負けてたまるか!   作:適当な観察者

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ようやく岩から解放された
アンスリウムに次の試練が…
ついに鍛錬スケジュールの詳細が公開!?

森林から舞台移動したため説明多めになります。




砂浜に負けてたまるか!

「こんなの聞いてないわよーー!!!」

アンスリウムは砂浜で絶叫した!

 

 

回想中

 

 

「ここであってるのよね?」

 

男に指定された場所は孤児院だった。

 

(ここで待ってもしかたないから中に入って聞いてみるべきね。)

「すみませーん!誰かいませんかー!」

 

「はーい」

奥から声がした。

 

「どなたですか??」

ピンク色の髪をしたサイドテールの女の子がやってきた。

 

「私はアンスリウム。手紙を渡せば事情が分かると聞いてきたわ。」

 

「お手紙ですか?ここで確認するのもアレだからちょっとついてきてください!

 別室で、お手紙を確認しますので」

 

 

別室にて

 

「挨拶が遅れてごめんなさいね!私はヒルガオっていいます。

 ここの孤児院の管理を任されています!」

 

「はい。どうぞ!」

 

「拝見します」

 

ヒルガオがアンスリウムから手紙を受け取ると目を通して

「アンスリウムさんね…あなた宛てのお手紙を預かってるから渡すね」

 

アンスリウムは受け取ると目を通すことに

 

(これを読んでいるという事は、無事に目的地にたどり着いたということだな!

さて、次のステップに進めると言いたい所だが、

俺自身、日中は用事があるのと、

その経験者は夜に活動してる関係で現状では時間を持て余してしまう。

そこで…アンスリウム自身、アイドルとして活動もしたいとも語っていたので、

日中は孤児院でボランティア活動をお願いする。

追伸:ここの孤児院の子供を舐めてかかると、

ある意味地獄を見るので、それなりの覚悟をしておく事)

 

(地獄っていったい・・なによ・・・)

 

日没後

 

「うぅぅ…」

縦横無尽・でたらめ・予測不可能の子供達の言動などでアンスリウムは燃え尽きていた。

(こんなにハード…なんて…きいて…ないわよ…)

 

「アンスリウムさん、お疲れ様です!助かりました!」

 

「うぅ…疲れた…いつもこんな感じなの?」

 

「いつもはアサガオさんもいるんだけど、今日は巡回中なんです」

 

「流石に一人でって…ことはないのね…」

 

「夕食の支度の予定だったけど、すでに準備してあるから案内するね!」

ヒルガオに言われるままに案内されて所は地下だった・・・。

 

「あれ?、食堂とは違うみたいだけど、ここは??」

 

「諸事情あって、表立って紹介できないとこにいくんで…」

とヒルガオに言葉をぼかされた。

 

案内された部屋の中に、なぜかまた扉があり、アンスリウムは理解に苦しんだ。

(部屋の中に扉だけ?意味わかんないわ!)

 

「では!おひとり様ご案内しまーす!」

ヒルガオが扉を開き、アンスリウムが中に入ると…そこは夜の海浜だった!

 

「ここはどこ??地下なのになんで砂浜が広がってるのよ!」

 

困惑しているアンスリウムをよそに扉を閉じたヒルガオは

「初めてここに来た方は、みんなそんな感じですよ!ささっ、こちらです!」

とアンスリウムを案内するようにしばらく歩くと。

 

そこには大きな海の家が佇んでいて。

屋内に入ると大広間と勘違いするほどの部屋に案内された。

 

「アンスリウムさんはここで待っててください。

私はアサガオさん達をここに案内するので」

ヒルガオはそういうと早々に退出していった。

 

(バナナオーシャンでもこんな家や地形みたことないわね・・・)

アンスリウムがそう考えていると、別の部屋の扉が開いた。

 

「お!もう来てたのか?」

聞き覚えのある声がしたので振り向いて言った!

「一体ここは何なのよ!!、なんで孤児院にこんなとこあるのよ!」

と矢次のように問い詰めて、気づいた。

整然と容姿が整っていて思わず。

 

「…ってあなた?誰??」

 

「俺だよ!俺!まさか忘れたのか?」

 

「まるで別人じゃない!一体どうしたの??」

 

「ちょっとバナナオーシャン王宮に

 用事があったのでな!流石にあの恰好では門前払いされるから

 身だしなみを整えて行った」

 

「王宮に用事って…いったい」

 

「その辺の話も含めて、夕食が終わってからでも追々できるから、

 疲れてるとこ悪いが配膳手伝ってくれ!」

 

「わかったわよ。」

 

男が来た部屋はキッチンで、

すでに調理済みの料理がありアンスリウムは配膳を手伝う事になった。

配膳が終了したころに玄関からバタバタ足音がして

「ただいまー!」という声とともに

バァン!と大広間の玄関方向の扉が開いた。

 

「おなかすいたー!ごはんっ!ごはんっ!」

とんがり帽子をかぶった天色の髪をした女の子がそう言った!

 

「アサガオさん!走らなくてもごはんは逃げないですよ!」

ヒルガオはそう言った。

 

「ヒルガオの言うとおりだぞ!少しは落ち着いたらどうだ!」

オレンジブラウン系の髪色をした

健康的な日焼けをした女の子はそう言った。

 

聞き覚えのある声と初めて聞く声がアンスリウムに聞こえた。

 

「あ、オジサンだ!オジサンがいると聞いて飛んできました!」

 

「K団長お久しぶりです」

 

「アサガオ!ヨルガオ!お久しぶり!

ヒルガオから軽く話を聞いていると思うが、この子がアンスリウムだ」

 

「よ、よろしくね!」

 

「細かい自己紹介は後ほどにして、料理冷めちまう前に食え!」

 

全員席に座ると手を合わせ

「「「「いただきます!」」」」

という掛け声で食事が始まった。

 

食事と後片付けが一段落すると

自己紹介が始まった。

 

「今日はオリエンテーションを兼ねているので、

 アンスリウムに各自簡潔に自己紹介していくぞ!」

 

「私はカサブランカ隊の分隊長の一人で、ヒルガオ隊として

 この孤児院の管理を任されているヒルガオです!よろしくね!」

 

「ヒルガオ隊隊員、アサガオだよー!よろしくね!」

 

「同じくヒルガオ隊隊員、ヨルガオだ!あのトライアウトに挑戦すると聞いて

 経験者として微力ながら支援しよう!」

 

「俺は自己紹介してなかったn」「してないわよ!みんなしたんだからあなたもよ!!」

 

「俺はシェード!だが…

バナナオーシャンもといスプリングガーデンでは

混同してしまう諸事情からK団長と呼んでくれ!

これで、自己紹介が一応終わったな!今後のアンスリウムの育成方針だが。

可視化するために黒板に張り出すぞ!」

 

そう言うと皆が見える様に紙が張り出された!

 

わたしがかんがえたアンスリウム・トライアウト合格計画

という題目から

 

今週の予定

 

早朝訓練

(初日のみ終日)

 

日中

 

1日目ボランティア活動(孤児院など)、

2日目アルバイト(物流系肉体労働)、

3日目アルバイト(メイド接客)

4日目休み

 

夜間

 

演習場内時間

午前中・試験対策

午後・実技訓練

 

という内容と

演習場(海浜)周辺地図の2つだった!

 

「まずはこの海浜について説明するぞ!

 

 ここは特殊空間で現在いる居住区はセーフティーとして

 あらゆるアビリティとスキルが使用禁止および

 魔力や物理による建物の破壊活動不可となっている。

 逆にそれ以外の場所は、

 どれだけ破壊活動しても1時間で元通りに復元する仕様になっている。

 しかもここで1日過ごしても外界では1分経過程しか進まないのも特徴だ。

 ここに滞在中は訓練と筆記対策が主となる

 

 早朝訓練については後日詳細を話すとして

 日中の予定がなぜこうなったかというと、

 カサブランカに、この演習場の使用許可と詳細を詰めるために王宮へ行ったのだが

 どこでこの情報を嗅ぎ付けたのか

 ヘリアンサスとアガパンサスも協力を申し出てくれたのだ!

 その後3人で日程の取り合いになってしまって宥めるのは大変だった…

 という感傷はさておき。2人とも別件の調査活動中だから

 恐らく代行者を立てるのだろうと推測している。

 8時間労働で、実労働時間は4時間。残り4時間はどうするかは正直見当がつかない。

 教え子として、ある程度事情を察してくれるはずなので

 余りにも酷な対応は取らないと思うが…

 もしあまりにも理不尽な対応だったら申し出てくれ!

 説明は以上だ」

 

(ね…ねむい…)

 

「眠いだろうな…こうなるとわかってたが…

 今回は3日の演習予定として設定してるから今日はゆっくり休め!」

 

回想終了

 

 

 

「アサガオ!おもいっきりやってやれ!」

 

「アイアイサー!」

 

「アンスリウム!何のために武器持たせてると思ってる!武器を使って避けるか壊すかしろや!バカヤロウ!」

K団長の怒声が響いた!

 

すぐさま氷柱の破壊に成功したのも束の間

ヒルガオの投石器から水風船やヨルガオが発射したゴム弾が飛んできた!

 

「油断しないで対処してくださいね!」

 

「ゴム弾くらいレッドジンジャーは対処してたぞ!頑張って!」

 

「うぅ!負けてたまるかーーー!!」

 

アンスリウムの修行は続く。




最後までお読みいただきありがとうございました。


追記(8/19):諸事情により8月19日の次話投稿をお休みします。
8月21日以降に投稿を再開予定です。

追記(8/20):
本篇の都合上、このままでは辻褄が合わなくなりそうなので
本文のアンスリウムの予定を変更しました。申し訳ありません。

次回「アルバイトに負けてたまるか!」の予定でしたが
予定変更して投稿します。
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