無気力な僕がAqoursのマネージャーになってしまった件について   作:希望03

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こんばんは!希望03です!
遅くなってごめん!ルビィちゃん!誕生日、おめでとーーーー!!
可愛い容姿に似合わず強い心を持ってるルビィちゃんに毎度毎度心を打たれてしまいます!
これからもずっと応援してるよ!
ということで、今回もよろしくお願い致します!
それでは、どうぞ!


黒澤ルビィ 誕生日記念 ~めいいっぱいの幸せを~

 

~黒澤家・黒澤姉妹の部屋~

 

ダイヤ「ルビィ!起きなさい!もう朝ですわよ!」

ルビィ「んぅ~はぁ~い…」

 

初めまして!私は内浦の浦の星学院っていう高校でスクールアイドルをしています!

黒澤ルビィです!

今日はルビィの誕生日!ということで、私、黒澤ルビィがスクールアイドルに入れた理由、そして楽しい毎日を紹介したいと思いますっ!

ルビィがずっと憧れてたスクールアイドルだったけど最初に誘われた時は自信がなくて、入るのを諦めてたんだ…

けど、こうしてスクールアイドルに入れたのはお兄ちゃんのおかげなの!

ずっと昔から憧れの存在で…大好きな人で…そんなお兄ちゃんがまた内浦に帰ってきてくれて…こうして一緒に部活ができて…えへへ…///

あ、お兄ちゃんって言うのはルビィの一個上の浦の星学院でただ一人だけの男の子!

お兄ちゃんのことも紹介しなきゃだよね…じゃあ振り返りも含めて紹介します!

 

~回想~

 

ダイヤ「ルビィ~!行きますわよ~!」

ルビィ「ま、待って~…お姉ちゃ~んっ!」

 

あれはとある夏の日。

私、ルビィはお姉ちゃんと遊びに出掛けていた。

あの頃のお姉ちゃんは破天荒…というか、色々なものに興味をもって色々な場所に出掛けていた。

怖い場所には出かけなかったけど、大概ルビィもお姉ちゃんにばかりくっついていたせいかその後ろにずっとくっついていた。

そして今日もいつも通り、お姉ちゃんの後ろについていって、また色々な場所に出掛けようとしていた時だった。

前からお姉ちゃんと同い年くらいの男の子が歩いてきたの。

お姉ちゃんはすごく嬉しそうな顔して男の子の顔を見つめて、駆け出した。

思わず、見ちゃったけど今思えば、あれが最初のお兄ちゃんとの出会いだった。

 

ダイヤ「優~~!」

優馬「あ…ダイヤちゃん!」

 

どうやらお姉ちゃんとお友達だったみたいで私も急いで付いて行ってその男の子を見つめた。

 

ルビィ「…お、お姉ちゃん?この人、誰…?」

 

あの頃から人見知りだったルビィはお姉ちゃんの後ろに隠れながら聞いた。

すると、その男の子は笑顔で声をかけてきた。

 

優馬「初めまして、僕、優馬って言うんだ。よろしくね?」

 

すごく優しげな声、思わず聞き惚れていた。

 

ルビィ「ほわぁ…///」

優馬「…あれ?」

ダイヤ「あのルビィが人見知りしてないですわ…」

優馬「え、でも固まっちゃってるよ?大丈夫?」

ダイヤ「わ、分からないですわ!ルビィ!ちゃんと挨拶しなさい!」

ルビィ「ピギッ!///は、初めまして…え、えーっと、る、ルビィでしゅ!///」

優馬「あははっ!最後嚙んじゃってるよ?ルビィちゃんだね、よろしく。」

ルビィ「はぅ…///」

 

ダイヤ「…むぅ」

優馬「だ、ダイヤちゃん?どうかしたの?」

ダイヤ「知らないですわ!さ、出発進行ですわーー!」

 

初めて遊んだあの日からあの時のお兄ちゃんの笑顔が忘れられなくて、夜寝る時も思い出してはドキドキしちゃってたなぁ…

そして、それからお姉ちゃんとそのお友達とお兄ちゃんに加わって、ルビィもよく遊んでもらってたの!

こんなルビィに優しくしてくれて…本当にずっとルビィの憧れで、大好きな人になったの!

ずっと…ずっとこの幸せが続けばいいな、って思ってた。

けどその幸せも長くは続かなかった。

 

ダイヤ「…ルビィ、お話がありますの。」

 

ルビィ「…おねえ、ちゃん?」

 

その時聞かされたのはお兄ちゃんが笑わなくなってしまったということ。

そしてその原因はお姉ちゃんたちにあるということ。

原因はどうとかは知らないけど、あの時、お姉ちゃんは必死にこの場にいないお兄ちゃんに謝ってたから恐らくそうなんだろう。

その事実を知ってから数日。

お姉ちゃんもあまり笑わなくなってしまった。

 

ルビィ「お、お姉ちゃん…今日は出かけないの?」

ダイヤ「…行きません。」

ルビィ「で、でもお兄ちゃんが…」

ダイヤ「行かないって言ってますの!!」

ルビィ「ピギ!」

ダイヤ「…ごめんなさい。」

 

ルビィ「お姉ちゃん…」

 

きっと私が知らないところで何かあったんだろうなって思った。

こうしてお兄ちゃんには会えないまま、内浦からいなくなってた…

その事実を知ったのと同時に私の幸せはそこで止まってしまった…

 

 

…それからの数年はすごく苦痛でしかなかった。

何も楽しくない毎日で、また怖い男の人に毎日怯える毎日で、頼れるのはお姉ちゃんとスクールアイドル、そして昔の…お兄ちゃんとの思い出だけだった。

 

ルビィ「…おにい、ちゃん。お兄ちゃんっ!お兄ちゃんっ…!」

 

 

そんな怯えていた毎日を何年も続けて、気づいた時には私は高校生となっていた。

 

高校に入学してからは同じクラスの花丸ちゃんのおかげで周りに怯える、なんてことは無くなったけど、やっぱりどこかあの日のような楽しさや幸せがルビィの中で無くて、ルビィの中にあったのは虚無感、しかなかった。

 

そんな毎日を過ごしているとお姉ちゃんから焦った感じで話をされたの。

 

ダイヤ「ルビィ!!」

ルビィ「ピギッ!?ど、どうしたの…?」

ダイヤ「ゆ、優が!優が帰ってきました!」

ルビィ「…え?」

 

 

その一言で私の歯車は動き出した。

 

それから私はお姉ちゃんから色々な話を聞いた。

どうやらお兄ちゃんは浦の星女学院が募集人数を増やすための共学化計画におけるサンプルとして浦の星に来るそうで、明日には2年生の教室に案内されるみたい。

それを聞いて、私は決心した。

 

ルビィ「…待っててね、お兄ちゃん。」

 

それから私は毎日、血眼になってお兄ちゃんを探した。

教室に体育館、廊下に屋上、色々な場所を探した。

 

…でも見つからなかった。

実は転校してないんじゃないかって思うくらいにはお兄ちゃんがいなくて、お姉ちゃんの言葉をずっと疑ってた。

でも、私は気づいたの。まだ探してない場所があるってことに。

 

ルビィ「…ここしかない。」

 

それが図書室だった。

堅く決心して、扉を開くとそこには…

 

花丸「優馬さんも本が好きなんですね!」

優馬「うん。まあ本というよりも図書室って言う空間が好きなのかな。落ち着くっていうか…」

花丸「分かるずら!」

優馬「“ずら”?」

花丸「あ…///こ、これは違くて…その…///」

優馬「あはは、あんまり気にしなくていいと思うよ。可愛いし、さ。」

花丸「ふぇ!?///あう…///」

 

珍しく談笑している花丸ちゃんと

あの頃の眩しさはないけど、確かなあの端正な顔立ちと透き通るような声。

正しくそこにいたのはお兄ちゃんだった。

 

ルビィ「おにい…」

 

昔みたいに呼ぼうと思ったその時だった。

もしかしたらあの時のことを、私のことを覚えていないかもしれない。

なんて思ってしまった。

しかも、今、お兄ちゃんは花丸ちゃんと楽しそうに談笑していて…

昔あったであろうあの苦しみから解放されて、今はもしかしたら思い出したくないのかもしれない。

 

だから、私は昔を封印した。

 

そして、新しい私を見てもらうために…もう一度、歩み始めたんだ。

 

 

~回想終了~

 

ルビィ「まぁ…結局耐えきれずに戻っちゃったんだけどね~…」

 

ダイヤ「誰に話してますの?」

 

ルビィ「ううん!何でもない!」

 

そして今年も迎えた誕生日。

お兄ちゃんに祝ってもらえるかな、なんて、お兄ちゃん、覚えててくれているかな、なんて。

色々な想いが私の中に巡って、多分、今の顔はとんでもない顔になっているだろう。

でも実際のところは気づいているんだ。

きっとお兄ちゃんは覚えててくれてるって。

だって、今日、ルビィには内緒らしいけれどサプライズデートを考えてるみたいで…

必死に計画を練っていたところをたまたま見ちゃったの!

だから気を利かせてくれたお姉ちゃんがわざわざ起こしに来てくれて…

今こうしてお兄ちゃんが来てくれるのを待っているの!

 

ルビィ「お兄ちゃん、早く来てくれないかなぁ…」

 

すると、玄関の方から声が聞こえた。

どうやらお姉ちゃんとお兄ちゃんが話しているみたい。

 

ダイヤ「ルビィ、お客さんですわよ~」

ルビィ「はぁ~い!今行く~!」

 

最初お兄ちゃんになんて言おう。

“ありがとう”かな、“会えて嬉しい”かな…

ううん、もう考えてるの。

それはね…

 

 

優馬「あ、来たみたいだね」

ダイヤ「…えぇ、ずっと、待ってましたから。」

優馬「はは…待たせすぎたね…」

ダイヤ「本当ですわ。…今日はルビィに譲りますが、次は私ですからね?」

優馬「善処します…」

 

ルビィ「お兄~~ちゃ~~ん!!」

優馬「…あれ?俺って気づかれてる?」

ダイヤ「…それじゃ、楽しんできてくださいね。」

優馬「え、ちょ、ダイヤさん?なんか突っ込まれそうな…」

ルビィ「えい!!」

優馬「ぐへっ!?」

 

優馬「…る、ルビィちゃん?」

 

あぁ、愛しいな…

ずっと恋焦がれてた。この感じ。

ずっと…ずっと…待ち望んでたんだ…

 

優馬「…誕生日おめでとう。ルビィちゃん。」

ルビィ「っ!…ずっと待ってた!お兄ちゃん!大好き!」

 

 

この幸せが今度こそ、永遠に続きますように…




いかがだったでしょうか?
急いで書き上げたものだったので、クオリティ的には読者様の期待にそぐわないものになってしまったかもしれません。
ですが、想いは本気で、全文心を込めて、書かせていただきました!
次の誕生日記念は1月1日のダイヤさん!
それまで本編が続くかどうかは分かりませんが…
これからも頑張っていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします!

今回はここまで読んでいただきありがとうございました!
次回もまたよろしくお願い致します!

現時点で貴方が考える優馬が付き合う相手は?

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