グラサン提督   作:カレー味

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第十話 カズヒラのお風呂いただきます

 昼飯がすんだあとは、施設内を一通り案内してもらえることになった。叢雲と吹雪は昼食の後片付けをすると言って立ち去り、次の当番である五月雨と電も今のうちに夕食の仕込みをしたいと言ってついて行ったので、案内してくれるのはストレンジラブと漣の二人、あと当然のように俺の頭上に陣取った、俺が最初に出会った妖精さんだけであった。

 

 最初の妖精さんは作業服を着こんでいて、ここでは工廠での作業を担当している一人なのだそうだ。また、先程五月雨がマテ茶をひっくり返したとき、彼女の足元をうろちょろしていたのもこの子だったと聞いた。どうやって謝ろうか困って、俺に妖精さんを紹介する流れになるまで出番をうかがいながら待っていたのだそうだ、愛いやつめ。この子たちはせいぜい担当部署で呼ばれるくらいで、個体名というものを持っていないそうなのだが、俺は密かにこの金髪ポニーテールの子にハジメさんと名づけた。初めて出会った妖精さんだからハジメさんだ、面と向かって呼べはしないけどな。

 

「さてカズよ、最初に教えておかなければならないことがある」

 

 ロビーを出て別棟へと向かう短い渡り廊下の入り口で立ち止まり、ストレンジラブは俺に告げた。

 

「向こうの棟は居住区だ。1階には共有設備として浴室やランドリーのほか、談話室、小さいが図書室などもある。2階は子供たちと私の私室だ」

 

 なるほど、外から見たら役場みたいな建物だったが、生活空間はちゃんと用意されているんだな。

 

「だが注意しておく、ここから先は男子禁制だ。貴様のような不逞の輩に乙女たちの園を踏み荒らさせるわけにはいかんからな」

 

 ストレンジラブが指差した先、渡り廊下の天井近くには1対のカメラが通行を見張るよう配置されていた。

 

「監視カメラ……!」

 

 よく見るとカメラには小さな機銃が備え付けられていた。これカメラに見つかると自動で蜂の巣になるやつじゃねぇか!

 

「待ってくれ、ここの他に寝室や風呂や洗濯場はあるのか? まさか、俺ここで暮らす間ずっと風呂なしで過ごさなきゃいけないのか?」

 

 野戦のさなかでもあるまいし、この暑い島で風呂洗濯なしはキツいぞ? そのうちハエがたかりだすんじゃないだろうか、CQCの威力は上がりそうだけどさぁ。

 

「慌てるな。貴様にこの先の施設を使わせないのはあくまでこの子たちの安全のためだ、貴様に野宿をしろなどと酷なことは言わん。洗濯はともかく、風呂と寝床は別のところにちゃんと用意してやる。あとで案内しよう」

 

 安全っておまえ、この俺がまさか女子中学生を襲うとでも? ……うぅっ、こいつは俺のMSF時代の悪行を全部知ってるんだ、反論できない自分がくやしいっ、でも…… 俺はどっかの誰かさんみたいに合意なしに事に及んだりしないしー、子供には決して手を出さん。危ないっていうならこいつのほうがよっぽど危険じゃないか!? セシールの件だけではない、パスにまで粉かけて本気で引かれたのが日記のテープに吹きこんであったんだぞ? でも結局パスも本当は大人だったから合法か、これもうわかんねえな。

 

「洗濯物なら漣たちに預けてくれれば洗ってあげます、ご奉仕しますぞっ☆」

 

 俺の内心での葛藤にも気づかず漣がなんだか妙ちくりんなポーズを決めて見せたが、今なら漣が天使に見える。いちご畑に咲くマジ天使ってのは嘘じゃなかった?

 

「漣、洗ってやるのは構わんが私たちの服とは別にしてくれよ」

「それはもちろん(真顔)」

「君ら、うちの娘と同じようなこと言わないでくれるかなぁ!?」

 

 つい軽くキレてしまった。思春期に入りかけた頃のキャサリーに同じことを言われたのは俺の人生のトラウマだ、二人が同情の目で俺を見ていた。泣いてなんか、いないんだからね!?

 

 

 俺たちがいたロビーがある建屋が本棟で、今説明された寄宿棟と並んでこの島の高台に立っている。本棟の一階には、ロビーの他に簡単なキッチン、洗面所とトイレ、あとは小さな空き部屋がいくつか、だいたいは雑多なガラクタで埋まっているそうだ。これまでに一通り調べはしたらしいが、特に役に立ちそうなものはなかったとのことだった。寄宿棟から見て本棟の反対側からはもっと長い渡り廊下が海のほうに下っていて、その先には工廠とドックがあり、そこからは直接海に出られるそうだ。さっき外からちらっと見えたな。

 

 工廠は後回しにして、次は本棟の二階に上がった。最初に案内された部屋は、他の部屋より床材も壁紙もすこし上等なものが使われている。この建物がなんのために建てられたものかはわからないが、どうやらここの施設長の執務室かなにからしい。

 

「この本棟二階が、これから貴様が主に暮らす場所だ。この部屋には通信機がしつらえてあって、出撃中のこの子たちと連絡がとれるようになっている」

 

 チャチなトランシーバーなんかじゃない、きちんとした通信設備だった。これなら、そうとう遠くまで行っても通信に問題はないだろう。

 

「奥のドアは仮眠室につながっている、貴様はそこで寝起きするといい。ここと仮眠室には空調も入ってるぞ、妖精さんがつけてくれたんだ。感謝しておけよ」

 

 ハジメさんが胸を張っていた。ありがたい、このクソ暑い島でエアコンなしとか、まともに寝られるかどうかわからないもんな。妖精さんには今度美味しいもの作ってあげよう。

 

「この部屋の上は小さな屋上になっていてな、通信機のアンテナが立てられている。管理は妖精さんに任せておけば問題ないから私たちがいじる必要はないが、いちおう心に留めておけ」

「妖精さんはリフォームも得意だ。なんでも望みのままにとはいかないが、部屋の内装が気に入らなければあっという間に模様替えをしてくれる。気が向いたら頼んでみるといい」

 

 なるほど、妖精さんなしにはここの暮らしは成り立たないとさっき電が言っていたのは、決してオーバーな話ではないのだろう。正体不明の敵に囲まれていて、輸送船もやってこれないような離島で生きていくには、妖精さんたちの力にすがるしかないわけだ。

 

 俺の部屋をいじり回すのは後回しにして、今度は工廠を案内してもらうことにした。生身の人間が海上を走り、おそらく現状では唯一あの謎の生物兵器群に対抗しうる武装、艤装と皆は呼んでいたか。俺だって、商売柄これまでにもいろんなトンデモ兵器を見てきたが、陸が専門だったから海の兵器については知らないことのほうが多い。今後のためにも、余裕のあるうちに勉強させてもらった方がいいだろう。

 

 

 工廠は本棟の寄宿棟とは反対側の渡り廊下の先にあった。階段を下りると、ドックの外には遠浅の海が広がっているのが見える。工廠の一角では工廠妖精さんたちの群れがなにか作業をしているようで、まるでビル工事のように養生シートが張られていた。

 

 俺たちが近づくのに気づくと、妖精さんが声をかけてきた。

 

『しゃちょーー! よくしつのぞうせつ、おわりましたー!』

『しゃっちょさん、ちょっとよってらっしゃいよ?』

『いいこいますよー? いまならさんぜんえんぽっきり』

 

 なんかいろいろ間違ってる気がするが、俺が社長? ポン引きみたいなことを言われて、思わず漣と顔を見合わせてしまった。

 

「さっき貴様が司令官への着任を拒否したからだろう。貴様はあくまでも現状ただ一人のMSF隊員、つまるところひとり社長だな」

「俺はマザーベース副司令で……」

「正司令がいないのに副もなにもあるか。いいかげんスネークの後ろに隠れるのはやめて、自分がトップに立つ覚悟を決めろ」

 

 まだ俺はスネークの行く末をこいつに打ち明けていない。だから今の言葉に他意はないはずだが、たしかにスネーク、ビッグボスはもういない。今さらだが、かつて自分がビッグボスを討つ謀略に手を貸したことへの後悔が重くのしかかる。いや、後悔しているのはビッグボスを討ったことじゃない。戦友と家庭とで、結局家庭を取ったことは決して後悔していない、今でもそれが正しかったと確信している。ただ、そのために棄てざるをえなかったものを、俺はいつまでも未練たらしく惜しんでいるんだ。スネーク、もしできることなら、俺もあんたにどこまでもついていきたかったよ。

 

「カズ様ー、もうこれも何度目かにゃー?」

 

 はっと我に返ると、漣が俺の顔を見上げていた。

 

「カズ様は事あるごとに昔を思い出してトリップするんですな、もしかして老化現象?」

「まあ、今でこそこんな体でも、本来は俺ももう還暦間近のおじさまだからな。なにかと昔を思い出すことが多いのさ」

「……後悔してるんです?」

 

 不意に問いかけてきた漣の大きな瞳が、サングラスを見通そうとするように俺の目を見ていた。

 

「わかるか?」

「昔を思い出してるときのカズ様はいつも、なんか叱られたワンコめいたお顔してましたから」

 

 漣の手がすっと延びて、俺のサングラスを取り上げようとしたが、俺は彼女の両肩を押さえつけて逃れた。このグラサンは俺の大事なトレードマークだ、奪おうとするのは断固としてン拒否するゥ。

 

「そいつはなぁ、サングラスがないと他人と向き合えない奴なんだ。可哀想だから取り上げてやるな」

 

 ストレンジラブは呆れ顔だったが、俺あんたにだけはそれ言われる筋合いないからな?

 

 工廠に急遽増設してくれたという浴室は、外から見るとちょっとした物置くらいの大きさだった。ガラス戸を開けて中に踏み込んでみると、昔懐かしの銭湯のようなタイル張りの内装で、まず洗い場が三つ、そして大人四人が楽々足を伸ばせるくらいの浴槽と、別に小さな水風呂が備えられていた。さてはと思い奥の木戸を開けてみると、こちらは少々狭いが、それでも四人が並んで座れるくらいのサウナになっていた。俺がアラスカに家を建てたときも、風呂にはちょいとこだわったつもりだったが、ここまで立派にはできなかったよ。妖精さん本当にありがとう。俺のためにこんな贅沢な風呂を作ってくれるなんて、一人で入るにはもったいない気がするよ。ぜひお礼を言いたかったがグラサンが曇る。どこだ妖精さん……

 

「はぇー、こいつぁご立派ァ!」

 

 いきなり漣が嬉しそうな声を上げた。あっ、やな予感。

 

「ねぇねぇカズ様ぁ、漣たちもこのお風呂使っても…… いいかなぁ?」

「寄宿棟には風呂あるんだろう? この俺は使用禁止のやつがさぁ。君らはそっち使えばいいじゃないか」

「ケチー、あっちのお風呂はもっと狭いし、サウナなんてないんですぞ。漣もサウナ入ってみたいですー」

「一緒に入ってくれるんならな」

「う゛っ…… み、水着着用可ならば、なんとか」

「はしたないからやめなさい。こんな奴と一緒にサウナなんか入ってみろ、せっけんプレイをさせられるぞ」

 

 ストレンジラブが漣の頭をペチンとはたいた。待てストレンジラブ、その先はこの子たちには内緒にしてくれ!

 

「せっけんプレイ?」

『ごかんだんちゅうにすみませんが、しゃちょー』

 

 漣が不思議そうに尋ねたところで妖精さんの一人が話に割りこんできた。いなせなねじり鉢巻きと耳に挟んだ鉛筆、いかにも大工さんらしい姿のこの子が工事責任者なのだろう。よし、君は今日から棟梁だな。

 

『しゃちょーにはまことにもうしわけないのですが、ここのおふろはみなさまでのきょうどうりようをおねがいします』

『もともと、しゅつげきからもどったみなさまが、おふろにいくのにしおまみれのままきしゅくとうまでもどるのはふべんだといういけんがあったのです』

 

 棟梁の言葉に、皆が納得したような顔をしている。そうか、それでこんな大きい風呂にしたのか。

 

『ここならきゅうとうせつびもじゅうぶんでしたので、おふろをぞうちくするにはこうつごうでもありました。しゃちょー、かってながらごかんじょねがいます』

 

 そういうと棟梁は深々と頭を垂れた。他の妖精さんたちが、ゆるせー、とか、みんなでつかえばどっきりいべんともあるぞー、とか囃し立てている。ドッキリイベントてなんだ? 体が勝手に…… とかそういうやつ?

 

「事情はわかった、言われてみればたしかにその通りだろう。じゃあ、俺と女性陣がバッティングしないように上手く使わないとな」

 

 まあそういう事情があるなら仕方ないよな、マジで女の子たちと一緒に入ろうとはとても言えんし、時間割でも作って工夫しよう。それに、俺がここを独り占めなんてしたら、掃除も俺一人でやんなきゃいけなくなるしな。MSFの頃、スネークの反対を押し切って作ったサウナでのせっけんプレイがバレて、さんざん殴り合った末にサウナ掃除一年の罰を受けたのを思い出すよ。あんなのはもう二度とごめんだ、あれ以来、女の子に手を出す前は相手がフリーかどうか本当によく考えるようになったんだからな。

 

『ありがとうございます。そのかわりといってはなんですが、いちばんぶろだけはぜひしゃちょーに。さあさどうぞ、どぼーんといっちゃってくださいな』

 

 棟梁は安堵した顔だったが、今ここで? ここは工廠の隅、あちこちでは他の班らしき妖精さんたちが忙しく行き来している。なにより、漣とストレンジラブが目の前にいるんだが?

 

『おお、だいじなことをわすれてました』

 

 棟梁がポンと手を叩くと、妖精さんの群れが大挙していろいろな調度品を入口の前に運びこんできた。フローリング調のマットが敷かれ、脱衣かごの入った棚と体重計、それにビン牛乳が入った冷蔵ショーケースも並べられた。壁には洗面台と扇風機が取り付けられ、風の当たるところにはベンチも忘れていない。

 

 これだけの改装があっという間の手際だった。なるほどな、リフォームが得意だと聞いてはいたが、これほどのものか。だが、まだ大事なことを忘れているぞ。

 

「妖精さん、間仕切りを用意してくれないかな。さすがに、工廠から丸見えはまずいだろう……?」

 

 これはしたりー、と、棟梁がまた手を叩いた。妖精さんたちの一部から舌打ちが聞こえたのは聞かなかったことにしよう。

 

 

 簡素なものだったが、間仕切りはすぐにできた。家具妖精さん様々だな、さっそく一番風呂をありがたくいただこうじゃないか。さっき俺が目覚めたときは全裸で浜辺に転がされてたんだからな、払いはしたがそれでもあちこち砂が残ってて気持ち悪かったんだ。ストレンジラブと漣を追い出して、服を脱ぎパンツに手をかけたところで、仕切りの外から漣に声をかけられた。

 

「カズ様ー、もう入っちゃいました?」

「いやこれからだ、なにかあったのか」

「叢雲ちゃんたちが通信で呼んでおりますぞ、今から砂浜に来てくれと」

「風呂のあとじゃだめな用事か?」

「……急ぎの件ではありませんが、みんなはもう待ってますし、お風呂の前に済ませることをおすすめします。漣も、着替えなくちゃなのでお先に失礼しますぞ」

 

 仕方ない、一番風呂はしばらくお預けだ。また服を着直して外に出たら、漣は先に姿を消していて、残ったストレンジラブがニヤニヤ笑っていた。

 

「せっかくの一番風呂を、災難だったな」

「まあ仕方ない、雇主のお呼びだからな。あんたまさか、俺のいないうちに一番風呂を?」

「いや、私も呼ばれているから貴様に同行する。私は着替えの必要はないがな」

 

 工廠から砂浜へは、直接歩いて行くことはできないそうだ。ドックの外はすぐ海だし、工廠のあるあたりは岩場になっていて、砂浜まで行くには面倒なようでも一度本棟まで戻ってから、表に出て階段を下るほうが安全で早いらしい。

 

 それにしても、砂浜まで呼びつける用事とはいったいなんだろう? 着替えてくると漣がちらっと言ってたな、もしかして水遊びのお誘いかな? よもや初日からいきなり水着回ってやつぅー? それは夢のある話だ、テンション上がってきたぞ?

 

「みっともなく鼻の下を伸ばしやがって…… ああ、こんな奴にいたいけな子供たちの今後を任せなければならないのか、心配だ。ボス…… どうかあの子たちを守ってください」

 

 ストレンジラブがブツブツ祈り始めたが、そんなに俺信用ならんかなぁ? 俺は子供には絶対手を出さないってば、ほんとほんと。

 

 

 砂浜に降りると、そこにはすでに漣以外の四人が俺たちを待っていた。しかし、ひそかに期待してた水着姿などではなく、黒帯を締めた道着姿でのお出迎えだった。あ、あれ? 俺の水着回はいずこへ? フレッシュ美少女と波打ち際でのキャッキャウフフは? 振り返れば、ストレンジラブの奴ときたら必死で笑いを噛み殺していやがった。貴様知ってて俺を連れてきたな!?

 

「博士ェェ、裏切ったな!」

 

 俺が絶叫するのとともに、ストレンジラブが我慢の限界とばかりに哄笑した。

 

「今は余計なことを考えるな。生き延びることが先決だ。……カズ、いいな」

 

 ちょ、待てよ!?

 

「宮本武蔵じゃあるまいし、この私をずいぶん待たせてくれたわね。カズ、あんたの実力、見せてもらうわ」

 

 叢雲だけは黒帯をせず、剣道着を着て背丈ほどのたんぽ槍を持っていた。

 

「腕が鳴りますねぇ、ボス仕込みのCQCがベテランにどれだけ通じるか、試させてもらいます!」

 

 吹雪が着ているのは柔道着だ、砂の上で丹念にストレッチを続けている。

 

「電たちは他流試合は初めてなのです、お手柔らかにどうぞ。……がっかりさせないでくださいね?」

 

 電は空手着だ。突き蹴りの稽古をしているが、動きが音を置き去りにしそうなほど鋭い。

 

 五月雨は柔道着かなにかを着て砂浜に正座し、目を閉じて精神集中をしているようだ。吹雪と違うのは、袖が七分袖なのと、道着の上に袴を履いているところだった。合気道かな?

 

「カズヒラさん、さっきは本当にごめんなさい。決してわざとじゃなかったんですけど、それでもあの連続CQCの見事なお手並みを見て以来…… そそられていました」

 

 クワッと見開いた青い瞳が炯々と輝き、ふんすふんすと鼻息荒く気合は充分だ。あ…… ありのまま、今起こった事を話すぜ!

 

「俺は、五月雨ちゃんは天使だと信じていたら、いつのまにか地上最強の生物めいたサムシングになっていた」

 

 な…… 何を言っているのかわからねーと思うが(以下略)

 

 お風呂回と思いきや水着回と思いきや、実は地獄の組手回だった!? 畜生ハメられた! 俺は、生き延びることができるか?




 ここで悲しいお知らせがあります。第十話を投稿せんとする今現在、第十一話の執筆が進捗75%といったところであります。つまり、ストックがほぼ尽きました。金曜更新予定の第十一話は間に合うでしょうが、その先週二回更新を続けられるか……
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