船とみかん   作:かんみかんさん

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中学生になってからのようちか描きます!


中学生の私

     ………「渡辺曜選手!優勝です!!」

 

「すごい!!うちの学校から部活で優勝者が出るなんて…!

将来有望ね!渡辺さん!」

 

「ありがとうございます!先生のおかげです!

練習もこのまま頑張りたいと思います!」

 

「そうね!渡辺さんには期待しているわよ!」

 

「はい!」

 

 

中学に入ってから私は本格的に高飛び込みの練習を始めた。

部活動も水泳部(高飛び込みをするため)に入った。

この競技は小学生の頃から気になりやっていたのだが

やっと芽が出てきたらしく最近は地元の大会で優勝できるようになってきた!オリンピックも夢ではないとも先生から言われた

 

「曜ちゃん!すごかったよ!!ほんとに凄かった…!それしか

 言えないよ〜」

 

「ありがとうね!千歌ちゃん!でも、まだまだだよ!もっと

 頑張らなきゃね!」

 

「曜ちゃんは凄いな〜… 私は熱中できることがないのになぁ…」

 

「そんなことないよ〜!私はたまたま見つかっただけ!

 千歌ちゃんもきっと見つかるって!」

 

「そう言ってくれると嬉しいな!ありがとうね曜ちゃん!」

 

「うん!」

 

 

…このように今、部活で功績を残し順風満帆に見える私にも悩みがある

それは千歌ちゃんとの距離だ。

千歌ちゃんとは小学生の頃から仲が良かったし私自身これからも仲良くしたい。

しかし私は中学になってから部活を始めて千歌ちゃんといられる時間が減ってしまった。そのことにより私自身少し距離を感じてしまっているのだ…。話しにくくなったとかそういうことではないし、千歌ちゃんは気にしてないと思うけど私は気になってしまう。

…とはいえ、今は全国を目指すため部活に集中しなければいけない!

頑張れ!渡辺曜!

千歌ちゃんのことは気になるけど今は集中だ!

 

——————

 

「千歌って部活に入らないの?」

 

「ほえ?」

突然私はむつみにそんなことを聞かれた

むつみというのは中学に入ってからの友達で最近仲良くなった。

 

「だってさ、仲の良い曜が入ってるんだし千歌も何か部活に入らないのかな〜って気になってさ」

 

「うーん…私は特に入らない予定なんだ〜

やりたいことも見つからないし」

 

「そっか…あ、でも何か部活やりたくなったら私に言ってね!!

私が所属してる手芸部はいつでも大歓迎だからね!!」

 

「そうなんだ!まあ、気になったら行くかも〜

その時はよろしくね!」

 

「もちろん!任せなさいな!」

 

「ありがとむつちゃん!」

 

むつちゃんが去った後私は改めて思った。何かに夢中になれるって素敵なことだなって。

——————

 

「はぁぁ…。」

私はむつちゃん達と別れ家に帰った後、自室で悩んでいた。それはやりたい事についてだ。

私は昔から普通だ。普通星人だ。

なにをするのにも普通だしやりたいことも特にない

しかし、曜ちゃんは高飛び込みを自分のやりたい事にして

全力で向き合っている。その姿が眩しくて…

本当に凄いし尊敬している。

私はあんな風に何かに全力で取り組んだことがないから尚更心からそう思っている。だからこそ曜ちゃんがとても羨ましい。

「私にも…したいことが見つかるかな…」

私はそう呟きながら静かに眠りについた。

 

 

—————

 

「はぁぁ…。

なんで千歌ちゃんのことが気になるんだろ…。

特に変わったことはないはずなのに…。」

私、渡辺曜は自室で悩んでいた

それは、千歌ちゃんとの距離についてだ。

正直千歌ちゃん自身はそんなこと思ってないと思うし

私の勘違いかもしれない。

しかし、私はそのよくわからない距離を感じずにはいられない

なんでだろうか。私は千歌ちゃんの親友のはずなのに…

ううん!!多分私の気のせいだな!気にしすぎの私の悪い癖が出てるんだ!!気にしないで高飛び込みの練習に打ち込もう!

そしたら些細なことは忘れてしまうでしょう!

うんそうしよう!

と、そんなふうに問題を前向きに考えながら渡辺曜は眠りにつくのだった…。

 

 

—————

 

 

「曜ちゃんおはよ〜!」

 

「おはよ〜千歌ちゃん!

…ってあれ?千歌ちゃん髪を…切ってる!?!?!?!?

ええええーーーー!!!??」

 

「曜ちゃん驚きすぎだよ〜

確かに髪はバッサリ切ったけど…」

 

「いやいやいや、驚くよ!いきなりそんなに短くなったら!

ほんとに驚き過ぎて心臓止まるかと…」

 

「曜ちゃんは大げさだなぁ〜♪

まあ、新しい私ってことで!よろしくね!」

 

「うんわかった…!その髪型似合ってるよ!千歌ちゃん!」

 

「ありがとね!曜ちゃん!」

 

私達はこのような会話をしながら学校に向かった

一見、何事もないような会話だ。

しかし、私にとっては心に刺さることがあった

それは、いつもの千歌ちゃんなら何かを実行したらその理由を言ってくれるからだ。

だから私は感じずにはいられない。この”微妙な距離”を。

 

 

そして月日が流れ

私は高飛び込みに打ち込む日々を過ごしながら

遂に卒業の日を迎えた。

 

 

 

そして高校生になってからは

私達に大きな変化が訪れる。

 

 




読んでいただきありがとうございます!
中学編はここまでとなります!
高校編(劇場版まで)もできれば書きたいかな〜と思ってます!
その先はあまり考えてません!
自分で作ったのであまり長い話は書けなかったのですが
この話は
・千歌→曜ちゃんへの憧れ、真剣に取り組めること探し
・曜→千歌ちゃんとの距離感について
をコンセプトに作ってます!
なぜこういう話が浮かんだかというと
想いよ1つになれの話が印象に残ってるからですね〜
中学の頃よりは高校のようちかのほうが圧倒的に仲良いと思ったので!笑
ということで長くなってしまいましたが2話まで読んでくださりありがとうございます〜
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