三点着地系に目覚めたゼルダ無双 厄災の黙示録 作:放仮ごdz
今回はアーマー姫様VSマグロック。楽しんでいただけたら幸いです。
オルディン地方デスマウンテン。ゾーラの里があるラネール地方の北西にある活火山地帯だ。リンクとインパ、お供の兵士ともども燃えず薬を塗りこみ(リンクだけ燃えず薬を飲んでたのは気にしないことにする)、デスマウンテン麓を訪れた私達は、ゴロン族の猛者ダルケルと合流して交渉していた。デスマウンテンは危険なので今回は最初から頭部以外アイアンメイデンを着込んできた。兜を被るのはさすがに礼儀が悪いので腕に抱えている。
「ダルケル様は頼まれたら断らないのが身上だ。喜んでやらせてもらうぜ」
岩の様に強固で巨大な身体を有する火山の民、ゴロン族の中でも大柄なダルケル。あらゆる衝撃を防ぐ護りの力を有している彼が炎の神獣ヴァ・ルーダニアの繰り手として選ばれ、その依頼に来た訳だが、ミファーの時と違ってあっさりと受諾してくれた。しかし何か問題がある様で。
「だが一つだけ問題が……」
「どうしたのです?私達にできることなら手伝いますが」
「実は、肝心の神獣の方が厄介なことになっててなあ……今ルーダニアはデスマウンテンの上にある。近頃は妙に山の魔物が増えててなあ。神獣の処に向かうのも一苦労だ。……だがまあ」
そう言ってダルケルは振り返り、にっかりと豪快に笑って両手を広げる。
「おめえらなら、足手まといにはならねえな!」
「え?あの、それは……私、姫なんですが私の事も戦力と見てくれると…?」
「あん?おめえさんが姫だってことが関係あるか?そんな仰々しい鎧を着といて、戦力に見ないわけがないぜ!とにかく、デスマウンテンに行ってみるとしようぜ!」
そう言ったダルケルの案内でゴロンシティに辿り着く私達。しかし何やら周りのゴロン族が慌ただしい。何かあった様だ。
「よし着いたな!あとは登るだけだぜ!ところで応援が来てるはずなんだが…」
「ゴ、ゴロ~!ダルケルいいところに!南採掘場に魔物が攻めてきたゴロ~!」
「なにぃ!?魔物の襲撃だと!?そりゃ応援も来ねえ筈だ。悪いが登山も一時中止だぞ。ゴロン隊長たちを助力しねえと」
それを聞くなり兜を被る私。リンクも剣を抜き、インパもお札の数を確認して臨戦態勢だ。
「はい、微力ながらお手伝いします!リンク、インパ!ゾーラの里の時と同じく私の事は気にしない様に!」
「なに言っても聞きはしないんでしょうね!でも、援護はさせてくださいよ姫様!」
リンク、インパ、ダルケルが地上から南採掘場に向かうのを尻目に、私は空を飛んで先に急行。
≪「姫様!モリブリンには接近戦が有効よ!」≫
「了解です、インパ!」
着地と同時に右手のモノアイから放ったビームの反動でモリブリンの腹部を殴り飛ばして岩肌に叩きつけ、溶岩に落とす。まず一体…!さらに凄まじい速さで追い付いてきたリンクも一閃、私の背後から襲いかかろうとしていたボコブリンの群れを薙ぎ払う。…インパに頼んでレーダーでもつけてもらいましょうか。
「やるじゃねえか姫さん、リンク!俺の目に狂いはなかったみてえだな!よーし、負けてられねえ!このダルケル様が戻って来たからにはもう好き勝手させねえぞ、魔物共!」
そう言って地面を巨岩砕きと呼ばれていた武器で叩きつけて冷えたマグマを引き出すとそれを爆散させ、モリブリンを吹き飛ばしたかと思えば丸まって回転して追い付き、連続で巨岩砕きを叩きつけて溶岩を爆発させて消し飛ばすダルケル。さすがゴロンの猛者、圧巻だ。
「よおし!一丁上がり!ん?新手か?手分けして魔物を向かえ撃つぞ!さっきの暴れっぷりなら難しくねえだろ。誰か一人は本陣を守っていてくれ!あと、俺は平気だがおめえら!火山弾に気を付けろ!この様子じゃあ南側は俺が行った方がいいか」
「で、では私が本陣を守ります!姫様、リンク、ダルケル殿!お気をつけて!」
「私は飛べるので北の廃坑を担当します!リンクはこの近くに現れた魔物を!」
「了解!」
インパが本陣を守り、リンクがゴロンシティ周辺、ダルケルが南採掘場のさらに南側、私がゴロンシティ北の廃坑に現れた魔物を対応することになった。火山弾を避けながら空を飛び北の廃坑を目指す途中、地上でエレキウィズローブとモリブリンそれぞれ二体ずつを瞬く間に殲滅するリンクと、護りの力で火山弾を物ともせず突き進むダルケルの姿が見えた。負けてられませんね!
≪「目標発見よ姫様!炎を纏ってるから直接攻撃はやめといた方が…」≫
「ならこうです!てやぁああああ!」
通りがかりに岩肌から巨大な岩石を手にした私は北の廃坑にいた炎のモリブリンを強襲。押し潰し、さらに胸部のモノアイからユニビームを発射。岩石諸共爆散させた。
≪「ヒュー、姫様アグレッシブゥ。どうやら襲ってきた魔物は片付いたみたい…ありゃ、また増えたわね。これも厄災の影響か…」≫
「とりあえず、私も参戦して…ん?」
飛んで戻ろうとした矢先。北の廃坑の奥地に合った冷えたマグマの巨岩が動いたのをセンサーが反応して、気になったので降りてみる。すると巨岩は動き出して手足の様な岩が付いて立ち上がった巨大な岩石の様な魔物となり、炎を纏ってこちらに歩いてきた。
≪「あ、姫様不味い!こいつ魔物だ!しかも大物!」≫
「これは…イワロックの一種でしょうか…?」
≪「オルディン地方にしかいない希少種、マグロックよ!いくら耐熱性があるとはいえアイアンメイデンでもさすがに分が悪いわ!ここは逃げて!」≫
「でも、他の魔物もいるのにこんなのが暴れたら…!止めます!」
両手からビームを放つも頑強な岩肌で弾かれてしまい、右腕の岩石を地面に叩き付け、大地から炎を噴き出させてくるマグロック。全速力で空から突撃して炎の壁を突き破り、両手を突き出して押し込もうとするが、兜内部のモニターが赤く点滅する。
≪「アーマー内温度急上昇!アーマー腕部損傷!無茶よ姫様!これ以上は姫様の身体が持たない!」≫
「なんのこれしきぃ…!」
今でもリンク達は魔物の群れと戦ってる。そんな中マグロックが暴れたらどれだけの被害が出るか分からない。負けられない…!
「エネルギーを胸部のモノアイに充填!ユニビームで砕きます!」
≪「確かにそれなら…了解!充填30、50、80、100…行けるわ姫様!」≫
「喰らいなさい!」
両腕を押し付けたままユニビームを発射。マグロックのボディの表面を破壊し、たまらずマグロックは跳躍して私を押し潰さんとする。
「エネルギーをパワーアシストに回してください!」
≪「パワーアシスト全開!痛快にやっちゃいなさい!」≫
両手を押し上げて全力で持ち上げ、そのまま溶岩の方に向けて渾身の力でぶん投げる。マグロックの巨体はそのまま溶岩にゆっくりと沈んでいった。
「ふぅ、やりました。早く、リンク達の援護に向かわなければ…!?」
≪「至近距離で高熱源反応!気を付けて姫様、マグロックはまだ…!」≫
兜を外して排熱していたら、地響きとともに、溶岩から何かが現れる。それは、先程とは比べ物にならない巨体となったマグロック。周囲のマグマを取り込んで巨大化したのだろうか。マグマ上に平然と居座り、あまりの巨体と熱量により周囲に常に上昇気流が発生。一挙手一投足で巻き起こる気流の変化により吹き飛ばされそうになる。
≪「仮称、メガマグロック!火山地帯なのにそれを軽く上回る高熱源反応…とんでもないエネルギーを秘めてるわ!アイアンメイデンでも耐えきれない!姫様、逃げて!」≫
「くっ…!逃げる訳には!」
兜を被り、足裏と掌からビームを放って上昇。メガマグロックの周囲を飛び回って両掌からビームを放ちつつ、なんとかデータを集めようと試みる。
≪「逃げてって言ってるのに…まるで効いてない!焼け石に水とはこのことか!」≫
「いえ、魔物である以上どこかに弱点、もしくは隙が必ずある筈です!プルア、エネルギーが集中している場所は!」
≪「あーもう、映像を解析!頭頂部(?)と思われる場所の突き出た黒い鉱石にエネルギーが集中してる!アレが恐らくコアね!」≫
「ならば直接殴ります!」
≪「えっ、ちょっ!?」≫
吹き荒れる上昇気流に振り回されながらも、両手両足のモノアイから連続でビームを放ち直進。拳を構え、鉱石部分に突撃せんとしたその時。メガマグロックは溶岩に手を浸して振り上げて。
「っ!?」
目の前に、溶岩の飛沫が飛んできた。万事休すですか…!?
炎のモリブリンを殴り飛ばしたのはアイアンマン1のマーク3初戦闘のオマージュ。タグにMCU付けた方がいいかな?
ブレワイDLC限定の敵メガマグロック登場。無双にも出てたら絶対強い。気流を操るので空中戦するアイアンメイデンの天敵です。
次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。よければ評価や感想、誤字報告などもいただけたら。感想をいただければいただけるほど執筆速度が上がります。
ウォーマシン枠は誰?
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インパ
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プルア
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ロベリー
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シーク(無人機)
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カッシーワの師匠
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オリキャラ(ブレワイ世界のヒルダとか)