ダンジョンに、ダンジョンマスターが現れた!   作:ずぼらさん

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ダンジョン異端記録その7

【アクマと会話パート】

説明してもらおうか!

アクマ!

 

〝いきなり何ですカ〟

 

タンス、冷蔵庫、本棚。

この3つについてだ!

 

〝何か問題でモ?〟

 

問題しかないわ!

まずは、タンス。

入っている服が、全部オティヌスの衣装なんだけど!?

 

〝貴方の魂ニ、この衣装以外は有り得ない!ト、刻んであったのデ〟

 

俺のせいだった!?

確かに、オティヌスの衣装は素晴らしい。

初めて見た時は衝撃を受けた。

敵の魔神(ボス)が、魔女帽子+眼帯+水着マント。

最高(痴女)かよ!と。

 

〝ちなみニ、その服は魔法で強化されていまス〟

 

えっ?

 

〝第一等級防具ト、同等の防御力でス〟

 

マジで!?

もしかして、タンスの中の服も全部?

 

〝はイ〟

 

わ、わーお。

とんでもない事になっていた。

布面積少ないのに、防御力があるのか。

 

〝激しく動いても胸や尻ガ、ポロリしない魔法も掛かっていまス〟

 

非常に助かる。

ありがとう…って、違う!

感謝している場合じゃない。

次は冷蔵庫の件だ。

栄養ドリンクしか入ってないぞ!

 

〝貴方の冷蔵庫に入って飲み物ヲ、増やして入れておきましタ〟

 

そんな馬鹿な。

さすがに、それ以外の飲み物も…あっ。

長期留守にするから、飲んだ気がする。

お茶も、ジュースも、アルコールも。

残っていたのは、栄養ドリンクのみ(疲れた身体に欠かせない、元気強制飲料)

 

〝好きな飲み物と勘違いしましタ、申し訳ありませン〟

 

ぬぐぐ。

アクマは悪くない。

俺の自業自得だ。

 

〝ついでニ、警告しまス〟

 

警告?

 

〝飲食するト、吐きますのデ〟

 

なんだと!?

仮初の命だからか?

栄養ドリンクを飲まなくて、よかったー。

 

〝24時間起きれるようになれバ、仮初から疑似の命状態になりまス〟

 

うん?

それは、何が変わるんだ?

 

〝トイレは不要のままですガ、疑似飲食が可能になりまス〟

 

ううん?

飲食可能って事だよな?

何か違いがあるのか?

 

〝ありまス!栄養にはならズ、食べた物は微量な魔力に変換されまス〟

 

なるほど。

食感や味だけを楽しめるわけか。

いいじゃん。

微量っていうけど、魔力に変換されるのも、お得っぽい。

 

〝どれだけ食べても1回の食事デ、MP1回復するくらいですヨ〟

 

十分だよ。

吐くより断然マシだ。

さて。

最後の本棚は、1番説明して欲しい。

何故、BL本にした。

俺を腐女子にするつもりか!

 

〝貴方の本棚ハ、8:2でしタ〟

 

何を言って…はっ!

エロ本()普通の漫画や小説()って、意味か!

 

〝女性になったのデ、エロ本よりBL本の方が良いのでは?ト、愚考しましタ〟

 

本当に愚考だよ!

普通のエロ本でいいよ!

…待てよ?

8:2なら、普通の漫画と小説がある?

 

〝10:0が喜ばれると思イ、全てBL本にしましタ〟

 

何やってんの!?

小さな親切、大きなお世話!

 

〝まあまア、大変貴重な本も入れてありますのデ〟

 

ほほー。

どんな本だ?

 

王者(オッタル)×女神の戦車(アレン)とカ、勇者(フィン)×凶狼(ベート)とカ〟

 

うおおおおおおおおおおいいいぃっ!

貴重な本じゃねえよ!

禁書確定じゃねえか!

本人達に知られたら、ぶっ殺されるぞ!

 

〝ですよネー〟

 

分かってんなら、入れるなよ!

それと!

BL本は読まないから、全部処分してくれ。

 

〝残念ですガ、了承しましタ〟

 

はあー、疲れた。

話は変わるが…。

起きている時間を増やしたい。

 

〝どれだけ増やしますカ?〟

 

1時間…いや、2時間だ。

 

〝デビルエネルギーが足りませン!1時間なら可能ですガ、どうしますカ?〟

 

じゃあ、1時間で。

もう1時間は、デビルエネルギーが貯まったら増やすよ。

 

〝了解…時間を増やしまス…成功しましタ〟

 

仮初の命から疑似の命まで、あと22時間か。

まだまだ先だなー。

クノッソスも、早く手に入れたいし。

唯一の救いは、少しだけ時間に余裕があること。

ベル・クラネルには、2つの事件が起こる。

アポロン・ファミリアと戦争遊戯(ウォーゲーム)

イシュタル・ファミリアから春姫の解放。

もう1つの懸念…。

 

〝ロキ・ファミリアですネ?〟

 

ああ、そうだ。

こちらも事件が起きる。

カーリー・ファミリアと大乱闘(ヒュリテ姉妹の過去話)

3つの事件後、物語(ダンまち)更に加速(ヒートアップ)する。

ベル・クラネルが、異端児達(ゼノス)と邂逅。

ロキ・ファミリアが、クノッソスの発見と攻略開始。

 

〝人造迷宮の存在ヲ、秘密にするならバ…〟

 

事件が終わる前に、支配して隠蔽するしかない。

まあロキ達は、気がついているけど。

ダンジョンの入り口が、もう1つある事に。

 

〝ただ現時点デ、それが人造迷宮とは思ってもみないでしょうガ〟

 

だな。

さて、罠を直すか。

時間が無くて、配置が適当だったし。

今回は2時間もある。

冒険者達の脅威となる組み合わせを作る。

 

〝頑張っテ〟

 

………。

 

〝集中していますネ〟

 

………。

 

〝私も仕事をしましょうカ〟

 

………。

 

ゴミ(BL本)を、ゴミ箱(宝箱)へ〟

 

………。

 

〝くくク、冒険者達の反応が楽しみでス〟

 

よし、終わった!

待たせたな、アクマ。

 

〝お疲れ様でス〟

 

時間に余裕があるのは、実にいいな!

おっ、BL本を処分してくれたのか。

サンキュー。

 

〝いえいエ〟

 

なあ、この世界の本を手に入れる事は可能か?

 

〝転生前なら可能でしたガ、今は無理でス〟

 

むうう。

読書は諦めるか。

アクマ、悪いけど…。

時間がくるまで、話し相手を頼むぜ。

 

〝喜んデ〟

 

 

 

 

 

【ダンジョンパート】

1階層から12階層の罠を変更しました。

各階層の罠を確認する際は、トラップフォルダを開いて下さい。

 

ゴブリンの巣は、6階層のままです。

 

1~12階層で起きた結果を記録・蓄積ログしました。

記録の一部を表示します。

残りの記録を見たい場合は、ログフォルダを開いて下さい。

 

≪ログ報告その1≫

3階層で、苗床産ゴブリン11匹+ゴブリン19匹が冒険者達と遭遇。

冒険者A(エルフ、男性、レベル1)

冒険者B(エルフ、女性、レベル2)

冒険者C(ヒューマン、男性、レベル2)

冒険者D(ヒューマン、女性、レベル1)

戦闘結果。

ゴブリン達の全滅。

冒険者Aは、引き寄せ呪い陣・魔法に接触!呪われてしまった(誰も気がついてない)

冒険者Aは、自分の放った魔法で負傷した!

冒険者Aに、ダメージ・中

冒険者Aは、仲間の放った魔法で負傷した!

冒険者Aに、ダメージ・特大

冒険者Aは、魔物の放った魔法で負傷した!

冒険者Aは、死亡した。

冒険者Bは、魔法を放つが冒険者Aに命中した!

冒険者Bは、大きく動揺した!

冒険者Bに、ダメージ・大

冒険者Cは、冒険者Aの魔法に驚愕した(引き寄せられ、本人へ命中)

冒険者Cは、冒険者Bの魔法に驚愕した(引き寄せられ、味方へ命中)

冒険者Cは、ゴブリンの魔法に驚愕した(引き寄せられ、呪われた者へ命中)

冒険者Cに、ダメージ・小

冒険者Dは、苗床産ゴブリンの強さに苦戦した!

冒険者Dに、ダメージ・大

死んだゴブリン達の経験が、他のゴブリン達に継承されました。

 

≪ログ報告その2≫

7階層で、冒険者達がダンジョンを探索中。

冒険者A(獣人、男性、レベル2)

冒険者B(ドワーフ、男性、レベル2)

冒険者C(ドワーフ、男性、レベル2)

冒険者D(パルゥム、男性、レベル1)

探索結果。

宝箱を発見したが、人食い箱(ミミック)だった!

冒険者Aは、大喜びしながら近づく。

冒険者Aは、冒険者Dの警告を無視した(嫌な予感がする?馬鹿か、宝箱だぞ!)

冒険者Aは、宝箱に食べられた!

冒険者Aは、死亡した。

冒険者Bは、大喜びしながら近づく。

冒険者Bは、冒険者Dの警告を無視した(臆病者のパルゥムめ、そこで見ていろ!)

冒険者Bは、冒険者Aが食べられるのを見た(中身は鋭い牙が無数に生えた口だった)

冒険者Bは、逃げ出そうとしたが、捕まって食べられた!

冒険者Bは、死亡した。

冒険者Cは、大喜びしながら近づく。

冒険者Cは、冒険者Dの警告を無視した(お前の取り分は無しだからな!)

冒険者Cは、冒険者Aが食べられるのを見た!

冒険者Cは、冒険者Bが捕まって食べられるのを見た(口の中から触手が飛び出して巻きついた)

冒険者Cは、逃げ出そうとしたが、捕まって食べられた!

冒険者Cは、死亡した。

冒険者Dは、猛烈に嫌な予感がした。

冒険者Dは、仲間達に警告した。

冒険者Dは、宝箱を開ける前に逃げ出した!

冒険者Dは、冒険者Aの悲鳴を聞いた!

冒険者Dは、冒険者Bの悲鳴を聞いた!

冒険者Dは、冒険者Cの悲鳴を聞いた!

冒険者Dは、背後から迫るナニカに恐怖した(触手はギリギリ届かなかった)

 

≪ログ報告その3≫

11階層で、苗床産ゴブリン37匹が冒険者達と遭遇。

冒険者A(ヒューマン、男性、レベル2)

冒険者B(ヒューマン、女性、レベル2)

冒険者C(ヒューマン、女性、レベル2)

戦闘結果。

ゴブリン達の勝利。

冒険者Aは、ゴブリン達の数に苦戦している!

冒険者Aに、ダメージ・中

冒険者Aは、冒険者Bを助けようとしたが…ゴブリン達の大増援が現れた!

冒険者Aは、見捨てて逃げた!

冒険者Bは、爆発ダンゴ虫に吹き飛ばされた!

冒険者Bは、接着ダンゴ虫を潰してしまった!

冒険者Bは、右腕・背中・左足が地面と接着(何これ!?くっついて離れない!?)

冒険者Bは、仲間達に助けを求めた(た、助けてー!動けないの!)

冒険者Bは、仲間達に見捨てられた(嘘っ!おいて行かないでー!)

冒険者Bは、ゴブリン達に降伏した(女性は殺されない可能性が…)

冒険者Bは、捕縛された。

冒険者Cは、ゴブリンの猛攻に押されている!

冒険者Cに、ダメージ・中

冒険者Cは、冒険者Bを助けようとしたが…ゴブリン達の大増援が現れた!

冒険者Cは、見捨てて逃げた!

ダンジョン・リザードに乗り、苗床を速やかに巣へ輸送。

邪魔者は…出現せず。

冒険者は、ゴブリンの巣に幽閉されました。

勝ったゴブリン達の経験が、他のゴブリン達に継承されます。

 

≪ログ報告その4≫

10階層で、冒険者達がダンジョンを探索中。

冒険者A(ヒューマン、男性、レベル2)

冒険者B(アマゾネス、女性、レベル3)

冒険者C(ドワーフ、男性、レベル2)

冒険者D(ドワーフ、男性、レベル2)

探索結果。

仲間を1人失った…。

冒険者Aは、天井から忍び寄る(首吊り蚯蚓)に気がつかない。

冒険者Aは、頭から首元まで呑み込まれた!

冒険者Aは、そのまま天井まで引っ張られた!

冒険者Aは、激しく抵抗している(剥がそうとしたが、ピッタリ張り付いて取れない)

冒険者Aは、抵抗している(重力に身体を引っ張られ、首吊り状態に)

冒険者Aは、弱弱しく抵抗している(ずっと呼吸が出来ない)

冒険者Aは、死亡した。

冒険者Bは、冒険者Aを助けようとした(魔物を斬るしかない!)

冒険者Bは、攻撃した(失敗!武器が届かなかった)

冒険者Bは、絶望した。

冒険者Cは、冒険者Aを助けようとした(強引に引っこ抜いてやる!)

冒険者Cは、抱きついた(失敗!引っこ抜けず、冒険者Aの首に大ダメージ)

冒険者Cは、絶望した。

冒険者Dは、冒険者Aを助けようとした(我慢しろよ、魔物ごと攻撃する!)

冒険者Dは、魔法を放った(失敗!首吊り蚯蚓は獲物を離さなかった)

冒険者Dは、絶望した。

 

《ログ報告その5》

7階層で、ゴブリンライダー23匹が冒険者達と遭遇。

騎乗している魔物は、ダンジョン・リザード。

冒険者A(ヒューマン、男性、レベル1)

冒険者B(アマゾネス、女性、レベル2)

冒険者C(パルゥム、男性、レベル1)

冒険者D(エルフ、男性、レベル2)

冒険者E(獣人、女性、レベル1)

戦闘結果。

双方、痛み分け。

冒険者Aは、ゴブリンライダーの存在に弩肝を抜かれた!

冒険者Aは、必死に戦った。

冒険者Aは、ダンジョン・リザードの黒息を浴びた(煙?こんもので逃げれると…ぐわああっ!?)

冒険者Aに、ダメージ・中(毒状態になった)

冒険者Bは、ゴブリンライダーの存在に血が騒いだ!

冒険者Bは、獰猛な笑みを浮かべて戦った。

冒険者Bは、ダンジョン・リザードの黒息を浴びた(おい、どうした!?まさか毒か!?)

冒険者Bに、ダメージ・小(毒を無効化した)

冒険者Cは、ゴブリンライダーの存在に狼狽した!

冒険者Cは、怯えながら戦った。

冒険者Cは、ダンジョン・リザードの黒息を浴びた(痛っ!針で刺されたような…全身が痛い!)

冒険者Cに、ダメージ・中(毒状態になった)

冒険者Dは、ゴブリンライダーの存在を見ても冷静だった!

冒険者Dは、指揮しながら戦った。

冒険者Dは、ダンジョン・リザードの黒息を浴びた(無事なのは耐異常持ちだけか…撤退するぞ!)

冒険者Dに、ダメージ・極小(毒を無効化した)

冒険者Eは、ゴブリンライダーの存在に卒倒しそうになった!

冒険者Eは、気力を振り絞って戦った。

冒険者Eは、ダンジョン・リザードの黒息を浴びた(うあぁっ、ダンジョン・リザードが毒を!?)

冒険者Eに、ダメージ・中(毒状態になった)

ゴブリン達の経験が、他のゴブリン達に継承されます。

 

《ログ報告その6》

1階で、冒険者が敗走中。

冒険者A(エルフ、女性、レベル2)

敗走結果。

冒険者は、無事に地上へ帰還した。

冒険者Aは、地上に向かって走っている(はぐれた皆は無事かな?)

冒険者Aは、落とし穴に落ちた!

冒険者Aは、ダメージ・小

冒険者Aは、よじ登り始めた(フロッグシューターの存在に気がつかなかった)

冒険者Aは、奇襲された(舌が足首に巻き付いた)

冒険者Aは、運良くブーツが脱げた(フロッグシューター!?)

冒険者Aは、再び登り始める。

冒険者Aは、攻撃された(舌がお尻に巻き付いた)

冒険者Aは、両手で壁を掴んでいる(抵抗に成功)

冒険者Aは、運良くスカートが脱げた(た、助かったけど…)

冒険者Aは、諦めずに登った。

冒険者Aは、攻撃された(舌がお尻に巻き付いた)

冒険者Aは、両手で壁を掴んでいる(抵抗に成功)

冒険者Aは、運良く下着が脱げた(なんでえーっ!?)

冒険者Aは、落とし穴を登りきった!

冒険者Aは、下半身がスッポンポンである(いやああああぁぁっ!)

 

《ログ報告その7》

4階で、ゴブリン44匹が冒険者達と遭遇。

冒険者A(ヒューマン、男性、レベル2)

冒険者B(エルフ、女性、レベル2)

冒険者C(アマゾネス、女性、レベル2)

冒険者D(パルゥム、女性、レベル2)

戦闘結果。

ゴブリン達の全滅。

冒険者Aは、冒険者Dの警告で罠を回避した(ベックス、足元の虫を踏まないで!)

冒険者Aは、冒険者Dに群がるゴブリン達を蹴散らす!

冒険者Aに、ダメージ・小

冒険者Bは、冒険者Dの警告で罠から遠ざかった(トーネラさん、そこの苔に近寄らないで!)

冒険者Bは、冒険者Dを囲もうとするゴブリン達を薙ぎ払った!

冒険者Bは、ダメージ・小

冒険者Cは、冒険者Dの警告で罠を破壊した(ザーネ、地面の中に罠の核が埋まってる!)

冒険者Cは、冒険者Dが捕まらない様にゴブリン達を吹き飛ばす!

冒険者Cは、ダメージ・小

冒険者Dは、冒険者Aに罠を警告する(ゴブリン達の視線が集中した)

冒険者Dに、ダメージ・極小

冒険者Dは、冒険者Bに罠を警告する(ゴブリン達の殺意が増大した)

冒険者Dに、ダメージ・小

冒険者Dは、冒険者Cに罠を警告する(ゴブリン達の増援が急増した)

冒険者Dに、ダメージ・中

冒険者Dは、無事に生き残った(なんで私ばかり狙われるの!?)

死んだゴブリン達の経験が、他のゴブリン達に継承されました。

 

ゴブリン達は学習・研究している。

人食い箱に、冒険者達を誘導すべし。

ただし、雌が居る場合は極力避けるべし。

首吊り蚯蚓を研究して、口を開かせる方法を発見した。

ダンジョン・リザードに騎乗の際、天井と壁から攻撃する方法を習得した。

落とし穴の中に、隠れる・隠す事を学習した。

罠を感知する冒険者は、絶対に殺すべし。

雌でも関係ない。

 

 

 

 

 

【オティヌスパート】

帽子を置いて、鏡の前に立つ。

オティヌスの金髪は美しい。

触ってみると、なめらかな手触りで、とても心地良い。

指通りも最高だ。

更にしなやかで、頭を揺らすと、髪全体が流れるよう動く。

艶もあり、人を惹きつける魅力がある。

だからこそ、勿体ないと思った。

髪型は1つだけで、いいのか?

もっとバリエーションがあっても、いいはずだ!

というわけで、髪型を変えてみた。

まずは、ポニーテール。

………やばっ。

可愛過ぎる!

ちなみに毛先が、小さい馬(ポニー)尻尾(テール)のように見えるのが、ポニーテールの由来である。

ポニーテールは位置によっても、印象がガラリと変わる。

奥が深いのだ。

個人的には、高めのポニーテールを、お勧めしたい!

健康的、元気で活発、運動系女子のイメージ。

しかし、とんでもない欠点があった。

帽子をかぶれない。

魔女帽子をかぶれないオティヌスは、オティヌスではない!

………コホン。

いかんいかん。

つい取り乱してしまった。

次は、三つ編みだ。

文学少女、清楚で大人しい、眼鏡が似合うイメージ。

うん、悪くない。

帽子もかぶれるし。

だが、またしても欠点があった。

三つ編みのやり方…知らなかったよ。

諦めよう。

今度の髪型は、お団子ヘアだ。

シニヨンとも呼ばれている。

ぶっちゃけると、ポニーテールを丸くまとめた髪型。

見た目は、お団子そのもの。

こうやって…少し違うか…ああ、こうか。

出来た!

くっ、これも可愛すぎる!

カメラが無いのが悔やまれる。

ふーーー。

ナルシストになりそうだ。

ショートカットやミディアムヘアも、捨てがたいな。

いやいやいや。

せっかくの長い髪を切るわけには…。

待てよ。

アクマが言っていた。

髪を切っても焼かれても、直ぐに元に戻ると。

あはは、冗談だろ?

………ハサミで、ちょっとだけ切ってみた。

げっ!?

生えた。

にょろっと、一瞬で生えた!?

怖いんだけど!?

 

 

 

 

 

 




作者は毎日、栄養ドリンクを飲んでいます(。-`ω-)ケフッ
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