書きダメが無くなってきました。
皆様のお気に入りや、評価などでやる気が上がってなんやかんやあって書きダメが増えるので...
もらえたら嬉しいなー(独り言
おい、聞いてくれ。
遂にやったぜ。
念願のゴースト友達が出来て、早速そいつの家に招待されちゃったのぜ。
ってことで早速行こうか。
___『もりのようかん』に。
『ロストタワー』じゃないのかよ。
それはある日の事でした。
いつも通りキミコさん監視の下、見習い祈祷師マツリちゃんの修行と称して俺を再封印しようとする作業が今日も無事失敗に終わり、皆が寝静まった深夜帯。
それは来た。
「ちわー、ミカルゲさーん。いますかー?」
「うわ、びっくりした」
がすじょうポケモン、ゴース君だ。
ゴース君は『インド象』をも3秒で殺してしまう毒ガスを纏いながら、綺麗な月をバッグに俺の前に現れ、池の上に浮かんでいた。
あ、ところで俺、長い時間ポケモン生活してるからなのかは不明だが、ポケモンと話せるようになりましたよ。
やったね。
「いやー、ここ、なんか凄く居づらいですね。なんか身体がピリピリしますよ。
あ、身体と言っても、自分顔だけなんすけどー......わ! 何してんすか!?」
「見て分からねえか。庭の池眺めてんだよ」
庭先の友は相変わらず無口だが。
...あ、もしかして今寝てる?
「へー、最近の悪霊って池のふちに置いてある石にされるんすねー(笑)」
知らねえよ。俺だけじゃないの?
「それで、本題は?」
「ああ、忘れてたっす。
今日ここに来たのは他でもない、貴方に用があったんすよ」
だろうね、でなきゃ態々こんな『ゴーストタイプ』の天敵ともいえる祈祷師さん家の本家に来ること無いだろうからね。
俺はもうすっかりここの空気に慣れてしまったが、このゴースは慣れていないだろうからまだ体の表面がピリピリするころだろう。
早めに聞いて早めに返してあげなきゃ。
「実は、自分が住ませてもらってる洋館の主さんがあなたに興味があるらしく、一度遊びに来て欲しいそうです」
「へえええー...」
コイツらゴース達が住んでる洋館の主さんって時点で嫌な予感しかしないのだが。
かなり悪趣味な奴だな。
でも『ゴーストタイプ』好きなんだろうな。
『ゴーストタイプ』の使い手なのだとしたら、俺の知らないようなお化けなりの立ち回りとかも知ってるかもしれない。
戦闘メインな俺ではないが、なんだ、興味が...ああ、興味がドンドン出てきてしまっている...!
「んー、まあ考えておくよ」
主に、ここからの脱出経路を。
「ありがとうございます、主さんもきっと喜びますよ」
「コレクションにされないようにしないとだなー」
「あ、場所はここに書いてあるんです」
「おいコラ無視すんな。怖くなるじゃねえか」
何処からともなく、メモを取り出した。
「え、ねえねえ今どっから出したの」
「それじゃ、目的は果たせたんで自分は戻ります。あ、そうだ今一緒に来ますか? 何時来ても良いようにしておくらしいっすけど」
チラリと月を見る。
あの角度からして、時刻はまだ深夜の3時頃。抜け出すには少し遅いな、いっぱい遊びたいからね。
「いや、今日は良いかな。日を改めるよ。行く日が決まったら連絡とか...」
言ってて思った。
俺、連絡手段ないじゃん。
狼煙か? 狼煙でも上げればいいのか!?
「ああ、いえいえ。ホントいつ来ても良いんで。急に行きたくなったら何時でもって、主さんも言ってましたし」
「そ、そっか。わかった」
なんか孫に遊びに来て欲しがってるおじいちゃんおばあちゃんみたいな事言い出した。
早めに行こ。
「それじゃあ伝えることも伝えたんで、自分はこれで。
失礼します」
そう言うと、そのゴースは綺麗な光に包まれ___
おお、ワープだ。最近のゴースはそんなものまで使えるのか。
「たすけ」
___天に上るように、消えて行った。
「...え」
突然の出来事に驚き、戸惑っていると、
「...お友達かい?」
こんな時間にもかかわらず俺の、直ぐ、後ろに、キミコさんが、立っていた。
い、いいい今のアイツのワープじゃないのかよ!
いえ、知らないゴースです。
「おんみょ~ん」
「そうかい?」
嘘は言ってない。
「ウチに侵入してくる不躾なゴースが居たものだから軽く『おしおき』しようとしましたが、逃がしてしまいましたね...」
いや、今ガッツリ成仏したように見えましたけど...?
「今のようにウチに『ゴーストタイプ』が居るのは望ましい事ではないので、貴方も気を付けてくださいね?」
...俺は?
後に分かったことだが、キミコさんは無暗矢鱈に『ゴーストタイプ』を見かけ次第、バンバン成仏させてるわけでは無い。
らしい。そうであってほしい。
無害な霊、人間達に無関心な霊たちは実害が出るまで放って置き、人に害を与えたり、今みたいにこの家の敷地に入ってきた霊などに対し、適正な処置を取ってると。
最も、『悪霊』と呼ばれるタイプには問答無用だそうだが。
...え、何、こっち見ないでよ。俺良い子だよ?
「ゴースは逃がしてしまいましたけど、私はもう一度寝てきます」
今ってもしかして、ゴースが来たから起きたのか?
『ゴーストレーダー』でも着いてんのかね。
...俺、脱出できるんか?
「おなすみなさい、『かなめいし』さん」
「おんみょ~ん」
俺に挨拶をすると、御屋敷の方へ体を向け、ゆっくりと歩いて行った。
キミコさんがお屋敷の中に入り、居なくなるのを見計らって、渡されたメモを取り出す。
...『かなめいし』、実は小さいものなら入れられるんですよ。便利でしょ?
余り入れすぎると、居心地悪くなるんで普段は空ですけど。
取り出すと、メモだと思っていた物はどうやら封筒のようだ。
一々住所の書かれた紙を封筒に入れるなんて、主さんは丁寧な人なんだろうなー。
なんて思いながら封を切る。
...どうやったって?
その辺にいる俺の仲間(いしころ)の角で切ったんだよ。
あまりうまく切れず、ズタズタになった封筒からメモを取り出し、
バサバサバサバサ...
おみょっ! びっくりしたー。
封筒からメモを取り出そうとしたところ、何枚もの紙が出てきた。
なんか不自然に分厚いと思ったら何枚も入ってたのか。
洋館の主人さんとやらは悪戯好きなのだろうか、詳しく詳しく住所を書きまくったのだろうか。
幸い、池に落ちてしまうことは無かった。
バラバラになってしまった紙をかき集め、最早メモ、と呼べなくなってきたものを読み始める。
『拝啓
つい先日まで冷たかった風も、暖かさを感じられる時期となってまいりました。
さて、貴方に置かれましてはいかがお過ごしで...』
なんかもう、読む気なくなってきたな...。
___長ったらしい手紙がそこにはあった。
『それでは、貴方が私のお屋敷にやってくることを楽しみに待っております。
また何かあればこちらからご連絡するかもしれません。
それではまた。
『もりのようかん』の主人』
......な、何とか読み終われたー。
こうして俺は長い時間をかけ、原稿用紙43枚分にも及ぶ、長編物の招待状を読み終えることに成功した。
長すぎだろ。
誤字脱字13ヶ所、余分な挿絵の挿入、字の汚さとか色々気になるところはあったけど、要約すると、
『何時でも良いので、ウチに来てください! 仲間もたくさんいます』
ってことだった。
どうしてこんなに長くなってしまったんだろ。
絶対に中盤辺りの『テンガンざん編』とか要らないからね。
なんだよ修行パートって。
ドータクンの秘密とか、黒コートの金髪女性とか、集団移動するビーダールビッパの群れの話とか興味なかったわ。
だけど、後半から始まる『従者との出会い編』。あれは良かったよ。
思わず感動して涙を流したほどだ。
そしてそこを切っ掛けに始まる、最終回の『ポケモンリーグ編』。
巧みな伏線回収に、手に汗握る戦闘描写。
そして最後の最後に待っている、大どんでん返し。
これを見たらあなたは感動すること間違いなし!
是非一度読んでみてほしい、そんな一冊でした。
......何やってんだ俺?
昇って来た朝日を拝みながらそう思う、そんな1日の始まりだった。
『P,S, そういえばまだお書きしたいことが...』
いや、まだ続くのかよ。
明日から四連休ですね。
お友達とお出かけしたり(例のウイルスが流行っているのは十分知っているので、人気のないところをマスクをつけていきます。怒らないでください。田舎民なんです)、兄上が帰ってきたり、妹君と遊んだりと今から楽しみでごわす。
熱中症とかなんか多発してるらしいから皆様も水分・塩分を補給して十分気を付けようね。
あ、そうだよ。オリンピックも見なきゃ。
BMXとか楽しみですね。
良き休日ライフを。