
~内浦・優馬家~
あれから夜が明けて、聖良たちは飛行機の時間もあるから、と朝早くにここを出て行ってしまった。
今日見送るときに本人たちから聞いたのだが、実はこの騒動のおかげで聖良たちは今回のラブライブ地区予選には出場しなかったらしい。
どうやら僕の事が心配でライブどころではなかったみたい。
…本当に申し訳ないな。
それでも彼女たちは皆と会えて嬉しかったし、僕とも話せたから、と笑顔で帰って行った。
その心の強さは見習いたいな、と感心した。
けれど、最後に2人が残した言葉がある。
聖良「優君?」
優馬「ん?忘れ物?」
聖良「そうじゃないですよ。あの…」
理亜「今日、面白いことが起きるから。」
聖良「む…」
優馬「面白い、事?」
聖良「…理亜。」
理亜「ごめんなさい、姉さま。あまりにもオドオドしていたからつい…」
聖良「…まぁ、いいです。理亜の言う通りですから、楽しみにしていてくださいね。」
と、残して去ってしまった。
一体面白いことって何だろう、と思いながらも笑顔で帰っていく姿には少しドキッとしてしまった。
他の皆は、というとあれからそれぞれ夜のうちに帰って行った。
だから、Aqoursの皆と会うのは今日の学校からである。
僕が発言したあの言葉、皆にはどう響いているのだろうか、どうしても気になってしまう。
そんな2つの事で期待とゾワゾワとした気持ちで僕は学校へと向かった。
~内浦・浦の星学院~
珍しく(?)誰とも会うことは無かった。
いつもならタイミングよく千歌や梨子が合流するのだが、今日はそういったことが一切なかった。
昨日の今日だったから、いつアプローチを掛けられてもおかしくないだろうな、と考えていたけど…
なんだか気負っていたのが自分だけのようで恥ずかしかった。
「あ、空条君、おはよー」
優馬「おはよー」
いつも通り、女の子しかいない教室へと入る。
もうここに来て、5ヶ月、6ヶ月は経つ。
自然とこの状態にも慣れるものだ。
人数も少ないうえ、唯一の男、ということもあり、おかげさまでこの学校のほとんどと知り合いになったのではないか、と思うくらいには友達が増えた。
そう、こんな感じで挨拶を返すくらいにはね!
と、挨拶だけで終わるはずだったがある話を持ちかけられてしまった。
「そういえば空条君さ!」
優馬「…はい?」
「1年生と3年生に来る転校生って空条君の幼馴染なんでしょ!?」
優馬「…ん?」
…転校生?
その話すら全く知らない。昨日、鞠莉にも聞かされてない。
しかもその転校生は僕の幼馴染と来た。
「あれ?空条君知らない?うーん、じゃあデマだったのかな…」
「ごめんね!多分デマかもー!」
…固まっている間に話が進んでしまっていた。
まぁ、でも聞かされていない、ということは恐らく今の子が早とちりしてしまったか、本当にデマが流されているだけか、のどちらかだろう。
そう、思っていた。
~浦の星学院・SHR後~
優馬「…」
SHRも終わり、僕は最初の授業に向けて教科書やノートを取り出そうとしていた。
相変わらず、千歌や梨子、曜はこちらを見てはすぐに目線を逸らして、の繰り返し。
けれど、話しかけてもくれなくなってしまった。
一部の女子からはまた喧嘩?と疑われる始末。
なんなら僕もこれがどういう意図なのかを知りたい。
そんな謎の不安と考えが頭を巡りながら悶々としていると、頭上から今日の朝に聞いたような声が聞こえてきたのだった。
「ゆ・う・くんっ!♡」
「兄さんっ!♡」
優馬「…んっ!?」
聖良「ふふ、改めて、おはようございます♡優君?♡」
理亜「兄さん、びっくりした?♡」
目の前にいたのは北海道に帰ったはずのSaint Snowだった。
次回に続く。
現時点で貴方が考える優馬が付き合う相手は?
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高海千歌
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桜内梨子
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渡辺曜
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松浦果南
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黒澤ダイヤ
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小原鞠莉
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津島善子
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国木田花丸
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黒澤ルビィ
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鹿角聖良
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鹿角理亜
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誰とも付き合わない