戦いたくないお兄さん   作:排他的

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ありふれの小説にそのありふれのifストーリーにハイスクールDxDの小説も連載しているのにまた性懲りも無く作りました。

珍しく仮面ライダーメインではなく、他作品色々な小説です。

まぁよろしくお願いします。


転生

全てが真っ白な部屋。床も壁も天井も、ドアも全てが白に包まれた部屋の中央にポツンとおもちゃ売り場やゲーセンに置いてあるようなガシャポンが存在している。

 

少し経ってからドアが開いて外から人間……ではなく、1つの魂が入ってきた。青い魂であり、先程交通事故でトラックに追突された魂だ。

 

「……」

 

魂なので言葉は発せない。だがそれでも宙を浮いて部屋の中央に置いてあるガシャポンに向かっていた。

 

そして魂がガシャポンの前に辿り着くと、魂はガシャポンをじーっと見つめ、少し時間が経ってからガシャポンを回した。

 

ゴトンッ!

 

ガシャポンを回すと中から1つのカプセルが落ちてきて、中には小さな紙が入っていた。

 

紙には何やら文字が書いており、それを見るために魂はそれを覗き込んだ。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

転生特典ガシャポン

               株式会社・テンセイ

 

この度は当社の製品、転生特典ガシャポンをご利用いただきありがとうございました。こちらでお引きになった特典を転生した世界で使うことができます。

 

転生特典ガシャポンを引いた際に手に入れられる特典はハズレても最低2つは手に入ります。

 

手に入る特典の種類3つのうち1つは異能。どのような能力かはランダムですが、かつてこの転生特典ガシャポンを御利用になった転生者は東方Projectの能力が当たったと大変喜んでいらっしゃいました。

 

2つ目はアイテム。手に入るアイテムはもちろんランダムですが、過去の例を見るとエクスカリバーを当てた方もいらっしゃいました。

 

3つ目は確定で手に入る転生する世界と家です。基本的に二次元世界となっております。

 

 

では貴方の転生特典の数を教えましょう。貴方の転生特典の数は4つです。ハズレでもなければ当たりでもない……可もなく不可もない数ですね。

 

では転生特典をお確かめ下さい。

 

1.転生する世界:ハイスクールDxD、家:兵藤家

 

2.アイテム:スマホ(転生する世界だけでなく元の死ぬ前の世界のものにもアクセスできる)

 

3.能力:1日1個何かが当たる能力(オリジナル能力、当たるものはタワシなどの日常に役立つ物だったり、能力だったりアイテムだったり。だけどチートなものは当たりません)

 

4.能力: 一度見た物を忘れない程度の能力(東方Project・稗田阿求の能力、前世にも適応)

 

以上の能力がこれから転生する貴方が使える能力です。

 

これから貴方は転生します。足元ご注意ください。

 

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足元ご注意ください。の文を見た瞬間、魂は突然床に空いた穴によってどこかへと落下したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの転生から5年が経ち、魂はハイスクールDxDの世界へ。そして兵藤夫妻がハッスルしたことでできた子供に憑依することで無事ハイスクールDxDの世界に転生したのだった。

 

その子供は兵藤 誠心と名付けられ、それはもう可愛がられた。ちなみに誠心は0歳の頃から意識を持っていた。

 

誠心が生まれてからというもの、タワシやら飲み物やらお金やらが家のどこかに落ちているようになり、不思議に思いながらもそれを夫妻は家に使っていた。

 

誠心が生まれて3年が経ち、誠心が前世の意識を持っているために親がする前に何でもするので手間のかからない子供として認識されたのか、兵藤夫妻はまた子供を産んだ。

 

後に赤龍帝・ドライグとともに戦う史上最弱の赤龍帝、兵藤一誠が産まれたのだ。

 

そして誠心は一誠の世話を焼きながらすくすくと育ち、15歳になって中学を卒業する頃に夫妻と相談してアメリカに奨学金制度を使いながら留学しに行ったのだった。

 

誠心が留学したのには2つほど理由がある。1つは単純に英語を勉強して将来の役に立てたいから。

 

もう1つはそろそろあと3年経てば始まってしまうハイスクールDxDのストーリーに介入しないためだ。

 

赤龍帝として戦う兵藤一誠の戦いに参加するほど強いわけでもなく、はたまたサポートに適している訳でもなく、特典も戦闘系の能力がないためにあまり影響がなさそうなアメリカに逃げることに決めたのだ。

 

「駒王学園に通わない?最近共学になったらしいのよ、どう?」

 

「アメリカに留学して将来のために英語を学んだりしたいし、大学もアメリカの大学行くよ」

 

「そう……まぁお金は大丈夫だし、貴方の成績なら問題はないでしょうから別に構わないわ、行ってらっしゃい」

 

「ありがとう」

 

こうして誠心はハイスクールDxDのストーリーから逃れるためにアメリカに留学することになったのだった。

 

「あ、刀当たった……銃刀法違反だ…どこかに隠しておこう」

 

戦闘向きとは思えない特典を持ちながら。




主人公プロフィール
▢兵藤誠心 男 15歳

戦闘向けとは言えない転生特典をガシャポンで手に入れてハイスクールDxDに転生してしまった普通の男。

神器もなく、戦闘センスもなく、とりあえずハイスクールDxDのストーリーから逃れたいとアメリカに留学することを決めるチキン。

▢転生特典

・スマホ(前世のサイトにもアクセス可能。電話やその他機能全てお金がかからない。いつもこれで前世のアニメなどを見ている)

・1日1個何かが当たる能力(何かが当たるなのでいつもタワシやら飲み物やらポテチ1枚やら役に立たないものが落ちてくる。正直ハズレばっかりであり、今まで他世界の武器や能力が出たことは無い)

・一度見た物を忘れない程度の能力(特典の中で1番使える特典。テストでよく使う)

▢武装

無し

こんな感じでしょうか。正直はぐれ悪魔ってアメリカにもいますよね……誠心の考えは甘いというべきか……

これからもよろしくお願いします。


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