ありふれた?デジモンテイマーは世界最強を超え究極へ至る 作:竜羽
あとそれに伴って高校に入学するまでに張っておきたい伏線が増えてしまいました。
なので今までの0.5章のお話に入らなかったネタをいくつかダイジェストでやるために、やってみたかった日記形式でお披露目します。
元ネタは原作のユエの日記で、香織の口調とかうまくかけているか不安ですが楽しんでいただけたら幸いです。
11月30日
今日はハジメ君が通っている太極拳の道場に付いていった。
デジタルワールドでの冒険で体力の無さで苦労した経験から始めたみたいで、なんでもジェン君のお師匠さんらしい。
中国人のチョウ先生という方で、ハジメ君と再会した日に話し合いをさせていただいた場所だったのには驚いたな。
そこでハジメ君は胴着に着替えて練習を始めた。
最初は準備運動と柔軟、あとは基本の型の形を繰り返し、時たまチョウ先生と組み手をしていた。
チョウ先生曰く、ハジメ君は体を動かす才能はあまりないけど、相手の動きを見極め受け流すことには目を見張るものがあるらしい。
そういえば怖い人たちに殴られた時もそんなにひどい怪我はなかった。もしかして殴られてもうまく受け流していたのかな?
また新しいハジメ君の一面を見つけられて嬉しかったなあ。
ちょっと私も太極拳を教えてもらえた。健康にも良いそうだから続けてみよう。
12月17日
もうすぐクリスマス。いつもは雫ちゃんとかクラスの子たちとクリスマスパーティーをしているけれど、今年は雫ちゃんと一緒にハジメ君達テイマーズのみんなとクリスマスパーティーをする予定。
クリスマスだから当然プレゼントを用意するんだけど、何を用意したらいいのかな。ハジメ君が喜びそうなものといえばデジモンとかパソコンだけど絶対持っているよね。
そんな感じで今日まで悩んでいたんだけどお母さんからいいアイデアをもらった。
ハジメ君にクリスマスの特別な料理を作ってあげるんだ。
料理研究家のお母さんにいろいろアイデアをもらって何を作るか決めた。待っててねハジメ君、びっくりさせてあげるから。
ただ、私とお母さんが練習しているとお父さんがチラチラとこっちを見てきて集中できない時があった。
12月26日
昨日の夜はルキの家でクリスマスパーティーとお泊り会だった。
私は早めにお邪魔してパーティーのお料理の準備を手伝った。ルキのお婆さんってお母さんと同じくらい料理が上手でびっくりした。他にもタカト君とジェン君のお母さん達も手伝ってくれて和食、洋食、中華が入り乱れた凄く豪華なメニューになった。
そして始まったクリスマスパーティー。初参加だった私と雫ちゃんだけどみんな歓迎してくれた。
そこでまだ会ったことのなかったテイマーの3人、秋山リョウさんと佐久間アイちゃんと佐久間マコト君の3人と出会えた。
リョウさんはルキ曰く「完璧なまでの爽やかオーラ」を纏っていて、明るくて面倒見もいい人だった。私と雫ちゃんにも気さくに話しかけてくれてすごく安心した。雫ちゃんの「光輝よりもキラキラしている人初めて見たわ」っていう言葉にすごく同意した。
アイちゃんとマコト君はハジメ君達と違ってインプモンっていうデジモンのパートナーを二人で務めているみたい。
パートナーになるまでにインプモンといろいろあったみたいだけど、ちゃんとパートナーになることができてすごく嬉しかったって、二人で仲良く笑っていた。でも、そこに寂しさを感じて、やっぱりテイマーのみんなは寂しさを感じているんだなっていうことを再認識した。
そのあとのプレゼント交換では誰のプレゼントが来るのかドキドキした。そして私のところに来たのは白い万年筆だった。誰のだろうと思ったらなんとハジメ君のプレゼントだった。
万年筆なんて使ったことないけど、大事にそれはもう大事に使おう。
ただプレゼント交換の後、雫ちゃんがハジメ君から直接プレゼントを渡されていた。
それを見てものすごくもやもやしてじくじくして何だか私が私じゃない感じがした。
お泊り会の時、雫ちゃんがもらったものを見たら、それはコロモンのぬいぐるみだった。
ハジメ君があの時私が話したことを覚えていて、雫ちゃんのために用意したものだったんだ。
それを知った私は、ハジメ君の優しさに嬉しい気持ちになった。
ただ、そのぬいぐるみを見る雫ちゃんの顔を見たとき、また心が騒めいた。
4月17日
今日は実力テストの結果が返ってきた。去年の学年末試験から成績が上がっていて、ついに今回は学年トップだった天之河君を抑えてトップになった。
これもハジメ君に勉強を教えてもらったおかげかな。
でも学年のトップになるのが目的じゃない。ハジメ君が受験する高校の国際進学科に合格すること。
ハジメ君が選んだ学校の国際進学科は高い偏差値がないと入れないところで、今の私の成績だと普通科にしか入れない。
まだまだ勉強を頑張らないと。
7月31日
今日は夏休み前に受けた志望高校の入試模試の結果が戻ってきた。
結果は合格率6割。それを見て合格したわけじゃないのに思わずはしゃいじゃってハジメ君に連絡しちゃった。恥ずかしい。
ちなみにハジメ君は9割だって。勉強には自信あったんだけど、ハジメ君と知り合ってから自信が粉々になっていくよ。
ハジメ君ってデジモンの知識を得るためにいろいろ勉強していたら、副次的に学校の成績も上がったんだよね。それで全教科オール90点以上って何だろう?
模試の結果も筆記テストはほとんど正解で面接の内容で少し受けが悪いから9割らしいし。
ハジメ君、面接の練習では大学に進学する目的を「デジタルワールドとデジモンの研究」って言ったみたいで、それで内容に修正が入ったみたい。
未だにデジモンに対する世間での評判は悪い。ハジメ君はいつかガブモン君と再会した時に生活しやすい世の中になってほしくて、大学で研究するのも「デジモンと人間の共存社会の実現」という夢をかなえるため。
もしもハジメ君の夢が実現したら私もテイマーになれるのかな。
私だけのパートナーデジモンのことを考えるとなんだかワクワクしてくる。
ハジメ君もデジモンテイマーになるときはこんな気持ちだったのかな。
いつか会いたいな。私のパートナーデジモンに。
8月20日
今日は私とハジメ君が出会った日。懐かしくなってあの時遊びに来ていたショッピングモールにハジメ君と息抜きを兼ねて遊びに来た。
何故か雫ちゃんまでやってきていて驚いたけど、いろんなお店を回って受験勉強で疲れた頭のリフレッシュができた。
9月16日
今日は面接試験の練習だった。そこで入学したらどんな大学に進学したいのかの希望を出した。
ハジメ君は電子工学系の大学に進んでデジタルワールドに関する研究をすることに決めた。ハジメ君本人の気質から政治家や実業家よりクリエイターや研究者が向いているから、そこから偉くなるんだって。
私はいろいろ考えた。
ハジメ君と同じ道に進むのもいいかもだけど、なんか違う気がする。
何とかして見つけないと。
10月10日
ハジメ君が勉強のやりすぎで立ち眩みを起こした。
もう合格圏内なのに努力を止めないのはハジメ君らしいけど、それで体を壊していちゃダメだと思う。誰かが傍で見ていてあげなきゃ。
そこで私は思いついた。
これが私の進む道なんじゃないかな?
ハジメ君の体に何かあってもすぐに助けてあげる、そう!主治医なんていいかも!
他にもちゃんとした栄養の取れるご飯を用意したり、日々の健康状態をチェックしたり、適度なトレーニングを提案したり!
うんうんしっくりくる。
早速、医学系の大学への進学を希望するって面接で言おう。
他にもデジタルワールドを冒険しているときに怪我をしたら応急処置をしてあげたり。
病気になったら付きっきりで看病してあげたり。
疲れたときにそっと寄り添って抱きしめてあげたり、膝枕をしたり、添い寝してあげたりしてあげるんだ。そしてハジメ君の疲れが無くなるようにそのままぎゅって抱きしめて、求めてくれるならそのまま
(※この部分は後程恥ずかしくなり消しゴムで消したのだが、三年後に金髪の吸血鬼さんに見つかり再生された)
11月15日
昨日と今日はルキのお家で女の子だけの勉強会&お泊り会だった。
メンバーは私と雫ちゃんにルキとジュリちゃん、シウチョンちゃん、アイちゃん。
私たちは自分の勉強だけじゃなくて、シウチョンちゃんとアイちゃんの勉強も教えてあげた。
ハジメ君との勉強会もいいけど、女の子だけっていうのも楽しかった。
勉強の合間におしゃべりもできた。
ただ、雫ちゃんが私の知らないところでハジメ君と出かけたりしていたのは知らなかったなあ。
なんで私を誘わなかったのかな?かな?
12月25日
クリスマスだけど今年は受験があるからクリスマスパーティーはやらなかった。
でもその代わり、受験が終わったら盛大にお祝いすることになった。
場所はやっぱりルキの家。
雫ちゃんの家でも問題ないんだけど、テイマーズのみんなが雫ちゃんの家の近くにやってくると、大変なことが起きるかもしれない。
原因は天之河君だ。
未だにデジモンが悪い生き物って思っている天之河君がみんなと出会ったら絶対に諍いを起こす。
特にルキ。
ルキと天之河君の組み合わせなんて不安しかない。
普段雫ちゃんに天然って言われる私でもわかる。
何とか天之河君にデジモンが危ないだけの生き物じゃないって解ってもらえないのかな。
2月5日
いよいよ明日は入学試験。ここまでできることは全部やってきた。当たって砕けるよ、私!
(※三年後に砕けたらだめでは?と白髪のウサミミ少女につっこまれた)
3月10日
明日は合格発表の日。
この一か月、私は考えて考えて決めた。
明日合格していたら、ハジメ君に告白する。
思えば三年前に初めて会った時から、私はハジメ君に惹かれていた。
私と雫ちゃんを助けてくれた優しさに、怖いと思っていながらも立ち向かえる強さに、仲間やパートナーを思いやる姿に、一度決めたことを成し遂げるためにひたすら努力できるところに。
もちろん、そんな良いところだけじゃない。
夢のためなら自分を厭わない向こう見ずなところも、執着が強すぎるところも、少しコミュニケーションが下手なところも。
そういう悪いところも全部ひっくるめて、私はハジメ君が好きだ。
これから一緒に過ごしていく中で気が付いていくハジメ君のいい面も、悪い面も全部ひっくるめて好きなんだ。
今日に日記は私の決意表明。明日の決心を確かなものにするためのもの。
いつかこの日のページを読み返したとき、その時の決意がどれだけ私にとって大事なものだったのか再確認するためのもの。
明日がどうなっても、今日の私はこの決心を後悔しないと未来の私に伝えるためにこの日記を記します。
どうか、未来の私、あなたが良いと思える結果を掴んでね。
3月19日
ハジメ君が旅に出ました。
以上、香織の日記でした。
もう少し彼女がハジメに引かれた理由とかを描写したかったのですが、それはメインの話でやればいいと思い割愛しました。この日記だけではチョロインみたいですが1年以上一緒にいますから告白するくらい惹かれるイベントが一杯あったのですよ。
それらも含めてガッツリやりたいですね。
最後の部分ですが誤解のないように記しますが、ハジメ君はデジタルワールドに旅立ったわけではありません。
一人旅です。まあ、何でこんなことになったのかは、原作の一話目で明らかにしますのでお楽しみに。
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頑張れ日本様、鳴神 ソラ様、二本角様、シユウ0514様、すばら様、銀の弓様
ありがとうございます。これからも執筆頑張ります。