今の今まで続きが出てこなかった……
最終決戦、ハヤスとデクーの2人は相手を倒す事ができずにいた。相手の相方は倒したものの、残った側が的確に攻撃をいなしてくることで小さなダメージしか与えることができないでいた。
最終決戦から数日前に話は巻き戻る。決闘ディメンションで開催されるタッグトーナメントの優勝賞品が特別なフォースネストということで参加してみないかとカリストから話が来たことから始まった。
不思議な体験を運営に報告し、調査のため一時的にストーリーミッションが凍結しているため時間を持て余していた。そんな時、フォースを組まないのか?と尋ねられたハヤスはカリストたちのところに入れないのか?と聞き返す。
カリスト自身は入れてもいいがハヤスたちの事を考えると入るのはやめた方がいいと断る、その理由が自分を含めて機械種族であるキャストによってほとんど構成されているため入った場合めちゃくちゃ浮くからというもの。
フォース同士でアライアンスが組めるからそれをするためにフォースを作ってみたらどうかと言われハヤスは改めて幼馴染たちを見ると作ることに賛成のようだ。
フォースとは別段5人10人いて初めて組めるというわけではなく、何人からでも大丈夫で何なら1人でも組めるものだ。今まで組んでこなかったのは自分たちが学生の身で基本同じタイミングでログインできるからというものだった。
しかし、ぺリシアへ行く道中で知り合ったテックスターができたことでその考えを改めフォースに入ったり組んだりしてもいいのではとうすうす考えていた。
そしてハヤスはフォース【コズミックファイターズ】を結成、その由来は元々やっていた12Cという古いゲームからとったものだ。こうしてハヤスたちはフォースを組み、アライアンスを結んだはいいものの最初に貰えるフォースネストは必要最低限のものであり、女性陣から不満が出る。
そして話は戻り、このタッグトーナメントの優勝賞品に繋がるのだった。だが最大の問題が浮上する、このタッグトーナメントの参加条件が男性ダイバー限定だったのだ。幸い同じフォースじゃなくてもフリーのダイバーであれば相方にしてもいいという救済措置があることでハヤスは現地で自分の相方を探すこととなる。
トーナメント当日、様々なダイバーたちが自らの相方と喋っている中ハヤスは一人焦っていた。ハヤスと同じ考えのダイバーは早めに来場し、フリーのダイバーを捕まえていたのだ。参加ダイバーの受付時間がギリギリに迫ったころ、1人のダイバーが決闘ディメンションに訪れる。ハヤスと同い年か少し上に見える、赤髪で褐色肌の筋肉質な男性ダイバーだった。しかしその表情はハヤスと同じ焦り顔だ、このダイバーもハヤスと同じく遅刻したダイバーだった。
そしてハヤスと目が合う。その表情からお互いが1人ということが分かると駆け足で受付へと向かう2人。ギリギリで参加完了をすると改めて自己紹介が始まった。
「俺の名前はハヤス!遅刻して1人焦ってたぜ……!」
「俺はマイトデクー、デクーって呼んでくれ。同じく遅刻したがハヤスがいてくれて助かった……!」
「遅刻した者同士、優勝目指して頑張ろうぜ!」
「おう!」
初対面ではあったが共通の遅刻という体験から仲を深める二人、そして今タッグトーナメントが始まる。
次はいつになるかな……