オレと風太郎は今、図書室にいる。そこには、一花と三玖と四葉がいて、一緒に勉強をしている。
優助「はは...痛そうだな風太郎。その紅葉....」
四葉「そういう、真田さんは目に見えて疲れてるように見えますけど....」
一花「ユースケくん今日は大変そうだったね~?」
優助「髪型を変えただけで、こんな話しかけられるとは....」
一花「女の子にモテモテだったもんね~!」
三玖「っ...!?」ビクッ!ガタッ
風太郎「っ!いきなりどうしたんだ三玖?びっくりさせるな。」
三玖「ご、ごめん。なんでもない...」
優助「女子だけじゃないけどなー。『雰囲気変わったねー!』とか、いつも通り困ってる人を助けてたら、『お礼したいので連絡先交換しませんか』とか...家庭教師先の生徒と相手するぐらい疲れる~......」バタッ
オレは机の上に倒れる。
四葉「そんな真田さんと上杉さんに問題です!今日の私はいつもとどこが違うでしょうか!!」
優助「シャンプー....。」
オレは机に伏せながら言う
四葉「えっ!?真田さん怖いですよ!!もしかして私のお風呂を覗いて......」
優助「冗談だよ。」
四葉「なんだ。良かったです~。正解はー」
四葉も騙されやすそう。詐欺とかに
風太郎「お前ら!もうすぐ中間試験があることは知ってるな?」
風太郎のスルースキルには目を見張るものがあるようだな。
四葉「じゃーん!リボンの柄がいつもと違うでしたー!今はチェックが流行だって......」
風太郎「四葉、お前の答案用紙もチェックが流行中だ、良かったな!」
四葉「うわぁー!、最先端!」
優助「風太郎、上手いな、山○くん座布団五枚持ってきてー!」
どこぞの大喜利番組のような返事を返す
一花「ははははっ!」
風太郎「一花、お前も笑ってる場合じゃないぞ。四葉はやる気があるだけマシな方だ。中間試験まで一週間!徹底的に対策していくぞっ!!」
一花「えぇ~!」
オレも今はちょっとキツい...
風太郎「当然だ!だから三玖も日本史以外を...って、三玖が苦手な英語を勉強してる!?」
三玖「少し頑張ろうと思っただけ。」
優助「三玖は手がかからない良い子だな~(泣)それに比べてこっちの二人は....相手するだけで体力が....」
オレはそう呟く。
それから一時間ほど勉強をして、オレたちは校門を出る。
風太郎「なぁ、アイツらこのまま行くとどうなると思う?」
優助「うーん...二乃や五月のこともあるしな~。このままなら、正直まずいと思うな。」
風太郎「だよなー、どうしたらいいのか。」ウーン
一花「フゥー」
一花が風太郎の耳に息を吹きかける。
風太郎「ぅわぁあ~!!?」
どっから、その声だしてんねん。
一花「そんなに根詰めなくても良いんじゃない?
中間試験で退学になる訳じゃないんだし。私たちも頑張るからさ!まぁ、御褒美くれるんだったらもっと頑張れるんだけどね...」
四葉「私、駅前のフルーツパフェがいいです!」
三玖「私は、抹茶パフェ。」
一花「なんか食べたくなってきた」
三玖「みんな誘って今から行こうか!」
優助「御褒美を先に食べてどうするんだよ...」
風太郎「一刻も早く帰りたかったんじゃないのか....」
今日は頭が疲れたので早く帰らせてもらうことにしよう。
四葉「上杉さーん、真田さーん!置いてっちゃいますよ~!!」
優助「悪い四葉!今日は疲れたから帰らせてもらうわー!」
その日の夜
ブーッ、ブーッ
優助「ん?メール、風太郎からか。」
風太郎『とてもまずい状況になった....』
優助「は?」
風太郎から事情を聞いたオレは現実逃避のためベッドに飛び込み、意識を手放した。
そして、時は過ぎて家庭教師の日.....
四葉「上杉さん!私、結婚しましたーー!!ご祝儀下さい!」
風太郎「あ、あぁ、ほらよ。って!遊んでる場合か~!」
オレが遠くから見守ってると、風太郎が叫び出した。
優助「そうだなぁー、そろそろ再開しようか。」
一花「えぇ~、今日はもういっぱい勉強したじゃん....」
四葉「もう頭がパンクしそうです。」
三玖「無理はよくない」
風太郎「それはそうだが....」
二乃「なんだー!勉強サボって遊んでるじゃなーい。私もやる。アンタ変わりなさいよ、ってお金すくな!」
二乃にだけは事情は知られてはならないな。知られたあかつきにはオレたちのクビは決定事項となってしまう。
二乃「アンタも混ざる?」
二乃が五月にたずねる。
風太郎「五月...昨日は、その...」
五月「私はこれから自習があるので....」
風太郎「あっ、おい!」
コイツら二人は不器用にも程があるだろう。全く....
優助「五月、よければ教えよっか?」
五月「いえ、今日は一人でやろうと思います...」
優助「そっか。」
そして、五月は部屋に戻っていった。
一花「ちょっとフータローくん!約束が違うじゃん。今日はユースケくんと泊まり込みで教えてくれるって話でしょ?」
ん?いま聞き捨てならないこと言わなかったか?
風太郎/二乃「「えぇーーーー!!!!?!?」」
風太郎「広いな...」
優助「お前と風呂にはいるなんて何年ぶりだ?」ワシャワシャ
風太郎「さぁな、小学生ぶりとかじゃないか?」
そんなに前だったか?てか、確かにこの風呂広すぎないか??
「上杉くん、五月です。」
風太郎「ん、なに!?」
五月?「あなたから私に話があると一花から聞いたのですが...何かご用でしょうか?」
風太郎「俺が?そんなこと言ってないが....」
五月?「そうですか、それでは...」
風太郎「あぁ!うそうそ!よく来てくれたな...」
ん?風太郎誰かと喋ってるのか?髪洗ってたから全く気づかなかったぜ。
風太郎「昨日は悪かった!焦って感情的になっちまった。俺に家庭教師をさせてくれ。」
五月?「何があったのですか?」
風太郎「お前達の誰かが赤点を取ったら俺は家庭教師を辞めさせられる」
五月?「そういうことでしたか、」
ガラガラッ!
風太郎「五月!?何開けてんだよ!」
二乃「前に私の裸を見たんだからこれでおあいこでしょ?」
優助「誰?入ってきたの、オレまだ髪洗ってるし寒いんだけど...」
二乃「アンタと五月の様子が変だったから来てみれば...“赤点をとればクビ”ね。良いこと聞いちゃった!」
優助「え、無視?ひどくないすか?てか、ホントに誰?」
オレが振り向こうとすると..
二乃「なに振り向こうとしてるのよ!?」
優助「なんだ二乃か、顔だけだから良いだろ。それに入ってくる方が...ってイッテー!目にシャンプー入ったぁ!イテェ!」
二乃「コイツはバカなのかしら...」
二乃が呆れたように言うと出ていった。
髪を洗い終わり風太郎にいま起こったことを説明してもらった。
うん。風太郎くん、キミ、やらかしてるね!オレは渾身のデコピンを風太郎に喰らわす。
≪優助くんの日誌 part.2≫
優菜に友達の家に泊まると伝えたら、『彼女出来たの!?』と、しつこく連絡されました。その理由を聞くと、最近学校でオレのことが噂されているらしいからとのこと。〈彼女が出来たらしい〉だの、〈転校してきた美人の五つ子の誰かと付き合ってる〉だの。確かにオレは学校では、風太郎とアイツらとたまに優菜としか話さないから、そうみえるかもしれないけど。優菜はオレがモテてるって言ってくれるけど、一回も告白されたことないし...(泣)噂されるほど有名人になった記憶がないんだが....
推しの子ルートはありですか?
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あり。優助、役者の道へ……。兄妹ルート
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あり。優助、役者の道へ……。五つ子ルート
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なし。優助に役者の才能なし。兄妹ルート
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なし。優助に役者の才能なし。五つ子ルート