五等分の転生者   作:疾風“はやて”

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五月の居場所

時は少し遡り、風邪で寝込んでいる一花を五月が看病していたときのこと…。

 

 

一花「あーあ、最終日に体調崩すなんてついてないな〜…」

 

 

 

五月「不注意が招いた事故です、日中は大人しくしていてください。」

 

 

 

一花「はぁい……。あ、五月ちゃんは私に付き合ってないでスキーしてきなよ。私も体調が回復したら行くからさ」

 

 

 

五月「ですが……。」

 

 

 

一花「…ユースケくんと顔合わせづらい?」

 

 

 

五月「…。」

 

 

 

一花「あんなことがあったら無理もないよね…。もしかして旅館の時から警戒してた?」

 

 

 

五月「…あれは一花でしたか……。まだ出会って3ヶ月しか経っていないのにこんなことになるなんて思いもしませんでした」

 

 

 

一花「ユースケくんがそんなに悪い人に見える?」

 

 

 

五月「そういうわけでは………、ですが男女の仲となれば話は別です。私は彼のことを知らなさすぎる……。それは上杉くんにも当てはまります」

 

 

 

五月「男の人はもっと見極めて選ばないといけません」

 

 

 

一花「たしかにそうかもね……。でも大丈夫だよ五月ちゃん。ユースケくんたちは…、お父さんとは違うよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はかまくらの中で少し固まった体をほぐそうと腕を上にグーッと伸ばす。

 

 

 

優助「おっとと…」

 

 

 

久々に立ち上がったからか立ちくらみがした。成長期とか背が高いと起きやすいらしいんだけど。あとなんか肌寒いな…。

 

そう思いながら俺は周りを見渡す。どうやら周りに二乃や四葉もいないらしい。

 

 

 

 

すると、三玖もかまくらの中から出てきた。

 

スマホを片手に。

 

 

 

優助「ん?三玖、誰と電話してんの?」

 

 

 

三玖「一花と。はい、スピーカー」

 

 

 

一花『ユースケくん、きこえる?』

 

 

 

優助「うん、聞こえるよ。で、今どこにいんの?」

 

 

 

一花『私も滑ってたんだけど咳がひどくなっちゃって。』

 

 

 

優助「はは、お互いツイてないな~……。」

 

 

 

一花「そだね……。三玖と一緒ならちょっと安心かな…。

 

 

 

優助「ん、なんて?」

 

 

 

一花「ううん、なんでもないよ。あ、ユースケくんに一つ頼みたいことがあるんだ」

 

 

 

一花「一人でいる五月ちゃんを見つけてあげて。それじゃあね」

 

 

 

頼まれ事を一つされた。そういえば五月を見てない…。どこに行ったんだ?

 

 

 

 

どっかで声を聞いた覚えがあるような…、ないような……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優助「手当たり次第、さがしに来たわけなんだけど…、ここにもいないなんてな」

 

 

 

三玖「ユースケ、それはちょっと失礼」

 

 

 

いま食堂にいるんだけど、ここにもいないなんて…。あと他にいそうなところなんてわからんよ。

 

 

 

 

俺たちは一旦外へ出る。

 

 

優助「確かにどっかで声を聞いたと思うんだけどな~…」

 

 

 

三玖「よく思い出してみて…」

 

 

 

うーんと唸りながら俺は今日を振り返ってみる……。

 

 

 

ボフン

 

思考を巡らしていると、横で音がしたのでそっちを見てみると三玖の上に覆い被さる四葉がいた。

 

 

 

四葉「三玖と真田さん見ーっけ!」

 

 

 

三玖「忘れてた…」

 

 

 

うん、俺も忘れてたわ。周りを見ると一花と二乃も一緒だった。

 

 

 

優助「四葉もまだ五月をみつけてないの…?」

 

 

 

四葉「はい、いろんな所を滑りながら探しましたが一度も見てません」

 

 

優助「もしものことがあるかもな……」

 

 

 

俺は、スキー場のマップをポケットから取り出す。

 

 

 

一花「もしかしたら上級者コースにいったのかも…」

 

 

 

二乃「そこは私がいったけどいなかったわ」

 

 

 

四葉「あっ、私ここには行ってないです」

 

 

 

そう言い、指差したところは今は整備されていない立ち入り禁止と言われたところだ。

 

 

 

二乃「ここって……」

 

 

 

優助「五月に限ってそんなことはないと思うけど…。」

 

 

 

二乃「……コテージにいないか見てくる…!」

 

 

 

四葉「私は先生に言ってくるよ!」

 

 

 

一花「ちょっと待って。もう少し捜してみようよ」

 

 

 

二乃「なんでよ。場合によってはレスキューも必要になるのよ…!?」

 

 

 

一花「えっと………五月ちゃんもあんまり大事にしたくないんじゃないかな、って」

 

 

 

二乃「大事って…、五月の命が掛かってるのよ!」

 

 

くそっ!頭が上手く回らない…!

 

 

どこで聞いたんだ?落ち着け。ここに来てからは、コイツらと風太郎しか話していない。

 

 

コイツらと集まっていた時間………。

 

 

風太郎が暴走して雪だるまに突っ込んでからは三玖と二乃としか話していないし…。

 

それよりも前…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『上杉くん…!?』

 

 

……思い出したわ!なんであのとき気づけなかったんだ…!

 

 

 

二乃「もういいわ、私が先生を呼んでくる」

 

 

 

優助「待て二乃、俺はどこかで五月の声を聞いたんだ。それを今思い出した。ここは俺に任せてくれないか」

 

 

 

二乃「………信じていいのよね?」

 

 

 

優助「…あぁ、任せろ。あと、一花についてきて欲しい」

 

 

 

一花「……うん、分かった…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一花「ユースケくん、心当たりってどこ?まさか、リフトからスキー場を見渡すこと?」

 

 

 

優助「まあ、そんなとこかな……」

 

 

 

本当の目的はそうではないが、適当に返事をする。

 

 

 

優助「あっ、あれ五月じゃないか?」

 

 

 

俺はそれとなく指差してみる。

 

 

 

一花「……多分、違うんじゃないかな?」

 

 

 

優助「そーだよな…。だってあれ、どうみてもおっさんだしな」

 

 

引っ掛かったな。これで確定した、俺の横に座っているこいつは……!

 

 

そして俺はフードをとってやる。

 

 

 

優助「やっぱりか……五月…」

 

 

 

俺の横にいたのは一花ではなく、一花に変装した五月だったのだ。

 

 

五月「いつから、気づいていたのですか?」

 

 

 

優助「気づいたのは、ついさっきだよ…。風太郎が滑ってった時に“上杉くん”って呼んだろ…?そこが頭のなかで引っ掛かってたからな」

 

 

 

五月「すいませんでした。でも、どうしても確かめたくって………」

 

 

 

優助「原因は俺にもあるよ。勘違いさせるようなことしちゃったから…………はぁ……」

 

 

 

ヤバイ、そろそろ限界が来たみたいだ。

 

 

朝から何となく体調が良くない気がしてた…。気づいてないフリして何とかここまでやってこれたけど……、頭がボーッとしてきた。

 

 

五月「?………だ、大丈夫ですか!?もしかして熱が…!?」

 

 

 

優助「……あ、あぁ。とりあえず戻ったらゆっくりさせてもらうわ……」

 

 

はぁ、はぁ……、昨日のスプリンクラーが決め手だったかな…?ハハハ、全くついてねーな俺って…。

 

 

 

 




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