生きる目的
「うえー、どうしよう」
「それな←」
さてさてさーて、何をこんなに悩んでいるかって言うとね、、、
な・ま・え!!ですよー!
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進化が終わったあと目が覚めた。
隣に彼がいる。
え?なんで?
そりゃあもう嬉しいけどさー、魂消えたらどうやっても戻ってこれないんじゃ、、、
あ、どうやら俺のスキルらしかった。
流石に魂すらも蘇らせるということでそれなりの条件はあるようだ。
第一に、魔素エネルギーをむっちゃ消費すること。
これは進化の時のエネルギーで補ったから、無駄に魔素を失うことはなかったようだ。
第二に、対象への思い入れが深く、相手からも信頼されていること。
彼のことは世界一の親友と思ってたのでクリア。向こうからも信頼されているらしい。なにこれ嬉しいんですけど。
第三に、対象が一人だけであること。
え、複数できるなんてスキルもあるのか?やべえな
最後に、対象よりも強くあり、対象にその強さを認められていること。
魔王になったし、これもクリア。元々転生者でユニークスキル持ってたのも話したし、僕が彼より強いってのはお互い公認している。
ほぼほぼ自分と相手の気持ちの問題みたいだ。
まあ、相手の気持ちなんて勝手に動かせるもんでもないし妥当なのかな。
「……う」
どうやら彼も目覚めたらしい。
「…え、生きてる?」
「まあ、そりゃそうなるよね」
「えーどゆこと、説明してくれ」
「うん。君が死んだ時、本当に魂まで消えたみたいなんだ。それで僕が彼奴等にキレて新しいスキルを手に入れたわけ。そのスキルを使ってばんばん殺しまくってたら、条件を満たしたらしく僕は覚醒魔王になったみたいなんだ」
「え、まじか。覚醒魔王ってヤバ」
「それでね、覚醒魔王になった影響か僕のユニークスキルが進化して
「うーん、つまり、覚醒魔王になって進化したスキルでなんか色々なった、ってことだよな」
「そう、それそれ」
「ていうかさ、お前も強くなってるけど俺も強くなってない?なんか種族進化してるし」
「君を生き返らせた際に、魂の回廊ってやつができたらしい。それで僕の進化につられて君も進化したのだと」
「あーなる。
「あ!しかも俺にもユニークスキルできてるんだけど」
「どんなん?」
「『
「あ、ホントだ」
僕の『透徹之王』の効果は、魂還、不在、透旅、無攻。透旅ってのはすり抜けの完全版で、どこで○ドアみたいなの出さないでも念じるだけで可能らしい。何かを発動するっていうことすら目の前で見ていても気づかせないようだ。無攻は、攻撃を見えなくするスキル。このスキルを使うと、魔力感知や視覚関係なしに攻撃が視えないみたい。
「あとは、耐性がお前と同じ感じ。常用スキルも魔王覇気以外はお前と一緒」
「ふむふむ、かなり強いじゃん」
「お前の方が何倍も強くなってるけどなー」
「うはは、じゃあ、能力とか進化の確認はこれで終わり。、、あのさ、ずっと起きたら言おうと思ってたんだけど、、」
「なんだ?」
「お互いにさ、名付けしない?」
「、、、確かに、いつまでも君だとかお前だとかで呼ぶわけにもいかねえし、魔王になったからには名乗らなきゃ何じゃね?ってのはあるけど、だけどさ、お前が俺に名付ければ俺は強くなるけど俺がお前に名付けてもお前は強くならなくない?」
「ふっふっふ、それは大丈夫!僕の場合は既に覚醒魔王級だからそもそも僕より強いやつは少ないし、これ以上の進化は普通に考えても時間がかかるものだろうし、っていう理由で、名付けとしてじゃなくてただ名乗るだけでもいいと思うのだよ」
「なるほど、じゃあ、お互いに考えないとな」
「そうしよう」
そして、冒頭に戻る。
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「え、今の状況ってなに」
「それはだな、俺達の前に竜がいて、その竜はものすごく温厚な性格みたいだけど、強さは世界一って状態」
「え、これって詰んでるの?詰んでないの?どっちだ?」
「性格は本当に温厚みたいだし、詰んでないに一票」
「おけ」
そう、俺達が名付けの名前を何にしようか悩んでた所にそれは来たのだ。
無茶苦茶強いってわかるぐらいの魔素量のやつが近づいてきたって思ったら目の前にいた。
それでね、
「ボクは"星王竜"ヴェルダナーヴァ。この世界の創造主だよ。」
そして、唐突に
「さっきの実力を見れば創造主って言われても納得できるけど、今のは何?」
「実はね、ボクはある者との間に子供を創ったんだ。その者は、東の帝国の皇帝ルドラの妹であるルシア・ナシカ。人間なんだ。ボクの力は子供にほとんど持っていかれてしまってね、先程はボクの元々の力を一時的に再現しただけなんだ。信じてくれるかい?」
「信じるよ。さっきの強さもだけど、何より存在感が違うから。でもさ、なんで僕たちの所にわざわざ来たの?今のあなたには危険じゃないの?」
「それなんだけど。君に頼みたいことがあるんだ」
「?」
「君は真なる魔王に覚醒しただろう?実は君以外にも一人いてね、さらには覚醒勇者なんてのもいるんだ。少し色々あって彼らは二人である勝負をしているのだけれど、その勝負が世界規模でね。二人目の覚醒魔王である君には、その戦いで熱が入りすぎて世界が壊れそうになったら君が止めてほしいんだ。君の種族能力に恐慌波があるだろう?あれはボクが君に特別に付けたスキルでね、使用条件は世界が壊れそうになった時。世界を恐怖に落とし入れて、色々な雑念から目を醒まさせる。これを使ってほしい。ちなみにボクが君に付けた種族能力だから、そこの彼にはないよ」
「ボクは人間のようになってしまったから、もうすぐで死ぬ。だからボクの代わりに世界を守れるものを探していたんだ。君の性格的に、あの魔王や勇者みたいに戦闘に熱くなりすぎることはないだろうし、種族的に恐慌波を使えるのが君だけだったんだ。よろしく頼めるかい?」
「すごい重大な役目みたいだけど、いいよ。僕はこれから何千年と生きるのだろうし、生きる目的ってのは必要だからね」
「ありがとう。勝負している二人には一応ボクから言っておくけれど、一度は会っといてほしい」
「おっけー」
「誰かに自分の世界の最後を任せることになるとはね。感謝してるよ。じゃあ、さようなら」
「うん」
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「お前すごいこと頼まれたな」
「うん、とりあえず名前決めたらその二人とやらに会いに行こう」
「俺はもう考えたぞ」
「僕も。ってことで、僕からいくよ」
「君の名前は、イザルね!」
「ふむふむ、、、!」
目の前では彼が進化している。
「おおーー、強くなったな。でもさ、イザルってなんかダサくない?嬉しいけど」
「そ、それはいわないお約束だぞ。はい、イザルの番だぞ」
「うん、じゃあお前の名前は、オリーザな!」
「うお、ぼ、僕のよりはセンスあるようなないような!でもありがとう!!」
「うははは。よろしくな、オリーザ」
「ああ、よろしく、イザル」
どうも。
実は私、なろうの転スラしか知らなくてですね、ヴェルダナーヴァの口調とか調べてる時に、書籍版となろうでは話が全く違うということを知りまして、、、今度書籍版をいっき買いしようと思います。
そこで、この話をなろう版で進めるか、書籍版で進めるか、感想のとこに意見載せてほしいです。お願いしまーす。
やっと主人公たちの名前が決まりました。
二人の名前には特に意味はありません。勘です。
では、感想よろしくおねがいします。