トレーナーの辞職を何としても食い止めるゴールドシップ 作:Mr.後困る
【ゴルシエキス】
「辞表書くかー」
「ぷすり」
ちゅーとトレーナーに何かを注射するゴールドシップ。
「いきなりの注射か・・・何を注射したんだい?」
アグネスタキオンが尋ねる。
「ゴルシエキス」
「何だいそれ? 体にどんな影響が有るんだい?」
「特に影響は無い、 唯思考が私と同じになるだけだ」
「なっ!!」
愕然とするアグネスタキオン。
「な、 なんて酷い事を・・・」
「ゴールドシップ、 あなたトレーナーに恨みでもあるんですの!?」
メジロマックイーンも嘆いている。
「特に問題無いだろ、 さぁトレーナー、 辞表を破くんだ」
「・・・・・」
さらさらと辞表を書き始めるトレーナー。
「なっ!? 思考は私と同じの筈なのに・・・何故!?」
「ゴルシ、 お前と同じ思考と言ったな?
ゴルシの本質は狂人じゃない、 自分の意志を通す
その心意気なんだよ!!」
「トレーナー・・・・・」
ぽん、 とトレーナーの肩に手を置く。
「ぬわああああああああああああああああああああ!!」
「ぐへぇ!!」
殴られるトレーナー。
「何すんだよ!!」
「説得が無理だから殴った!!」
「素直で宜しい!!」
【敗北の味】
ゴールドシップが作った焼きそばを食べる
トレーナーとメジロマックイーン。
「横手やきそば喰いたくなって来たな、 仕事辞めよ」
「な、 何を急に言い出すんですかトレーナー!!」
「ならば明日、 また来てくれ
本物の横手やきそばって奴を喰わせてやりますよ」
「いや、 コンクリートジャングル東京ならば
横手やきそばが食べられる店があるだろう」
「いや!! 横手やきそばを食べさせてやるよ!!
嫌だと言ったらトレーナーの家に横手やきそばを死ぬまで送り続けてやる」
「それは嫌だなぁ・・・分かった、 良いだろう
ならば待とうじゃないか」
「ありがとう、 そうと決まれば行くぞマックイーン!!」
「わ、 私も行くんですの!?」
メジロマックイーンを抱えて行くゴールドシップ。
「何処に行くんですのー」
「食材を買いに行くに決まっているじゃないか!!」
「なるほど・・・それで何処に買いに行くんですの?」
「勿論、 スーパーだ!!」
スーパーにて食材を買うゴールドシップ。
「こんなに沢山買うのです?」
「あぁ、 試作もしなくちゃならないからな」
「意外と真面目に作るんですね」
「当たり前だろう!! 焼きそばだぞ!?
何処にふざける要素が有るんだ!!」
「それはすみません・・・」
トレセン学園に戻り横手焼きそばの試作を始めるゴールドシップ。
(こんなに真面目な顔のゴールドシップは初めてですわ・・・)
極めて真剣に焼きそばを作っては食べ
作っては食べていた。
そしてとうとう横手やきそばが完成した!!
「出来たぞトレーナー!! さぁ食べてくれ!!」
「いただきます!!
・・・・・ウスターソースと卵焼きが絶妙にマッチしている最高だ!!」
「そうだろう!! これで仕事も続けるよな!!」
「いや、 もう辞表自体は出した」
「うぁあああ・・・うぁあああ・・・」
10割ダメージを喰らったゴールドシップ。