今日は林間学校に出発する日である。
でもまだ、風太郎が来ていない。
優助「全く、何してんだろう?」
すると向こうから中野姉妹が走ってきた。
優助「そんな慌ててどうしt...」
四葉「真田さん!上杉さんを迎えに行きます!」
優助「あぁ、そうか。行ってらっs...」
二乃「アンタも行くわよ!」グイッ
すると二乃がオレの腕をがしっと掴むと、あり得ない力で引っ張られた。
優助「ちょ!いきなりなにすんの!?強引なのは好きじゃないんだけど!?」
一花「変なこと言ってないで行くよー!」
~上杉宅~
勇也「らいはー!!大丈夫か!!!??」
風太郎「父さん、らいははまだ寝てるんだ。静かにしてくれ」
勇也「看病...してくれてたのか?」
勇也「林間学校、まだ間に合うんじゃないのか?」
風太郎「もうバスは出発したよ....これで3日間、勉強に集中できる。」
勇也「風太郎、忘れ物だぞ。人生に一度のイベントだ。今からでもまだ間に合うんじゃないのか?」
五月「もう、バスは出発しましたよ。」
風太郎「五月!?それに....!」
優助「あんまり手間かけさせるな?風太郎くん」
勇也「久しぶりだな、優助くん!イケメンになったんじゃないか?」
優助「お久しぶりです、ちょっと髪型変えただけですよ。とりあえず風太郎借りますね?」
勇也「おう!らいはとオレの事は気にしないで楽しんでこい!!」
バスが出発してから時間は少し遅れて、秘書さんが運転する車の中....
五つ子「「「「「五つ子ゲーム!!」」」」」
五つ子ゲームとは、5本の指を五つ子に見立てて指を1本だけ見せてその指は誰なのか?を当てるゲームである。
二乃「私は誰でしょう?」
そう言いながら二乃は指を1本だけ差し出す。
三玖「二乃」
一花「三玖かな?」
四葉「四葉!」
五月「...二乃です!」
全く分からないが、一花と五月ではないのは分かる気がする。
優助「オレは三玖かな~?」
風太郎「くっ、二乃だ...!」
二乃「残念、三玖でした!」
そう言い、他の指を隠していた手を外し風太郎に見せる二乃。
風太郎「なぜ裏返っている....!?」
中指を爪が見えるように立てて見せるのはよしなさい、二乃くん....
優助「あと...やけにテンション高いな?風太郎。」
風太郎「当たり前だ、優助と五月たちの家と修学旅行以外、外泊などしないからな!!楽しみにするなというほうが無理な話だ!!もう、誰にも俺を止められないぜ!!!」
四葉「まぁ....もう一時間以上、足止め食らってるんですけどね~....」
優助「そうだな....」
四葉の言うとおり、オレらは吹雪のせいで酷い渋滞にハマっていた。
風太郎「おう!良い部屋だな!!!」
五月「でも、四人部屋ですよ?」
二乃「コイツらと同じ部屋なんて絶対に嫌!!!」
オレも少し気が引けるけども....
四葉「なんでも、団体のお客さんが急に入ったとかで....この部屋しか空いてなかったんだよ~。」
二乃「車があるでしょー。」
四葉「仕事があるって言って帰っちゃった。」
二乃「あっ、そうだ!旅館の前にもう1部屋合ったじゃない!」
旅館の前には犬小屋しか....って!!
優助「オレらを殺す気か!」
二乃「大丈夫よ、きっと。」
コイツはサイコパスか?ヤバすぎだろ....
まあいい、とりあえず荷物を置いてと。
風太郎「うん!良い旅館だ。文句言ってないで楽しもうぜ!!」
うん。お前がどうした?少し落ち着け?
二乃「女子集合~。」
アイツらは急に会議を始めるし、風太郎はリュックの中をあさりはじめるし....
優助「ん?風太郎、それってトランプか?」
風太郎「ああ、みんなでやろうと思ってな。」
優助「懐かしいな。小学生以来かな?オレは。」
風太郎が五つ子の方へ駆け寄っていく。
風太郎「やろうぜ!」
すると五つ子は驚いた様子で....
風太郎「トランプもってきた。やろうぜ!」
二乃「トランプ....」
一花「懐かしいなぁ...!」
五つ子は風太郎の様子に不安そうだが、特に問題なさそうだから気にしない事にしよう。
優助「とりあえず、七ならべしないか?」
時は過ぎて宿の休憩スペースでは....
一花「ん~!アツイ戦いだったね。」
三玖「うん。これ飲む?」
三玖は抹茶ソーダを差し出す。
一花「あー、今はいいかな?」
一花「...三玖、昨日言ってたキャンプファイヤーの話、本当に私でいいの?」
三玖「うん。その場しのぎで私が決めちゃったことだから」
一花「そっか...それなら、ユースケくんの相手をお姉さんがしてあげますか!」
三玖「(一人占めしたい。でも、そんなことはしない。だって私達は五等分だから....それに、一花なら、心配ない。)」
一花「(三玖が言うならいい、よね?)」
夕食を済ませたオレらは風呂へと入っていた。
優助「きもぢぃ~。溶けそう。」
風太郎「疲れが吹っ飛ぶな。」
優助「とっととオレは布団に入って寝たいよ。」
風太郎「あぁ、俺もだ。」
特に何事もなく風呂をあがり、オレらは布団へとはいった。
翌朝
一花「んん~....え?」
目を覚ますと、目の前にユースケくんがいた。
一花「なんで...?」
ふと、まわりを見渡すと....
一花「あはは、みんなめちゃくちゃ。」
ユースケくん、寝てる、よね?
寝顔を見るのは二回目かな?
これくらいは平常心でいられなくちゃ、友達じゃないよね?
少しずつ顔を近づけていく。
すると....
優助「だれ?」
一花「ゆ、ユースケくん...!おきてたの?」
優助「気配を感じた。」
グイッ!
一花「!?///」
ユースケくん!?ち、近いよ///このままじゃ....!
優助「なんだ一花か。」
一花「....ふぇ?」
優助「いや、コンタクトつけてないから誰か分かんなかった。」
優助「まぁいいや。顔洗ってくる。」
トタトタ、ぱたんっ。
私は、そっと胸に手を当てる。心臓がいつもよりも早く動いているのが分かる。これはビックリしたからだよね?そうに決まってる。
そう、自分に言い聞かせるのだった。
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推しの子ルートはありですか?
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あり。優助、役者の道へ……。兄妹ルート
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あり。優助、役者の道へ……。五つ子ルート
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なし。優助に役者の才能なし。兄妹ルート
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なし。優助に役者の才能なし。五つ子ルート