五等分の転生者   作:疾風“はやて”

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ごめんなさい遅れました。“カナヲの兄”書いてたらめちゃくちゃ時間が経ってしまっていました。


結びの伝説?

優助「おーい、二乃~、五月~!!」

 

 

暗闇のなかを、スマホのライトで照らしながら俺は二人を探す。正直言うと、俺は暗いところは得意じゃないだよね~。でも幽霊は見てみたいと思う。ここは幽霊が出るらしいけど、この前霊感の心理テストみたいなのやったんだよ。そしたら、霊感度0%を叩き出してしまった…。

 

たぶん俺は幽霊の気配みたいなのが感じられないだよね~(泣)

 

すると後ろから気配を感じた。そっちの方を向くと、茂みのところから赤いアホ毛がピョコっとはみ出ているのが見えた。

 

茂みからアホ毛が出てんの…、ちょっと可愛いな。

 

優助「五月?俺だ、優助だよ。そこから出てこい」

 

 

俺は驚かせないように優しく言う。

 

すると、

 

五月「さ、真田君…?」

 

茂みから顔を出す五月。

 

すると、突然風が吹き木々がザワザワと大きな音をたてて揺れる。それに驚いた五月は、俺の方へと駆け寄ってくる。

 

 

五月「さ、真田くん…!!」

 

“ギュウッ”

 

五月「す、すいません…!少しの間こうさせてください…」

 

 

五月は今にも泣きそうになりながら俺の腕をガシッと掴んできた。突然の事で驚いたが、五月も限界らしい…。足が生まれたての小鹿のようになっている。

 

 

優助「…しょうがないなぁ…。分かったよ」

 

 

俺は取り敢えず五月は見つけたと風太郎にメールを送り、順路の方へと向かう。

 

 

ていうか…、

 

 

 

 

 

 

こいつ掴む力強すぎ…!どんだけ怖いのかは分かるけど、腕がもげそうだから!女子の出して良い力じゃないと思うぞ!?

 

 

 

 

 

 

俺はそう思いながら元の道の方へ行く。

 

 

すると、遠くにキョロキョロしている二乃が見えた。

 

 

優助「なぁ五月、あれ二乃じゃないか?」

 

俺は五月にそう訪ねてみる。

 

 

五月「に、二乃ぉ~!!」

 

 

またも、五月が走り出してしまった。全く、忙しい奴だ。

 

俺も五月に続くように二乃の方へ駆け寄る。

 

 

二乃「…!?ちょっと五月!どこに行ってたのよ!!」

 

 

五月は泣きながら二乃にぎゅっとしがみついている。今回の件で五月はかなりビビりであることが分かった。

 

 

優助「取り敢えずもとの道までもどるぞ」

 

 

俺はそう言ってスマホを見る。すると風太郎から“先に戻る”と連絡が入っていた。

 

 

なんなんだコイツは……?

 

コイツらを探すことを放棄するなんて……!後で会ったら叱らなければな!(怒)

そう思いながら宿へと二乃と五月を見つけた俺はもどった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宿に戻ると風太郎がいた…

 

 

それも顔を真っ青にして。

 

優助「ど、どうした?そんな顔して……。」

 

 

風太郎「まずいことになった…」

 

 

優助「いやそれは見れば分かるけど、今度はどうしたんだよ……。兄ちゃんに話してみい?」

 

 

風太郎は暗闇の中(二乃と五月探しの旅)で起きた出来事を話し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

優助「なるほどねぇ~(笑)」

 

 

風太郎「おい、こっちとしては笑い事じゃないんだ…」

 

 

皆に分かりやすく説明すると、二乃と五月を探しに行って二手に分かれたとき、金髪のカツラを被った風太郎が二乃と遭遇し惚れられてしまったとのこと………。

 

 

 

 

…“皆”って誰の事だ?よく考えると俺って今おかしいことしてる?(困惑)

 

 

 

優助「…まぁ、お前にもモテ期が来たって事よ…!喜べ風太郎!」

 

 

風太郎「いや、まずいのは俺だと気づいていないというところだ」

 

 

優助「大人しくダンス踊ってやったらどうだ?」

 

さらに、金髪の風太郎は二乃にキャンプファイヤーのダンスに誘われたらしい。

 

 

風太郎「いや、そういうわけには……」

 

 

全く、こいつの堅物ぶりには本当に驚かされる。

 

 

 

 

一花「あっ、いたいた!ユースケ君」

 

 

するとそこに一花が現れる。

 

優助「どうした一花?」

 

 

一花「言い忘れてたんだけど、私たち明日のキャンプファイヤーの準備で木を運ぶ仕事があるんだよね」

 

 

優助「そうだったのか、よし行くか!悪い風太郎、そう言うことで…!まぁ、頑張れよ」

 

 

俺はそう言い残し、一花と共に仕事に向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し時は遡り、一花と三玖が肝試しで優助と会った後…

 

 

一花「どうしたの三玖?折角ならもう少し話せば良かったのに…」

 

 

三玖「……私、変かも」

 

 

一花「?」

 

 

三玖「ユースケは皆の家庭教師なのに…。一花は、ユースケの事をどう思ってる?」

 

突然の三玖の質問に一花は少し驚きつつも、バレないよう何とか平静を保ち答える

 

一花「ユースケくんはいい人だと思うよ。あっ、でもちょっと何考えてるのか読めないかな?私が一泡ふかせようとするといつも失敗してカウンターを喰らうんだよね~…」

 

一花はパッと思い付いたことを三玖に話す。三玖の方を見るとやはり浮かない表情をしている…。

 

 

一花「…ユースケくんとの最終日のダンス、やっぱり変わろうか?」

 

三玖の様子を見て一花は提案する。

 

 

三玖「……平等。一花が相手してあげて」

 

 

一花「三玖……。でも後悔しないようにね?今がいつまでも続く訳じゃないから」

 

 

 

 

 

 

 

そして時は今に至る…。

 

 

優助「……これを運べばいいのか?」

 

 

一花「うん、そうだよ」

 

木がでかすぎると思うけど、まあ頑張るか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数十分後…

 

優助「よっと…、これでラストか?」

 

 

一花「うん」

 

俺達は二人で最後の丸太を持つ。すると一花が……

 

一花「…私たち踊るみたいだね」

 

優助「ん?あぁ、そういえばそうだったな」

 

気まずそうに一花が言ってくる。どうしたのだろう…やはり嫌だったのだろうか?

 

優助「…やっぱり止めとくか?」

 

俺は思わずそう言ってしまった。でも正直、無理に一花と踊るのも少し違うと思う。

 

一花「!」

 

俺の言葉に一花の動きが止まる。

 

優助「…元々三玖が勝手に言ったことだし……、一花も嫌々踊るならそっちの方がいいんじゃ…………!?」

 

話していて、ふと一花の方を見ると涙を浮かべていた。

 

女生徒「もう全部運んだよね?」

 

俺は一花が涙を流していることに動揺し、そしてそこに女生徒が来たことで驚きのあまり倉庫の影に持っていた丸太を置き、そこの影に一花と隠れる。

 

 

一花「あはは…前にもこんなことがあったよね…?」

 

 

その言葉に俺らは思わず苦笑いしてしまう。俺は着ていた上着を脱いで、一花に被せてやる。

 

 

優助「…取り敢えず泣き止むまでそれ着てろ。」

 

被せた上着で一花の表情は見えないが、まだ泣き止んではいないだろう。俺は外の様子を見ようとすると、服の裾を掴まれ妨げられる。

 

一花「待って…!今いったらバレちゃうよ」

 

優助「別に何も変なことはしてないし大丈夫だろ」

 

 

……キィー、バタン!ガチャッ

 

一・優「!?」

 

 

嫌な音がしたので俺達はすぐに扉のところに行く。

 

優助「ま、まぁ開いてるよな……?」

 

 

ガチャ…。ガチャガチャ…!ガチャガチャガチャ……!

 

 

一花「嘘だよね……?」

 

 

これは最悪なことになった。扉は締まり、開こうとしても鍵がかかっているのか開かないぞ…!

俺達は倉庫の中に閉じ込められてしまったのだった……。




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  • なし。優助に役者の才能なし。兄妹ルート
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