「とりあえず行けるところまで行こうぜ、今回は4人だしその分敵の数も増えてるから気をつけろよ」
「了解(オッケー!)」「よし、頑張るぞ!」
「その意気だ!じゃあミッションを始めるぞ」
その言葉を聞き、4人は出撃準備を始める。ハヤスは相も変わらず謎のカタパルトからスタートするが、他の3人は別のカタパルトからだった。そのカタパルトの形状はZガンダムに登場した戦艦、ドゴスギアのものだった。
(カリストたちはまだなのか)
「Oガンダム!ハヤス行きます!って、あの赤い戦艦から出るのか?」
先にカタパルトから射出されたハヤスはカリストたちを待っていた。だが、カリストたちの乗っていた機体は見覚えのあるものだった。
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ハヤスは見た瞬間驚愕した、幼馴染の2人と初めてやったミッションに自分のミスとはいえ乱入し襲い掛かってきた機体と全く同じ機体だったからだ。あまりの事に動きを止めるがカリストたちが近くに降り立ったのと同時に思わずハヤスは問いただしてしまう。
「なぁ、もしかして最近乱入バトルをしたか?」
「ん?あぁ、したぜ。動きが全くの素人だったから思わず手加減しちまったけどなぁハヤス?」
「っ!気付いていたのか!気付いたうえで俺の誘いに乗ったのか!」
「いや?今言われて気付いた。あの時のOガンダムだなって」
「え?そ、そうだったのか……」
「こんな事もあるんだなぁ、まぁ?昨日の敵は今日の友ってことで改めてよろしくな?」
「あ、あぁ……」
ぎこちなく始まったwaveミッション、最初のうちはハヤスもビームガンで対処できていたがwaveが15になるころには1機を相手にするのも苦労するようになってしまった。ドライのジャミングによって敵機の動きが鈍くなっているため何とかなっているがいつ倒されてもおかしくはない状態だった。
(ダメだ……!弱体化している敵機にやられそうになるなんて!だけど、俺がやらなきゃ……)
「俺が一番頑張んなきゃいけないんだ!!!」
ハヤスが叫びながら対峙していたストライクダガーをビームサーベルで切り裂くがその一瞬の油断を別のストライクダガーに突かれてしまう。咄嗟にシールドでガードを行うが間に合わない、倒される!と思ったその時。
「オラァァァ!ぼさっとするな!」
カリストのGNビームサーベルによってハヤスは窮地を脱する。そこにはスタート時のぎごちなさはなく、ショップで出会った時と同じ接し方だった。
「武装が通用しないならこいつを使え!後で返せよ!」
そう言いながらハヤスにGNフェダーインライフルを押し付けGNビームサーベルを二刀流しながらストライクダガーへと突っ込んでいく。試しに撃ってみればあれだけ苦労して倒していたストライクダガーは1撃で吹っ飛ぶ威力だった。
ガンプラの武装は確かにメインであるガンプラの付属品ではある。だが、オリジナルの機体を作るうえでその武装もまたオリジナルの武器となるのだ。数いるランカーや、それこそチャンピオンも自らの機体に合わせて武装も作りこんでいる。そんな作りこみの一端を垣間見ると同時にハヤスは頭にある自分のガンプラへの創作意欲をわかせるのだった。
「敵機がストライクダガーってことはおそらくボスはゲルズゲーか。例によって射撃が効かないかもしれないがアレを使うか。」
「アレ?」
「あぁ、俺たちのこの機体だけの必殺技だ」
「必殺技なんてあるのか」
「条件はCランク以上で自分で作ったガンプラによるから気長に待っとけ」
「そろそろ出てくるぞ!GNフェダーインライフルセット!」
「GNレドーム合体」「GNバスターソード合体!!」
そう言いながらGNフェダーインライフルに背中のレドームを取り付けバスターソードを真ん中で分解して左右にとりつける。GNメガバズーカランチャーと称するそれをボスであるゲルズゲーの出現ポイントに構える3人に目を輝かせながら見るハヤス、それは正しく
「ゲルズゲー出現!リフレクターを張られる前に仕留める!」
「「了解!」」「おお!」
「「「GNメガバズーカランチャー!ファイヤー!」」」
リフレクターを起動する前に撃ち抜かれたゲルズゲーはなすすべもなく撃墜された。必殺技というものを目の当たりにしたハヤス。新たなwaveが始まろうとしていたが学生の身であるハヤスはここでやめておこうと提案する。その提案は承諾され、今回はお開きとなった。しかしハヤスは今日であった3人の友人が以前乱入してきた3人だということを幼馴染の2人に伝えるか苦悩するのであった。