ありふれた?デジモンテイマーは世界最強を超え究極へ至る   作:竜羽

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今回は浩介達の身に起こったことの説明です。10闘士のスピリットについてオリジナル展開があります。



15話 深淵道中

 トレイシーは浩介と自分達に何が起きたのか説明を始めた。

 

 浩介を王国から連れてきた彼女達は、浩介が望む大迷宮の調査を彼女の権力が及ぶ範囲で支援した。時にはライセン大渓谷や、樹海の近隣まで赴き大迷宮の手掛かりを探していた。

 

 そんな日々を二か月ほど過ごしていたある日。トレイシーは帝城で定期的に開催される夜会に出席した。

 実力主義の帝国とはいえ、政治形態に貴族制を用いていることから、社交などを疎かにはできない。それは皇族であるトレイシーも例外ではない。幼き日に決められた帝国の有力貴族の嫡男である婚約者と共に、その夜会に出席するはずだった。

 しかし、トレイシーをエスコートするはずの婚約者は、待てど暮らせどやってこない。仕方なく1人で夜会の会場になっている帝城のホールに赴いた。

 すると、会場に入るなりホールの壇上に連れ出された。そこで高らかに宣言されたのだ。

 

「『貴様のような慎みのない女など婚約者に相応しくない。婚約破棄だ』と言われましたわ。まあ、特に思い入れもない婚約者でしたので、別に何も思わなかったのですが、流石に道理が通らない事態。問いただそうとしたのですが、衛兵に囲まれてしまいましたわ」

 

 いかに実力者のトレイシーといえども、丸腰で包囲されれば不利だ。それでも彼女の矜持にかけて、むざむざ捕まるわけにはいかないと、ドレスの中に隠し持っていたナイフを取り出して応戦する構えを見せた。

 

 だが、そんな彼女の前に進み出てきたのは元婚約者と、兄であるバイアス・D・ヘルシャーだった。

 2人の後ろには2人の少女がいた。

 貴族の装いをした少女だったがトレイシーは見たことのない令嬢だった。銀髪碧眼の美しい見た目は否が応でも人目を惹き付ける。そんな少女2人が、元婚約者とバイアスに守られるように佇んでいた。

 彼女達は2人へ銀色の剣を手渡した。すると、2人はとんでもない動きと魔法でトレイシーに襲い掛かってきた。

 

「銀髪碧眼だと? それはまさか」

「ええ。あなた方の話からすると、あれは本当の神の使徒だったのでしょうね」

 

 ハジメが察した少女の正体を、トレイシーは肯定する。

 エヒトの真実と共に、その下僕である真の神の使徒の事も伝えている。

 神の使徒と思われる少女が渡した剣は、おそらく神が生み出したアーティファクト。持ったものの能力を引き上げるという、シンプルながら強力な効果を持っているのだろう。

 そんなものを与えられた元婚約者とバイアスは、力に酔いしれて、トレイシーが邪魔になったのだろう。

 実力主義の帝国ならではの、力を示すという方法で彼女を排除しにかかったのだ。

 些か強引すぎるが、それもフェアベルゲンと同じように、神の使徒の魅了の魔法で辻褄合わせを行ったのだろう。

 この騒動に皇帝ガハルドが出てこなかったのも、それならば説明が付く。

 

「あっという間に追い詰められましたわ。こうなれば最後まで戦い一矢報いようと思ったその時、シエルとアビスゲート卿が助けに現れましたわ」

 

 元婚約者が迎えに来ないことから、不穏な空気を感じていたシエルが浩介と共に外で待機していたのだ。そして、トレイシーの危機に割って入ってきたのだ。

 

『フッ。我が主を亡き者にすること。到底認められん。我が深淵の技により、護り抜く!!』

 

 なんとも香ばしい宣言と共に現れた浩介は、すでに深淵卿状態MAX。分身に魔法、撹乱を駆使して、元婚約者とバイアスを相手に大立ち回りを演じた。その隙にシエルはトレイシーに、武器である魔喰大鎌エグゼスを渡した。

 

 2人が浩介に加勢しようとしたその時、バイアス達に剣を渡した銀髪碧眼の少女──推定、神の使徒達がどこからか白銀の大剣2本を取り出して、襲い掛かってきた。

 神の使徒の力は圧倒的であっという間に劣勢になったトレイシー達は、逃げることしかできなかった。

 だが、そんな彼らを神の使徒の1人が単身で追いかけてきた。

 オルクス大迷宮のエガリ、フェアベルゲンに潜んでいたゼクストと同じく圧倒的なステータスと分解魔法、さらに飛行能力まで発揮し始めた神の使徒に絶体絶命の危機に陥った浩介達。

 

 その時だった。

 シエルが持っていたスピリットを使って進化したのだ。

 

「私はデジタルワールドを守護する四聖獣チンロンモンの命により、此度の異変を調査するために遣わされたのです。ハジメさん達によるこの世界への召喚と同時期に、少なからずデジタルワールドにも影響を及ぼしているのです。とはいえ、行く先は未知の異世界。なので、四聖獣からデジタルワールドの秘宝である、伝説の十闘士のスピリットを授かりました」

「伝説の十闘士って何? 聞いたことないよ」

「デジタルワールド創成期に四聖獣と一緒に生まれた、初めての究極体デジモンらしい」

 

 香織の疑問に浩介が答える。

 古代デジタルワールドにおいて、デジモン達は様々な形に進化していった。その中でも最も進化したデジモンが四聖獣として、デジタルワールドを安定させる役目を担うことになった。

 東のチンロンモン。

 南のスーツェーモン。

 北のシェンウーモン。

 西のバイフーモン。

 だが、四聖獣以外にも究極体まで進化できたデジモン達がいた。

 それが十闘士と呼ばれる10体のデジモン達であり、様々なデジモン達の祖先となった。

 やがて、彼らはデジタルワールドの支配に乗り出したルーチェモンというデジモンと、死闘を繰り広げた。

 その戦いの果てに、ルーチェモンを倒すことに成功した十闘士達だったが、肉体を保てず、その力をスピリットという形にして遺した。

 各十闘士の属性を司る、人型と獣型の20のスピリット。このスピリットを使うことで、十闘士の力を受け継ぐ、ハイブリッド体のデジモンに進化できる、まさにデジタルワールドの秘宝だ。

 いつの日か、デジタルワールドに災厄が訪れた際に力を発揮するために。

 

 現に6年前のデ・リーパーの覚醒時には適性を持つデジモンに宿り、四聖獣と共に戦線を支えていた。

 そして今回の異変も、デジタルワールドに災厄をもたらす可能性があると判断した四聖獣により、スピリットに適性を持つシスタモンシエルが調査に遣わされたのだ。

 

 シエルが四聖獣に与えられたのは──風属性のスピリット。

 その力を使って進化したシエルは、神の使徒と互角の戦いを繰り広げた。しかし、決定打が無く、膠着状態になってしまった。

 帝国からの追手を警戒していると、シエルがもう1つ持っていた闇のスピリットが反応し、何と浩介の元にやってきたのだ。

 それが闇のスピリット。

 強力な力を持っているが制御が難しい闇のスピリットは、シエルの切り札だった。それが何故か勝手に浩介の元に飛んでいき、彼を使い手に選んだのだ。

 スピリットと共に、浩介の手にはハジメの物とは異なる形のデジヴァイス──Dスキャナが現れた。

 シエルを助けるために闇のスピリットをDスキャナで使い、浩介はレーベモンに進化した。

 レーベモンも加わったことで形成は完全に逆転。

 浩介達は神の使徒を退けて、逃げおおせることが出来たのだ。

 着の身着のまま逃げた浩介達は、帝国の追手から身を隠すことにした。

 

「何か俺たちの想像を超える事態が起きている。そう思った俺達は現状を打破するには、やっぱりハジメ達と合流する必要があると思って、大迷宮を探す旅に出たんだ」

「神の使徒もまだもう1人、帝国にいるのは確実ですわ。下手に戻ってもまた同じことが起きますから」

 

 とはいえ、オルクス大迷宮はハイリヒ王国の領土にあり、追手に見つかりかねない。

 なので、目星をつけていた樹海とライセン大渓谷の捜索に集中することにした。他の目星であるグリューエン大火山は、砂漠という極限環境にあるため、準備を整えることも出来ないので見送った。

 

「そうやって渓谷と樹海を探索していた時に、ハウリア族と出会ったんだ」

「その通り!!!」

 

 突然、小屋の外から声がしたと思ったら、窓から1人の黒ずくめの女性が飛び込んできた。

 シアと違って紺色の髪をした兎人族の女性だった。顔を隠していた黒い布は、激しい運動をしていたせいでずれており、整った綺麗な顔が見えている。頭の上のピコピコ動くウサミミも。

 彼女こそがラナ・ハウリアで、浩介達に助けを求めたハウリア族だった。

 兎人族の特性である優れた聴覚で、自分達の話をしていることを聞きつけて、説明をしに来たのだろう。

 

 樹海の近くで、魔物に追いかけられていたハウリア族の1人の少女、ラナ・ハウリアを浩介が助けたのだ。

 その縁から彼らの事情を聴いた浩介達は、樹海の探索をハウリア族に協力してもらう代わりに、彼らが望む力を身に着けることに協力することになった。

 とはいえ、最初はとても苦労した。

 

「魔物を傷つけるのも殺すのも、いちいち大袈裟な寸劇をして悲しむし、歩いているときも花や虫を傷つけないか気にしているしで、どうやって戦闘訓練をすればいいのかわからなかった」

「ですが、浩介さんはそんな私達に根気良く付き合ってくれました! トレイシー姫殿下やシエル師範も私達に戦う術や、大切な心構えを教えてくださいました!!」

 

 その結果、何故かハウリア族が深淵卿に心酔してしまった。

 

「おまえのせいかああああああああああああああ!!!!!!!!!! ですぅ」

 

 今度は窓、ではなく壁をぶち破ってシアが飛び込んできた。

 右腕には捕まえた父、カム・ハウリアが布を剥ぎ取られて抱えられている。

 ラナと同じくハジメ達の話を聞きつけて、ハウリア族を追いかけるのを中断して突撃してきたのだろう。

 

「ふぅーふぅー……」

「落ち着いてシア! 族長も私達もあなたに心配をかけたくなくて、正体を隠していたの! もっと強くなって、あなたの心残りにならないようになってから、私達はしっかりやっているって言いたかったの!」

 

 凶暴化した魔物みたいに気が立っているシアを、ラナが必死に宥める。

 

「それはいいんですよ!! 私も皆に酷いこと言っちゃいましたし、置手紙とかも読みました!! だからみんなが正体を隠そうとするのはわかりますですぅ!! でも、何ですかあの変な言動は!!?? 変なポーズは!!?? 変な名前は!!??」

「『疾影のラナインフェリナ』のどこが変なのよ!! カッコいいじゃない!!」

「全部ですぅぅうううう!!!」

 

 家族が深淵卿化、もとい厨二病化していることに強い不満を示すシア。そしてその矛先は元凶である深淵卿、もとい浩介に向かう。

 

「一体何をしてくれたんですかああああ!!!??」

「お、落ち着いてくれ!! 俺も解らないんだ!! 俺が戦っている様子を見た子供達から大人達に伝わって、見せてくれって言われて見せたら大うけしたんだ。それで調子に乗っていろいろやってみせたり、俺達の世界の話をしたりしたら……」

「やっぱりあなたのせいじゃないですかああ!!!!」

「待て待て落ち着け!! そもそも俺の深淵卿化の原因は、ハジメと白崎さんだ!!!」

「ちょ!?」

「俺達を巻き込むな!!」

 

 浩介の言葉に、ギンッとハジメと香織の方を向くシア。その姿、まさにバーサーカーウサギ。

 まあ、確かに高校一年生の文化祭で浩介に演劇をやらせて、深淵卿にしちゃったのはハジメ達なので間違ってはいない。

 

 それからは話し合いを続ける空気ではなくなったので、全員でシアを宥めることになった。

 

「ユエ。うるさい」

「そうだね、ルナモン。もう寝ようか」

 

 一番部外者の立場にあるユエは、ルナモンを抱えて小屋を後にするのだった。

 ドタバタした展開になったが、最終的に浩介達とアビスレンジャー、ではなくハウリア族と合流したハジメ達だった。

 

 

 

 ■■■■■

 

 

 

 翌朝、ハジメ達はまずはフェアベルゲンにジン達を送り届けた。

 一晩明けても気落ちしたままの彼らは、何も言わずにハジメ達に連れられていった。

 フェアベルゲン側で彼らの身柄を引き受けたのは、狐人族の長老のルアだった。

 柔らかな物腰で細い糸目の青年だったが、ハジメ達に嫌悪感を抱かずに、ジン達を哀れな目で見ながら、申し訳なさそうにアルフレリックに頭を下げた。

 その態度から、どうやら彼は現実を見ているようだった。

 

 それからまたベースキャンプに戻り、浩介達とお互いの情報を整理することになった。

 

「俺達はフェアベルゲンを挟んでここと反対側でキャンプをしていたんだ。だから会わなかったんだな」

「それもありますが、ここ最近は大樹の周りの霧が、異常に濃いです。もうすぐ薄くなる周期なのに。だから出会えなかったんでしょう」

 

 浩介の言葉に、アルテナが補足を入れる。

 

「浩介達はもう大樹に行ったんだろう? どんな感じだった?」

「どうも何も、でかいけれどもう枯れていたよ」

「わたくしたちとハウリア族で隅々まで調査しましたが、目ぼしい手掛かりは見つかりませんでしたわ。しいて言うならば、石板が立っているくらいでしたわ」

「それはアルフレリックさんからも聞いている。だが何も書かれていなかったんだろう?」

「ああ。ただの石の板だった」

 

 うーむと頭を悩ませる一同。

 解放者の1人が、口伝という形で大迷宮の攻略者へ協力するように伝え遺してきたのだ。きっと何かがあるはずだ。

 ハジメは考えをみんなに伝える。

 

「ここで悩んでいても仕方ない。とにかく行ってみよう」

「霧はどうする?」

「……晴れていることを祈ろう。まだ駄目なら、樹海をパスしてライセン大渓谷の大迷宮を探すことも視野に入れる」

 

 浩介の懸念にも代替案を出して、ハジメ達はベースキャンプを後にした。

 同行するのはハジメ達に加え、アルフレリックとアルテナ、そしてハウリア族だ。シアとはいろいろ酷い再会になってしまった彼らだったが、今は落ち着いている。とはいえ、やっぱりお互いに距離を取っており、まだまだ話すことがあるのだろう。

 樹海の中心である大樹を目指して進んだ彼らだが、難なく辿り着けた。

 最近は濃くなっていたはずの霧もいつも通りに戻っており、索敵に優れたシア達の案内で真っ直ぐ行けた。

 もしかしたら、スカルバルキモンがいたことで何かの仕掛けが発動して霧が濃くなっていたのかもしれないと、ハジメは思った。

 

 辿り着いた大樹は浩介達の言った通り、枯れ果てた巨大な樹だった。

 大きさは他の樹よりも圧倒的に大きく、目算では直径五十メートルはあるのではないだろうか。しかし、その枝には一枚の葉もなく、異様な雰囲気を放っていた。

 

「大樹は、フェアベルゲン建国前から枯れている。しかし、朽ちることはない。枯れたまま変化なく、ずっとあるのだ。周囲の霧の性質と大樹の枯れながらも朽ちないという点からいつしか神聖視されるようになった。まぁ、それだけだから、言ってみれば観光名所みたいなものだが……」

 

 アルフレリックの説明を聞きながら、ハジメは根元まで歩み寄った。そこには件の石板が建てられていた。

 ハジメがその石板に近づくと、彼が指にはめていた宝物庫、オルクス大迷宮の攻略の証と石板の頂点が光り始めた。

 

「なんだこれ?」

「攻略者が近づくと光るのかな? ゲームとかでよくあるだろ?」

 

 ガブモンの言葉に確かにと頷くハジメ。浩介達も新たな手掛かりに目を見開いている。

 石板に近づいたハジメがよく見ると、そこには七角形とその頂点の位置に七つの文様が刻まれていた。オルクスの部屋の扉に刻まれていたものと全く同じものだ。

 石板の表だけでなく、裏側の隅々までハジメ達は探ってみる。

 すると、文様の裏側に当たる部分に七つの窪みを見つけた。それぞれ形が違うが、オルクス大迷宮の文様の裏側は、ちょうど宝物庫の指輪が嵌る大きさだ。

 もしかしてと思い、ハジメは宝物庫の指輪をオルクスの文様に対応している窪みに嵌めてみる。

 すると今度は石板全体が淡く輝きだした。

 そして、表に文字が現れ、全員がそこに注目する。

 

 〝四つの証〟

 〝再生の力〟

 〝紡がれた絆の道標〟

 〝全てを有する者に新たな試練の道は開かれるだろう〟

 

「これは、解放者のメッセージ」

「考えられるのは大迷宮に挑む条件とかかな?」

 

 ユエと香織が表示された文字の意味を考える。

 

「〝四つの証〟は、文字が表示された経緯を考えますに、他の大迷宮の攻略の証でしょうか?」

「〝再生の力〟は、そういう神代魔法があるのかもしれません」

「〝紡がれた絆の道標〟は、亜人族と良好な関係が築けるかどうかだと思いますぅ。亜人族の力がないと、ここまで辿り着けないですから」

「この条件を全て持っている人に、この大迷宮は道を開ける、という事か」

 

 トレイシー、アルテナ、シア、そして浩介が内容の意味を予想する。

 ハジメ達もその予想が正しいと思う。

 

「つまり、この大迷宮を攻略するには他の大迷宮を攻略する必要があるということか」

 

 ハジメの言うとおり、オルクス大迷宮の攻略の証しか持っていないハジメ達では、この大樹の攻略はできないという事だ。

 すぐに攻略できないが、条件がわかっただけでも収穫だ。

 ハジメ達は改めてこれからのことを話し合うためにベースキャンプに戻ることにした。

 




〇デジモン紹介
チンロンモン
世代;究極体
タイプ:聖竜型
属性:データ
デジタルワールドを守護する四聖獣デジモンの1体であり、東方を守護し強烈な雷撃を放つ。他の四聖獣デジモンと同じく伝説の存在であり、その強さは神にも匹敵すると言われている。またチンロンモンはホーリードラモン、ゴッドドラモン、メギドラモンと共に四大竜デジモンの1体としても数えられており、もっとも神格化された存在である。しかし、神のような存在とはいえ、簡単に人間や弱者に協力をするようなものではなく、よほどの事が無い限り味方にすることはできないだろう。必殺技は天空より激しい雷を落とす、神の怒り『蒼雷(そうらい)』。
デジタルワールドへ未知の世界からの干渉があったことを他の四聖獣達と察したチンロンモンは、シスタモンシエルに風と闇の十闘士のスピリットを託し、調査を命じた。



婚約破棄の裏側にはやっぱり神の使徒がいました。原作を読んで帝国にもいてもおかしくないよなと思っていたので、がっつりとなろう的な展開の黒幕になってもらいました。

スピリットについても公式設定をベースに、テイマーズ世界では四聖獣が世界を収めているので、スピリットを3大天使ではなく四聖獣が管理していたという事にします。

シスタモンシエルも本来ならばガンクゥモンの部下の立ち位置ですが、デジモンゴーストゲームみたいな、独自の立ち位置と設定でチンロンモンの部下です。
デジタルワールドからデジモンがトータスに現れているのですから、四聖獣が何もしないわけがありません。

そろそろ樹海から抜け出してライセン大渓谷の攻略に乗り出しますよ。お楽しみに。
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