~マギアレコード~魔法少女まどか☆マギカ外伝 “とある「少年」が存在する時間軸のモノガタリ”   作:淡石

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お久しぶりです。大分サボってました。
時間がそんなに取れなかったのとモチベが一切無かったのでこうなりました。

何がともあれ少しでも有意義な時間のお供になれればなと思います。ということで短時間ではありますが、お楽しみください。

 ちなみに期間空きやすいため今回から「前回のあらすじ」を入れることにしました。


第5話

前回のあらすじ:魔法少女の魔女討伐の見学をしに行くことになった花芽。魔女結界前にて花芽はキュウべぇに「魔女に負けた魔法少女はどうなるのか」という旨の質問をした…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キュウべえ「なるほどね、この類の質問をするのは君が初めてだ。やはり君はそこらの子達とは思考力が違うようだね。」

 

花芽「別にお前に頭の良さをひけらかす為に聞いてんじゃねぇんだよ。で?どうなんだ、答えられないのか」

 

キュウべえ「もちろん聞かれたからには答えないといけないね。そこはボクの義務ってもんさ。さて、まず簡単に言うと…」

 

 

 

 花芽は息を飲んだ。最悪の想定をした上で聞いてはいるものの、いざ真実を知る場面に直面すると平然とは出来ない。花芽は耳を傾ける。そして答えは…

 

 

 

キュウべえ「まぁ、こっちの世界には帰ってこれないだろうね」

 

 

 

 花芽は『やっぱりね』と思いつつも、半分死んだ顔をした。それを気にせずキュウべえは説明を続けた。

 

 

 

キュウべえ「結界の中で負けるというのは死も同然みたいなもんさ。本人以外死んだことに誰も気づかない。誰にも見られず、知られることもなく亡き人になる。まぁ、魔法少女の存在は基本知られてないから当然なんだけどね」

 

 

 

 淡々ととんでもない情報を出し続けるキュウべえ。想像の数倍、いや数百倍ヤバい話だった。こんな内容を当たり前のように話すキュウべえに花芽は珍しく苛立ちを感じ始めた。そんな感情を抑えながら質問を続ける。

 

 

 

花芽「『この類の質問をされたのは初めて』みたいなこと言ってたよな。てことはこのことは他の奴らは知らないってことだよな」

 

キュウべえ「そうだね、白状すると他にも魔法少女について色々話せることはあるけどね。『ソウルジェム』についての事とか特にね」

 

花芽「今話したことが重大な内容であることは分かってんのか」

 

キュウべえ「重大かどうかは知らないけど、関係は当然あるだろうね」

 

花芽「じゃあ何故今みたく説明しない、理由があんのか」

 

 

 

 花芽は『あまり話したくない』とか『企業秘密みたいなモノだよ』とか答えるのかなと思っていた。しかし…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キュウべえ「聞かれなかったからさ」

 

 

 

花芽「……は?」

 

 

 

 意味がわからなかった。関係ある話だと理解しといて、話さない理由が『聞かれなかったから』。聞かないと教えてくれないというのか。どう考えてもおかしいのは一目瞭然である。

 

 

 

花芽「他には」

 

キュウべえ「無いね。これが全てだ。知らなければ知らないままで、何の不都合もないからね」

 

花芽「とんでもない奴だな、お前」

 

キュウべえ「僕はあくまで君たちの合意を前提に契約しているんだよ?それだけでも充分に良心的なはずなんだが。君に聞かれたこともちゃんと全て答えているじゃないか」

 

花芽「お前本気で言ってんのか?」

 

 

 

 花芽はキュウべえの小さな身体の首根っこを強く掴み持ち上げた。強い感情をぶつけるのは彼の人生で何回目だろうか。少なくとも他人のことでは初めてだろう。

 

 

 

キュウべえ「認識の相違から生じた判断ミスを後悔する時、何故か人間は、他者を憎悪するんだよね。訳がわからないよ」

 

 

 

 我慢の限界だった。手に力が入り首を強く掴む。しかし、ここで想定外のことが起きた。

 

 『ブチュッ』

 

 拳が完全に閉じ切った。

 

 キュウべぇの体が思いの外柔らかかったのである。

 

 

 

花芽「ふ、ふふふ」

 

 

 

 何故か笑いが込み上げてくる。人は混乱を超えると笑うはよく聞く話ではある。挙げ句の果てに、目の前の二つに分裂した悪魔(キュウべぇ)を見ながら

 

『コイツが元凶なんだ、俺の問題ではない』 

 

 などと考え始めた。もはや責任逃れである。

 

 どんな人でも壊れるのは簡単だと思わされる話である。

 

 

 

「酷いじゃないか、こんなことするなんて」

 

 

 

 突然後ろから声が。驚きながらも花芽は振り向いた。するとどうだろう、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 潰れた筈のキュウべぇが平然と歩いているではないか




 ここまでお読みになって頂きありがとうございます。
 
 今回も前回の結界前での話の続きとなっています。
 (流れが遅いのは申し訳ないですが、やり方の都合上ご了承ください)
 キュウべぇの体をブッチしましたね。どうしようか悩んだんですが、せっかくなのでやってやろうと思い入れてみました。
 このシーンでマミさんが少しでも頭をよぎった方はすみません。
 (原作でもほむらが銃で穴だらけにしてるし問題ないでしょう)
 

 さて、流石に次回は結界内に行きまして、他の魔法少女の登場と行きたいですね。会話するかどうかは分かりませんが気長にお待ちいただけたらなと思います。ちなみに原作リスペクトなのでキャラ崩壊させるつもりは無いのでご安心を。

 それではまた次回お会いしましょう。

小説内の文構成、どっちが読みやすいですか?

  • 会話が多め
  • 会話より文章が多め
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