その頃、貴弘が乗った特急「はくたか1号」は長岡に到着した。
長岡 12時39分
ながおかー、ながおかー、
と、駅のアナウンスが流れた。
「えー、長岡の駅弁はいかがですか。」
「牛めし一つ、後お茶も。」
「へい、まいどー。」
と、貴弘は長岡でお茶と駅弁を買った。
ファーン!
長岡から柏崎と直江津を過ぎると、北陸本線に入った。
「うん、美味いわ、しずくも一緒に行ったらな。」
と、窓の日本海を見ながら駅弁を食べていた。
「しずくが行くとしたら、北陸だから富山か金沢かな。」
富山駅
富山 14時14分
とやまー、とやまー、富山でございます。
と、アナウンスが流れた。
「えっ、ここにはいないか。」
富山駅に見たが、しずくはいなかった。
ファーン!
特急「はくたか1号」は富山を発車して、高岡を通り過ぎ終着金沢へ到着した。
金沢駅
特急「はくたか1号」 終着金沢 15時04分
かなざわー、かなざわー、
と、駅間アナウンスが流れた。
「確か、ここで降りたんだな。」
貴弘は、金沢市内を探すことにした。
金沢と言えば、兼六園だ、貴弘はガイドを持ってしずくを探すことにした。
「えーと、観光客が回るところと言えば。」
「あのーすいません。」
「はい。」
「シャッターを押していただけませんか。」
「ええ、いいですよ。」
「お願いします。」
「撮りますよ。」
カシャッ!
と、カメラで写真を撮った。
「もう1枚お願いします。」
「はい。」
「どうも、ありがとう。」
「あのー、済まないがこの女の子見なかったかな。」
と、貴弘はルビィに写真を見せた。
「この女の子知らないわ。」
「そうありがとう、あの名前は。」
「私、黒澤ルビィ。」
「うん、ありがとう。」
「どういたしまして。」
「ルビィちゃん、行くわよ。」
「うん、待ってよ千歌ちゃん。」
と、ルビィは千歌と曜と貴仁と一緒に兼六園を観光していたのだ。
ひがし茶屋街
しずくは、抹茶と金沢名物「きんつば」を食べていた。
「やっぱり、お茶と言えば京都と金沢かな。」
「しずくもお茶好きなんだね。」
「ええ、いつか貴弘さんと一緒に。」
「誰なの、貴弘って。」
「私、好きな人なの。」
「うん。」
「これからはどうするの?。」
「明日は奥能登の輪島へ行くんです。」
「いいわね。」
「私、輪島は初めてだし。」
「じゃあ、私は市内のホテルに行くから。」
「うん、じゃあ。」
しずくは、善子と別れて金沢駅近くのホテルに泊まりました。
一方、貴弘は。
「すいません、この女の子見ませんでしたか。」
「さぁ、知らんなぁ。」
「ああ、この女の子はひがし茶屋街に来てたわよ。」
「本当ですか。」
「ええ。」
貴弘は、早速ひがし茶屋街に行って見ることにした。
「ああ、さっき来てたけど、お店を出られましたけど。」
「そうですか、どうも。」
「ああ、いえいえ。」
「しずく何処なんだ、何処にいるんだ。」
次回は、しずくはどこに行ったのか?