第一回戦Dブロック、ハヤスとデクーの対戦相手はソードインパルスとブラストインパルスのコンビだった。明確に前衛後衛の分かれた相手ではあったがよく見るとその武装はデスティニーガンダムのアロンダイトと高エネルギー長射程ビーム砲を装備していた。
戦闘が始まったと同時にグレイズバンカーが自らの装甲を盾に突撃、ソードインパルスが反応して斬りかかろうとするがゼロストライクガンダムのアグニによって回避を強制される。道を開ける形となってしまいグレイズバンカーがブラストインパルスへと迫ったその瞬間、ブラストインパルスの高エネルギー長射程ビーム砲が放たれる。
グレイズバンカーは回避することなく突撃、1人倒したと油断するインパルスチームだったがグレイズバンカーの装甲が高エネルギー長射程ビーム砲を弾きブラストインパルスへ肉薄し、ついにダインバンカーの射程へ近づく。左手に装備したダインバンカーを打ち込める状態のままブラストインパルスの肩を右手で押さえつけ逃げられないようにし、ダインバンカーを胴体に押し当て打ち放つ。
ブラストインパルスは肩を押さえつけられたため、分離回避することができずに上半身と下半身と破壊される。ソードインパルスも僚機の破壊される姿をみてグレイズバンカーへと慌てて攻撃しようと振り返ってしまい、アグニを撃った後に近づいていたゼロストライクガンダムのシュベルトゲベールを背中から振り抜かれて同じく上半身と下半身と切り分けられ破壊された。
無事に1回戦を勝ち上がった二人、2回戦のAブロック勝者とBブロック勝者の戦いを観戦するが一方的な戦いが繰り広げられていた。Aブロックチームがマスターガンダムとプロヴィデンスガンダムのコンビで、Bブロックチームのダブルオーガンダムとνガンダムのコンビで悪役と主人公といった試合だったがその技量はAブロックが圧倒的であった。トランザムが使用できるダブルオーガンダムであったがマスターガンダムは当然のように明鏡止水を使いその動きを見切りついにはカウンターの貫き手によってダブルオーガンダムを貫く。
フィンファンネルとドラグーンが飛び交う空中戦、本来ならどちらも地上では使えないが特にそういった縛りはなく撃ちあいが発生しているがここでもAブロックのプロヴィデンスガンダムが圧倒していた。νガンダムはフィンファンネルと機体の同時操作によってぎこちない動きになっているが、プロヴィンデンスは同時操作をしているにもかかわらずその動きはなめらかでその技量の高さが窺える。そして動きが止まったその瞬間プロヴィデンスガンダムの複合兵装防盾システムに搭載されたビームサーベルがνガンダムを切り裂き爆散する。
Aブロックのチームが決勝で待ち構えることになり、2人はここで勝っても苦戦は免れないと覚悟を決める。2回戦Bブロックの戦闘が始まるアナウンスが入り、2人は目の前の試合に集中する。
2回戦の相手はキュリオスガンダムとZZガンダムだった。飛行形態で一瞬でこちらの頭上からGNミサイルやGフォートレス形態から繰り出されるミサイルやビームキャノンによって足を止められてしまう。ハヤスは咄嗟にフェザーファンネルを展開しファンネルのビームを交差させちょうど頭上を通り抜けようとした2機を小破させその飛行を封じることに成功する、キュリオスは焦ったような動きで隙だらけだがZZはむしろここからが本番かのように冷静に攻撃を繰り出してくる。
ハヤスはビームライフルをキュリオスに撃ち、さらに焦った動きを見せるキュリオスはついに撃破される。ZZはハイメガキャノンをグレイズバンカーに撃ち、その威力から初めて前面装甲を破壊されてしまう。だがその装甲分の重量から解放され高速移動を繰り返し、ハンドキャノンでビームライフルと頭部ハイメガキャノンを破壊する。頭部を破壊された際の爆風によって視界を覆われたZZガンダム、爆風が晴れて最後に見たのはシュベルトゲベールを垂直に振り下ろすゼロストライクガンダムだった。
「ついに決勝戦まで来たな……!相手はあの悪役コンビだけど俺たちなら行けるぜ!」
「相手は強敵だけど一人ずつ墜とすことができれば勝ち目はあるな!」
「よし、行くぞ!」
二人の決勝戦が今始まる、相手はマスターガンダムとプロヴィデンスガンダム。格闘機と射撃機という相性のいい2機だ、二人は覚悟を決め歩みを進める。