無気力な僕がAqoursのマネージャーになってしまった件について 作:希望03
投稿遅れてしまって本当にすみませんでした。
一応これまでの流れの中でのポイントとなる部分を掲載しておきます。
・鞠莉
嫉妬による周りへの怒り、そして自らの遅れを感じ、焦りが出始めた鞠莉
→ダイヤデート当日に鞠莉が何かしら邪魔をする可能性
・ダイヤ
デートの最後に想いを伝えようと考えている段階だったが、鞠莉に言われたことが心残りに。
過去の罪に対する意識がある、しかし、過去に拘って動けないというのも違う、と考える。だからこその葛藤在り
→最終的に優馬に励まされ、気持ちは上向きに。罪は罪。しかし、このデートだけは一人の少女として、楽しみたい、という方向に。
・善子
いわゆる曜の下位互換状態。皆と同じように優馬のことが好きで好きでたまらない、けれど、自信が無いゆえに自分が選ばれるわけはない、と考えている。
「もう疲れちゃった」の部分で抱えている想いと自分自身の自己肯定感の低さがあり、若干鬱気味に。
もしかしたら今後、一騎打ちになるとしたら曜と善子になる可能性も?
・曜
正直一番面倒くさい女の子。
自分はもう一線引くとか言っておきながらしっかり優馬の家までストーキング。
とにかく優馬が大好き、もはや一緒に死にたいレベル。
ただ、自信が無いのもあってあまり積極的にはなれない。(というか、今までの行動から自分は絶対選ばれない、と思ってしまったから。)
でも、相棒、または親友ではいたいからどうしても気にかけてしまう。(むしろこの立場にいることで安心感を得ている可能性有)
・果南
今回の話には出ていないが果南も果南で優馬に対してのアプローチを少しづつかけている。
恐らく全員の前で私はゆうの事が大好き、愛してると伝えたのが優馬の中で心残りになっている。
本人も恐らくそれが狙い。印象を強くつけることによって自分の事を意識づけている。
罪の意識はもう無い。それよりはゆうと付き合いたいという一心。愛したいし、愛されたい。一番愛が重たい。
・優馬
またしても何も知らない優馬。
とりあえずダイヤとのデートでどう振ればいいか、ということを考えている。
ただその時点でダイヤの事は友達でいい、という段階。
しかし、魅力的な女性なのは確かだから揺らいでしまっているのもある。
いわゆる優柔不断な最低な男である。
それではどうぞ。
~浦の星学院・3年教室・昼休み~
果南「…遅い」
授業が始まるまであと5分。
にもかかわらず、鞠莉もいないし、ましてやあのダイヤすらいないのだ。
果南「もう授業始まるっていうのに…」
鞠莉はまぁ分からなくもない。
面白いことには首を突っ込むタイプだから授業以上に何か面白いことがあり、授業そっちのけでどっか行った可能性もある。
しかしだ。
しかし、ダイヤは違う。そんなことをするようなタイプではない。ましてやあの真面目なダイヤの事だ。
授業が始まる5分前どころか、10分前には席について授業の予習をするような“ド”が付くほどの真面目生徒会長なのだ。
なのに…
果南「いないということは何かあった…?」
もし、ダイヤの身に何かあったとするならすぐにでも助けに行きたい。
しかし、そうじゃなければ?
もしかしてゆうと…?
果南「今日はちょうどダイヤの日…まさかこの時間からもう?」
それはさすがに事を始めるのが早すぎるのでは?と思いつつ、自分がその立場だったら気持ちは分からなくもない。
けれど、何か悪寒がする。
果南「…まさかね。」
まさか、ダイヤを選ぶなんてこと…しないよね。
だって、ゆうは私のことが一番好き、のは、ず?
果南「…」
私は気づいたら教室の外へ飛び出していた。
~浦の星学院・保健室~
ダイヤ「ん…あれ、私…」
目をあけるとそこには白い天井。
寝起きだからか、記憶が朧げだが確か鞠莉さんに諭されたところで優に声をかけられて、保健室へ一緒に…
優馬「Zzz…Zzz…」
ダイヤ「っ…!///」
そうだった。
あれから優とデートしていいのか、自分の好意を伝えて良いのか、とぐちぐち悩んでいたところで優に楽しみにしてる、と言っていただけて…それで…
ダイヤ「…ふふ、可愛らしい寝顔ですわね」
今日のデートはもちろんだがこの甘いひと時もまた至福の時間だ。
だってまるで
ダイヤ「朝の夫婦のやり取り、みたいですわ…///」
こんな間近で優の寝顔を見ることは少ない。
だからこそ、この時間は誰にも邪魔は
「ふふ、み~つけた♪」
ダイヤ「え…?」
いつから入っていたのだろう。
聞き覚えがある声が聞こえたと思い、顔を上げたそこには
果南「ダイヤってばもう授業始まっちゃうのにこんな所で何してるのかな~?」
ダイヤ「…あなたこそ、何をしに来たのですか?」
果南「いやいや、いつまで経っても教室に来ない幼馴染を心配に思って探してたんだよ?」
ダイヤ「っ…心にも思ってないことを…!」
果南「思ってたよ…何か間違いでも犯さないか、ね。あ、でもそれはそれでバレた時にゆうに幻滅されて嫌われるから有りだったかもね。」
ダイヤ「…」
鞠莉さんといい、果南さんといい、こうまで邪魔してくるとは思わなかった。
優が一人を決めると言ったあの瞬間、お互いに邪魔をしないことを皆で決めたはずではなかったのだろうか。
なのに…この人たちは…
ダイヤ「…私自身を見てくれるのはやっぱり優だけ、ですわね。」
果南「…は?」
ダイヤ「いちいち邪魔してくる、というと愛される自信がない、ということでしょうか?」
果南「…邪魔?むしろダイヤの方が私の邪魔をしてるんだよ。むしろ!ゆうはきっと私が一番好きで「幻想は止めてもらえませんか?」…はぁ?」
ダイヤ「自分の愛が重たいだけであって、別段、優が貴方のことを好き、というわけではない、という事ですわ。まだ優は1人に決めていない…いや決めているかもしれませんがそれは間違っても貴方ではありません。」
果南「…へぇ、じゃあ自分だって言うの?」
ダイヤ「違いますわ…ただ貴方のような自己陶酔が激しく、かつ自分勝手な人には惚れない、と言っているんです。」
果南「…もういい、最後に私が勝てばいいだけの話だからね。」
そう言って果南さんは行ってしまった。
今まで大切な幼馴染、だと思っていたがもう違う。
優馬「…ん?あれ僕、寝てた?」
ダイヤ「…ふふ、おはようございます、優。」
優馬「あ、うん…って、もう授業始まって」
ダイヤ「そうですわ、もう行かないといけませんと」
優馬「うん…顔色も大分戻ったみたいだし、良かった。」
ダイヤ「それは…きっと優がそばにいてくれたおかげですわ。」
優馬「そんなことないよ…じゃあ今日楽しみにしてるから。」
ダイヤ「…えぇ、もちろん。」
~浦の星学院・2年教室~
時は遡り、昼休み。
千歌「あれ優くんは?」
梨子「え?あ…そう言えば…」
千歌「曜ちゃん何か知ってる?」
曜「…さぁ」
千歌「うーん、そっかー…」
梨子「…」
そっけない返事。
分からないとでも思っているのか、それとも無意識のままに返事をしてしまっているのか。
それは分からないけれど最近は元気がないのが目に見えて分かる。
千歌「…最近、優くん一緒にお昼食べれないよね」
梨子「え?」
曜「…」
千歌「だって聖良さんと理亜ちゃんがこの学校に転校してきて…一時的だけど私たちの部活に入部してくれて…すごく嬉しいけれど、それと同時に優くんが聖良さんや理亜ちゃん…果南ちゃんやダイヤさん、鞠莉ちゃんや善子ちゃん、花丸ちゃん、ルビィちゃんにばかりで…」
梨子「千歌ちゃん…」
曜「…そんなこと、無いと思うよ。」
千歌「なんでそう言い切れるの…?」
曜「だって、私からしたら優のことを皆が…」
“奪った”
曜「…ごめん、なんでもないよ。」
梨子「…」
千歌「…そっか。」
果たして曜ちゃんは何を言いかけていたのか。
なんでそんな悲しい顔をしていたのか。
私には分からなかった。
けれど、今日の昼食はなんだか味がしなかった。
~放課後・スクールアイドル部部室~
そうして迎えた今日の練習時刻。
いくら今日がダイヤさんの日だとしても他の人たちはいつも通り練習になる。
だから今日も今日とて自分の日を待ち遠しく思いつつ、部室に来たわけだったけどそこで見た光景はいつもと違う光景が広がっていた。
千歌「こんにちは~…ってあれ?」
梨子「?どうしたの千歌ちゃん?」
曜「…」
そこで見たのはガランとした部室。
未だ誰も来ていないようだったけど、カバンだけが残されていた。
千歌「まだ誰も来てないのかな?」
梨子「そう、みたいね…」
いやおかしい。
カバンが置いてあったのに私たちが一番最初、というわけがない。
曜「このカバンは?」
そうして曜ちゃんが指したカバン。
どこか見覚えがあったが結局誰のカバンか…
梨子(なんでこんな胸騒ぎが…)
~放課後・廊下~
ダイヤ「はっ…はっ…はっ…!」
なぜこうなるんだろう。
私はただ彼を愛していただけなのに。
なぜこうも私たちの愛を邪魔するのだろう。
ダイヤ「くっ…!優…!」
~回想~
~♪~♪~♪
ダイヤ「…?メール?」
今まであまり使ったことのなかったメールに着信があった。
不思議に思いそのメールを開いてみるとそこには
ダイヤ「っ!?」
眠らされている優と鞠莉さんが映っていたのだ。
ダイヤ「な、なぜ…今日は、私の…」
いやそれはただの口先で約束、ルールを明確にして紙に書きだしているとかそういうわけではない。
だから…
ダイヤ「鞠莉、さん…!!」
~放課後・理事長室~
ダイヤ「はっ…はっ…え…?」
果南「はぁ…はぁ…は…?」
ダイヤ「な、なぜここに…」
果南「…ダイヤと同じだと思うよ。ほら」
そうして果南さんは届いたメッセージの内容を見せてくれた。
その内容は全て私と同じ内容だった。
果南「これ…宣戦布告、だよね。」
ダイヤ「…えぇ、そうとしか…」
そう考えていた時だった。
優馬「…あれ?2人ともどうしたの?」
ダイヤ「え…?」
果南「ゆ、う…」
突然扉が開いたと思えば中からいつも通りの優が出てきたのだった。
優馬「なんで2人ともここにいるの?」
ダイヤ「それは…」
果南「なんでもないよ。ちょっと鞠莉と話がしたかったんだ。」
ダイヤ「果南さん!?」
優馬「あ、そうなんだ。鞠莉ならまだ中にいると思うから…となるとデートの時間はちょっとずれる、かな?」
ダイヤ「へ、い、いえ!すぐに終わらせますから待っていてください!」
優馬「了解…そしたら校門前で待ってるよ。」
そう言って彼は先へと行ってしまった。
果南「…あの様子だと何もされてなさそうだけど、どういうことなのかな、鞠莉。」
鞠莉「あら、ここにいたのバレてたのかしら?」
ダイヤ「っ…」
果南「そんなことより答えて。なんでゆうを眠らせて、ツーショットで私たちにだけ写真を送りつけてきたの?」
ダイヤ「…」
そうだ。なぜあのような写真を私たちに送ったのか。
そして、私の、日という日に限って…
鞠莉「ん~…いつまでも平和ボケしてる貴方たちにいつでも私が優の事、奪えるって教えておこうと思って♡」
ダイヤ「なっ…」
果南「…」
鞠莉「なんだか保健室の時とか、今日までの間の時間とか…色々な時を優と過ごして、自信過剰になったのか私が優の好きな人に選ばれるとか、勘違いしてそうだけど…」
鞠莉「その気になれば私が簡単に奪っちゃうぞ♡って」
果南「知らしめよう、って?」
鞠莉「せいっか~い♪大正解よ、果南♪」
ダイヤ「鞠莉さん…あなたという人は…」
鞠莉「なに?ずるいとでも?」
ダイヤ「…」
鞠莉「ずるいのはどっち?抜け抜け、こそこそと立ち回って、粘着質で…見ていてイライラしたわ。」
ダイヤ「それは…」
鞠莉「だ・か・ら♪ちゃんと懲らしめなきゃ…って♪」
果南「鞠莉…そっちがその気なら私も容赦しないから…」
鞠莉「OKよ、果南…♪」
ダイヤ「…」
鞠莉「ま、ダイヤは今日という日を精一杯楽しんできてね…奪われちゃう前の最後の、ふふ、あはははははは…!」
いかがだったでしょうか?
久しぶりに書いたのでちゃんと書けているかどうかは不安ですがこれからちょいちょい更新していこうと思うのでよろしくお願い致します。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願い致します。
現時点で貴方が考える優馬が付き合う相手は?
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高海千歌
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桜内梨子
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渡辺曜
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松浦果南
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黒澤ダイヤ
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小原鞠莉
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津島善子
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国木田花丸
-
黒澤ルビィ
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鹿角聖良
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鹿角理亜
-
誰とも付き合わない