レジェンドアルセウスが面白過ぎて投稿が遅れてしまいました!
こんにちは、緑谷出久です!今回は僕の話です、えっ入試回長過ぎ?あぁえっとあの、すいません・・・この話で入試回は終わりますのでもう少しお付き合いください、ん?アレは・・・
「大丈夫、ウチなら出来る、落ち着いて冷静に・・・」
さっき転びそうな所を助けてくれた良い人だ、お礼が言いたいけど、かなり集中してるから話しかけるのも悪いな、天哉君が居たら多分止められてるだろうし、試験が終わった声をかけ・・・
「それじゃあスタート!どうしたどうした!実戦にカウントなんざねぇぞ!?賽は投げられてんだ!既に飛び出してる・・・あ?なんだありゃ二頭身?兎に角見習え!!!」
・・・絶対圭真君だ。
「ってしまった!もう始まってる!?」
ヤバい、かなり出遅れちゃった!急がないと・・・
【パーフェクトパズル】
【What's the next stage?…What's the next stage?…】
「変身!」
【DUAL UP】
【Get the glory in the chain. PERFECT PUZZLE!】
僕は仮面ライダーパラドクスパズルゲーマーレベル50に変身して、仮想敵を倒して行った。
「だいぶ稼げた、この調子なら行けそうかな?」
最初は緊張で動けなくなるかもと危惧してたけど、自分でも驚く程に落ち着いている、圭真君が心配しなくても大丈夫だと言ってくれたからかな?圭真君の言葉にはよく分からないけど、説得力があると言うか何故か不思議と自信をくれる。
「圭真君やかっちゃん、焦凍さんに天哉君、それからオールマイト・・・よく考えたら、僕はたくさんの人に支えられ、助けられてきたんだな・・・」
皆んなの期待に応える為にも、絶対にこの試験に合格する!
「何だろう、向こうが急に騒がしく・・・って!?」
騒ぎがする方へ視線を送ると、そこには建物を越える程の大きさの仮想敵が現れた、アレがプレゼントマイクが話してた0ポイントギミックか!
「アレは洒落にならないぞ、でもアレを破壊してもポイントは・・・「いった・・・」?」
声のする方には良い人が瓦礫に足を挟まれて動けなくなっている姿があった、あのままではギミックに踏み潰されてしまう、だが周りの試験生は気付かないのか誰も彼女を助けようとしない。
『転んじゃったら、縁起悪いもんね!』
彼女のその言葉が頭に浮かぶと、突然頭の中が真っ白になると同時に、心の奥底から彼女を助けたいと言う気持ちが溢れ出してきた。
「心が、滾る!」
【ノックアウトファイター】
【The strongest fist! "Round 1" Rock & Fire!・・・The strongest fist! "Round 1" Rock & Fire!・・・】
「大変身!」
【DUAL UP】
【Explosion Hit! KNOCK OUT FIGHTER!】
僕はパズルゲーマーから仮面ライダーパラドクスファイターゲーマーレベル50に姿を変えた。
「一気に決める!」
【キメワザ!】
【KNOCK OUT CRITICAL SMASH】
僕は仮想敵を破壊する時に取っていたジャンプ強化のエナジーアイテムがまだ効果を発揮していたので、ギミックの顔部分の目の前まで飛び上がった。
「スゥマァァァァァッシュゥゥゥ!!!」
オールマイトに憧れて真似事の様に練習してきたからか、無意識に叫んでしまったがそんな事をお構い無しと言うかの様にギミックは爆発しながら崩れていった。
雄英高校のとある一室、ここで教師達は試験会場の様子をモニターで視聴して試験生達の採点を行っていた。
「みんな、頑張ってくれ・・・」
ん?カメラ回ってる?おっと失礼・・・やあ皆んな!私はオールマイト!久しぶりだね、私は今ここのモニタールームで次世代の英雄の卵達の様子を確認しているんだ、雄英の試験は全て審査制だからね、あっ因み私は採点には加担してないぜ?神乃少年達はそう言うのズルいとか思うだろうからね。
「それにしても今年は粒揃いですな、校長」
「そうだね、特にA〜Dにいる彼等四人には中々の実力なのさ!」
「なんせあのギミックぶち壊してますしね、今頃開発部は涙目でしょう」
「えぇホントに、オールマイトのお弟子さん達でしたっけ?」
「あぁ!後一人轟少女もいるがね」
「確か推薦枠の生徒でしたね?良い弟子を持てて羨ましい限りですな」
そう言って教師陣はモニターに映っている神乃少年達に目を向けている。
「Aの奴スゲェな、お前と名前被ってんじゃんスナイプ!」
「だが彼の射撃は俺と互角かそれ以上はある、名に恥じない腕前だ、是非手合わせしてみたい・・・」
爆豪少年を見ているスナイプ達がそう言う、爆豪少年のあの射撃能力はガシャットによる能力の補正で、そのガシャットに関する能力は底上げされると神乃少年が言っていたが、それを差し引いてもアレは爆豪少年の努力の賜物なのだと私は思いたいね。
「Cの生徒は確かインゲニウムの弟だったな、しかし彼もあの奇妙な姿になれるとは、と思えばバイクになれるとは一体どういう個性なんだ?」
「Dの奴もそうね、元の姿からあの二頭身の姿、そしてそこから変わる姿、異形と発動の複合なのかしら?」
仮面ライダーに関する個性は全て神乃少年による物だ、出所と言われたら神乃少年としか答えられない為あまり公に出来ないが、雄英に入学すればある程度の保護は出来る様になるから神乃少年に少しでも安心して学園生活を送れるようになって欲しいものだ、まあ私も持ってるから尚更なんだけど・・・
「四人に、いや・・・Bの試験生のは勝手が違うが、共通しているのはあの腰に付けているサポートアイテムの様な物とこれだ」
そう言って教師の一人は緑谷少年達が変身する際に持っていたガシャットをモニターに映した。
「何かの媒体か?」
「まだ個性が発現するよりも昔にアニメや漫画などで我々に似た様な存在がこれと同じ物を身に付けてましたよね?」
そもそもの私達ヒーローの原点と言っても過言ではない存在だったからね、そう言えば神乃少年がその作品を見て「あ〜やっぱいるんだ、スーパーやウルトラな人達・・・」などと言っていたが、どう言う意味なんだろうね?Puls ultraのことかな?
「オールマイト、この子達の個性は一体どうなっているんです?」
さて、教師達の視線が一気にこちらに向けられる、神乃少年にも必要とあらば喋っても良いとは言われているが・・・だがそうだな、黙秘する事で神乃少年達が危険に巻き込まれるかもしれない、ここは教師の皆を信頼して話す事にしよう。
「話しても構わないが、出来ればこの事は他言無用で頼む」
私は知る限りを話した、ワン・フォー・オールの事は流石に伏せたけどね。
「つまり彼は、条件も無しに個性を他に譲渡出来るって事ですかい!?」
「いやしかし、彼が認めなければ使えないのなら最低でもそのラインを越えなければ・・・」
「いやそれではハードルが低すぎる、アイテムを奪われたり無理矢理従わさせられでもしたら・・・」
「個性を与えてから悪行に走る事も可能、それはかなり問題になりますよ・・・」
「そこは心配はないよ、彼の意思で消去も可能だそうだし所有者を固定出来る、しかも仮面ライダーになっている間は既存の個性が使えなくなるそうだから、上手く使えば枷に出来きなくも無いんだ、身体能力が向上してしまうからそこは難しいんだが・・・」
爆豪少年が変身して間もない頃に自信の個性である爆破を使おうと試みた所、見事に使えなかったからね。
「しかしそれだけでは・・・」
「どうやらオールマイト、君はとんでもない子を弟子にし、この雄英の敷居を跨がせたようだね、これでは結果がどうであれ彼を合格にせざるを得ないのさ」
「それは、申し訳ない・・・」
仮に神乃少年が不合格であったとして、既に彼等は多くの試験生に目撃されてしまっている訳だから、その中から不合格者が出て、その者がもしも敵側の人間に喋ってしまった場合、神乃少年は勿論、緑谷少年達まで危険に晒されてしまう可能性がある。
「まっ、君の弟子なら良きヒーローを志しているんだろ?それなら何も心配は要らないのさ、それに試験を通して彼等がどう言う人間なのかは把握出来たのさ」
校長がモニターの前まで行き、皆もそこに視線をやる。
「彼等を行動を見ても尚、排斥を考えるのはヒーローを否定する行為、此処はヒーローを育成する場所、そんな事があってはならない・・・ならば彼等が間違った道に進まない様正しく導くのも我々教師の務めなのさ」
「はい!私も神乃少年には恩があります、ご家族とも交友が有りますので、彼は私が責任をもって立派なヒーローに育ててみせます!」
校長と私の言葉を聞き、他の教師達も気を引き締める様な顔になった・・・思わず勢いで言っちゃったけど、神乃少年は私が教えるまでもなく、もう立派なヒーローなんだけどね、彼の仮面ライダーに対する想いって言うのか?アレは私がお師匠に抱いていた物と似てる様な気がしてならない、時折見せる表情や放つ言葉の重み、そのどれもが彼を年相応の子供として見れない要因になっている。
「今更ながらだが神乃少年、君は一体何者で、何を背負っているんだい?」
モニターに映っている神乃少年に問うが、勿論返事が返ってくる事はない・・・いや返って来たら怖いけど。