偽モノクマ劇場
「世界はIFに満ちているのです
イブにイフが起こってアダムと結ばれなければ、この社会自体が生まれていないのです。
皆さんが生きているこの世界も無限のイフの結果の1つに過ぎずこの先もそんな無限のイフによって流動するドロドロの世界なのです。インTHEチャンポンなのです。
この先にあるのは異父がイフに委付する畏怖すべき世界なのです。不確定要素の表と裏が混在するクラインの壺なのです。…あっ割ったら駄目だよ?高すぎて弁償出来ないと思うからね。
でも何処からどう視ても所詮はイフの世界なのです。いくら仮定の話をしようと、ドロドロなのは未来だけで起こってしまった過去はマイナス40度のバナナよりカチコチなのです。起こった結果は変えられない『もしかしたら在ったかもしれない世界』なんて視ても現実を生きる人の救いにはならないのです。イフはイフなんですから。
そんなイフが起こった都合のいいパラレルワールドが在ったとしても、人間そう簡単には世界線を越えることは出来ないのです。イフは何処までいってもダイバージェンスイフなのです。
……それでも視たい?なんて悪趣味な!悲劇を乗り越えて生きる苗木君達に対する侮辱だとは思わないの?!
ボクならそう思った上で陵辱するけどねうぷぷぷ……。」
「じゃあ俺もお前を蹂躙してから本編にいかせてもらおう。」
「えっ……うわぁ」
「どうも鉄パイプのようなものが刺さったモノクマに代わりご挨拶をこの物語の主人公『超高校級の変わり者』です。
まあモノクマの言った通りこの物語はとある筆者が妄想したイフの世界それでもお付き合いいただけるのであれば幸いです。
また作品の都合上ネタバレも含みますのでご勘弁をまあ……2次創作を視に来ているので大丈夫とは思いますが念のため。
それではどうぞこれから始まるはよくある救いの物語。
とある場所
「とうとう完成しちまったな…。」
頭をガシガシ掻きながらボサボサ髪の男は言う。
周りは実験室の様に白衣を着てうろついていたら似合いそうな内装なのに、彼は半袖Tシャツにダメージジーンズ、腰には袖を結んで固定した半々に柄の違うパーカーにバックパック、そして背負った場違いな山登りに行くと言い出してもおかしくない大荷物に何故かウサギのキャラの時計をしている。
ボサボサ髪の男以外はスーツを着ている男が三人いる。全員アンテナの様な髪をしている。もっともボサボサ髪は三人と違い触角の様な感じであるが…。
「はははまさに希望の「黙れ白ワカメ。」
と食い気味にボサボサ髪が止める。
「こいつは『混沌の装置』だと何度も言ってるだろ。決して『希望の装置』なんぞと言うな。」
とボサボサ髪の男は憤る。
「それに才能も道具も使い手・使い方次第で絶望にも希望にもなるあんたらが1番よく知ってるだろ。」
「ははは…そう言われると耳が痛いね。」
と白ワカメと言われた人物は謝罪する。
「わかっているならいい。ただあの三人や立ち直ったあんたらを信頼してない訳ではないが万が一この装置について知られたら最悪の場合『あれ』が復活しかねない。」
「そうだな。でも起動条件的には大丈夫なんじゃないか?」
と1人Yシャツネクタイ姿の人物が顎に手を当てながら言う。
「念には念をさ。」
「それで結局この装置は…。」
とこの中で1番小柄な人物が語りかける。
「ああ…あの場所くらいにしか跳べん。」
「…そうか、まあ聞いてはいたんだが…。」
とYシャツ姿の人物が少し肩を落とす。
「そんな暗い顔するなよ。跳んだ先によってはどうにかなるかもしれないだろ。そんなもんだろ未来ってのは。」
とボサボサ髪が励ました。
「そうだな。そう信じよう。」
「それじゃあそろそろ『いく』は」
「ああ」「行ってらっしゃい」「うん。頑張ってね。」
三人に見送られながらボサボサ髪は数字を合わせる。
「この起動キーが俺達2人にとっても4人にとっても『意味が無くなる』ことを祈っているよ。行ってくる。」
そしてボサボサ髪の視界はグルグルと歪み始めた。そして、世界は飴細工のように混ざり合う……。グルグルグルグルドロドロドロドロそして暗闇に落ちる……。
?????? ???
「ううん……。ん?」
ボサボサ髪は一見すると病院のような黒い天井に三台のベッドが置かれた場所で目を覚ます。
「此処は……ああ保健室かな?」
とのそのそと倒れていた床から立ち上がり出口に向かう。
「ああ…中から開けるのは出来るのか…ピッキングしなくて済んで良かった。」
そして廊下に出ると見覚えのあるアンテナとパーカーが体育館へと曲がって行くのが見えた。
「ツイてるな。」
思わず口に出た言葉と共にボサボサ髪は体育館へと足を運ぶ。
「オメーも…ここの新入生か…?」
とリーゼントに長ランの明らかに不良な人物が語りかける。
「じゃあ…君たちも…!?」
と今体育館に入ってきた人物が話す。
「うん。今日、希望ヶ峰学園に入学する予定の…新入生だよ。」
と1番小柄な人物が語り
「これで15人ですか…キリがいいし、これで揃いましたかね…。」
と1番横幅の広そうな人物が返す。
「いやもう1人いるんだなこれが。」
突如現れたボサボサ髪に全員の視線が向く、約1名驚愕の表情を浮かべていたがボサボサ髪構うものかと思い放置する。
「えっと、あの…始めまして苗木誠って言います。色々あって、いつの間にか寝ちゃってて…それで遅れちゃって…。」
とボサボサ髪の前に入ってきた人物が戸惑いながらも語る。
「え?オメーもなんか?」
と雲丹かと思うドレッドヘアの人物が驚き、
「となると、ますます妙ですわね…。」
とゴスロリの人物がいぶかしみ、
「異常だ…これは間違いなく異常事態宣言発令ですぞ。」
と先程の横幅のある人物が騒ぎ出した。
「あ、あの…どう言う事?よく状況を把握出来てないんだけど……。」
と苗木誠と名乗る人物が口を開こうとしたところ、
「ちょっとまちたまえ!その前にだ!苗木くんッ!そしてそこの君!遅刻とはけしからんじゃないか!!8時集合としらされてあったはずだろう!入学初日に遅れるなど言語道断!学校側に報告の上、厳正なる処罰を…。」と明らかに固そうな白い軍服のような学ランを着た人物が今の状況に場違いな程の会話で遮った。
「アンタ、何言ってんの…。しょうがないじゃんこんな状況なんだからさ…。」
とギャル風の人物がうんざりしながら反論し、
「それより、改めて自己紹介しない!?遅れてきたクラスメイトくん達の為にもさ!」
とジャージ姿のいかにも体育会系女子が話し出した。
「…自己紹介だぁ?んな事やってる場合じゃねーだろ!!」と先程の不良が不満そうに吐き捨てるが、
「ですが、問題について話し合う前に、お互いの素性はわかっていた方がよろしいでしょう。なんてお呼びしていいのかわからないままでは、話し合いも出来ないじゃありませんか…。」
と先程のゴスロリの女性が提案し、
「それも、そうだよねぇ……。」
と1番小柄な人物がおどおどしながらも肯定的に話し、
「じゃあ、まず最初に自己紹介って事でいいですか?話し合いは、その後という事で…。」
とセーラー服の人物が締めたのだった。
「そうだなもう一人遅れた俺からやろう。色々自己紹介の出来ることがあるが簡潔にするか……。」
と1番最後に入ってきたボサボサ髪が語り出す。「『今』の学園長にとっては『招かれざる客』。希望ヶ峰学園にとっては『望外の幸運』。君たちにとってはまだ『なんだかよくわからないもの』。『超高校級の変わり者』『
うぷぷぷぷネタバレヒントモノクマだよ
臨場感足りない場合は劇中の音楽使ってもいいかもね。
とある場所ではBeautifulDAYSのピアノとか体育館のシーンでBeautifulMorningとか…。
それでも足りないなら別ゲーになっちゃうけど保健室のシーンで100人とか1000人とか薙ぎ払っちゃうゲームのヤマタノオロチとか出ちゃうお祭り版2作目の行軍1とか聞いてみるといいかもね。