ありふれた?デジモンテイマーは世界最強を超え究極へ至る   作:竜羽

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また遅れてしまいました。書いているうちに長くなってしまい、納得できるまで見直ししていました。ゴールデンウイークに実家に帰省するまでにもう一話更新できるように頑張ります。

・前回のあらすじ
雫に問い詰められる香織。その時、闇夜からカブテリモンとエアドラモンがウルに襲来してきた。迎撃に向かう香織達だが、メフィスモンが裏から糸を引いていた。
暗黒のエネルギーで完全体に進化し凶暴になった2体に対し、香織達はどう挑むのか。


08話 悪魔の計画

 2体のデジモンが完全体に進化する様子を、アークデッセイ号の中で見ていたハジメは怒りに肩を震わせていた。

 

「こんな、こんなことが許されてたまるか!!」

 

 ガンッと握りしめた拳をデスクに叩きつける。

 2体に何が起きたのか、ハジメはすぐに理解した。イービルスパイラルから送られてきた暗黒のエネルギーとの融合による強制的な進化。それはテイマーがパートナーデジモンを進化させるプロセスに似ているが、全く異なる、相容れないことだ。

 テイマーとパートナーデジモンは、信頼と絆で進化を成し遂げる。

 だが、あれは洗脳と苦しみ、そして暗黒のエネルギーでデジモンを強制的に作り替える行為だ。

 ハジメには決して許せないことだ。おそらく、香織達も同様だろう。

 

「あ、あああっ、あれは……!!!」

「どうしたコロモン」

 

 目を見開き、震えるコロモンの様子に気が付いたガブモンが声をかける。ハジメも尋常じゃない様子に気が付き、怒りを抑えてコロモンの方を見る。

 

「同じだ。僕があいつらにやられたことと同じだッ!!」

 

 恐怖に震えながらコロモンは自分に何があったのか叫び始める。

 

「変な道具を付けられて、嬲られて、操られた!! 最後には、最後にはッ!!!」

 

 最後には、おそらくコロモンはあの2体と同じように強制進化させられたのだろう。ブラン達の話ではメタルグレイモンから退化したのは、あのような無理な進化が原因だったのだろう。

 幸いにもコロモンはいくつもの幸運に恵まれ、暗黒の力を払われ正常になることが出来た。

 しかし、あの2体もコロモンのように救うことが出来るのか、ハジメには見当がつかなかった。

 幼年期という肉体のデータが単純な世代だったことが幸いし、コロモンはエンジェウーモン達の強引ともいえる力技で浄化できた。例えるならば、悪性のウィルスに侵されたファイルを削除して修正できたことに近い。それに対してあの2体は完全体だ。幼年期よりも圧倒的な容量のデータとプログラムを持っている。それが進化で再構成され、暗黒の力が複雑に組み込まれていると思われる。浄化しようとすればファイルを消すのではなく、全てのデータを初期化するくらいしなければいけないだろう。つまり、

 

(あの2体を……殺すしかないのか)

 

 2体を殺さずに済む方法はある。

 戦闘でエネルギーを消耗させ退化させる。または、殺さずに町はずれに拘束するという手もある

 そんなことをすればハジメ達に神殿騎士達から疑いの目が向けられてしまい、ハジメ達の存在が教会にばれてしまうかもしれない。計画している生徒達の保護計画や、大迷宮を巡る旅にいらぬ危険が伴うようになる可能性まである。

 だが、ハジメにとって、これらは些細なことだ。所持しているアーティファクトを駆使すればどうとでもなる。一番悩ましいのは、強大な力を持つ完全体デジモンとの闘いで、香織達が危険にさらされることだ。完全体を相手に手を抜いて戦えるのは、究極体レベルの力がある場合だけだ。現状、ハジメ達にそこまでの戦力は無い。(ブラックメタルガルルモンに進化するという手もあるが、暴走の危険も含んだ諸刃の剣のため除外する)

 

 デジモン達の事は好きだし、出来るならば救いたいと思う。だが、そのせいで香織達が危険にさらされるなら、ハジメは倒して切り捨てることを決意している。ライセン大迷宮でのミレディとの語り合いで、改めて覚悟することが出来た。

 

「ガブモン。お前も出てくれ。空中戦が出来るお前が香織達を助けるんだ」

「ハジメはどうするんだ?」

「コロモンを連れてユエに合流する。メフィスモンが何か仕掛けてこないとも限らない」

「わかった」

「……ガブモン。いざってときは」

 

 ハジメの指示にガブモンが飛び出そうとする。その背中にハジメは声をかける。

 場合によってはあの2体を倒してくれと頼もうとする。

 

「わかっているって。ハジメの考えは。安心してくれ」

「悪いな」

 

 自分の思いを汲んでくれるパートナーへの感謝をしつつ、ガブモンが外に出たタイミングでブルーカードをDアークにスラッシュする。

 

「カードスラッシュ。マトリックス、ゼヴォリューション!!」

「ガブモンX進化! ワーガルルモンX!!」

 

 進化したワーガルルモンは背中のサジタリウスから飛行翼を展開。上空で戦っている香織達に加勢しに行く。

 すでに彼女達は空中に足場を作る〝空力ブーツ〟というアーティファクトを使って距離を取り、パートナーを完全体に進化させている。

 飛べないフレアモンには、シアが『白い羽』というカードで飛行能力を与えることで、アトラーカブテリモンと戦っている。ギガドラモンにはエンジェウーモンが上から攻撃することで、ウルへと攻撃が向かわないようにしている。

 ワーガルルモンはハジメが懸念している危険度の高いギガドラモンへと向かっていく。

 

「わかっているさ。いざってときはあいつらを倒すことも。それと、もしもコロモンみたいに幼年期になったなら助けることも」

 

 先ほどのやり取りでハジメが言おうとしたことと、さらに彼が心の奥にしまっていた望みも汲み取る。

 この戦いを、ハジメの心が安らかになる終わりにするために、誇り高き獣人の戦士は、白翼の女天使に加勢しに行く。

 

「悪い、コロモン。この中に入ってくれ」

 

 未だ恐怖に震えているコロモンの前に、空のリュックサックを置き、その口を開く。

 このままコロモンを抱えて外に出ては手が塞がるし、目立ってしまう。

 Dアークへの格納機能は、テイマーとパートナーの繋がりが前提とした機能なので、ハジメのDアークにコロモンを格納することはできない。

 コロモンはハジメの言葉に答えないが、その場から逃げることもしなかった。

 リュックサックの中にコロモンを入れ、背負ったハジメはアークデッセイ号を飛び出す。そして、宝物庫を起動させ、車体を仕舞うとユエの居る教会に向かって駆けだした。

 

 

 

 ■■■■■

 

 

 

 戦いの事はすでに住人達も気が付いており、夜だというのに松明を手に夜空を見上げている。

 これまで空からの夜襲など経験したことが無い彼らは、眺める以外にどうすればいいのかわからないのだろう。

 とりあえずハジメは大声を上げて、魔物の襲撃ということで冒険者ギルドへの避難を促しておく。

 本当ならば避難誘導もするべきなのだが、時間がないので仕方ないと割り切る。

 教会に着いたら愛子経緯で冒険者ギルドに働きかけてもらおう。

 

 やがてハジメは教会に辿り着く。入り口の前にはユエとルナモンが門番のように立っており、さらにエンジェモンとピッドモンも降りてきた。

 完全体の戦いに成熟期の2体では荷が重いので、町の防衛のために降りてきたのだ。

 

「ユエ。無事か?」

「ん。大丈夫」

「教会の中には誰がいる?」

「シズクとアイコ、あとユウカ。シズクを連れてくる途中で会って任せた」

「そうか。もしかして雫は……」

「ん。怯えている」

 

 ユエの答えに眉をしかめて拳を握るハジメ。

 雫が苦しむことへの怒りが、先ほど抱いた怒りへと加わり、溢れ出しそうになる。

 何とかそれを抑え込み、ユエとの話を再開する。

 

「畑山先生がいるのは丁度いい。冒険者ギルドに連絡してもらって、住人の避難をしてもらおう。何もなければいいが、最悪を想定して動く。あとユエにはこいつの事を頼みたい」

「こいつ?」

「ああ」

 

 ハジメはユエに背負っていたリュックを渡し、中身を見せる。

 覗き込み、リュックの中で震えていたコロモンを見たユエはすぐに事情を察する。

 

「俺は流れ弾が来た場合に備える。エンジェモン、ピッドモン。少し中で話をしてくる。門番を任せていいか?」

「もちろんだ。何が来ても守ってみせる」

「エンジェモン様と同じく」

 

 ハジメの言葉に頷くエンジェモンとピッドモン。頼もしい宣言に、ハジメ達は教会の中に入ろうとする。だが、

 

 ──ではその言葉のほどを試してやろう──

 

 闇夜の中から聞こえてきた重い声に、扉に掛けた手を引っ込めて振り返る。

 

「この、声はッ!?」

「ユエ。来るよ」

「ん。嫌な気配」

「この底冷えのする声。奴だ」

「来たか」

 

 ハジメ達が構えを取る前で、教会の前の広場に転移の魔法陣が展開される。

 そこから姿を現したのは、ハジメの6年前の記憶にある姿とは異なるが、危険な雰囲気は全く変わらない、暗黒のデジモン。

 メフィスモンだった。

 

「メフィスモン、なのか」

「ああ。久しぶりだな。あの時は随分としてやられたよ」

 

 現れたメフィスモンの姿が、6年前に邂逅した時の姿と異なることに、ハジメは困惑する。

 右手に持った日傘を弄びながら、クツクツと笑うメフィスモン。

 過去にハジメとタカト達テイマーズが倒したメフィスモンは、巨大な雄山羊のような姿をした悪魔のようなデジモンだった。それに対して目の前にいるデジモンは雌山羊の姿をした、淑女の様な振舞いをしている。

 

「その姿は一体。進化、いやまさか、X抗体によるデジコアの覚醒なのか?」

「一目見て察しが付くとは流石だ。君のデジモンと同じ、X抗体とやらを得たのだよ。この姿も中々気に入っている」

「どうやって、X抗体を得たんだ!」

「さあ? それこそ、執念というやつではないかな。フフッ」

 

 驚くハジメの様子を面白そうに見ながら、自分の身に起きたことを説明する。

 

「何を考えている? あの2体を進化させたのはお前なのか!?」

「ああ。ちょっとした実験だよ。そこの実験体にしたことの改良案さ。私のデータからコピーしたX抗体を植え付け、暗黒進化させ操る。X抗体はデジモンのデジコアへと影響を与え、より強く覚醒させる。実用化できれば、強大な戦力が手に入るだろう? もっとも覚醒したデジモン達は扱い辛くてな。進化の際に暗黒のエネルギーを混ぜ込み、操りやすくすることを思いつき、実験を重ねているのだ」

 

 自分の計画を話すメフィスモン。その内容には怖気の走る悪辣さが感じ取れた。

 

「意のままに操れる暗黒X抗体デジモンの量産だと。そんな無茶苦茶な実験、成功するはずが」

「成功例はありますよ。その実験体です」

 

 メフィスモンは、ハジメがユエに手渡したリュックを指差す。中にはコロモンがいる。

 実のところメフィスモンの言葉を聞いて、察しはついていた。

 コロモンはメフィスモンの実験によって、後天的にX抗体を付与されたのだと。

 そして、コロモンが成功例ということは、当然のことながら失敗例もあるはずだ。そして、往々にして実験の成功例に対して、失敗例の方が多い。

 メフィスモンが命を顧みるはずがない。失敗例となったデジモン達の命の保証はないだろう。一体どれだけのデジモン達が犠牲になったのか。

 まさに悪魔の計画だ。

 さっきから抱いていた怒りの矛先が現れたことで、ハジメの顔が険しくなっていく。

 それでも必死に冷静になろうとし、少しでもメフィスモンから情報を得るために会話を続ける。

 

「揃えた戦力で何をするつもりだ。お前がそれだけで終わるはずがない」

「当たり前だろう。オメガモンが言っていなかったかね?」

 

 メフィスモンは両手を広げて、まるで宣戦布告するかのように言い放つ。

 

「全ての命の殲滅。それこそが私の存在理由にして、最終目的。一度死んだくらいで、やめるはずがないだろう?」

 

 デジモンも人間も関係なく、全ての命ある存在を滅ぼすこと。

 ハジメ達とは決して相容れることがないメフィスモンの目的。昔と全然変わっていない。

 そのための手先として、デジモン達をX抗体で強化・進化させようとしている。

 コロモンと、強制進化させられたあの2体もその被害者なのだ。

 

「ここに何をしに来た」

「実験の経過観察と、逃げた実験体の回収とでも言っておこうかな」

 

 パチンとメフィスモンが指を鳴らすと、メフィスモンが現れたのと同じ魔法陣が無数に展開され、そこから無数のデジモン達が現れる。

 先日も召喚されたイビルモン。加えて、黒い身体に鮮血のような紅い爪の邪悪な竜のようなデジモンが現れた。ユエがデジヴァイスを取り出して、データを読み取る。

 

「デビドラモン。邪竜型。成熟期。必殺技は《クリムゾンネイル》」

「なんと危険なデジモンを呼ぶのだッ」

 

 デビドラモンを見たエンジェモンが焦燥を浮かべる。

 なぜならデビドラモンの性格は邪悪そのもので、慈悲の心は持ち合わせていない。身体も巨大なため、ウルに解き放たれれば町を蹂躙していくだろう。

 

「さあ、どうするかね? デジモンテイマー」

 

 メフィスモンが傘を振るうと、イビルモンとデビドラモン達が動き出す。

 

「町に行かせるな! ユエ! コロモンは俺が守る。クレシェモンでメフィスモンを!!」

「ん! カードスラッシュ! マトリックスエヴォリューション」

 

 ハジメがコロモンの入っているリュックを抱え生すと同時に、ユエはデジヴァイスにブルーカードをスラッシュする。

 

「ルナモン進化! クレシェモン!!」

 

 ルナモンが完全体のクレシェモンに進化し、メフィスモンに向かっていく。メフィスモンは手近にいたデビドラモンを呼び寄せ、盾にする。

 咄嗟に両手に持った武器〝ノワ・ルーナ〟を振るう。デビドラモンは翼と左腕を斬り落とされて倒れ伏す。

 クレシェモンは止めを刺すべきか逡巡するが、そこに一発の銃弾がデビドラモンに着弾し、爆発した。

 ユエが振り向けば、リボルバー拳銃『ドンナー』をハジメが構えていた。

 特殊弾頭『炸裂弾(エクスプロード)』を発砲したのだ。オルクス大迷宮の攻略中と異なり、豊富な素材と時間をかけて改良を施したため、威力が大幅に上昇している。

 傷ついていたとはいえ成熟期のデビドラモンが、データとなって消えていく。

 

 凶悪で危険なデジモンだからと言い訳はできる。現にフェアベルゲンでは知性銛性もないスカルグレイモンを倒している。だがそれでも、命を奪うことを自覚して倒したことは、思ったよりもハジメの心にのしかかってきた。だが、この重みを感じ、胸に刻むことが必要なことなのだと、戦場の動きを見ることに集中する。

 

 クレシェモンはメフィスモンに接近し、得意の舞うようなステップを踏みながら間合いを詰める技《ルナティックダンス》で攻め立てている。

 しかも、今が夜で月の光を浴びているため、クレシェモンの力は倍増している。

 だが、夜の闇がメフィスモンにも力を与えているため、手にした日傘で攻撃が捌かれている。硬直状態に陥っている。

 

「ユエはクレシェモンの戦闘を見ていてくれ。他の取り巻きは俺が相手をする」

「ん。あれを使う」

 

 ユエは右手に持った宝物庫を発動させ、そこから一つの武器を取り出す。

 今ハジメ達の手元にある宝物庫は2つ。香織が持っていた宝物庫は、別行動をする浩介達に預けてあった。

 アーティファクトを製作・運用するハジメが持っているのはもちろん、銃をメイン武器とするユエが持つことになっている。

 普段は弾薬を取り出したりしているが、今彼女が取り出したのは新たな兵器だった。

 1.5メートルはある長大な銃。カテゴリーでは対物ライフルに分類されるものだ。

 

 大型対物魔法ライフル銃『シュラーゲン』

 

 オルクス大迷宮での最後の決戦で、即席でハジメが作ったライフル銃を、ユエ専用に作りなおしたものだ。拳銃の『ドンナー』や『ロート』よりも射程に優れ、より強力な銃弾を放つことが出来る。

 専用の魔法弾(マジック・ヴァレット)も取り出し、手慣れた動作で装填するユエ。

 

 そのまま身体強化魔法と重力魔法を発動させる。

 身体強化魔法はシュラーゲンを取り扱うために。重力魔法は発射時にかかる反動を減らすために。

 すっかり銃火器の扱いにも慣れた彼女は、ハジメ以上の射撃センスを身に着けた。

 

 

 クレシェモンの援護の為にいつでも撃てる体勢に入ったユエの横で、ハジメも宝物庫から大量の武器を取り出す。

 構えていた『ドンナー』に加え、ガトリング砲の『メタルストーム』やミサイルポッド『ガルルバースト』が多数展開される。

 さらに結界を発生させるアーティファクト『クロスシールド』に、ミレディがゴーレムを操るのに使用した感応石と重力魔法を組み込んで改良した新装備『クロスビッド』も取り出し、教会を結界で覆う。

 

「倒すぞ。全弾発射(フルバースト)!!」

 

 ハジメの号令と共に数多の弾丸とミサイルが発射される。

 弾丸はイビルモンに浴びせられ、ミサイルはデビドラモンを撃ち落とす。

 

「──―そこ!」

 

 ドガンッ!! 

 まるで大砲でも撃ったかのような炸裂音と共に、ユエの構えたシュラーゲンから真紅の弾丸が放たれ、戦っているクレシェモンとメフィスモンに超高速で向かっていく。パートナーとしての感覚共有からクレシェモンは視ずに弾丸を回避し、メフィスモンに直撃した。

 着弾と同時に弾丸に込められていた魔法〝緋槍・千輪〟が発動。最上級炎属性魔法〝緋槍〟1000本を圧縮したとんでもない火力が解放され、メフィスモンを飲み込んだ。

 

 ハジメが物量で圧倒するガンナーなら、ユエは技で撃ち抜く狙撃手だ。

 

 爆風に黄金の髪を靡かせながら、真紅の瞳をスコープから離さない。

 

 爆炎が晴れると、悪魔は未だに健在。夜はまだ始まったばかりだった。

 




〇デジモン紹介
デビドラモン
レベル:成熟期
タイプ:邪竜型
属性:ウィルス
「複眼の悪魔」と呼ばれ恐れられている邪竜デジモン。闇の使者デビモンにダークエリアより召喚された魔獣で、これほど邪悪なデジモンは他にはいない。ドラモン系のデジモンだが手足が異常に発達しており、長く伸びた両腕で相手を切り裂き、強靭な両足と翼で闇を飛び回る。性格は邪悪そのもので慈悲の心は持ち合わせていない。深紅に燃え上がる四眼でにらまれると相手は身動きを取れなくなり、無抵抗のまま体を切り刻まれる。また、尻尾の先は開くと鉤爪状になっており相手を串刺しにすることができる。コンピュータネットワークを私利私欲のために悪用するハッカー達の邪悪な感情がこのデジモンを生んだのだろう。必殺技は巨大な爪で相手を切り刻み、血祭りにあげる『クリムゾンネイル』。


遂にメフィスモンと邂逅したハジメ達。ウルの町での前哨戦は次回まで続きます。
そろそろ彼を動かしたいです。

PS
最近、02を見直ししているせいか勇者を暗黒の海に放り込む展開が頭をよぎります。クトゥルフ展開は書ける気がしないんですが、なぜか惹かれるんですよねえ。
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