風太郎「よし、皆集まったな。」
今日はテスト返却があり、オレたちの運命が決まる日でもある。
優助「心の準備は出来てるから、お兄さん達に見せてごらんなさい?」
オレは笑顔を作って言う。
一花「ユースケくん、顔が笑えてないよ...?」
優助「これでも少しは期待してるんだからね?」
一花「少しって....まあいいや、じゃあ私から....」
五月「やはり見せたくありません!個人情報です、断固拒否します!」
風太郎「俺も心の準備は出来てる...さぁ、結果を見せてくれ。」
成績表 国 数 英 理 社 総合
一花→ 19 39 28 26 15 127
二乃→ 15 19 43 28 14 119
三玖→ 25 29 20 27 68 169
四葉→ 31 15 16 18 22 112
五月→ 27 28 26 56 25 162
風太郎「お前ら....改めてお前達の頭の悪さを実感して落ち込むぞ。」
優助「さすがに間に合わなかったか~。」
二乃「まあ、赤点回避した科目が全員違うなんて、私たちらしいけどね。」
四葉「そうかも!」
三玖「それに、最初の五人で100点から比べたら...」
優助「うん。確実に成長してるね!」
風太郎「三玖。今回の難易度で68点は大したもんだ、偏りはあるがな。今後は姉妹に教えられる箇所は自信を持って教えてやってくれ。」
三玖「えっ?」
風太郎「四葉、イージーミスが目立つぞ。もったいない。焦らず慎重にな?」
四葉「了解です!」
風太郎、よく見てるんだな。家庭教師、コイツと組んで正解だわ。
風太郎「一花、お前はひとつの問題にこだわらなすぎだ。最後まで諦めんなよ?」
一花「はーい。」
風太郎「二乃、結局最後まで言うことを聞かなかったな。俺がいないからって油断すんなよ?」
二乃「ふんっ」
三玖「...フータロー、もう来ないってどう言うこと?」
優助「三玖、今はコイツの話を聞いてやってくれ。」
風太郎「五月、お前は本当に....」
風太郎「バカ不器用だな!!」
五月「えぇ~!?」
風太郎「一問に時間かけすぎて最後まで解けてねぇじゃねぇか。」
五月「反省点ではあります...」
風太郎「...自分で理解してるならいい。次からは気を付けろよ?」
~~♪~~♪
すると五月の携帯から着信音がなる。
五月「父からです。」
そして、風太郎に携帯を渡す。
風太郎「もしもし。はい...分かっています。ただ、次からコイツらにはもっと良い家庭教師をつけてやってください。」
パシッ
風太郎がそう言い終わったとき、二乃が風太郎から携帯を奪った。
二乃「パパ?二乃だけど。パパは何でこんな条件を出したの?・・・要するに私たちのためってことね。いいわ、結果を教えてあげる!私たち“五人で赤点を回避”したわ!!」
そう言い会話が終わったのか、電話を切る二乃だがオレは正直、想定外だった。あの二乃がこんなことをするなんて....
風太郎「二乃!?五人で赤点回避って...」
二乃「四葉が国語、一花が数学、私が英語、三玖が社会、五月が理科」
優助「それってアリなの?」
二乃「次は通用しない。今度こそ実現させることね。」
風太郎「あぁ、やってやるさ!なぁ、優助?」
優助「そうだね、オレも頑張るよ。」
四葉「それじゃあ、このままテストの復習をしませんか?」
優助「あっ、ごめん!オレこの後予定あるからパス。そろそろ行かなきゃ」
一花「そうなんだー、残念。」
オレはリュックを持って玄関へと向かう。
~玄関~
??「ごめーん、おまたせ!」
優助「いや、そんなに待ってないよ。」
??「じゃあ、一緒に行こっか?」
優助「うん」
最後の子、一体誰なんでしょうかね~?
次回は五月視点で話を進めていこうと思います。
※追記
→次回は23日の9時、その次は26日...って感じになります。
推しの子ルートはありですか?
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あり。優助、役者の道へ……。兄妹ルート
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あり。優助、役者の道へ……。五つ子ルート
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なし。優助に役者の才能なし。兄妹ルート
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なし。優助に役者の才能なし。五つ子ルート