ビルドダイバーズコズミックファイターズ   作:赤いおばけ

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強さとは

二人を追ってショッピングディメンション内にあるカフェエリアへとやってきたリネは先に入ったであろう二人を探す。あれほどの大男が二人も入ったのだ、すぐに見つかるだろう。と思っているとさっそく見つける、奥まったところでメカマスターはコーヒーを飲みながら読書をしている一方、カリストは腕を組み、目の前にはメガホンのようなものを置いて何かを待っていた。するとそんな二人に一人の男が近づいていくとカリストはメガホンの小さい方を耳(?)のある場所へ持っていく。男はまるでクイズ番組の回答を答えるように大きい方に口を当て何かをおそらく喋っている。しばらくするとカリストは笑顔(?)を男のほうに向けながら握手をしている。男は感謝の言葉をしながら一緒にきていた女のところへ戻っていく。

 

そんな光景を何度か見て、リネは近づいていくと、カリストはメガホンを耳に当てながら「最近あった親しい友人、恋人とのなれそめを教えてください」と言い放つ。リネは疑問符を浮かべながら最近あったことを話し出す。

 

「幼馴染の男の子からゲーム内で使えるアクセサリーをもらいました。一緒にGBNを始めたのにいつの間にかアクセサリーを買えるくらい頑張ってて」

「ホホッそれで?」

「いつも守ってもらってばかりだから今度は守ってあげたいです」

「ッアーいいね」

「そのために強くなりたいんです」

「うん……うん?」

「さっきお二人が戦っているのを見てました!鍛えてほしいです!!」

「ぅゎこえでか」

 

メガホンを耳(?)から放し、メカマスターへと目配せすると同意するようにうなずく。そしてカリストはリネを鍛えてやるべくとあるミッションを受ける、その名も【塩が足らんのです】だ。フォースを組むと、フォースネスト内で取れる料理の味が上がる効果のある塩が手に入るが、その塩が取れる場所にはガンプラが入れないため対人技術が必要なのだ。現れる敵はSDガンダムに登場するMS風のモンスターが襲い掛かってくる。ただ、あくまでモンスターのためMSのような金属の硬さはない。

 

三人でやってきたのは広大な海、海岸にはスライムアッザムが飛び跳ねている。カリストが徐に近づくとスライムアッザムが飛び掛かってくるが決闘ディメンションで見せた刀で一刀のもとに断ち切ると塩がドロップする。この塩を集めるのが今回のミッションであり、ここでリネが剣の振り方を学ぶのだった。渡された刀はリネには大きすぎるため、脇差を渡される。普通に振り回すだけでは切り裂くのではなく鉄の塊で殴っているような倒し方しかできない。カリストの我流ゆえに教え方は少々雑ではあったがミッションクリアに必要な数の塩を集めきるころには殴るような倒し方ではなくちゃんと切って倒す事ができるようになった。

 

「やった!ちゃんと切れたよ!」

「あくまで俺のやり方だから本格的にやるんならちゃんと現実(リアル)で剣道なり道場いくなりしなよ」

「うん!ありがとうございました!」

「ッハーマブシー」

 

今回入手した塩はフォースを組んでいなくても保存され、フォースを改めて組んだ際に使う事ができる。塩ポイントによってフォースネスト内で作ったり、出される料理の幅が広がるため生産系のフォースはちょくちょくこのミッションを受けていたりする。今更ながらに説明するが、GBN内でも食事は可能でありちゃんと味覚も反応する。だが、実際に食べているわけではないため現実(リアル)に戻ると空腹感が強調されてしまう。ダイエットなどで甘いものなどを取れない女性ダイバーはGBN内で食べている姿を確認できる。

 

剣の使い方を学んだリネは改めて自らのガンプラの改造方針を定めることができた。これでハヤスとリネ、ナグサの3人は自らのガンプラの作成に目途が立ったのだ。

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