あれから数日、テックスターに教わりながら改造の仕方を学び、各々はオリジナルのガンプラを仕上げてくることができた。テックスターは先にロビーで待機し、完成したガンプラを登録してから来ると言っていた3人を待っていた。
するとそこへ3人がやってくる、その顔を見れば納得のいく出来のガンプラができた事が窺え、さっそく新しいガンプラの試運転をするために4人はストーリーミッションの続きをする。
今回は乱入されないようにし、SEEDのストーリーミッション2。
軍事要塞アルテミスから脱出したアークエンジェルを防衛するミッションであり、敵にはザフトのMSのほかに連合のMAメビウスも襲い掛かってくる。
さらにザフトに奪われたG兵器デュエル、バスター、ブリッツの3機も出撃してくる。例によって人数に合わせて敵の数が増えるため適度に倒していかないとすぐにアークエンジェルが壊されてしまうため注意が必要だ。
「ゼロストライクガンダム!ハヤス行きます!」
「セブンソードウィングガンダム!リネいっきま~す!」
「ヴィクトリーキャノン、ナグサ出ます」
「ZプラスAC、テックスター出ます!」
出撃した4人、しかしなぜか戦闘はすでに始まっていた。相変わらず数が多いジンを相手にストライクが応戦している、しかしストーリーミッション1の時のような冷静な迎撃ではなく若干の疲れが見える戦い方だった。
格闘戦を仕掛けるジンの攻撃をガードするも押し込まれたりと危ない戦い方だ。今回のミッションも前回と同じくアークエンジェルとストライクの防衛であり、今は正しく危ない状況と言える。
「やばいやばい!ストライクが墜とされる!」
「あたしとハヤスとテックスターで前出るからナグサはアークエンジェルから狙撃して!」
「「了解!」」
ガードが崩れ、フェイズシフトがもうじきダウンしてしまいそうなその時、ハヤスの攻撃が割込みストライクを助ける事に成功する。本来ならばまっすぐアークエンジェルへと撤退するがストライクは動かず、困惑しているかのような様子を見せる。
そんなストライクを見て頭に疑問符を浮かべながらアークエンジェルのほうへと押し出すと、リネもそこへ合流しバックパックの翼から対艦刀を二つ取り出しジンの群れへと突撃する。
正面に出てきたジンはリネによって次々と真っ二つにされ撃破されていく、テックスターも変形した状態でビームライフルを撃ちそんなリネを援護する。
押し出されたままアークエンジェルへと帰還したストライク、しかしそんな油断を狙うかのようにブリッツガンダムが現れる。ハヤス達3人は間に合わない、しかしアークエンジェルの主砲である二つのゴットフリートの真ん中に鎮座していたナグサが襲い掛かるブリッツガンダムへ牽制射撃をしたことでストライクは無事にアークエンジェル内へと格納される。
ブリッツガンダムは不利を覚ったのか再びミラージュコロイドによって透明化し撤退する。ブリッツが撤退したことを確認すると再びナグサは狙撃へと移り、遠方から次々にジンを倒していると連合のMA、メビウスがアークエンジェルを追って出てくる。出てきたメビウスをナグサがショルダーガトリングによって対空射撃をしていく。
ハヤス達は現れたデュエルガンダムとバスターガンダムを相手していた。このミッションのボスなだけあって他のジンとは全く違う動きをしていた。だが、ハヤスがデュエルを抑えている間にバスターをリネとテックスターで撤退に追い込んだためデュエルも一緒に撤退していく。そうこうしていると、アークエンジェルが脱出ポイントに到達したためミッションがクリアとなった。ハヤス達も撤退ポイントへと向かいミッションの報酬をもらう。
不思議に思いながらも、このミッションはこういうものなんだと納得し後にこのことを経験者に話すとそれはおかしいと言われ謎が深まるばかりであった。
◆
ゼロストライクガンダム
ハヤスの新たなガンプラ。Oガンダムは記念に残し新たに作った。ベースはストライクガンダムでウィングガンダムゼロカスタムを合わせたガンプラ。元がストライクのためアグニを装備したりシュベルトゲベールを装備したりできる。
ウィングガンダムの翼を装備しており、その翼はフェザーファンネルを内蔵している。ハヤスはもっぱらAIで動かしている。
セブンソードウィングガンダム
乱入バトルから手数の少なさに悩み、ダブルオーガンダムセブンソードとウィングガンダムを合わせたガンプラ。ウィングガンダムのバスターライフルはもちろんのこと、ダブルオーガンダムを合わせたことでツインドライブを装備している。
トランザムは目が回ってしまうためここぞの時にしか使う事ができないらしい。
ヴィクトリーキャノン
ヴィクトリーガンダムにV2のバスターパックを装備させ、色々な射撃機体の武装を換装することですべての距離で戦えることを実現した。近距離ではガトリング砲、中距離ではビームライフル、遠距離ではビームカノンを使う。
見た目はヴィクトリーガンダムではあるが、素体となったガンプラはV2であり、3人の中で改造が最もうまいことが窺える。
ZプラスAC
テックスターの使うガンプラ、ZプラスのA1とC1を合わせた。ただ合わせただけではなくスラスターの数を増やしているため通常のZプラスよりも速度が上がっている。今回のミッションのために用意したと思われる。
◆
sideアークエンジェル
アルテミスから脱出したアークエンジェル、しかしそこに待ち構えていたのは膨大な数のジンだった。すぐさま迎撃にストライクを出すが連戦による疲れがその動きを鈍くしていた。
「なんて数のジンなの?!」
「まさかこれほどの数を投入してくるとは……!」
ブリッジ内が騒然としていると、突如アラートが鳴り響く。戦闘宙域に謎のスモークが発生したのだ、そしてそのスモーク内から見慣れないMSが4機飛び出してくる。所属不明機は二手に分かれ、3機がストライクのほうへ飛んでいき残る1機がアークエンジェルへと向かってくる。
「宙域にモビルスーツ反応確認!データにない機体です!」
「そんな!G兵器は全部で5つのはずよ!」
「くっ……!所属不明機へ呼びかけろ!」
「応答がありません!ッ1機まっすぐ向かってきます!」
「迎撃しろ!」
「砲塔が動きません!とりつかれます!」
二つのゴットフリートの間に立ち、こちらを見る謎のG兵器は戦闘宙域のほうへ向き直り狙撃態勢をとると近づくジンを撃ち始める。警戒はやめないがストライクの様子を確認するとこちらに補給しに戻ってきていた。
ストライクを収納するべくカタパルトを開けようとしたとき、目の前の不明機が立ち上がりストライク目掛けてビームライフルを構えている。ブリッジは緊張が走り悲鳴が上がる、だがビームライフルはストライクの真横を撃ち抜いた。外したかに思えたが奪われたG兵器であるブリッツガンダムが姿を現すと、それがストライクを助けたということが分かる。
続けてブリッツガンダム目掛けてビームライフルを撃つが致命傷を与えることができなかった、しかし撤退させることには成功する。しばらくすると不明機は飛び去り、他の3機と合流すると再びスモークの中へと飛び去って行く。スモークが晴れるとそこには何も確認できなかった。アークエンジェルの面々は謎の4機をアンノウンと呼称して警戒するのだった。
sideキラ
膨大な数のジン相手にストライク1機で迎撃を任されてしまったキラ。仲間を守るため必死に倒してはいるが戦場のプレッシャーで気付かぬうちに疲れが操縦に表れる。
そんな一瞬の油断にジンが格闘戦を仕掛けてきており、咄嗟にシールドで防御するもそのまま押し崩されてしまう。さらに追撃で切り裂かれようとしたその時、ビームがジンを撃ち抜く。ストライクの頭を動かし、ビームが飛んできた方向を見るとこちらへ向かってくるもう1機のストライクが確認できた。
「もう1機のストライク?!G兵器は5つじゃなかったの?!」
驚愕するキラにお構いなしに謎の機体はキラのストライクをアークエンジェルのほうへと押し出した。もはやフェイズシフトがダウンするのも時間の問題であり敵意を感じなかったキラは大人しくアークエンジェルのほうへと向かう。
押し出されたときに謎の機体の背後では1機の戦闘機ともう1機未確認のG兵器が戦闘を繰り広げていた。格闘機と確認できたG兵器は被弾を恐れないかのようにジンの群れへと突貫していき、それを援護するようにそのあとを戦闘機がビームを撃ちながら進んでいく。
急いで戦線へと戻るためにアークエンジェルへ向かうが突如アークエンジェル側からビームが飛んでくる。ロックオンされて撃たれたわけではなかったので回避することができなかったが、ビームは真横を通り過ぎていく。攻撃を外したかに思えたそれは自分へ奇襲しようとしていたブリッツへの牽制射撃だったのだ。
「攻撃?!でも外れた……?、ッブリッツか!」
キラが残り弾数が僅かなビームライフルをブリッツに構えるころには連続したビームが立て続けにブリッツを狙い、最後には撤退させてしまう。無事に収納されたと同時に戦闘が終わり、所属不明の4機は消えたと補給中のコックピット内で知らされたのだった。
ガンブレ2のプレイヤーはゲームやってるつもりなのに実は別世界での本当の出来事っていうのが好きでいつかやりたいと思ってました。