恋する乙女のVRウマレーター   作:ザッツユウゴ

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第1話

プロローグ

 

某日 トレセン学園 某所

 

マヤノ「それでね、それでね!さっきVRマシーンでレースに参加してみたんだけど、なんとなんと、VRの中にトレーナーちゃんも居たんだ!」

 

マヤトレ「あー、この間色々とデータを取られたり声の収録したのその為だったのか。」

 

嬉しそうにトレーナーにVRのことを話すマヤノ。

 

マヤノ「本物そっくりでマヤビックリしちゃた~♪」

 

マヤノ「お願いしたらなでなでやぎゅーっとか『なんでも』してくれたよ!」

 

マヤトレ「マジかよそんなことまでできるのか……。」

 

マヤノ「本物のトレーナーちゃんももっとそういう事してくれてもいいんだよ~?」

 

マヤトレ「マヤが練習頑張ったらな。」

 

とトレセン学園でよく観るトレーナーと一人の担当ウマ娘が話す光景だが、この時トウカイテイオー、メジロマックイーン、ダイワスカーレット、ナイスネイチャというウマ娘が聞いていた。

 

この4人のウマ娘は、トレーナーの事を異性として好きよく言われる恋心を抱いている。

 

そうなると行動は早い、マックイーンはVRを買い取り、テイオーは走りどこかへ、ネイチャとスカーレットはマヤノの話に驚き立っていたがすぐに座り何か話始めた。

 

 

___________________________

 

マヤの発言から数日後

 

___________________________

 

トウカイテイオー VR世界のマンション前

 

テイオー「おおっ、おお、おおお!」

 

歩き、ジャンプ、テイオーステップと倍速した準備体操のリズムの如く動く。

 

窓が開いてカーテンが外に出ている。

 

テイオー「現実と何ら変わりないけど・・・・・・。」

 

テイオー「これがなかったら現実と勘違いしそうだよ。」

 

と彼女は人差し指を上から1を書くようにスーっとすると、メニューが出てきた。

 

テイオー「ふむふむ、なるほどね。」

 

メニューには、『持ち物』 『設定』 『ログアウト』 とあった。

 

テイオー「とりあえずトレーナーのところに行こ~♪ トレーナーにいろんなことしてもらいたいなー」

 

まるで子供が遊園地で何に乗るかのように悩みながら、ご機嫌な様子でマンションに入っていくテイオー。

 

テイオー「トレーナーお邪魔するね。」

 

先ほど窓が開いた部屋に許可なく入るテイオー。

 

テイトレ「おお来たかテイオー。」

 

テイオー「トレーナー!!」

 

まるで愛犬が飛びつくようにテイオーはトレーナーに飛びついた。

 

普段ならそのまま放置されるところだが、ここはVR現実から来た本人の理想の人物の人格ができる。

 

テイトレ「リビングに行くか。」

 

普段の姿を見ている者なら想像できないテイオーのトレーナーが、抱いているテイオーを撫でている。

 

テイオー「ぴえぇぇぇ。」

 

VRといえ心の準備をしていそうなテイオーだったが、トレーナーの予想外の行動に顔を赤くし先ほど以上に、尻尾の動きが激しくなって混乱している。

リビングに着きトレーナーは彼女をソファに置いた。

 

テイトレ「もうそろそろお昼だから、ご飯作ってくる。」

 

テイオー「ホント!!」

 

基本テイオーが来るのが昼以降の為、トレーナーから手作りのお昼を食べることが初めてである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10分後

 

 

 

 

 

 

 

テイトレ「待たせたな。」

 

テイオー「トレーナーのご飯!!」

 

とてもキラキラした眼でトレーナーの持ってきたお昼ご飯を見るテイオー。

 

テイトレ「はい、炒飯。」

 

テイオー「おー!。」

 

テイトレ「それじゃ。」

 

「「いただきます。」」

 

テイオー「んーーおいしいー。」

 

テイトレ「ならよかった。」

 

 

としゃべりながら食べ進め15分。

 

 

 

 

 

テイトレ「そんじゃ。」

 

「「ごちそうさまでした。」」

 

テイトレ「食器水に漬けてくる。」

 

テイオー「いや、ここはご馳走してもらった僕が皿洗いまでするよ!!」

 

自信満々に任せろと言ってくるテイオーに。

 

テイトレ「客人にやらせるものではない、部屋でテレビでも見ててくれ。」

 

とトレーナーは食器を片付けしに台所へ向かった。

 

テイオー「.....................。」

 

心の中でこの世界について、考えを持つようになっているようだ。

 

 

テイトレ「おまたせ。」

 

テイオー「...........。」

 

彼女は食後でかなり眠たげな様子

 

テイトレ「こっち来い。」

 

トレーナーはソファに座り膝を叩いてこちらに来るよう誘導した。

 

テイオー「トレーナー...........。」

 

テイトレ「ほら頑張ってくれ。」

 

テイオー「う.......ん............。」

 

もう寝そうなテイオーは、トレーナーの膝にたどり着いた。

 

テイトレ「お休みテイオー。」

 

テイオー「……………………。」

とテイオーはトレーナーに撫でられながら寝てしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テイオー「・・・・?」

 

外は赤くなりもうじき夕方から夜になることを告げている。

 

テイトレ「おはよう、もう夕方だぞ。」

 

テイオーを片手で撫でながら仕事をするトレーナー。

 

テイオー「........うん。」

 

寂しそうな表情と不満げな表情が混ざったような表情をするテイオー。

 

テイオー「.........こっちのトレーナーはすごくよかった。」

 

テイオー「僕のやってほしいことばかりしてくれた。」

 

テイオー「けれど、それじゃあ僕のトレーナーと担当のウマ娘の関係じゃなくて、ただの主人とその人に使える人の関係に思える。」

 

テイオーが話し始めると、トレーナーは何か察したのか撫でることをやめ、静かに、真剣に聞き始めた。

 

近くに置いてあった時計は チク チクと針が動く宇都しか聞こえない。

 

テイオー「僕はトレーナーが好き、けど他の女の人と出かけたりしていたことにはとても腹が立って、胸がチクチクした。」

 

テイオー「これが恋心ということには、すぐに気づいた。」

 

テイオーは起き上がりトレーナーと目が合うように、座った。

 

テイオー「だからね、トレーナーこれからも精一杯アピールするから、この帝王様から逃げ切れると思わないでね。」

 

まるで宣戦布告をしたテイオーはウィンクをして、メニューを出しログアウトした。

 

 

 

 

 

 

 

___________________________

 

 

 

現実

 

????「きろ・・・おきろ・・・・・起きろテイオー・・。」

 

とVRをつけたテイオーが誰かに揺らされている。

 

テイオー「んっ?・・・・おはようトレーナー。」

 

起きたばかりか、はきはきしない声であいさつする彼女を見て、トレーナーは緊張から解放されたのかハァァと息を吐きだした。

 

テイトレ「よかった、朝にVR始めて以降まったく動いていないって、聞いた来たんだが大丈夫そうだな。」

 

テイオー「僕VRしている最中に寝てたからかも・・・。」

 

とトレーナーは先ほどの緊張の糸が緩んだようで、近くの椅子に座った。

 

テイトレ「とりあえずテイオーに問題なくてよかったよ。」

 

テイオー「このテイオー様を舐めるではないぞ。」

 

テイオーはトレーナーを安心させる為か自信満々ベットから立ち上がったが。

 

テイオー「おっとっとと。」

 

一日中横になっていたため、動的バランスが弱っていたのかテイオーは、よろけて後ろに倒れてしまいそうになるが。

 

テイトレ「テイオー大丈夫か??!!!」

 

トレーナーは倒れるテイオーを受け止めた。二人の顔はキスできるほどの距離にあった。

 

テイトレ「..............。」

 

テイオー「...............。」

 

と二人は見つめあい。

 

「「フフ、ハハ、アハハハハハハハ。」」

 

となぜか二人は仲良く、同時に笑い始めた。

 

テイオー「これからもよろしくねトレーナー!」

 

テイトレ「改めて、こちらこそよろしくお願いするよテイオー。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

VRのお陰で二人の絆を改めて確認した二人であった。

 

 

 

 

 

 

これからを君と夢を駆ける

 

 

 

___________________________

 

 

 

 

 

 

現実

 

スカーレット「テイオーにそんなことが・・・・羨ましい。」

 

ダイワトレ「寝たら戻る機能と、もし、帰ってこれないときの為緊急停止機能つけたらしい。」

 

トレーナーはソファに座っているが、後ろからスカーレットはトレーナーをあすなろ抱きしている。

 

スカーレット「私興味あるんだけど。」

 

ダイワトレ「あー許可取ってあるぞ。」

 

スカーレット「ホント?!」

 

嬉しさのあまりトレーナーをギューとした、スカーレットの豊満な胸が当たるがそれと同時に首が締まる。

 

ダイワトレ「スカー、レット、首が・・・・。」

 

スカーレット「あっ!! ごめんなさい。」

 

スカーレットはパッと腕を離した、トレーナーはヒューヒューと言っている。

 

スカーレット「ごめんなさい!! 大丈夫?!」

 

かなり慌てた様子でトレーナーを心配する彼女に対し。

 

ダイワトレ「胸柔らかかったぞ。」

 

とスカーレットの慌てぶりを見て、セクハラ発言をして気を紛らそうとした。

 

スカーレット「えっ! もう最低!」

 

トレーナーの作戦は成功した。

 

ダイワトレ「これ招待状行ってこい。」

 

スカーレット「わかったわ! あんたはゆっくり休んでなさいよ!!」

 

とまだ落ち着いていないのか、それとも照れていて怒っているのか、わからないがスカーレットは招待状を受け取り、部屋をでて行った。

 

ダイワトレ「まったく素直じゃないんだから。」

 

財布を持ち、飲み物を買いに部屋を出ていく。

 

 

 

 

 

___________________________

 

 

VR世界 ダイワトレの部屋前

 

スカーレット「おおすごいわね、言われなかったらこれがVRだなんてわからないわ。」

 

手の平を見たり、足を触ったりしている。

 

スカーレット「さて、あいつがどれくらい再現してあるか見てあげるわ!」

 

ドアを開けトレーナー室に入るが誰もいない。

 

スカーレット「あれ、居ないのかしら?」

 

と部屋を見渡していると。

 

ダイワトレ「わっ!!」

 

スカーレット「キャ!!」

 

後ろからスカーレットの首筋に冷えた缶ジュースを当てるトレーナー、スカーレットはとても驚いてしまいトレーナーに右頬にビンタをしてしまった。

 

スカーレット「あー!!ごめんなさーい!!」

 

驚きすぎてビンタをしてしまい、慌てて謝る驚いてビンタをしてしまうことが、よくあるため処置を始める動きは速い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイワトレ「んっ? これは。」

 

トレーナーは目の前にある丸い物体を掴んだ。

 

ダイワトレ「柔らかいな、んっ?」

 

トレーナーは顔を横に動かすと、そこに顔を赤くしたスカーレットがいた。

 

スカーレットの顔を見たトレーナーは、何かをあきらめ覚悟を決めたような顔つきになった。

 

スカーレット「ば、ばばば罰としてアタシと耳かきしなさい!!」

 

ダイワトレ「・・・・・・えっ?あ、はい…..。」

 

スカーレットに手を引っ張られなぜかベットに連れていかれるトレーナー。

 

スカーレット「ほら、はーやーくー。」

 

スカーレットは顔を真っ赤っかにして、他人から見てわかるくらいに、慌ててやけくそになっている。まるで暴走列車だ。

 

スカーレット「アンタ早く正座しなさいよ!」

 

こうなると目標のことが終わるまで、誰にも止められない。

 

ダイワトレ「はいはい。」

 

過去にもこういうことがあったらしく諦めたのか、耳かきに必要な道具を座る傍に置き正座した。

 

彼女はトレーナーの膝を枕にして仰向けになり、頬が緩み、眼をキラキラしている。

 

ダイワトレ「それじゃあいきますねー。」

 

スカーレットの耳の中身耳かきを突っ込んだ。

 

ダイワトレ「お前する必要ないくらいに耳の中きれいじゃないか。」

 

スカーレット「いいのよ、アンタにやってもらうことに意味があるのよ。」

 

ダイワトレ「そんなものかなー。あと両耳見たけど耳カスしかないから、綿棒するぞ。」

 

ゴシゴシ    ゴシ

 

ダイワトレ「これで十分だろ。終わったぞ。」

 

スカーレット「……………..。」

 

ダイワトレ「おい、起きろ起きてくれ俺の膝が辛い……。」

 

そんなことなど知らないと動かない! とトレーナーの膝に乗り続けるスカーレット。

 

ダイワトレ「・・・・・ハァそのまま居ていいぞ。」

 

トレーナーがそう言うと、スカーレットの尻尾がぶんぶんと動き始めた。

 

ダイワトレ「うお、さっさと寝ろ。」

 

スカーレットの頭を撫でて始めた。

 

スカーレット「…..お休……..す…..み。」

 

ダイワトレ「おやすみなさい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現実

 

 

 

スカーレット「・・・・・・・」

 

ダイワトレ「おようスカーレット。」

 

とまだ眠たげな様子のスカーレットの頭を撫でる。

 

スカーレット「んーこっちのトレーナーの方が撫でれらるの気持ちいぃ。」

 

やはりVRと現実の認識がわかっていない、今いるトレーナーがVRのトレーナーと勘違いしている様子だ。

 

ダイワトレ「おーい、こっちは現実だぞーダイワスカーレットさーーん。」

ちょっといたずら心があったのか、普段呼ばないようにと言われていたフルネームで呼びかけた。

 

スカーレット「なんでVRのアンタがわたしの何で……….あ…..ああ……。」

 

顔をリンゴに勝らず劣らないくらいに真っ赤っかになり、最初みたいにビンタをしてきそうな体制になり、トレーナーは防御態勢になったが。

 

スカーレット「トレーナーのエッチィ~!!!」

 

防御には成功したが大ダメージをくらった。

 

 

スカーレット「あー!!ごめんなさいトレーナー!」

 

ダイワトレ『しょうがないお嬢様だこと。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この二人の話はまだ続く。

 

 

あなたの一番と素直を目指して

 

 

___________________________

スカーレットのVR体験から数日後

 

 

 

 

 

 

 

 

ネイチャ「ほほぉ! これがVRですか!」

 

頭、肩、肘と触る。外は

 

ネイチャ「早速トレーナーさんのところに行きますか!」

 

トレーナーとどんなことができるか期待しドアを開けるとそこには。

 

ネイトレ「zzz」

 

書類の山に埋もれる。

 

ネイチャ「・・・・・・・・・・・・・・・あっ!!居た!」

 

よく見てもわからない程に書類の山と海の中にいる。

 

ネイチャ「まったく"しょうが"ない、"しょうが"を入れた湯を入れた後に軽くやっちゃいますか!」

 

 

                    

 

 

 

ネイトレ「んガ゛ァ゛、あっやべ寝てたな、いい匂いだな。」

 

ネイチャ「おっ、トレーナーさん起きましたかもう少しでご飯できますからねー。」

 

味噌汁の匂いのする部屋から出して来たネイチャ。

その姿はトレセン学園の制服の上に、エプロンという事情を知らない人からは通い妻と言われてしまいそうだ。

 

ネイトレ「顔洗ってくる。」

 

ネイチャ「いってらっしゃーい。」

 

と目を覚ますため顔を洗いに洗面所に向かうトレーナー。

 

ネイチャ「君の愛馬が♪ずきゅんどきゅんはしりだし~♪」

 

ウマぴょい伝説のサビを歌いながら、どんどん調理をしていく。

 

 

 

 

 

ネイトレ「さーてなにを作っているんですか?」

 

ネイチャの両肩に両手を置き、右肩には手、顎と乗せている。

 

ネイチャ「ひゃぁ‼️ びっくりした刺すよ!」

 

ネイトレ「どこに刺さるんだい?」

 

ネイチャ「足首とアキレス腱。」

 

ネイトレ「おそろしいな、だから巷では愛が重馬場なんてワードがでてくるんですね。それと食器準備するからなに必要か言ってー。」

 

困っていそうな顔をしているトレーナー、なぜか懐にある機械を起動させた。

 

ネイチャ「アタシはそんな言葉では表現できないぐらいに、ずぅーーーとトレーナーさんのこと愛しているんですけどね、食器はご飯茶碗.......................。」

 

この空間が絶対零度より寒いくらいに凍った。懐にある機械は動いている、それを流し聞こうとしたがやはり無視できない様子のトレーナー。

 

ネイチャは台所に目線を戻したが尻尾がピーンって伸びている。

 

トレーナーは気にしていない様子に見えるが、耳の赤さがトレーナーが照れていることがよくわかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食器の準備が終わり、盛り付けが終わった、晩御飯の内容は、ご飯、ニンジンハンバーグ、千切りキャベツ、みそ汁だ。

 

ネイトレ「それじゃあ。」

 

「「いただきます。」」

 

ネイチャとトレーナーは、二人仲良くキャベツから食べ始める。

 

ネイトレ「モグモグ 新鮮味があるどうせキャベツやら買ってきただろ、後でレシート出してくれよ買った費用を出すから。あとあれくれ。」

 

ネイチャ「ほほぉいいのですかぁ?あとこれね。」

 

ネイトレ「サンクス。流石に作ってもらっているだから、料金ぐらいは出しておきたい。」

 

ネイチャ「なら遠慮なく請求させていただきますよ。それちょうだい」

 

ネイトレ「これだな。」

 

とお前らは夫婦かよと、ツッコミを入れたくなるようにあれこれで会話している。

 

ネイトレ「話を戻すんだけど、【ずぅーーーとトレーナーさんのこと愛しているんですけどね】、これいつからなのか教えてほしいなー。」

 

トレーナーはボイスレコーダーを懐から取り出して、録画したネイチャの発言を再生した。

 

ネイチャ「あっ!!ちょっとそれ消してよ!!」

 

トレーナーは椅子から立ち上がり、それにつられてネイチャも立ち上がった。

 

ネイトレ「よっほっとどうしたこのままだと【ずぅーーーとトレーナーさんのこと愛しているんですけどね】のデータが入ったボイスレコーダーを、奪えないぞー。」

 

ネイチャ「流、さな、いで、ハァハァなんで・・・・・。」

 

ネイチャは猫が猫じゃらしを取る猫の如くボイスレコーダーを取る努力をしたが、全く取れないむしろ息切れをして疲れているように見える。

 

ネイトレ「おっ。」

 

後ろにソファがあることに気付かず、トレーナーはすこしよろけてしまった。

 

ネイチャ「そこだ!!」

 

ネイチャはよろけた瞬間を見逃さず、トレーナーをソファに押し倒した。

 

ネイチャ「捕まえたよトレーナー。」

 

ハァハァと息を切らし、トレーナーの腹の上に乗っかるするネイチャ。

 

ネイトレ「おお降参だ降参。」

 

トレーナーはこれ以上の戦闘はできない意志表示として両手を挙げた。

 

ネイチャ「ほほぉいいのですか敗者は勝者に逆らえませんからね。本当に降参しますか?」

 

ネイチャがにやにやした顔をしながら確認した。

 

ネイトレ「ここから反撃なんてできないからな。これ渡しておくわ。」

 

トレーナーからボイスレコーダーを受け取ると

 

ネイチャ「フン!!」

 

とボイスレコーダーを粉砕した。

 

ネイチャ「ここからが勝者のじかんですよ。」

 

そういうとネイチャはトレーナーの首元に吸い付いた。

 

ネイチャ「・・・・・・っぷはぁ。これで誰の物か印が付きましたね。」

 

トレーナーの首元にキスマークができた。

 

ネイチャ「ウマ娘って独占欲高くて、一度ついた火は自然鎮火するまで消えないんですよ。」

 

そういうとネイチャは、トレーナーの唇にキスをした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

___________________________

 

 

 

 

 

現実

 

ネイチャ「・・・・・????」

 

どうやら機能が働き、現実へ送り返されたようだ。

 

ネイトレ「おはよう。VRどうだった?」

 

トレーナーは起きたばかりのネイチャ水を差しだしてきた。

 

ネイチャ「ええとても............。」

 

先ほどVRであったことを思いだし、顔を赤くした。

 

ネイチャ「ア、アタシこ、このああと、よ、用事、あ、あるから、も、もう、行くねー。」

 

ベットから飛び起き目にも止まらなさそうな速さで、部屋を飛び出した。

 

ネイトレ「門限まであと30分なんですが。」

 

 

3週間ほどトレーナーとまともに目を合わせれなかったそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたのレースの1着を目指して

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

___________________________

 

 

 

 

ネイチャの使用後1ヶ月

 

マックイーン「ついにやりましたわー!」

 

マックイーンが手に持つのは、VRウマレーター。

 

マックイーン「私の財布の中身では足りませんでしたので、ドーベル、ライアン、パーマ4人で共有することになりましたが、そんなこと問題ありませんわ!」

 

マックイーン「メジロ家の技術部に頼み相手の年齢をいじれるようにしました。これでフフフ。」

 

マックイーン「さぁ!行ってきますわー!!」

 

VRの装置を被りわくわくしながらVRの世界に入っていくマックイーン。マックイーンの側近は帰りたそうなかおをしてマックイーンを見ている。

 

 

 

___________________________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マックイーン「これがVR、ここは私の家の庭?」

 

マックイーン「視線も下がっていますわ見た限り10歳ぐらいですわ、流石ですわね。」

 

と関心していると。

 

???「おーいマックイーン。」

 

マックイーンの後ろからマックイーンを呼ぶ声がしたので、振り返ると。

 

???「ここにいたのか、一緒に遊ぼうぜ!」

 

タンクトップと半ズボンの元気のいい少年がいた。

 

マックイーン「ええっ?! わ、わかりましたわ。」

 

返事をした瞬間手首を握られ、マックイーンは少年に引っ張られる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少年「今日は釣りしようぜ!」

 

マックイーン「ええわかりました。」

 

返事を聞いた少年は近くの草むらから、クーラーボックスをとりだし中から小さな箱を取りだした。

 

少年「ほら生きのいいやつを選べよ!」

 

と箱に入った大量のミミズを見て、マックイーンは後ずさりをし始める。

 

マックイーン「あ、あなたが、え、選んでください。」

 

少年「なんだよ、前まで平気だったのに。」

 

少年は釣り竿にミミズをつけ始めた。

 

マックイーン「そういえば、あたなの名前は?ど忘れしてしまいました。」

 

マックイーンは少年の近くでミミズをつける作業を見ている最中に質問をした。

 

少年「ひどいなマックイーン、俺だよわかるか、○○だよ。」

 

マックイーン「.......ああ! そうでしたわねー。」

 

何かを察したマックイーンであったが、顔には出ていなかった。

 

○○「1時間でどちらが多く釣れるか勝負だ!!」

 

マックイーン「ええ負けませんわよ。」

 

○○は近くにあったタイマーをセットし、スタートボタンを押す音と共に勝負のゴングが鳴った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

30分経過

 

この勝負釣り素人のマックイーンが負けるかと思われたが、なぜか勝負は拮抗して○○5匹、マックイーン4匹といい感じの勝負になった。

 

マックイーン「負けませんわよ!」

 

○○「俺だって!」

 

と互いに競争心が燃えて最高潮の盛り上がりだ。

 

マックイーン「!!!来ましたわ!!」

 

○○「なに?!」

 

マックイーン「ハァァァァァ。」

 

力任せの一本釣りで川魚を1匹つり上げ、互いに5匹と並んだが。

 

30分後

 

 

○○「.............。」

 

マックイーン「...............。」

 

あの後互いに一匹も連れずにタイマーは無慈悲になった。

 

マックイーン「勝者どうします?」

 

○○「どうするか・・・・。」

 

と二人困った表情をしていると、二人の竿がビクンと引っ張られた。

 

「「キタ!!」」

 

二人は自分の竿をひっぱった。

 

○○「お、重い!!なんて重いんだこれは大物だ!!」

 

マックイーン「同時にくるなんてなんて運のいいのでしょう!!」

 

と二人は苦戦をしている、マックイーンが腰を入れた状態になり。

 

マックイーン「ハァァァァァ!!」

 

と一本釣りをしたら。

 

○○「ああ俺の竿.......。あっ。」

 

○○の竿はマックイーンの方へ持っていかれた。

 

マックイーン「・・・・・・・・。」

 

大きな魚と期待していたマックイーンには、釣れたのが○○の釣り竿というのはショックだった。

 

○○「・・・・・・・釣った魚焼いて食べようぜ。」

 

マックイーン「・・・・・そうですわね」

 

枝を洗い、○○とマックイーン洗った枝で魚を刺し、火の近くで焼き始めた。

 

マックイーン「暖かいですわね。」

 

○○「そうだな温かいな。」

 

と少しの会話だけをしながら、魚が焼けるのを待った。

 

○○「もういいだろう。」

 

○○が焼けた合図。

 

マックイーン「いただきますわー!!」

 

途中腹の虫がなってしまっていたマックイーンは、焼けた魚に飛びつくように食べ始めた。

 

マックイーン「おいしいとは言えませんわね。」

 

○○「野生のやつだからな、これでおいしいかったらそれは困るな。」

 

そう二人は言うが腹が減っているのか、パクパクと川魚を食べて行った。

 

「「ごちそうさまでした。」」

 

骨と内臓を残し魚すべて食べきっている。

 

○○「浅瀬に行って遊ぼうぜ!!」

 

マックイーン「もちろん! いいですわ!!」

 

○○「次は虫取りに行こうぜ!」

 

マックイーン「ええ! わかりましたわ!!」

 

といろんな方向に行き、遊んで、遊んで、遊んでもう空は夕焼けになっていた。

 

○○「もうこんな時間か。」

 

マックイーン「ええそうですわね。」

 

○○「帰るか。」

 

マックイーン「ええ帰りましょうか。また遊びましょう。」

 

○○「ああまた来てくれよ。」

 

マックイーン「さようなら、トレーナーさん。」

 

マックイーンは一指し指を1を書くように動かし、メニューを出しログアウトした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

___________________________

 

マックイーン「ふぅぅぅぅ。」

 

マックイーンはVR装置を外し、首を回し、背伸びをした。

 

???「お疲れ様どうだった楽しかったか?」

 

マックイーン「もちろん!、楽しかったですわ。」

 

感想を言っているとだんだん片言になっている。

 

マックトレ「そうかそれはよかった。」

 

マックイーンの顔が真っ青になっている。

 

マックトレ「あーそうだな、今度俺のアルバム一緒に観るか?」

 

とトレーナーから質問されると尻尾がぴーんとなり。

 

マックイーン「もちろんですわ!!!」

 

耳がキーンとなるほどの大声で返事をしたため、トレーナーは耳を押さえている。

 

マックトレ「声でかいです。」

 

マックイーン「ごめんなさい!」

 

と耳を押さえるトレーナーに謝るマックイーン。

 

 

 

 

廊下を歩いていると

 

グー

 

トレーナーの腹とマックイーンの腹が鳴り響く。

 

マックイーン「お昼過ぎましたね。我が家でご飯食べましょう。」

 

マックトレ「いいなそれ、ごちそうになるわ。」

 

マックイーン「私の手料理も出しますわ。」

 

マックトレ「期待しておきますね。お嬢様。」

 

マックイーン「お嬢様じゃなくて、マックイーンと呼んでください!」

 

 

 

 

 

この一心同体の二人が結婚するのはまた別な話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたとわたくしは紙一重

 




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