無気力な僕がAqoursのマネージャーになってしまった件について 作:希望03
そして千歌ちゃんお誕生日おめでとう!!!
急いで書きました…
間に合わなかった…
けど、今回はもう千歌ちゃん推しになった気分でめちゃくちゃ甘々に書いてやりましたわ!!(多分)
本編とはある程度干渉しているようなしてないようなそんな感じです!
時間軸とかもあんまり気にせずに読んでいいただけると嬉しいです!
それではどうぞ!
~優馬家・優馬の部屋~
暑い夏の一日。
世間では、というか並大抵の高校は夏休み期間であり、部活でもやってなければずっと家にいるようなそんな期間。
こんな暑い夏なんかはあんまり外になんて出たくないのだが…
だがしかし、なぜだか俺は部活に所属していて、しかもせっかくの休みだというのに学校に呼ばれている。
まあ、練習を行うから、なんだが。
それでも行きたくはない。クーラーのある部屋でずっと寝ていたい。
しかし、行かなければ俺の命が危ない。
優馬「…って分かってるんだけどなぁ」
こんなぶつぶつと話していたが、実はこの間、一度もベッドから動いていないのだ。
優馬「時間は…っと」
まだ7時半。確か集合時間は9時だったから、なんとまだ30分は寝れるじゃないか。
ということは選択するのはたった一つ。
優馬「よし、二度寝だ。」
そうして俺が二度寝の態勢をとったその時だった。
千歌「ゆ~~うく~~~んっ!!起きろぉぉぉぉ!!」
優馬「…ちっっ!!」
千歌「うわ…そんな露骨に舌打ちしなくても…」
舌打ちしなくてもいいじゃないか、とぷんすか怒っているがそりゃあ舌打ちをしたくなるだろう。
なんせ眠りを妨げられたのだ。二度寝だが。
優馬「はぁ…千歌、もう来たんだね、早くない…?」
千歌「早くないよ?もう8時半だし。」
優馬「…え?」
千歌「え…って、もうすぐ出ないと遅刻するよ?」
優馬「嘘だ、だって俺の時計は7時半になって…」
千歌「…これ壊れてるよ?」
優馬「はぁぁぁぁ????」
そんな馬鹿な、こんな鬱展開があってたまるか。
30分は寝れると思っていたのに、時計の時刻が1時間遅かったなんて。
優馬「…はぁ、もう遅刻していいかな」
千歌「だめーーーーーーー!!ほら、急いで準備してっ!!」
優馬「分かったよ…」
千歌「…じゃないと、ここに来た意味がないもん///」
優馬「え?」
千歌「なんでもない!///早くしてね!」
優馬「はいはい…」
こうして俺は仕方なく千歌と一緒に練習に向かうのだが
優馬(なんだか千歌の様子がおかしいような…)
というのも、なぜだかずっとちらちらと俺の方を見てくるのだ。
なぜだか理解ができないから千歌に聞くも
千歌「…気づかないの?」
と、寂しそうに言われた。
気づかないというが、気づいてないから聞いているのだ。
と、なんだか悶々としつつ、学校へと向かう。
~浦の星学院・スクールアイドル部部室~
優馬「おはよ」
いつも通り、挨拶をして、鞠莉が突っ込んで来ようとして、それを冷ややかな目で皆が見てきて…とお決まりの流れが始まるはずだったのだが
鞠莉「Good Morning!優!」
果南「おはよ、ゆう」
ダイヤ「おはようございます。」
ルビィ「おはよ、お兄ちゃん!」
花丸「優さん、おはようずら~」
善子「ふっ…ようやくお出ましのようね、我がリトルデーモン…」
梨子「おはよ!優君!」
優馬「…あれ?」
なんだか違う。違和感がある。
あの流れもなければ、皆、どこか一線引いている感じがするような?
優馬「…?」
曜「あ!おはよ!優!」
すると、後ろから曜に声をかけられた。
曜も皆と同様に、なんだか一線引いているような感じがする。
優馬「おはよ、曜。ところで…俺何かしたかな?」
曜「え?なんで?」
優馬「なんでって…皆、俺に対しての対応、何か違くない?」
優馬「いつも通りじゃないっていうか…」
曜「あー…」
優馬「千歌も朝からちらちら見てくると思ったら、急に不機嫌になったりでおかしかったし…」
すると、曜が俺のことを初めて軽蔑の目で見た。
思わず、たじろいでしまったが、きっと答えを知っているのだろう。
教えてくれるか、と思ったのだが
曜「それは優自身が気付くべきだと思うよ。」
優馬「え?」
曜「気づかなかったんだね。」
優馬「気づかなかったってなんだよ」
曜「そのままの意味だよ。」
優馬「いや何もヒントも与えられてないのに、気づくも気づかないもないと思うんだけど」
曜「はぁ…」
曜「ま、私としてはそれくらいの関係だってことで安心してるけど」
曜「それでも千歌ちゃんのことを考えると哀しくなるなぁ」
優馬「…理解ができない」
曜「私は知ってるけど、教えられない。頑張って気付いてね」
曜「それじゃ、練習行くよ。」
そうして、皆は練習をしに屋上へと向かった。
ヒントも与えられない、理不尽な問題に苦しむ俺を置き去りにして
~浦の星学院・屋上~
優馬「…」
皆の掛け声が聞こえる中、俺はそれを見ながら、ずっと考えていた。
皆が変わってしまった理由、曜が怒った理由、そして千歌が寂しそうに呟いた
“気づかないの?”の意味を。
優馬「…はぁ、一体、なんだよ、皆して」
答えが分からない。
分かるわけもないこの問いに、誰も教えてくれない苦しみ、焦り。
そして一番心に来るのは皆の対応の仕方がいきなり変わったことだ。
優馬「こんなの分かるわけ…」
千歌「…」
そんな色々なことを考えていると、千歌がこっちを見ていた。
いつもなら練習が休憩に入った段階で、すぐこっちに来るようなそんな奴なのに
千歌は一瞥したあと、すごく、寂しそうな顔をして、唇を嚙み締めて、皆の所へと行ってしまった。
優馬「は…?なんで、だよ…」
なんでそんな寂しそうな顔するんだよ。
そんな泣きそうな目でこっちを見るなよ。
いつもみたいに笑えよ、なんで、なんで!!
優馬「…くそっ!」
~屋上・練習終わり~
優馬「…」
結局、分からなかった。
分からなかったというか、もう考えきれなかった。
考えるよりも先にあの顔が思い浮かんでしまい、やるせなさが心に広がっていった。
だから、こうして屋上から一歩も動けないでいる。
優馬「…きれいだな」
空というのは皮肉なもので
こんなに自分が情けなくて、空しいのに、空は広く澄み、俺を照らしてくる。
まるで輝きがそこにあるかのように
すると屋上の扉が開いた。
優馬「っ!千歌!?」
梨子「…違うよ、優君」
優馬「あ…ごめん…」
梨子「ううん、大丈夫。それより、分かった?」
優馬「…」
梨子「…分からない、か」
梨子「ふふっ、優君でも分からないことがあるなんてね」
優馬「俺はそんな天才じゃないさ…分からないことだらけだよ、今だって…」
本当だ。何がIQ200だ。
余分な知識だけつけやがって、人の気持ちは理解できないんだから、何の役にも立っていないじゃないか。
優馬「…」
梨子「あ、もう8月なんだね、半年経ったんだぁ…」
優馬「あー…そうか、もう8月…っ!」
梨子「…気づいた、かな?」
優馬「梨子、もう8月って、今日から8月が始まったんだよね?」
梨子「うん、そうだよ。」
優馬「…ははっ、俺、最低だ。馬鹿野郎だ。」
梨子「うん…本当だよ…」
優馬「…ごめん、この埋め合わせは必ず。」
梨子「うん、期待してる。今は千歌ちゃんのところ、行ってあげて?」
優馬「ああ!」
そうして、俺は一心不乱に駆け出した。
千歌に伝えなければならないことがあるから…
梨子「…ほんと、私ってお人好しよね、馬鹿みたい」
~千歌side~
千歌「…」
結局優くんは気づいてくれなかった。
でも仕方ないかもしれない。ずっとそばにいてくれたから気づいてなかったけれど
考えてみれば、会ったのがつい最近で、そんな会ったばかりの相手のことなんて…
千歌「祝ってくれるわけないじゃんか…」
スクールアイドルを始めた時は、ただ自分の輝ける場所を知って、
私も同じようになりたい、っていう思いから始めたけど、
いつしか優くんがそばにいてくれて、支えてくれて…
私にとっての輝きは気づけば優くんと一緒じゃないとダメなんだって、
支えてくれてる君だからこそ、一緒に輝きたいって
そう考えるようになった。
そんな君だからこそ、一緒に分かち合いたかったのに
千歌「…っていうのはわがままだよね」
そう心に思いを押し殺した時だった。
優馬「千歌!!」
千歌「ゆう、くん…?」
呼ばれた先を振り返ると、そこには優くんがいたのだ。
千歌「…どうしたの?」
優馬「まずは謝らせてほしい」
優馬「…ごめん」
千歌「あ、謝るなんて、優くん何もしてないのに…」
優馬「いや、したさ。俺は君を…」
やめて、その先を言わないで
優馬「傷つけてしまった」
千歌「…」
優馬「ずっと、一緒にいたのに、そばにいてほしいって言ったのに、俺は気づけなかったんだ。」
あーあ、言っちゃった。
もう私がわがままだって、気持ちを押し殺すはずだったのに
我慢しようと思ってたのに
だめ、耐えきれないや…
千歌「…ほんとだよ」
優馬「…千歌」
千歌「ほんとだよ!!私が迎えに行ったときに期待してた!きっと祝ってくれるって!」
千歌「なのに、祝ってくれなくて、あんなに見てたのに!気づいてくれなくて!」
千歌「皆は今日のために気を利かせてくれて、私は一日優くんを独り占めできるはずだったのに」
千歌「気づいてくれないことの寂しさが勝っちゃって…」
優馬「…ごめんな」
千歌「私は、謝ってほしくなんてない…」
千歌「もっと、言うべきことあるよね?」
優馬「…うん」
優馬「千歌、誕生日、おめでとう。これからもそばにいてほしい、俺と一緒に輝きを見つけてほしい」
千歌「そんなの、そんなの当たり前じゃん!私も一緒に輝きを見つけたい!」
こうして私はようやく君から祝われることに成功したのだった。
千歌「…それでプレゼントは」
優馬「あー…ごめん」
千歌「あはは…優くんらしいねっ」
優馬「ほんとに悪いって思ってるよ…」
千歌「じゃあ今、貰っていい?」
優馬「え?だから、今ないって…んむっ!?///」
千歌「んっ…ぷはっ…!///えへへ…///」
優馬「ち、か…///」
千歌「…私、高海千歌は優くんのことが大、大、大好きです!!」
千歌「だから、これからもずっと、ず~~っと!そばにいてねっ!♡」
ここまで読んでいただきありがとうございました!
千歌ちゃん、改めて見ると本当に素晴らしい女の子だな、と
こんな良い子なかなかいないですよね…
そんなわけで今回は高海千歌ちゃん、誕生日記念話でした!!
本当に、本当に千歌ちゃんおめでとう!
君がAqoursのリーダーでよかった!
これからも輝きを見つけるために頑張ってほしいですっ!!
次の更新は本編になると思いますが、次も楽しく読んでいただけると嬉しいです!
次回もよろしくお願いします!
現時点で貴方が考える優馬が付き合う相手は?
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高海千歌
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桜内梨子
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渡辺曜
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松浦果南
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黒澤ダイヤ
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小原鞠莉
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津島善子
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国木田花丸
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黒澤ルビィ
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鹿角聖良
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鹿角理亜
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誰とも付き合わない